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この年になって、生まれて初めてお茶会に出た。きっかけは、友人から送られてきた「秋のお茶会」の案内リーフレット。「お仕事場などへよかったら貼りだしてください。」ということだったので、言われるままに職場の片隅へ貼りだしておいた。茶道に 興味はあるけれど、何となく今まで接点が無かった。リーフレットに書いてある「濃茶席」「薄茶席」「立礼席」とは何か。多分こうなんじゃないかな、くらいの知識しかない。まぁ、誰も興味を持って質問なんかして来ないだろう、というのは非常に甘い考えだった。同僚の1人が大いに興味を持った。初めはお茶の販売会を兼ねたティーパーティーだと思っていた彼だったが、ぶっきぃがなけなしの知識をかきあつめて説明を試みたところ、さらに興味を持った。彼はアジアの文化伝統一般に関心があり、しかもホンモノ志向。いい加減な説明は許してもらえない。飲食関係には殊にうるさい男である。もう、これ以上は私の浅薄な知識とゼロ経験値では対応できない。そこで、偉大な助っ人のお力を借りることにした。そう、スカイテリアさん。メールで相談したところ、Wordのドキュメントファイルに写真を挿入した初心者向けの手引き書類を作って送ってくれた。「鬼に金棒」「ぶっきぃにスカイテリアさん」-である。彼女の文章を読むだけで、知らなかった基本事項が表面化した。「濃茶」は「こいちゃ」と読む。今まで「のうちゃ」だと思い込んでいたお馬鹿なわたし。「立礼」は「りゅうれい」と読む。スカイテリアさんとご家族のお茶の世界での偉大さについては、ご本人のブログから「初釜」 「ザ・お茶事」をご参照ください。ご本人了承ずみです。「濃茶席」は格式の高い席で、「薄茶席」に比べて決まりごとが多く、お茶そのものも練ったペースト状の感じなので、初心者向けではない- これもスカイテリアさんが教えてくれたこと。でも、何となく思った。せっかくなら濃茶席へ出てみたい。アメリカ人の同僚君に聞いてみたところ、彼も即答「濃茶席」がいいと言う。お互いに通な初心者である。残念ながら今回の濃茶席は既にチケット完売。人気の高さが伺える。そこで2人して「薄茶席」に初めて出ることになった。主催は裏千家ボストン。電話で問い合わせをして、初めてで無作法であることを正直に話してみたところ、「初めての方にこそ、お茶を楽しんでもらいたい。」と快く歓迎してくださった。敷居が高そうな裏千家の先生方に、こんな風に優しく対応していただけるなんて・・・とても心が温まった。ちなみに、お茶会へ行く気満々の同僚君にはコチラのURLを転送しておいた。しっかり読み込んで更に行く気満々。当日は小粋なジャケット姿でお茶会を楽しんでいた。抜けるような秋晴れの日曜日。ボストンは紅葉がピーク。空の青と紅葉のコントラストが何とも言えない。「せっかくですから、お着物でいらしてはいかがですか。」- 特にドレスコードは無いお茶会とのことだったが、和装で出てみるのは良いかもしれない。色々悩んで、グレーの幾何学模様の渋めの着物に、秋色を醸し出せそうな帯と半襟を選んでみた。写真は、お茶会から帰ってきてダーリンに撮ってもらったもの。あらたまった席へ出るので、お太鼓を結ぶつもりだったのだが、時間が押していたので半幅帯を都結び風に締めた。そのまま運転して行ったり来たりしたので、ちょいと形がいびつなのはご愛嬌ということで。途中でまさかの大渋滞に遭い、今まで出したことの無いような猛スピードでかっ飛んで行ったものの(しかも着物姿で)、席が始まる時間に少し遅れてしまった。失礼極まりないことなので、お茶席には出ない旨を受付で伝えたところ、「お薄茶の席ですから構いません」と、お茶席のやりとりのタイミングを見計らって案内してくださった。申し訳ないやらありがたいやら。遅刻のお詫びを申し上げつつ、末席へ座った。お茶菓子が出された。さて困った。作法がわからない。ふと隣を見ると、大先生と思しき方が座していらっしゃる。そこで、「実は、これが生まれて初めてのお茶席です。このお茶菓子をどう取ってどう頂けばよいか教えていただけますか?」と伺うことにした。和装で現れたぶっきぃが「茶道の経験が無い」と言ったので、茶室内にいた全員が密かに驚いたようだった。大先生はとても親切に、「左にあるお懐紙を1枚取って、その上にお菓子を取りおいて食べてください。」と教えてくださった。以後、この大先生は遅れてやってきたこの未熟者に、それとなく仕草や目線などで所作の指示を出してくださった。大先生はアメリカ人。裏千家教授でいらっしゃる。「日本の方が、こうした日本の文化伝統をご存知無いことは珍しくありません。私も自分の祖先が生まれ育った国々について、日本のことほどよくは知りません。」 「今ここで、初めてのお茶を楽しまれて良かったですね。」お話をできるチャンスがあると、こうしてザックバランに声をかけてくださった。このお茶会に出られたことで、ぶっきぃは本当の多くのことを学んだ気がする。ぶっきぃの率直な感想はこうである。お茶- お客様をもてなすということの真髄もてなす側はお茶を点てるだけではない。お客様のことを考えて茶室の飾りつけ、お茶のお道具、器、着物や帯にまで気を配る。その気の配り方が非常に深いのにさり気ない。そして、招かれる側はそのさり気ない気配りに敬意を表する。お茶が出ると飲むことに神経が集中しがちだが、お茶椀の手触りや柄、形などを愛でることを忘れてはいけない。自分では持てないような良い器に触れる良いチャンスかもしれない。大先生が、着物と帯との関係についてコメントされたことが印象に残った。着物と帯。同じ色味やパターンのものを敢えて合わせず、寧ろ反対色やまったく違った柄行のものを選ぶ。ぶっきぃもそれは経験上知っているが、その深い意味までは考えたこともなかった。「着物と帯。自分の中に必ず存在する相容れない、折り合わない2つの感情や思いを表している。1つに無理やり統一することでは得られない安堵感があり、不調和の中に微妙な調和が生まれる。」ぶっきぃは、その通りだと思う。皆さんはどう思う?ぶっきぃは、半襟を使って秋の色味を出してみた。今回使ったのは一番右の半襟。長じゅばんの襟に縫い付けて使う。フォーマルでは絶対に白でなければならないけれど、カジュアルでドレスコード無しのお茶会なので遊び心をちょっとだけ襟に託してみた。もちろん、お茶を点ててお客様をお迎えする側の裏千家の皆さんは白い襟。皆さん、凛としていてとても美しかった~。初めてのお茶会体験をブログにアップするにあたり、あまりにも色々な思いが駆け巡って、短くまとめるのは無理だった。長たらしい自己満足文章を読んでくださった皆さんありがとう。それくらい、貴重で学ぶこといっぱいの体験をしてきた幸せ者。色々と相談に乗ってくださったスカイテリアさん、これからも指南役としてどうぞよろしく。今回初めて着付を褒めてくれたダーリン、快く「いいチャンスだから是非行って来い!!」と送り出してくれてありがとね。
2009年10月31日
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ダーリンがホームセンターで妙な道具を買って帰ってきた。見た目は小型懐中電灯? それともスピードガン? 「非接触赤外線温度計」- 日本語ではこういうらしい。まったくピンと来ない。「non-contact infrared thermometer」-英語ではこういうらしい。そのまんまやん!メーカーはRYOBI。釣具で有名なあのリョービの工具。RYOBIはアメリカでは大工道具の一大メーカーとしてネームバリューがある。リョービでなくライオビと発音するのがご当地風。このRYOBIの赤外線温度計、空調管理や建物の外気漏れ検出などを目的としたプロ用ツールなのだが我が家ではこう使う。揚げ物の温度管理に最高よん♪プローブを油の中へ突っ込む必要がないから、本体の手入れが楽。もちろん家の外気漏れや冷暖房のチェックにも使えるし、なかなか便利なガジェット。ダンナ様へのホリデーギフトにいかがでしょう・・・ ダーリンは、たまにびっくりするようなモノを買って来る。ま、自他ともに「チャレンジャー」と認めているぶっきぃに、他人のことは言えないけれどね。この間、仕事の帰りに話題のH-Martへ買出しに行ってくれた。H-Martは韓国系の大型食料雑貨店。韓国だけでなくアジア全般の食材が手に入るありがたいお店。そこでダーリンが買ってきたものは・・・砂肝(上): 砂肝大好き!! でも、そんなに買って、焼き鳥屋さんでも始めるつもりだろうか。豚の耳(下): これで週末に何か美味しいディナーを作ってくれるらしい。何だろう? ミミガーとか? 豚の耳・・・なんか怖いような楽しみなような。 週末は、美味しいものを食べて、あとはコレでしょう・・・お風呂が嬉しい季節。改装の時、あれだけ大変な思いをしたお風呂場造りだったけれど、結果オーライ。家の中でリゾート気分。
2009年10月29日
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先週末、はるばるStowまでリンゴ狩りに出かけたのは、晩秋になると陸奥(mutsu)が手に入るから。ところがネットで下調べして行ったファームには陸奥は無く、おまけに氷雨まで降り出す悪天候。日頃の悪行がたたったのだろうか・・・。仕切り直しに、この週末もファームをめぐってみることにした。今回は河岸を変えてNorth Shore周辺の果樹園2軒を目指した。やっぱり土曜日は雨。ファームだけに敷地内は舗装されていないから、先週に引き続いてブーツが泥まみれになった。ラッセル果樹園(Russell's Orchards)は、イプスウィッチ(Ipswich, MA)という町にある。日本人には割りと人気のあるクレーンビーチ(Crane Beach)のすぐ手前。昔ながらの納屋(Barn)を店舗にした雰囲気のある果樹園で、冬は園内がクロスカントリースキーのコースにもなっている。ぶっきぃはここがお気に入り。何となく、ハロウィーンのパンプキンはここで毎年買うようになった。パンプキンを物色中のできごと。目の前を通過中のあれは一体・・・放し飼いになっている鳥たちらしい。何だろう、ホロホロ鳥? 人馴れしているみたいで、堂々と人の波を押し分けて行進を続けていた。笑えたわ~ここのリンゴもなかなかグーなんだけど、欲しかった品種が出ていなかったので、次のファームを目指した。ブルックスバイ・ファーム(Brooksby Farm)は、ピーボディー(Peabody)にある果樹園・農園。とても静かでのどか。結婚式やパーティーの会場としても有名。大きなショッピングモール(Northshore Mall)のすぐ裏手にこんなステキな場所があるなんて、ちょっとびっくり。小ぢんまりしているけれど、実はここの夏のトウモロコシ、秋のリンゴは絶品!! とこっそり暴露。この果樹園で良質の「陸奥」と出会えた。「富士」もとてもキレイだったから一緒に買ってきた。果樹園のリンゴ棚には「Fugi」と書いてあったが(写真上の右上のカゴ)、これは間違いなく「Fuji」だと思う。今、我が家はりんごだらけ。陸奥、富士、ゴールデンデリシャス、それからもう一種類・・・どれがどれか分るかな?外はメープルの紅葉がとてもきれい。赤、オレンジ、黄色・・・。リンゴの実の色も同じようにきれいだね。
2009年10月26日
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キッチンの窓から見えた夕映え。思わずカメラをつかんで外へ飛び出した。本当に一瞬のできごと。あっという間に空は色を失って、数分後にはいつもの夕空に戻ってしまった。瞬間を捉えるって大変だね。でも、捉えられたら最高だね。今日はMITでオバマ大統領の講演があったとか。なので周辺の道路は完全封鎖。・・・つまり、金曜日のお楽しみの魚屋さんに行けないということ。MITのキャンパスを突っ切って行くのが最短距離なのに・・・。ちょっと悲しかった。夏に仕込んで使い始めたポン酢醤油がそろそろ切れそうだ。なので新たに仕込みをすることにした。いつものレシピをちょっとだけ変えてみよう。材料はいつもと同じ。使う分量の多いほうから:柑橘の果汁(レモンとライム)、醤油、鰹節、昆布、料理酒、味醂。今回のレシピでは、鰹節や昆布の分量を多めにして、漬け込む時間を長くするもの。色々調べて、このレシピに挑戦することにした。鰹節を頑張って削ってみた。削りたてに勝るもの無し。レシピに10グラムから15グラムとあった。、「あ~、15グラムなんて楽勝楽勝。」と甘くみていたが、実際に15グラムを削り出すのはなかなか大変だった。ぶっきぃが子どもの頃、台所で母が鰹節を掻いて(削って)いた。毎日、ひょっとしたら毎食この作業を繰り返していたのだろうか。ぶっきぃなんて、15グラムで腕がつりそうになったよ。写真右上:実家から、使わなくなった「搾り機」をもらってきた。子どもの頃、これでオレンジジュースを作ってもらった記憶がある。横半分に切ったレモンやライムを挟んで果汁を搾り出す。写真左上:レモン3個とライム4個で400ccくらいの果汁が採れた。果汁と醤油(果汁の8割から9割程度の分量)、酒、味醂をよく混ぜ、鰹節と直火で軽くあぶった昆布を投入。これで仕込みは完了(写真下)。このまま冷蔵庫内で1ヶ月寝かせた後、ペーパータオルなどで濾してできあがり。完成するのはちょっと先のことだけれど、今からとても楽しみだね。スローフード作りとは、忘れたころに美味しくなって出来上がりになるのが魅力・・・どこかでそんな薀蓄を書いたような気がする。夏の終わりに大量に採れた紫蘇の葉を塩漬けと醤油漬けにした。その時の日記はコチラから。この紫蘇の葉の漬け物が現在大活躍中。和え物やおにぎりの海苔の代用など、使い道は案外豊富にある。仕込む時はなかなか大変だったけれど、頑張った甲斐があったかな。前にもポン酢醤油作りのことを日記に書いていたみたい。備忘録はコチラから。
2009年10月24日
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週末にベッドフォード方面へ出かけた。せっかくだから、どこかでお昼を食べようということになった。初めはダビン(Dabin)へビビンバを食べに行こうと楽しみにしていたのだが、日曜日のお昼はやっていない。門前払いを食らってしまった。前からそうだったっけ?仕方が無いので引き返して、ベッドフォードに最近できたらしいアジア系のレストランへ入ってみることにした。Asiana Bistroという、「日本」「中華」「タイ」「マレーシア」などなど汎アジア料理のお店らしい。これがまた、筆舌に尽くせないほど残念なお料理ばっかり出してくれた。久しぶりの「大失敗な外食体験」をしてしまった。よい場所にあり、お店の雰囲気もセンスも決して悪くないのに・・・。ダーリンは中華系、ぶっきぃはマレーシアカレーとサラダのセットを頼んだ。しばらくして、ぶっきぃのろころへ「幕の内弁当」用の黒い弁当箱に入ったお料理が運ばれてきた。いや、お弁当・・・っていうか日本食頼んでないし。よく見ると、その幕の内弁当箱の中にココナツ風味のカレー、長粒種のご飯、サテー、サラダがぐちゃぐちゃに詰め込まれていた。こういう幕の内弁当、もといマレーシア料理を見たのも食べたのも生まれて初めて。お味も盛り付けも大変残念だった。ひとつ思ったのは、「お弁当」という形の日本食が人気のメニューになってきているんだな、ということ。Bento BoxとかBentoと言えば、どういうものか分る人が結構増えてきている。だから、日本料理を出すレストランでは積極的にお弁当の形を取り入れているんだろうね。はい、ここまで前置き。ここからが本題ですから。アメリカ人の友達が10月19日版のニューヨークタイムズの記事のリンクを転送してくれた。「お弁当箱(Bento Box)」についてのコラム。コラムへのリンクはコチラから。このコラムの元ネタになった9月9日の記事へのリンクはコチラから。コラムから読者へ投げかけられた問題提起:☆ 毎日のお昼ご飯- それを箱の中へ詰め込む際、これほどまでに視覚的なディティールを追求する文化的な背景とは何か?☆ 日本人が、弁当作りといった日常的なことがらの中の美を重視するのはなぜか?4人のコメンテーターが個性あるコメントをしていて、なかなか面白いコラムだよ。時間があったら読んでみてね。ページをスクロールダウンしていくと読者のコメントも色々書き込まれている。9月9日の新聞記事の方も面白かった。カリフォルニア在住のシェリー・チェンさんは日本風の凝ったお弁当を子どものために作っている。偏食気味の子どもが喜んで食べてくれるように、と見た目楽しいお弁当作りに励んでいる- まるで日本のお母さんのよう。また、日本風のお弁当はダイエット志向の人にも支持されているらしい。Amazon.comでは、弁当箱や付属品の売り上げが好調で大幅売り上げ上昇中だとか。なるほど、ぶっきぃの周りでBento Boxという言葉が普通に聞こえるようになってきたのは不思議ではない訳だ。お弁当はファーストフードなのか、アートなのか、カルトなのかその全部なのかはたまたそれ以外の別のものなのか・・・記事の中にこんなサイトへのリンクがあった。iLoveBento.com ちょっと高いけれど、日本のお弁当箱がこちらでも買えるんだね。ニューヨークタイムズの記事について知らせてくれた友達は、最近仕事の関係で初めて日本へ行ったばかり。すっかり気に入ったようで、もっともっと日本のことを知りたい様子。なかなか通なところに興味がいくようで、色々質問されるぶっきぃはタジタジである。お陰で、今まで知らなかったことを勉強したり、その道の専門家にご教示をいただいたりしながら(スカイ師匠!! お世話になりました)、ぶっきぃもついでに成長している。ありがたいことである。文化交流とは、一方通行ではなく、こんな感じのキャッチボールがしかるべきなんじゃないだろうか。- 自分の無知はしっかり棚に上げて大見得を切ってしまおう。我が家の弁当箱たち。手前の黒い二重の箱がダーリンのもの。右奥のトトロのがぶっきぃのもの。両方とも、ポータースクエアにある日本雑貨・食器屋さんで買ってきた。お箸箱(左奥)も各自持っている。右手前のミニ調味料入れは、100円均一で買ってきたもの。これも弁当箱並みに注目の的。日本製のお弁当箱の難点は、電子レンジで使えない素材のものが多いこと。そもそもお弁当はcold foodだから、アツアツに温める需要は(日本では)少ないからだろう。アメリカ人に弁当箱をプレゼントする場合、そのことだけは注意した方がいいと思って。
2009年10月21日
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また雨の週末になってしまった。特に後半の日曜日は朝から土砂降り。家に閉じこもっていても仕方が無いので、ドライブがてらファームめぐりをすることにした。この時はまだ、まさか悪天候テストドライブになろうとは思ってもいなかった。初めに目指したのはChip-in Farmという農園。よく行く生鮮食料品店Russo'sにここの卵が置いてあり、それがとても新鮮なので前々から気になっていた。Chip-in Farmがあるベッドフォードという町は、私たちがアメリカへ移住した当初の数週間を過ごした場所。アパートを決めて移り住むまでの期間、Great Road(Rt.4/225)という通りに面したホテル滞在していた。ぶっきぃにはまだ車が無かったので、通りにあるバス停からAlewifeという駅まで行く路線バスに乗り、1時間以上かけてケンブリッジやボストンまで小さな冒険に出かけたものである。あれは2月。ハーバード橋から見下ろしたチャールズ川がガチガチに凍りついていた頃のこと。10分おきに建物に飛び込んで暖を取りながら冒険を続けたのはもう何年前のことだろう。そんな懐かしいエピソードを思い出しながら、今日久しぶりにGreat Roadを運転してみた。尚、ぶっきぃは久しぶりだと感慨に耽っているが、助手席のダーリンは仕事で今もよくこの辺りへ来るそうだ。なので車線変更のポイントから裏道まで熟知していて、大変頼もしいナビゲーターになってくれた。Chip-in FarmはGreat Roadから西へ少し入ったところにあった。ハロウィーン前という季節がら、パンプキンがところ狭しと置いてある。 お店の人が快く承諾してくれたので、店内も撮らせてもらった。アンティークの農具やファームで使う用具類が上手にディスプレイに使われている。左の写真の冷蔵庫の表具はなかなかのもの。新鮮な卵の他、季節の野菜、鶏肉、乳製品や加工品、ちょっとしたおみやげ物が買える。レキシントンやコンコードへの観光の途中で寄ってみてはどうだろう。 更に足を伸ばして、Stowという町まで行ってみることにした。Stowの辺りはリンゴを栽培している果樹園がたくさんある。9月から10月にかけて果樹園で手に入る採れたてのリンゴを食べてしまったら、もうスーパーのリンゴなんて買えなくなる・・・決して言い過ぎじゃないと思う。検索すると、たくさん果樹園がヒットする。今回行ってみたのはShelburne Farm。ここに行こうと思った理由は、栽培しているリンゴの品種の中に「富士(Fuji)」や「陸奥(Mutsu)」があったから。我が家はHoney Crispや陸奥の系統が好きなので、陸奥を目指して行ったようなものである。しかし・・・事前に電話で確認をしてから行けば良かった。陸奥は無いし、富士はあまりよい実では無かった。せっかく来たんだから、ということで、一番実がきれいだったゴールデンデリシャス(緑色のリンゴ)をひと袋、ファームの自家製アップルサイダー、ハロウィーンの飾りものを少しだけお土産に買って帰ることにした。本日の「収穫」:ゴールデンデリシャス1袋、アップルサイダー、そしてメープルシュガーでできた綿菓子(真ん中のプラスチック容器に押し込まれている)帰り道、雨がみぞれに変わり、やがて大粒のボタ雪になった。行きはよいよい帰りは怖い? まさかの悪天候悪路面テストドライブ。ぶっきぃの新しい車は問題なく快調に高速走行で状況をクリアしてくれた。ひと安心。雪は止むことなく、今も降り続いている。明日もこのまま雪になるという。窓から見た我が家のドライブウェーの風景はこんな感じ。明日は朝から除雪作業? 考えたくないから寝てしまおう。Good night!!
2009年10月19日
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せっかくポストシーズンへ進出したのに、あっけなくALDSで敗退してしまったRedSox。そういう訳で、10月のお楽しみのはずだった"SOXTOBER"がフェンウェイ球場の露と消えてしまった。No baseball, no fun...野球の無い10月なんて。しかし、そろそろ気持ちを切り替えなければいけない。ご当地の10月と言えばやっぱりこれでしょう? この界隈で有名なお宅ですが、ごく普通の一軒家。10月の夜間だけ突如観光名所に変身するからスゴイ。10月と言えばハロウィーン。今年は景気が影響しているのか、あまり派手な飾り付けをしているところは少ないけれど、2週間後の当日に向けて仮装プランを練ったり、イベント探しをしたりする楽しみは毎年同じ。それともう1つ、忘れてはいけないのが10月の初雪。これ、割と普通。今朝のこと、家を出た時は土砂降りの雨。しばらくして車のフロントガラスに当たる雨粒の感じが水っぽくないことに気がついた。よく見ると、風花というか軽い吹雪みたいにボタ雪が空を舞っている・・・omg!!。憂鬱な季節が来てしまった- 職場でもそれがもっぱらの話題だった。別に雪がどうのこうのというのではない。風花が舞っている風景はキレイだと思う。ただし、これから先半年続く冬を思うとどんよりとせざるを得ない。雪のことは脇へ置いて、今はハロウィーンに気持ちを集中させたい。現実逃避あるのみ。「魔女の町」セーラム(Salem, MA)では、10月16日からハロウィーンのイベントが始まった。Salem Haunted Happeningsの詳しい情報はコチラから。ボストンを流れるチャールズ川では、10月17日と18日の両日、毎年恒例のレガッタ大会がある。The 45th Head of Charlesの詳しい情報はコチラから。ボストンの北東の海岸線にある小さな観光エリアCape Annでは、10月18日から23日までレストラン・ウィークが開催される。Cape Ann Restaurant Weekの詳しい情報はコチラから。ぶっきぃとダーリンが大好きなMy Place By The Seaも参加しているよ。そんな訳だから、野球が無くても10月を楽しく過ごせるかもしれない。Happy October! Happy Halloween!
2009年10月17日
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今日はコロンバス・デーという半祝日。学校関係や一部の職場はお休みになるのだが、大半のところは平常どおりの仕事日である。コロンバス・デーは、ぶっきぃにとって長年特別な日だった。この日にはボストンで10キロのロードレース(TUFTS 10K FOR WOMEN)がある。アメリカへ来た最初の年から、出られる限り出場してきた。故障などで走れない年には歩いたし、友達とチームを作って出た年もあった。連続出場ではないのでうろ覚えなのだが、そろそろ記念すべき10回出場になるような気がする。今年も早々と主催者のTUFTSからご招待の葉書が届き、それを眺めながら「出たいな~、出られるかな~」とギリギリまで思い悩み、結局断念することにした。ナニ、自分で「出ない」と決めたんだから二言は無い。・・・と言いたいところだが、この間の5Kのレースが快調だったし・・・ あれからまた走り込んでるし・・・ 結構行けたんじゃないの?未練たっぷりの情けない自分もしっかり居るのである。職場で、「じゃ、お昼休みにその10Kレースを観戦しにいこうよ」という話が出た。自分が走らないレースを観戦するってどうよ? ぶっきぃは乗り気でなかったのですっかり忘れていた。お昼前に背後で大声がした。「ぶっきぃ、行くぞ!」誰かと思ったら、全然違う部署のお偉いさん。「えええ~? どこへですか?」「どこへ? TUFTSのレースを観に行くに決まってるだろ? あんたはそのままレースに加わって走ってっていいからさ」冗談好きなこのお偉いさんの迫力に負けて、目の前に山になっていた書類を放置。レースのコースへ出てみることにした。職場から歩いていける距離。沿道に立つ。ポリスの車に先導されてトップランナーの集団が爽やかに駆け抜ける。何て躍動的で美しいんだろう。今までは自分がはるか後方集団の中で必死だったから、トップアスリートが走る姿をじっくり眺めるチャンスが無かった。乗り気で無かったはずのぶっきぃ。すっかりノリノリである。沿道から乗り出して大声張り上げて拍手で応援。だって皆カッコイイんだもの。大声でぶっきぃを引っ張り出したにしては、隣で物静かにレースを観ていた例のお偉いさん。突然あるランナーさんを見つけて大興奮。大声で彼女の名前を叫んで応援し出した。その年配のランナーさんの名前はジョーン・ベノイト-サミュエルソン。50代だそうだが、レースの先頭集団からさほど離れていない好ポジションで快調に走り去って行った。ぶっきぃはこの人がこのレースに連続出場していることを、今日初めて知った。ジョーン・ベノイト-サミュエルソン(Joan Benoit-Samuelson) - '80年代の世界の女子マラソン界でトップだった人。ニューイングランドはメイン州の生まれ。1979年にボストンマラソンに一般ランナー(認定された登録ランナー枠外)として出場して優勝。しかも過去の記録を8分も短縮。これは凄すぎます。何よりも彼女はBoston RedSoxのキャップを被って走ったというところに、グッと来たぜよ!! 1984年のロサンゼルスオリンピック。この年に初めて公式競技になった女子マラソンで優勝。引退してからも、ずっと走り続けているという。今日の10Kも、上位グループの10代や20代の人に混じって、キラキラ輝いているように見えた。すごいな、この人のオーラ。うだうだ言うだけの自分がかなり小さく思えた。いいお天気の沿道観戦。ベノイト-サミュエルソンさんとの遭遇。無理やり連れ出してもらって良かった良かった またまたグッドな1日になったよ。レース速報で確認。Joan Benoit-Samuelsonさんは36分31秒でゴール。総合43位(年代別では勿論1位。新記録も樹立)。この日の出場者数は6000人余。TUFTS 10Kでは珍しいと思うが、日本から招待ランナーさんが出ていた。小俣 后令(Omata Korei)さんというアコムの選手。33分29秒で総合9位。うちの野菜畑。ハロウィーンの飾りつけをしてみた。
2009年10月13日
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実はこのブログ更新、2度も取り消して3度目のアップになった。初めに更新しようとしたのは前の晩。軽快に書き込みや写真の処理を進行中のことだった。パツン、という歯切れの良い音がして真っ暗闇になった。何も見えない。聞こえるのは無停止電源が立てるピーピーという警告音だけ。また停電? この真っ暗闇の中をとりあえず地下室のブレイカーボックスのところまで行ってみなければならない。さて、懐中電灯はというと・・・。真っ暗な上に動揺しているからなかなか見つからない。暗闇の中でやっと手にソレらしきものは、ナント・・・ オモチャの懐中電灯だった。(猫1号も一緒に写っているのはご愛嬌)パーティーのプレゼント交換で友達から貰ったもの。アメリカでは完全にオモチャ扱いされているが、「ファラデーの法則を応用した発電式LEDライト」という仰々しいお言葉付で日本でも同種の製品が売り出されているらしい。そう、ファラデーの法則そのまんま。銅線コイルの中を棒磁石が行ったり来たりすることで発電⇒LEDランプが発光。とにかく電力を蓄えるためにしばらく懐中電灯をカチャカチャ振っていなければならない。話を停電事件に戻そう。やっと見つけたファラデーの懐中電灯だが、古いものだったのでスイッチが入らなくなっていた。これは困った。幸いガチャガチャ振っている間はぼうっと薄明るい光が出る。それで十分。ガチャガチャとオモチャの懐中電灯を振り回しながら地下室へ。引き続きガチャガチャ言わせながら大きなブレイカーのパネルを片っ端から確認した結果・・・。これはウチだけの問題ではないということが分った。落ち着いて外を見渡すと、ご近所中真っ暗(まだ宵の口なのに)。外灯も点いていない。これはブログ更新どころではない、ということでさっさと寝てしまうことにした。翌朝、ダーリンは呆れ放題呆れた顔でぶっきぃの話を聞いていた。こういう時のために、家の要所要所に大きな懐中電灯をきちんと配置してくれていたのに、そんなことすっかり忘れていたワタシ。ま~、ファラデーさんのもそれなりに役に立った訳だし、そんなに呆れなくたって。ちなみに、こちらではFaraday's Shake Lightなどの名称で製品化。興味ある方はこのキーワードでググってみてね。 で、次にブログ更新を試みていたのは、RedSox対Angelsのポストシーズン第3戦の真っ最中。既に相手が2勝で王手をかけてしまっているので、この日勝てなければ2009年の野球シーズンはお終い。でも、勝てそうだった。だからあと1日くらいは野球シーズンを楽しめるつもりでいた。せっかく良い気分でブログを書き始めたのに・・・ 無念の削除となった。心優しい読者の皆さん、この件については、数日だけそっとしておいてください。去年も同じようなことを言っていたと思うんだけど、ぶっ壊れそうなので言葉かけないでやってください。 気分転換するには、山へ出かけるのが一番かな。ちょっとだけ、ダーリンとハイキングにも行ってきた。ああ、癒されるわ~「停電の夜に」は、ジュンパ・ラヒリ(Jhumpa Lahiri)の短編集の邦題タイトル。ボストンが小説の中に登場する場面もある。原作名は"Interpreter of Maradies"。1999年にピューリッツァー賞のフィクション部門などを受賞。
2009年10月12日
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久しぶりにいつものヘアサロンへ行ってきた。「これからはもっと頻繁に来るから。」という口先八兆は毎度のこと。担当のスタイリストさんは呆れている。この頃は勧誘するのもあきらめたみたい。ヘアサロンになかなか来られないのは本当のこと。それならできることを一気にやってもらおう。カット、カラー、そしてパーマ。パーマは別にしなくてはならないアイテムでは無かったのだが、半年前に来た時に見せてもらったあの新しい手法のパーマに挑戦したかったから・・・。「デジタルパーマ」というらしい。和製英語だそうなので、アメリカの普通のヘアサロンで「デジタルパーマお願いします。」と言うと、ものすごく違う目に遭うかもしれないのでご用心。パーマの原理ってこんな感じ?1液で髪の毛のタンパクの分子間結合(S-S結合)切り離していったんダラダラにする。次にダラダラをロッドに巻いたりして形状を固定した状態で2液をかけてS-S結合をつなぎ直す。1液と2液のお仕事はデジタルパーマでも同じ。大きな違いは1液でダラダラにした髪をいったん洗い流し、乾かしてからホットカーラーのようなロッド(デジタル温度調整ができる)で巻く。2液はこのロッドを外した後につける。加温することによって、2液の浸透がよくなるのか、かかりがとても良いらしい。そして、ロッドの上から直接2液をかけるのではないから、ぐりんぐりんの強いパーマがかかってしまう恐れがない。従来のロッドを使ったパーマの場合、ウェーブが強すぎてブローで伸ばしてスタイリングしなければならなかった。ぶっきぃには、あれに合点がいかなかった。何で曲げたものをまた伸ばさなきゃならないんだ? そんなことをしないでも程よくウェーブが出るパーマって無いのか?今まであまりパーマヘアを楽しめた記憶が無いのだが、今回のデジタルパーマに期待しよう。手ぐしでブローするだけで自然な仕上がりになるみたい。今のところ大変気に入っている。カット、パーマ、カラーの順番でフルコースだったから、ヘアサロンに結局5時間もいたことになる。長丁場は予想できたので、朝6時から働いて夕方ダッシュでサロンへ駆けこんで、家に帰ったら日が変わりそうだった。 猫2号 しっかり留守番してた?長い1日だったけれど、気さくなスタイリストさんと色んな話をして楽しく過ごしてきた。いや、よく喋った。話題はそれこそブレインストーミング。ニューヨークの「博多とんとん」、Kendall Squareのコスチュームショップ、チャイナタウンの整体マッサージ、大阪環状線、焼肉の「鶴一」、山手線ハロウィンジャック、アシアナ航空の機内食(エコノミーでもビビンバが出たらしい!)、インチョン国際空港、大宰府天満宮、山やの明太子、耶馬溪・・・もちろん、ブローのテクやヘアケアのこともしっかり聞いてきたよん。我が家の野菜畑で大発見!!土の中から、待望の茗荷(myoga)の花芽が顔を出していた。もうそろそろ雪が来てもおかしくない。今年も茗荷は採れないのかな、と半ばあきらめていたので、踊るほど嬉しかった。さっそく薄くスライスして冷奴の上に載せていただいた。新鮮採れたての旬の味がした。
2009年10月08日
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また雨の週末になってしまった。特に土曜日は朝からすごい降りよう。十五夜(中秋の名月)だというのに、とてもお月見ができそうな空じゃない。日本では十五夜といえばお月見・・・というくらいの感覚だけれど、中国では8日間も祝日になるほどの年間一大行事らしい。職場で一緒に働いている中国人の同僚が色々教えてくれた。そう言えば、中国系食料品店にはここのところお祝いグッズや贈答用の月餅がずらっと並んでいたっけ。「雨でお月様が見れなくて残念でしたね。」と言ったら、「ナニ、お国の方は良いお天気で、すごくキレイな月夜だったらしいから。」って、笑って答えてくれた。 「晴耕雨読」もとい「晴働雨食」が我が家風の週末。スローなお昼ごはんを作ってみようということになった。久しぶりだよ、手打ちうどん。せっかくだから、出汁をとる鰹節も削ってしまおう。鰹節は去年日本へ行った時に築地の場外で買ってきた。鰹節にもグレードがピンからキリまであるのだが、我が家はもちろん庶民グレード。それでも削りたては香りも味も最高。削り器はぶっきぃの実家の物置で発見。「持ってって良い」とお許しが出たので、大喜びで持って帰ってきた。うどんを伸ばす麺棒。これも東京の合羽橋で買ってきたもの。大活躍している。さてさて、出汁を引いてうどんを打って、2時間かけてできあがったお昼のご馳走は、けつねうろん(=きつね饂飩)。関西風に塩と薄口で味付けしたお出汁に、甘辛く味を染ませたお揚げさん。十五夜だから、月見饂飩にしてもよかったね。また今度。
2009年10月06日
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我らがRedSoxは、ワイルドカードを獲ってポストシーズン進出を決めた。これからまた熱いゲーム観戦が始まる・・・はずなんだけど、何か熱血ファンどうしの会話は低調極まりない。昨夜はDice-Kで勝ったらしいけれど、ここのところ負け試合ばっかり。調整中という言い訳は置いといて「本当にヤル気あんの?」そんな訳で、最近は野球観戦もそこそこに地下室のホームシアターでDVD観賞にふけっている我が家。最近観たのはどれも日本のドラマやトーク番組。友達から借りた「歌姫」。今ネットで調べたらTBS系の金曜ドラマだったんだね。TOKIOの長瀬智也が主演! 俳優さんとしていい感じで成長したんじゃないかな、とぶっきぃは思った。奥さん役が小池栄子。元グラビアアイドル…ナルホド納得。でも彼女が大変良い味を出していた。友達は小池栄子に泣かされるとは・・・と言ってたけれど、ぶっきぃも同感。(日本の皆さん、「今頃、何言うてんねん?」ってツッコミ大歓迎です。日本のメディアからかけ離れてるご当地の普通の事情なのでありまする・・・。)この「歌姫」。我が家の琴線に触れたのはそれだけじゃない。ドラマの舞台が土佐清水市。そこに釘付け。長瀬がチャリンコで沈下橋(ちんかばし)渡ってるシーン、歯切れの良い高知弁の台詞、中村市や足摺岬、ジョン万次郎。ぐっと来たぜよ - ドラマの中で長瀬がよく口にした台詞。ダーリンはこれが気に入って以来愛用している。この「歌姫」のDVD。中国語吹き替え版も一緒になっていたが、海外でも観られていたのだろうか。金曜日の仕事帰りに、いつもの魚屋さんへ顔を出した。ガラスのショーケースの中に並んでいるのは、いつもの顔ぶれ。キハダ鮪にメバチ鮪。鯖、鰯・・・今日は鰆が居ない。サーモンが2種類。白身魚。ぶっきぃの目は、ケースの奥の方に小ぢんまりと置いてあるソレに釘付け。ぐっと来たぜよ!! ソレが欲しい。どうしても欲しい。こういう小売店で買い物をする場合、店内に入ってきた順番に店員さんが付いて1人ひとり対応してくれる。先に買うものが決まっていたからと言って、それを主張して割り込むのは無粋な行為である。この日、ぶっきぃの前に3組のお客さんがいた。その誰かにぶっきぃが密かに狙っているソレを買われてしまうかもしれない。スリル満点の順番待ち時間が過ぎた。実は狙っていたのはハマチ(Yellow Tail)のカマ。滅多に出ない。これをグリルで塩焼きにして食べるのが最高。ぶっきぃの順番が無事にやってきた。開口一番「Hamachi Kamaください!!」。すっかり常連のぶっきぃの顔を覚えている店員さん「グッドチョイス!!」とにっこり。店員さんだけじゃない。買い物を済ませて店を出て行きかけていたアメリカ人のご夫婦まで「Kamaは美味しいよね。良いの見つけたね。」って立ち止まって声をかけてくれた。(…なるほど、ハマチカマのライバルは多そうだ。日本人だけじゃなく。)夕ご飯のメニューは予定では全く別のものだったのだが、ハマチカマの登場で急遽「グリル」に変更。塩をしてチャコールグリルで焼いて、お手製ポン酢で食べた。一緒に買ってきた蛸の足、海老もグリル。ぐっと来たぜよ!!
2009年10月03日
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別の部署のお偉いさんと、会社のロビーでばったり会った。「ぶっきぃさん、大丈夫だった?」は??? 大丈夫って??? 「元気?」とか「どうよ最近?」とかそういう切り出しなら分るけれど、いきなり「大丈夫?」とはいったいどういうことだろう。無意味にドキドキするやんか・・・。お偉いさん曰く、「今日、会社の駐車場でぶっきぃが車に跳ねられた」というニュースがまことしやかに流布されていたそうだ。誰が何に跳ねられたって? 見ての通り当人はぴんぴんしているし、一体どっからそんなデマが出たんだろう。オモシロすぎるぞ、ウチの会社。さて、本題に入ろう。週末を利用して、ニューハンプシャー州の北部へフライフィッシングに出かけた。6月に釣行してブルックトラウトなどを釣り上げた同じ川。秋になるとトラウトが赤く婚姻色を帯びて美しいと聞いていたので、楽しみにしていた釣行だった。左) フライロッドを調整中のダーリンと愛用のトラック(CHEVYのシルバラド)。右) 大きな川沿いの湿地へ現れた雌のムース。立派な体格だった。今回の釣行、ぎりぎりまでぶっきぃのSUV/クロスオーバーで行こうかどうか迷った。まだピッカピカの新車なので薮だらけのダート道に突入するのに臆したことと、積める荷物の量の2点からダーリンのトラックを出してもらった。4駆に入れた時にパワー、トラックはやっぱりすごい。川の状態。6月に来た時との大きな違いは水生昆虫。初夏にはあれだけ羽化や産卵で水面ちかくにいっぱいいた羽虫がほとんど見られない。ということは・・・初夏に実績があった水面に浮くタイプの「ドライフライ」に魚は反応してこない可能性が大きい。実際、現地で毎度お世話になっている釣具屋さんが勧めてくれたのは、水底や水中に生息する虫に擬似させた沈むタイプの「ウェットフライ」ばかりだった。フライフィッシング- 昆虫学・生態学の要素がぎっしり詰まっている。虫好きのぶっきぃがハマッてしまうのも無理からぬこと。左上) ぶっきぃのフライケースの中身。左側3段がウェットフライの類。下の1段が夏に実績のあったドライフライ。右下) ぶっきぃの竿とリール。竿は前回の釣行で新調。リールはKittery Trading Postで最近買ったお気に入り。ドライフライは夏に実績があるのだが、ウェットフライは今まで使ったことが無い。そもそも沈んでしまうものを、どうやってアタリを捉えれば良いのだろう。ダーリンが言うには、ラインの先の動きで読み取るのだそうだ。何とストイックな・・・。結局、魚の数も初夏ほど多くなく、活性が低く、釣る側の経験値もまだまだだったから釣果ゼロ。ダーリンに一度だけヒットがあったが、引き寄せる途中で自力リリースさせてしまったらしい。ブルックトラウトだったそうだ。釣れなかったのは残念だったけれど、ウェーダーを着て川の中でポイントを探してながら歩き回るのが楽しかった。大人の水遊び。ちょっと風が冷たくて、水温もなかなか低いものがあったけれど、そこは遠泳大会に出てしまうようなこの私。1時間くらいは平気で腰まで浸かって遊んでいた。携帯の電波も届かず、インターネットもメールもアクセス無し。テレビもラジオもスイッチを切ったまま。自然の音だけが聞こえる幸せな週末。色々と考え事をしようと思えばその時間は十分あったのだが、仕事のことは一切頭に浮かんで来なかった。 フライフィッシングは来年までおあずけ。でも、紅葉ドライブにまた来たい場所。White Mountain National Forestの東側。メイン州側の道路(Rt.26)は空いていて、州立公園も道路もよく整備されている。I-95でポートランド(Portland, ME)まで行き、そこからRt.26で北上してみよう。Rt.26以外の側道も、カントリーロードの雰囲気いっぱいで楽しい。周辺情報はコチラから。メイン州ポートランドといえば、新鮮な海の幸。魚屋さんが何軒もあるから是非寄ってみて。ぶっきぃのオススメはコチラ。
2009年10月01日
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