2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全2件 (2件中 1-2件目)
1
先日、学生インターンシップ受け入れのイベントに参加し、多くの学生とお話をしました。彼らに「福祉のイメージは?」と聞くと、十中八九こう答えます、「ブラック!」。具体的に聞いてみると、「就業時間が長そう」「残業が多そう」「サービス残業がありそう」「休みが取れなさそう」「低賃金かつ重労働」「相談がしにくい孤独な職場」「教育体制が社内になさそう」等々。これらはあくまで学生のイメージですが、実際のところは・・・おっしゃる通り。残念ながらほとんど正解です。事実、バウムもつい数年前までは学生のイメージ通りの「超ブラック企業」でした。現在つくしのサビ管をしている岡崎は、最初に配属されたGHで深夜勤務をしていました。週の内三日間は、休む時間より働く時間の方が長かったので、家に帰らず宿直室に泊まり込んでいました。就労支援事業部の森嶋は、管理職になって(二十四時間)いつでも現場に駆けつける事が出来るように、就業場所から徒歩三分のところに引っ越しました。彼らが残業を申請できる用紙がバウムに存在すると知ったのは、入社して数年後です。そして、彼らが居ないと業務が回らないので、当然休む事は許されません。今では毎年十日以上連続で有給を取得している彼らですが、それでもまだ30日程度消化しきれず溜まっています。当時の上司である私は「専門職なのだから、自分の時間に勉強して当然」と考えていたので、社内教育は一切しませんでした。こんな職場で働く彼らの当時の給料は、手取りで二十万円程度、年収で二百五十万円ほどです(もちろん賞与はありませんでした)。さらに言えば、自分たちの給料がいつになればいくら上がるのかも全く分からないので、将来にいつも不安を抱えていました。ところが、現在のバウムは全く違います。正社員、パート・アルバイト・派遣社員合わせて百二十名の残業時間は、一か月合計で十時間。一人平均ではありません。百二十名合計の残業時間が十時間です。なおかつ、完全週休二日制で一日八時間以上は働きません(特に管理職は毎日必ず私が確認しています)。さらに数年前から管理職は一年の内任意で十日以上の有給休暇を全員取得しています。今年は既に生活支援事業部の吉永が十四日間休暇を取得しました。さらに今年度からは全社員が五日以上有給を取得出来るようにしています。社内教育に至っては、ビジネスマナーから専門研修まで、実に年間三百時間ものプログラムを開催しています (全て就業時間内で行う)。結果、現在の森嶋の給料は手取りで四十万円以上。年収は約七百万円(賞与含む)です。評価制度も整えられたこともあり、彼は結婚し、子供も生まれ、家を建てる事も出来ました。数年前まで超ブラック企業だったバウムが、わずか五年程度で超超ホワイト企業に生まれ変わりました。今では定着率も九割を超え、毎年十名弱の学生が日本全国から就職してくれます。バウムがここまで生まれ変わる事が出来たのは、一冊の経営計画書のお陰です。健全な経営を行う上で、この手帳型経営計画書の存在は不可欠と言っても過言ではありません。経営者の方針を明確にすることで、価値観を共有し、現場での判断がよりしやすくなり、結果として上司が居なくても回る強い組織を創る事が出来ます。すると、管理職も現場職員も有給休暇が取得しやすい。そして、経営計画書と同じくらい大切な事は、他所で結果が出ている事を徹底して「真似をする」という事です。「正しい事」ではありません。「結果が出ている事」です。正しい事とは、その業界の常識です。業界の常識をいくら取り入れたところで、問題は解決しません。しかし、「結果が出ている事」をそっくりそのまま真似すれば、必ず結果が出ます。そこに「自己流」とか「アレンジ」とかは一切必要ありません。今まで結果を出せなかった人の「自己流」は、どこまでやっても結果は出ないに決まっています。よく「人の真似なんてしたくない!」「格好悪い!」と言う人が居ますが、勘違いも甚だしい。人は基本的に物真似をしながら生きています。服を着るのも、日本語を話すのも、スマホを持ち歩くのも全て誰かの物真似です。本当は何一つ「オリジナル」は無いのに、「格好悪い!」と思うのは全くの見当違い。プライドを捨て、素直に謙虚に誰かが「結果を出している事」をひたすら真似をし続けるのです。それもちゃんと結果が出るまで徹底する。私は、新卒採用もIT促進も勉強会も全て社員の猛反対にあいました。誰も味方になってくれません。それでも徹底しました。結局、全ての事で結果を出しました。だから、いま私が新しい事に取り組んでも、だれも反対しません。徹底する事で必ず結果が出る事を理解しているからです。徹底とは、周囲が異常だと思うほどの執念で実行する事。これからもバウムは、結果が出ている事を徹底して真似していきます。 理事長 笹谷 寛道
2017.07.27
コメント(0)
バウムは一年を通じて会社の飲み会がとても多い法人です。現場職員は、少なくとも二か月に一回事業所懇親会があり、平均すると月に二~三回くらい、いずれかの懇親会に参加します。しかも、懇親会だけではなく、バーベキュー大会等の社内イベントも多い。そして、バウムの全てのイベントは、(正社員は)原則参加しなければいけない(やむを得ない事情を除く)、という方針があります。この話をしていると、色々な方から否定的なご意見を頂きます。「最近の若い人は飲み会に参加したがらない」「そんな会社に若い人は入社してくれない」等々。とにかく、「最近の若者は会社の行事が嫌い」という印象があります。しかし、本当にそうでしょうか?少なくともこんな懇親会の多い法人に、毎年十名弱の学生が入社してくれ、そのほぼ全員が「懇親会があって良かった」と言っています。ちなみに、懇親会の参加率は全て九十五%以上です。さらに言えば、新卒の定着率はこの四年間で八割以上です。「今日はBBQ大会ありがとうございました!抜群の晴天でとっても楽しむことができました!久しぶりにお会いすることができた先輩方や同期とたくさんお話することができ、あっという間の時間でした。たくさん食べてたくさん笑ってたくさんお話して満足しかありません!みんなが笑顔ってほんとに素敵ですね」これが、今年入社したばかりの職員の感想です。しかし、実際には「懇親会を開いても参加率が低い」、「誘っても断られる」という話はよく聞きます。そういう時の若者の言い分はこうです。「自分の時間を使って、上司のご機嫌取りなんてしたくない」「仕事が終わった後まで、上司の説教なんて聞きたくない」・・・。要するに、会社の飲み会は面白くないのです。面白くない事は、自分の時間を使ってまでやりたくないに決まっています。最近の若者は愛社精神が無いとか、組織への帰属意識が薄いとか言われていますが、全く的外れ。彼らにだって、自分が所属している会社や組織や、地元や仲間を大切に思う気持ちくらいあります。ただ単純に彼らが愛着を持つほど組織が、会社が魅力的でないだけです。その証拠に、彼らも学生時代はサークルの飲み会は大好きだったはず。会社とサークルの飲み会の違いは何ですか?なぜサークルの飲み会は良くて、会社の飲み会は嫌なのか。サークルにだって上下関係はあります。先輩の前では多少気も使うでしょう。それでもサークルの飲み会は積極的に参加します。理由は簡単。「楽しいから」。楽しい事には参加したい。楽しくない事には参加したくない。いたって普通の考え方で、そこに世代間ギャップなんてありません。しいて言うならば、そういう気持ちを発信する機会が最近の若者には沢山ある、という事です。「楽しくない事には参加したくない」とマスコミはこぞって若者の気持ちを代弁します。しかし、これは今の若者に限った話ではありません。いつの時代でも、いいえ「どの世代でも」面白くない事に自分の時間を使うのは、嫌なのです。しかし、一世代前の若者はその気持ちを公に発信する機会が無かったので、右に倣え(みんなが我慢しているから)で我慢してきた。今の世代は、「いやだ」と発信できるから、右に倣え(みんながそう言っているから)で我慢しない。それだけの事です。そして、中高年は・・・、楽しいですよね。若者相手に仕事の愚痴を言ったり、どや顔でうんちくをたれたり、「俺の若い時は」自慢をしたり。若者がそれを「なるほど~」と気持ち良く頷いてくれれば、本当に最高の気分。では、バウムのイベントはなぜこんなにも参加率が高いのか。それは、バウムのイベントは「上司が部下を接待する場」と決めているからです。普通は逆です。上司は飲み会の上座でふんぞり返って、コップが空けば部下が注いでくれ・・・。私はバーベキューをやれば、自分で火をおこし、自分で肉を焼いて、部下にあげます。居酒屋に行けば、サラダや料理を取り分けます。イベントの度に、何をすれば部下が喜んでくれるか、いつも管理職とサプライズを考え、企画し、実行します。管理職にも、イベント中は部下を座らせて、自分が動きなさい、と指導しています。イベントを盛り上げない管理職は、管理職失格とまで言い切ります。そして、部下の話を聞き、褒めて、褒めて、感謝の気持ちを伝えます。イベントや懇親会が終わった後は、誰よりもヘトヘトです。私や管理職は、現場の職員が居てくれるから、管理職であり経営者なのです。現場の職員に対して感謝を忘れてはいけません。懇親会や社内イベントは感謝の気持ちを伝える絶好の機会であり、間違っても上司の自尊感情を満足させるためのものではありません。社内イベントでは、現場の職員がどうすれば楽しんでくれるかをいつも考えているので、バウムの「若者」は、社内イベントが大好きなのです。だから、社内の雰囲気も良くなるので、さらに若者が沢山入社してくれるのです。 理事長 笹谷 寛道
2017.07.18
コメント(0)
全2件 (2件中 1-2件目)
1