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100年に一度と云われる大不況のアメリカ。TVのニュースは毎日のように不況の様子を客観的に伝えているが、それだけではない。「倒産不渡り品のセール」とか「抵当権放棄の不動産物件」とか、そういうCMが増えている。TV局の製作番組も去年までとはうって変わって質素になった。やたらD.I.Y.の番組が増えているし、マーケットをミドルクラス以下に落としている感がある。制作費の方もあおりをうけているんだろう。これまではゴージャスなリゾート地の高級ホテルやクルーズ船の話題ばかりを流していたTravel Channel。最近はB級グルメの探索番組を一日中やっていたりする。"ビザーフード(Bizarre Foods)" "ノーリザベーション(Anthony BourdainのNo Reservation)"。ダーリンとぶっきぃは寧ろそういう番組の方が楽しみなので、張り付いて観ている。最近はどちらも「アジアの変な食べ物」を特集していて、もちろん日本も登場する。 最近、友人・知人から今まで無かったようなメールが入ってくる。「子育てに専念したかったんだけど、働かなくてはらなくて。リファレンスになってください。」「ダンナが職を失ったので、ぶっきぃの職場に彼を推薦してあげて欲しい」こちらで就職活動をする場合、レジュメやCVは本人自ら作成するので、ある意味「書きたい放題」自分をPRすることができる。キラキラ華やかなレジュメやCVのアピールがうまく行って、面接にこぎつけたとして、採用する側も書類だけを100%信じている訳じゃない。最終的に「リファレンス」と称する人(3人程度)の名前・職位・連絡先を提出させて、採用側からリファレンスへ直接当人のことについて問い合わせの連絡が入る。リファレンスを依頼してきた友人とはボストンで知り合ってもう何年にもなる。仕事を一緒にしてきた訳ではないが、彼女のキャリアや人柄をよく知っているので快く推薦できると思って承諾した。まだ採用側から連絡が無いので、ちょっと心配しているのだが。ダンナが職を失った友人。彼女も子育て中だからフルタイムで働いてはいないはず。一家の収入源が途絶えてしまっていることを思うと、何とか助けてあげたいのだが、ぶっきぃはこのダンナさんをよく知らない。学位や実績(論文の数など)はもちろん知っているが、本人にはどこかのパーティーで2回会って挨拶を交わした程度。「気の毒なんだけど、ご主人のことをよく知らないし、どのポジションに推薦してよいかわからないから・・・。」 やんわりとメールを返したところ、「自分の夫だからということじゃなく、ウチの人はこんなにすごいんです。私が保証するから。」 と、さらにアグレッシブな返信が来た。向こうも必死である。何かもう、友達どうしとかいうところを乗り越えちゃってるわ、彼女。「夫のCVを、そちらのhiring manager(採用担当責任者)へまわしてくれるだけでいいから。」「ぶっきぃの会社でなくていいから。」それが問題なんだよね。このhiring managerって魔法のコトバ、ほぼ架空の存在。もちろんどの会社や団体組織にも人事(HR)のチームは存在するけれど、どの人が採用責任者かというようなこと、普通は組織内にいても知らされないもの。そもそも人事に個人的に連絡を取るような事態は、自分そのもののために取っておきたいと思う。だからよく、「CVやレジュメを回して~」 「はいはい、まわしとくね~」なんていう会話を聞くけれど、どこまで回っているのかアヤシイものである。ダンナさんの就活を献身的に支える妻の友人。ぶっきぃにもできないことがある旨はきちんとメールした。とたんにメールが来なくなった。そんな感じの彼女だから、今頃他をアグレッシブにあたっているんだろう。グッドラック!! 念願のiPod Touch新品じゃない「リファブ」もの。8GBの小さい方。nanoにするつもりだったけど、セール中で安かったので思い切ってこっちにした。さっそく友達に教えてもらったポッドキャスト(Pod Cast)配信中の「山田ズーニーの『おとなの進路教室』」 を聴いている。成功者のいわゆるサクセスストーリーでなく、自分で選んだキャリア人生転換・再生の中でもがいている人との対談コラム。心に沁みてます
2009年03月28日
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久しぶりの珍客さん、いらっしゃ~い♪裏庭で何か気配がすると思ったら、コットンテールラビットがちょこんと座っていた。去年も毎日のように遊びに来ていたあの「ビル」君だろうか? ちゃんと冬を越したのかな。お帰りなさい。 仕事帰りに、いつもとは違う酒屋さんへビールを買いに寄ってみた。車を降りて、店のガラスのドアを開けて一歩踏み込んだ瞬間、「がふるる~」っていう音がして、足裏に何か「むにゅ」っていう感覚があった。この酒屋さん、妙な玄関マットを置いてるんやな。 いや、違うぞ・・・。 あ~ もしかしてコイツ踏んじゃった? ごめんよ~。痛かっただろ~。必死で犬に向かってフォローするぶっきぃを見て、お店のオーナーさんが笑いながら「ああ、気にしないで。コイツはいつもそこで踏まれてるから。」踏まれてむっとするくせに、必ずまた玄関マットの上に戻っては踏まれているらしい。なんと気のいいイングリッシュブルドッグ君。しばらくブル君と遊んでいるうちに、すっかり惚れてしまったぶっきぃ。写真を撮らせてもらえないだろうか、とオーナーさんにお願いしたところ、「どうぞ、どうぞ。」 と撮影のお手伝いまでしてくれた。 顔はイカツイけれど性格はすごく可愛い。なかなかじっとしないので、写真はブレてばっかり。オーナーさんがぶきぃの背後に立ってくれた。とたんにブル君、サービスいっぱい振りまき始めた。 日本では「お手」なんだけど、こちらでは「ハイファイブ」。ブル君、お店のオーナーさん、ご協力ありがとうございました。またブル君に会いつつビール買いに行きますから。
2009年03月26日
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今日の日記は号外。ダーリンの"my dream comes true"がネタである。なにぶん、本人がいそいそと写真を撮り、日記のタイトルまで考えてくれたもんだから、ボツにする訳にいかない。ダーリンはここ数年、アコースティックギターを探して楽器屋さんへ通っていた。ウェブサイトなどで広告が出ると出向いて試しに弾いてみたりしながら、お気に入りの1本との出会いをずっと待っていた。ギターセンターという楽器の大手チェーン店で、この週末にギターのセールがあるらしい。我が家の予算では手の届きようもないマーチンが半額になるという。マーチン(C.F.Martin & Co.)は、19世紀に木工の家具やキャビネットを製作する職人ギルドのメンバーだった。しかも家具だけにとどまらず楽器づくりも手がけようとした先駆者の1人。当時、バイオリン製作者の組合が「家具職人にはバイオリンを作らせない」という排他的な態度を示したことから、家具職人たちはギター製作にその技術と経験を映し出していくことになった。以後150年以上を経て、6世代にわたるクラフトマンシップを受け継ぎながら、かの有名なマーチンのギターを世に送り出し続けている。ファミリービジネスであること、ブランドを維持するうえで必要条件なのかな。ダーリン愛しのマーチンとてもいい音がする。キレイな真直ぐな音。久しぶりにマイギターを手にしたダーリン。さっそくレパートリー曲を弾いてみていた。ポール・マッカートニーの"Black Bird" とか。 ネックのロゴがかっこいいね。話は大きく変わる。 ギターのお買い物ついでに、お店の近くの日本食レストランへランチを食べに行った。お客さんは常連さんが多いみたい。アメリカ人と日本人、それぞれ常連さんらしいグループで寿司バー(カウンター席)はすぐに満席になった。アメリカ人のオバチャン3人連れがやってきてカウンター席に着いた。彼女たちも常連さん。3人であえてカウンターへ座るあたりが通やな~。・・・って思っていたら、オバチャンたち、カウンター上の握りたてのお寿司を置くちょっと高めの台にケータイだの眼鏡だのを置き始めた。ちょうどいい物置台だと勘違いしているらしい。そりゃ、違うやろ! お寿司はお皿か寿司下駄、または大船に乗って出てくるものだとみんな思っているから、言ってもしかたがないんだろう。
2009年03月22日
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3月17日は、セントパトリック・デー(St. Patrick's Day)。アイルランドなどでは祝日にあたる。アイルランド系移民の多い東海岸など一部の地域では、前の週末くらいからパレードや集会などがあってにぎやかである。ボストンもアイリッシュの多い地域。友達にも割とアイリッシュがいる。とは言っても、ぶっきぃの知っているアイルランド文化といえば、☆ アイリッシュパブ (ビール美味しいから)☆ リバーダンス (タップが入る独特のダンス)☆ セルティクス (ボストンのNBAチーム名にもなってるね)☆ シャムロック (三つ葉のクローバー)そして、緑色。前の職場にいた頃は、St.Patrick's Dayといえば友達と「マックガンのパブ」へ繰り出して黒ビールを飲んでワイワイやっていたものだ。アイリッシュ100%の家系出身のその友達。今日はどこで飲んでいるのかな。懐かしいな。そこで我が家も1本だけ。明日も仕事だから酔っ払う訳にはいかないし。 「コーヒー・スタウト」という名のビールう・・・旨い。コクがあって濃厚。この間買ってきて飲んだギネス(Guinness)のスタウトがあまりにも薄味でがっかりしていたんだ。このビールに出会えて良かったよ。バーモント州の地ビールなんだって。Long Trail Brewing Co. ほのかにコーヒーの香りがする、いい感じのビール。アンバーやダークビアが好きな方は是非試してみてね。Kappy'sみたいな大きな酒屋さんには置いてあるから。-------------------------------------------------------------アイリッシュのアイコンといえば、シャムロック。つまり三つ葉のクローバー。クローバーっていうのは、少なくともアメリカでは憎っき雑草。庭の芝の間にがっつり根を張るから抜くのも大変。タンポポと並んで最も厄介な雑草。だけど、今日だけはクローバーを愛でてあげよう。Happy St.Patrick's Day!! 修理とチューニングの旅に出ていたアルトサックスがやっと帰って来たよ。ちゃんと音が出る。キーキー泣きまくってたあの音がキレイに出る。もう感動。1ヶ月も待たされたこと、帳消しにしてあげようと思った。
2009年03月18日
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また日帰りスキーに行ってきた。マウント・サナピー(Mt. Sunapee)というスキー場。ボストンから2時間かからずに行ける上に、中級ベースで圧雪のバーンがよく整備されている。2週間前に行ったキャノンマウンテンに比べると、ちょっともの足りない気もするが、何せ近いし雪質が良い(=つまり氷が少ない)のが魅力。キャノンに比べて混雑はしていたけれど、やっぱり例年に比べたら空いている。失業率が8%になったという不景気な世相が思いっきり反映されているんだと、あらためて実感。ひと滑りして、麓のレストランで地ビールを飲みながら草レース観戦。お気づきだと思うが、外でランチを食べられる季節になった。2週間前とはうってかわって春スキーの雰囲気。ジーンズで滑っている人も結構いたりして。麓にずらっと並んだテント。別に展示会とかメーカーのデモとかじゃなく・・・。スキー場で春ピクニックしてるわ~。この人たち!! テント張ってグリル置いてBBQしてるし。これで飲めないのは辛いところだけど、公共の場だから一応アルコールは無しなんだろうね。(ぶっきぃ達が地ビール飲んでる場所は、レストランのデッキだからOKなんです。) なんかモクモク煙が?なんと、このグループはリフト乗り場の真横でBBQ。でっかいグリル持ち込んで本格的。プロパン仕様のグリルかな。マウント・サナピーの頂上から見た景色湖が沢山ある。まだ凍っている湖ではアイスフィッシングをしている人が沢山いた。冬から春へと、季節が変わりつつあるニューイングランドの週末の楽しい1日だった。来週はBBQグリルを担いで行って来ようかな。まだまだ雪はたっぷりあったから、今シーズンは4月も十分スキーを楽しめそうだよ。
2009年03月15日
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ヒアシンスのブーケ淡いピンク色が春らしい。ヒアシンスの花っていい香りがするんだね。知らなかった。仕事から帰って来て玄関のドアを開けると、今もほのかに香っている。・・・特に大きなネタも何も無いのだが、とりあえず他愛ないことでもアップしてみよう。3月は年初の四半期の締めの時期。たぶんどこの会社でもQPR (Quartery Progress Report: 四半期ごとのプログレスレポート)を発表している頃だと思う。ぶっきぃの仕事場も今その真っ只中。しかも今回はシンポジウム形式なので、全員何らかの形でポスターかセミナーで進捗状況のデータ発表をする羽目になっている。ぶっきぃは2つのポスターに連名でデータを出し、加えてボスがプレゼンするセミナー用にもデータのセットを出すことになっている。データセットをポスター用、セミナー用に整えて一件落着・・・とはいかないのがサラリーマン社会の厳しいところ。仕事は途切れることなく、あらゆるところからよどみなくやってくる。明日のポスター発表の後、別のグループの人と方法論についてミーティングする予定があるので、今のうちにその方法論を頭に叩き込んでおきたいが、何かもう「明日があるさ、明日がある!!」っていう気分。別に投げやりな訳じゃなくて、ただ眠いだけ。そのポスター発表だの何だのの合間に、水面下でプロジェクトを(形だけでも)進めておかなきゃならない。実際はもう次の四半期が始まってる感じ。・・・だからやっぱり、今すぐ寝ておこうと思う。 バンドの練習が休みになった2月に、愛しのアルトサックスをチューニングに出した。もともと中古で譲ってもらったもので、出ない音やコントロールしにくい音があった。 「見積もりのご連絡をします。」ってショップの人が言ったのにそれっきり。どうなってんの? もうそろそろ1ヶ月になるんだけど。どうやら、チューニングや修理をしてくれる人は個人でやっている下請けの業者さんで、その下請けさんの都合でエラく待たされることもあるらしい。ショップの人も下請けさんのスケジュールまでは調整できないのだと。で、今日ようやく連絡がついた。見積もり金額に合意したので、やっと修理にとりかかってくれるのだと思う。早く戻ってきて欲しいんだけどな~。 たまたまTVでやっていたので、「プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)」を観た。ええわ~。オシャレ過ぎるわ~。ストーリーはまったく平凡ですぐ忘れそうだけど、とにかくみんなオシャレ。あのバッグ、あのコート、あのジャケット・・・ 仕立ての良いものは美しい!!ぶっきぃは別にブランド志向じゃないし、ファッションセンスもいい方じゃないけど、観ていて目の保養になった。ウィークデーにさらっと観るにはちょうどいい映画だね。映画の中で、アシスタントの先輩が自分に言い聞かせてるシーンがある。"I love this job, I love this job" この仕事が好きなんだ ってことどれほど望んでこの仕事を手に入れたか ってことふと忘れそうになる一瞬がぶっきぃだってある。そんな時、やっぱり同じように自分に言い聞かせて気持ちを入れ替える。じゃね~、お休みなさい~
2009年03月12日
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土曜日に友達を招いて「春パーティー」をした。春パーティーのサブカテゴリーは ひな祭り(旧のお節句までひな祭りだよ) St. Patrick's Dayのお祝い (Guinness買ってきたよ) お誕生日(2月から4月生まれ)折り紙で作った吊り雛友達が作ってきてくれた豪華な押し寿司。美味しかったよ~。そして、バースデーのお祝い。2月、3月、4月生まれの皆さん!!Happy Birthday to you, sweet hearts!!お気に入りのベーカリーにお願いして作ってもらったカジノケーキ(Casino Cake)でお祝いしたよ。半球型のケーキ。クッキーの上に"Happy Birthday"のメッセージ。Vicki Lee's。明るくてハイセンスなベーカリーカフェ。Belmontという町にあるよ。お勧めです。行ってみてね。ちなみに、カジノケーキは要予約。 Vicki Lee's 105 Trapelo Rd. Belmont, MA 02478
2009年03月08日
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我が家には2匹の猫が同居している。家族といえばもちろん家族である。しかし、同居人(猫)というかルームメイト的な存在とも言える。それぞれ独自の生き様を通しており、必要以上に馴れ合わないのが猫というものなのだろう。猫1号は間もなく12歳になる「アネさん」。昔住んでいたアパートの近所のペットショップで運命の出会いを決めて、ウチへやってきた。そのペットショップは潰れてしまったから、彼女のお郷はもう無いのである。猫2号は友人の家で生まれて愛情たっぷりに育てられた双子のうちの1匹。片手に乗るくらい小さい時に我が家へやって来た。そして猫2号は今も両家のアイドルである。その、猫2号のご実家からメールが届いた。「お誕生日おめでとうございま~す。」あ、そうやった。猫2号と双子のきょうだいは2月の終わりに生まれてきたんだった。メールを読むまで忘れてました。正直に告白しちゃおう。お誕生日おめでとうさん!!今週末に、バースデーパーティーを企画しているので、猫2号も主役の一員に数えといてあげよう。誕生日枠は2月~4月なので、4月生まれという噂の猫1号。アンタも主役。さてさて、3月に入ったというのに日中も氷点下の日が続いている。朝早くにミーティングの予定が入ったので、久しぶりにバックベイの辺りまで出た。月曜日に降った雪が残っていて、コインパーキングへ車を停めるのもひと苦労。車を降りてパーキングメーターのところへ行くのに、雪山を越えなきゃいけないような状況。ここ、ボストンのど真ん中なんですけど・・・。クリスチャンサイエンスセンターの辺りから眺める冬のバックベイ気温は華氏の10°くらい。車に手袋を忘れて出てしまったので、手が凍傷になりそうだったけど、景色がきれいだったからカメラ出して頑張って写真を撮ってみた。週末はかなり暖かくなる予報。ダーリンと今年初のBBQいっとこか!!って話になっている。
2009年03月06日
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先週末、家の周りの根雪が完全に姿を消してしまったので、「スキー場に雪あるかな?」 なんて思ったのは、余計な心配だった。日曜日の夜半から降り始めた雪が、朝になっても収まらず。雪の朝の通勤ドライブはもう慣れっこなのだが、今朝はひと味違っていた。降雪のピークの時間帯だったので、高速道路(ぶっきぃは2本乗り換える)はどこも除雪が間に合っていない。真っ白い高速道路にびびった車が2車線道路のど真中、つまり車線をまたいでノロノロ走っている。ヘタに追い抜くこともできない。ぶっきぃは愛車の4WDクンのお陰で、今までほとんどの路面にぶれること無く快適に運転して来られたが、今朝ははっきり言ってぶれまくりだった。正直、やばいかも・・・って思った。しかし、そう思う頃には職場のまん前まで来てしまっていた。 はいはい、お待ちかね。ここからがお題の「レスキューミッション」。ぶっきぃの視界に飛び込んできたのは、雪にタイヤをとられて動けなくなったとても高級そうなBMW。このFW車のドライバー、無意味にタイヤを空転させるだけならまだしも、ハンドルを右へ左へ無茶苦茶に切っているし。「こりゃ、一生抜け出せんわ。あ~あ、ご苦労さん。」そのまま笑って通り過ぎるつもりが、そうはいかなかった。なぜなら・・・このナイスなBMWは同じ職場の人の車だったから。さらに、その車がスタックしている場所が、社員駐車場への入り口ゲートだったから。うるぁぁぁ、どこでスタックしとるんじゃぁぁぁぁ!!一度に1台しか通過できないセキュリティーシステムだから、ナニが何でもこのBMWを動かしてゲートを通過させなきゃならない。路肩に自分の車を停めてBMWに近づいてみると、乗っていたのは先週入ったばかりの新人クンだった。入社して早々お気の毒なことである。ぶっきぃは車に積んであったスクレイパーを出してきて、タイヤ周りを除雪。それにしても大した雪とは思えない。よっぽどFWD車って雪のトラクションが良くないんだろうね。すぐに総務のオッチャンが加勢に来てくれた。新人クンは動揺しまくっていたのか、無言で車に乗り込んでアクセルを吹かす。オッチャンとぶっきぃの呼吸はばっちり。タイミング見て2人でBMWのお尻を力づくで押す。新人クン、急にバックにギアチェンジ(オイオイ!!)。逃げるオッチャンとぶっきぃの呼吸はばっちり。時折通る車や路線バスの「交通整理」までやりながら、頭が真っ白になってしまった新人クンのお車を10分ほどで無理やりゲート通過させた。ずりずりとお尻を振りながら駐車スポットへ進んでいくBMWを見送りながら、オッチャンとぶっきぃは思った。「とりあえず入ったのはいいが、無事に家まで帰れるんだろうか。」不本意ながらレスキューミッションを終えて、ぶっきぃの車も無事に駐車場へ入った。いや、いい汗かいたわ。冷や汗もいっぱい・・・。ちなみに、日本と違って「乗っている車のグレードと職位との相関」、アメリカでは無いと思った方がいい。先週入ったばっかりの卒業ほやほやの新人クンがナイスなBMWに乗っているかと思えば、「所長」こと職場の最高責任者が中古っぽい大衆車に乗っていたりする。夕方、仕事を終えて駐車場で雪だるまになっている愛車クンの除雪をしていたら、隣に割とオンボロの車があるのが目に入った。どこの誰の車だ~? と思ったら例の「所長」がにこやかに現れて一緒に雪かきになった。そう、このスケート上手な「所長」。CSO (Chief Scientific Officer)様であっても、自分の車は自分で除雪。雪道をお尻をフリフリしながら通勤するのがアメリカなのであ~る。
2009年03月03日
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ダーリンがスキーブーツを新調した。ついでにスキーウェアも新調した。 ということで、週末の晴れ間を狙ってお隣のニューハンプシャー州まで日帰りスキーに行ってきた。場所はキャノンマウンテン(Cannon Mountain)。ボストンから車で2時間半くらい北に行ったところにある。フランコニア・ノッチ州立公園のど真中にある。さすがにここまで北上すると、見慣れた風景とはがらっと変わって雪山が登場。年間を通して、フランコニア・ノッチ界隈の風景はすごくキレイ。観光ドライブにお勧めのスポット。 雪もまだいっぱいあるし。キャノンマウンテンは、ボストンから日帰りで行けるスキー場としてはやや遠め。けれど、コースが良く、景色も良い。さらにメジャーなリゾートスキー場とは違って小ぢんまりしているので、割と空いているし、料金も若干安い。 ダウンヒルスキー以外にも、スノーモービル、クロスカントリー、ハイキング、冬山写真ツアーなど、色んなアクティビティーがあるみたい。ただし、中級以上がメインのハードコアなスキー場。山間にあるので山頂付近は風が強い日が多く、自ずとアイスバーンが標準雪質になる。「キャノン=強風アイスバーン」というダークなイメージ。行ったことのある人はみんな持っていると思う。ところが、この日のキャノンは快晴でほぼ無風。これまで何度も来たことがあるはずの山頂の風景がこんなにキレイだったとは。いつもは地吹雪で視界ゼロ。早く降りよう、早く降りよう・・・ってダッシュで下ってただけだった。 ロープウェイを降りた一同。これから「発進」!!向こうに見える尾根はどこの山だろう? キャノン山よりも南側。週末なのに、しかも午前中遅くに到着したのに、駐車場はがらがら。スロープにも人影はまばら。リフト待ち・ロープウェィ待ちもほとんど無し。こんなにいい天気で雪質も良いのに、なぜ? やっぱり不景気の影響なんじゃないかってダーリンの言が当たりなんじゃないだろうか。 これでも人がいる方。お昼にレストランで立ち話をした地元の人の話では、先週末はそれなりに混んでいたらしい。ちょうど学校が春休みの週にかかっていたからだろうね。それにしても、いくらなんでも空いてい過ぎる。お陰で十分スキーを楽しんで来られたんだけど。 山頂付近で証拠写真。ニューイングランドでのスキーにヘルメットは欠かせない。Packed-powder(固めだけど、とりあえず雪)という、キャノンマウンテンでは珍しい良い雪質に恵まれていたのは正午過ぎまで。その後は山頂や日陰から徐々に氷が露出してきた。ダーリンもぶっきぃも、キキキキキーッって横滑りでコースアウトしそうになり始めた。こういう場合、コブに入るのが楽なんだけれど、ずっとコブを滑って下まで降りるのもしんどくなってきた。そこで、予定より早めに上がって、買い物などをしながら家に帰ることにした。ダーリンの新しいブーツ。雪の上で実際に使ってみると、大小のトラブルが見つかった。だから帰りにブチカへ寄ってみてもらった。3月中に、もう1回くらい行けたらいいな。スキーやっぱり楽しい。
2009年03月01日
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