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カリフォルニアへの旅からボストンへ戻ってきて何に一番がっかりしたかって、それは天気の悪さだろう。ここ1週間くらいずっと雨。ほとんど青空を見ていない。この時期のご当地にしても、少しお湿りが過ぎる気がする。そんな訳で、カリフォルニアの抜けるような青空がとても恋しい。前庭や街路に咲き乱れるブーゲンビリアがとてもきれい。うちわサボテンが自生。新芽は食用になるので摘み取られていた。友達ご夫婦の案内で、郊外へ日帰りドライブに出かけることになった。リゾートとしても有名なパームスプリングス(Palm Springs)へ行くのだそうだが、カリフォルニア初体験のぶっきぃには距離も方角もさっぱり分からない。何車線あるの? っていうようなだだっ広い高速道路をひた走り、カジノや魅惑的なアウトレットモールを横目で見ながら行った先で目にした、思わぬ光景。風力発電のためのタービン(wind turbine)群San Gorgonioというこの谷間を含めて州内3ヶ所におよそ13,000機の風力タービンが設置されている。風力発電のみのシェアとしては、世界の30%の発電キャパシティーがあるそうだ。詳細情報はコチラからカリフォルニア州全体の発電キャパシティーのうち、風力発電が占めるシェアはそれでもわずか数パーセントだと友達が言っていた。マサチューセッツ州にも最近になって風力タービンが導入されたらしいが、景観の問題などで揉めている。ナンタケット沖に130機を設置する方向で立案中らしいが、規模が小さすぎる。友達がSUVを駆使して砂漠のオフロードに入り、タービンの近くまで行ってくれた(写真上)。砂漠とタービンと青空のコントラストが何とも言えない。パームスプリングスの入り口にあるロープウェイで岩山の山頂へ砂漠のど真中でも、湧水や灌漑がされている場所にはもちろん樹木が生えている。標高の低い場所にはWestern sycamore(写真左下)のような落葉樹、山頂付近には老松などの針葉樹がみられた。ロープウェィで登った山頂からみた「風の谷」。縦横に走っているのは道路。整然と並んでいる白い物体が風力タービン。観光リゾートのあるパームスプリングスの市街は、写真右の方向にある。
2009年11月28日
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サンクスギビング明けの金曜日をブラックフライデー(Black Friday)という。全国的に早朝からビッグセールがある日で、大手家電店の前には徹夜で並ぶ人もいるとか。そして、たいていの職場はお休みになる日でもある。ダーリンお手製のサンクスギビングディナー鴨の赤ワイン煮 白アスパラ添え今年のボジョレーヌーボーとの相性もばっちりで美味しかった~なぜか異様に朝早くから目が覚めてしまったので、近くのプールへ泳ぎに行くことにした。朝5時から開いている。連休だしブラックフライデーだから、きっとガラガラに空いているだろうと思ったら、6時を過ぎたころからいつも通り混雑してきた。軽く流して帰ってきたけれど、まだ時間がたっぷりあるので、ブログを更新することにした。題してカリフォルニア見聞録。ぶっきぃはカリフォルニア州へ旅したことが無い。というか、西海岸はほとんど知らない。同じ北米大陸ではあるけれど、ぶっきぃの住むマサチューセッツ州とカリフォルニア州とは大陸の対角線上の位置にある。直行便でも6時間くらいかかるから、東海岸からヨーロッパへ飛ぶよりも遠いかもしれない。ニューヨーク経由で無事にLAへ到着。LAの空港まで友達ご夫婦が迎えに来てくれた。右も左も分からない私にとって、何より心強いお2人。初めに行ったのはベニスビーチ(Venice Beach)。LAでは必見の観光名所だそうだ。写真上:LA空港でドッキング中に見つけた懐かしい尾翼。シンガポール航空は今も変わらないスタイルなんだね。思わずLAを忘れてアジアンノスタルジーにひたる。写真左下:遊歩道以外に、自転車専用道がよく整備されている。ベニスビーチに限らず、あらゆる場所で自転車専用道が発達していて驚かされた。それにしても、この自転車にどうやって乗り降りするんだろう? これで通勤したら眺めが良くて楽しそう。写真右下:様々な大道芸人がいる。この人はオブジェに化けている。手前の犬は作り物だが、人の方はよく見ないと生身なのかどうか見分けがつかない。写真を撮らせてもらったので、気持ち分のお代を前の袋に入れた。ベニスビーチの商売。何でもアリな気がする。それ、OKなの? 思わず目を疑いたくなるようなものが売られていたり、ドハデな看板にぎょっとしたり、かなり刺激的な場所。写真上:ナイスガイ発見。ダーリン許せよ。写真左下:はい、この看板は前の日記にも登場したよね。"Kobe"というコトバにすごく付加価値があるらしい・・・ということをぶっきぃは学んだ。しかし、「100%ホンモノの神戸牛」のホットドッグって、どう考えても怪しいでしょ。写真右下:看板の上半分(黄色い方)にご注目。医療用マリファナをここで処方してくれるらしい。ちゃんと「先生」が居て、診断書を書いてくれるとか。白昼堂々こんな観光地で、それってアリ? ふと見渡すと、何だかそれらしい葉っぱの束があちこちの露天ショップで出ている。マサチューセッツではありえない。ぶっきぃが知る限り、ありえない。自由の国アメリカ・・・っていうか自由過ぎる気がする。いきなり刺激的なLA観光を体験したぶっきぃ。しかし、これだけがカリフォルニアではない。この後まだまだカリフォルニア見聞録は続くのでお楽しみに。
2009年11月27日
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突然思い立って、小旅行に出た。週末を使って、北米大陸の反対側までひとり旅。ぶっきぃのドタバタ旅行記を支えるのはPanasonic Lumixの一番安い型。2年半くらい前に秋葉原で衝動買いした時は「極薄、極小」だったのに、最近はもっとコンパクトなカメラが出回っている。写真をいっぱい撮って、ボストンへ戻ってきて、ウキウキ気分でコンピュータにダウンロードしようとしたところ、メモリカードが認識されない。色々やってみたけれど、どうしてもダウンロードができない。このメモリーカードを買ったのは、旅の経由地だった「敵地」ニューヨーク。それが良くなかったのかもしれない。そもそも店員の態度がこうである。店員「メモリーカード、すぐにカメラに入れて使いますか?」ぶっきぃ「そうしたいのでお願いします。」 -不器用な手つきでエライ時間をかけて封を開けて、カメラのカードスロットに挿しこんでくれたまでは良かったが、その後にひと言多い。店員「ゴミだけ置いていくんですね」 って、なんじゃそりゃ?あれがニューヨーク風の接客なのかもしれないが、どうもこの場所には馴染めない。そんな思いをして買ったメモリーカードなのに使えない。困った挙句、近くの大手事務用品店Staplesへ行って相談してみた。たまたま応対してくれたマネージャーさんらしい方が快く、「じゃ、僕のオフィスのコンピュータに落として、CDに焼いてあげましょう。」しばらくして、封筒に入ったCDとメモリーカードを持って戻って来た。「はい、僕のコンピュータにはすぐに落とせましたよ。」どんなサービスにも料金は払うべき。特に小さな無理をお願いしたのだから、そのつもりで「おいくらですか」と聞いたところ、「いいですよ。楽しみにしていたお写真が手に入って良かったじゃないですか。また今度、うちのお店へ買い物しに来てください。それでいいですから。」って笑うだけ。感謝いっぱいの言葉を述べて、店を出て思った。明日はサンクスギビング-感謝祭。困った時に快く手を差し伸べることの意味をかみしめお祝いする日である。そういえば、色んな人に色んなところで助けてもらっているぶっきぃ。明日は皆さんに感謝をしながら過ごそう、と柄にもなく殊勝な思いで日記を書いているわけであるさて、写真がダウンロードできたので、旅の記録の一部をご紹介。経由地ニューヨーク JFK国際空港のコンコース。さすがは敵地。ヤンキースグッズしか売られていない。ワールドシリーズ優勝Tシャツが店頭に並んでいる。無印良品のお店発見。日本の文具やちょっとした雑貨が並んでいて、見ていて楽しかった。いきなり、旅のお土産を公開。あ~楽しかった。写真左のTシャツは、Crazy Shirtsで買った。このお店、ボストンには無いと思う。ダーリンにもっと魚が釣れますように・・・という願いをこめて選んだ1枚。「トラウトの群れ」だと思い込んで買ってきてみたら「サメの群れ」だった。ダーリン、そこんとこ許せよ。ピマコットンで肌触りが最高。写真右は、自分用に買った銀のイアリング。ネイティブアメリカン独特のデザインが気に入った。 次号からは、ぶっきぃの旅日記が続くよ。どんなところへ行ったか知りたい?はい、こんなところへも行ってきました
2009年11月26日
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そろそろ年末も近いので、住所録やネット上のコミュニティーの情報更新をすることにした。リンクドイン(Linkedin)という社会人向けのリンクコミュがあり、自分の経歴をインプットすると、履歴のある職場ごとにリンクする人脈とつながることができる。英語圏、ドイツ語圏、フランス語圏、スペイン語圏のみのサービスなので、なかなか日本で働いていた頃のお仲間とリンクするのは困難なのだが、いずれ日本の誰かとも再会できるかな、と淡い期待を抱いている。ぶっきぃは日本にいたころ、外資系企業で働いていた。もう10年以上前の話だから、日本の子会社にしても、ヨーロッパにあった親会社にしても、誰ともリンクはできないだろう・・・と思いながら検索をしてみたところ・・・クラウス氏を発見!! クラウス氏の苗字はかなりユニークだし、ぶっきぃが昔勤めていた会社の親会社にいる人。多分あのクラウスに間違いない。ただし、ぶっきぃがのけぞるほどお偉いさんに出世しちゃっている。どうしよう・・・一瞬躊躇した末、思い切ってメールをしてみることにした。10年と少し前の当時、毎日のようにファックスで(注:当時メールはまだ普及していなかった)仕事のやりとりをしていた彼だったら、ぶっきぃのことを覚えているはず。ただし、現在の職位はヨーロッパの人事トップみたいだから、返事は来ないだろうな。驚いたことに、すぐ返事がきた。クラウスも最近リンクドインに登録したばかり。まだ誰もリンクを張った人がいなかったらしく、リンク第1号がぶっきぃだったのが大変嬉しかったらしい。偉くなってはいたけれど、昔のままの優しい人柄が伝わってくるメールだった。「久しぶりだね。いつ(うちの会社に)戻って来るの? みんな待ってるからね。」なんて嬉しいひと言。クラウス- 実は日本で在職中のぶっきぃにヨーロッパの親会社への転勤のオファーをしてくれた人だった。ちょうどダーリンのアメリカ転勤が決まった時期で、ヨーロッパとアメリカへ夫婦別々に転勤するかどうかで家庭内争議がちょっとあったのはマジな話。色々悩んだ末、日本でのどぉってことのないキャリアとヨーロッパ転勤よりも、ダーリンと一緒に新天地アメリカへ行くことに決めたぶっきぃ。アメリカへ来て本当に良かったと心から思うけれど、少しだけヨーロッパでキャリアを積みたかったという思いが残っているのも事実。そこのところ、ダーリンもよく分かってくれている。そんな思い出深いクラウスと、奇跡の再会。ネットとメールの時代に感謝である。昨日またクラウスからメールが来た。「ぶっきぃからメールが届いたその日に、僕の元上司のアーノからも数年ぶりにメールが来たんだよ。今度、あの頃の懐かしい話を肴にビールでも飲もう思うんだ。またその時のこと、連絡するから。」ぶっきぃはアーノのこともよく知っている。その飲み会、死ぬほど参加したい!! 窓の外側に、バードフィーダーを取り付けた。さっそくハウスフィンチが来るようになった。あまり野性味の無い猫2号でも血が騒ぐらしい。しかし、鳥はまったく動じていない。シカトされっぱなしの笑える猫2号の図。
2009年11月19日
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しょうもない話ばかりをアップすることにしよう。アメリカに住んでもう10年以上になる。そうなんだけれど、いまだに日常のふとしたことでビックリさせられることがある。今日のお題のネタは、何てことのない日用品について。 これはアメリカへ来てすぐに驚いたこと。それは歯ブラシが大きいこと。「これを口に入れるんですか?」っていう大きさ。もう慣れたけれど。写真左:アメリカで普通サイズの歯ブラシ。右:日本の旅館で貰った歯ブラシ。アメリカ人からすると、右の歯ブラシは乳幼児用サイズに見えるんじゃないかな。ここからが本題。ショックなできごとの原因はこれ。写真左:日本で買ってきた「売れ筋商品」。 写真右:最近こちらの薬局で買ったもの。それほど違いがないようなのだが、実際に瞼のところへ持ってきて、まつげを挟もうとすると、アメリカ仕様の方には全然まつげが引っかからない。無理してまつげの根本からビューラーしようとすると、瞼をギューッと挟んでしまうから痛いのなんのって…。よく見ると、微妙に角度とか弧の形が違うかもしれない。アメリカ仕様のビューラーは、平目な日本人顔には使えないかもしれない。自分の顔の平べったさを実感させられた小発見レポート。皆さん、こういう経験ない?ぶっきぃがこれ以外で驚いたのは、マスカラのブラシの大きさ。Costcoで売られているKirklandブランドのマスカラ、トイレの掃除に使えるんじゃないか? っていうくらい巨大なブラシが付いててびっくり。平目顔な上に、睫毛が短くて存在感の無いぶっきぃには使いこなせない大きさだから・・・。
2009年11月14日
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我が家で長年愛用してきたお道具が壊れてしまった。それが無いと、この先長い冬を越すことは不可能というくらい大事なお道具。 在りし日の「初代スノーブロワー」この家に引っ越してきたばかりの頃、まだ除雪というものがどれだけ大変か身に沁みていなかった私達。適当に安いのを買って、だましだまし使って居たのだが・・・肝心の時にエンジンがかからない。すぐにエンストする。小さいからパワーが無い…。この初代ブロワーに四苦八苦しているのを見るに見かねたご近所さんが、頑丈で大きな除雪機で雪かきを手伝ってくれたことも何度かあった。「あ、今日はお宅のブロワー、快調じゃないの」なんておちょくられるくらい、ご近所でも有名な「味噌っかす初代君」だった。よく6年近く動いてくれたものだが、ついに寿命。そこで・・・買っちゃった~ 「二代目スノーブロワー」Searsの"Craftsman 208cc"Searsのお兄ちゃん達がダーリンのトラックの荷台にこれを軽々と乗っけてくれたのはいいんだけど、家へ着いて荷台から下ろす時はどうすればいい? ぶっきぃはかなり腕力がある方だけれど、100kg以上ある器械だけにダーリンの片棒を担ぐ自信がない。と思っていたら、「下ろすの手伝いましょう。」いつの間にかお隣さんが手伝いに来てくれていた。愛すべきご近所さんに囲まれているから、何とかやっていけてる我が家なのかもしれない。器械が新しくなったので、早く雪が降らないかな? と罰当たりなことを思ってしまう今日この頃。ぶっきぃも使いこなせるようにならなくてはね。セルモーター付だからエンジンをかけるのも簡単だそうだ。 今朝、仕事前に久しぶりに走った。いつもより距離を伸ばして4マイルくらい走ったかな? 筋肉痛も無く快調。ストライドも少し伸びてきた気がする。冬時間になって、1つ良いことは朝早くから明るいこと。早起きする人だけが味わえる「得した気分」かもしれない。代わりに夕方はすぐに暗くなるんだけどね。明日も早朝から野暮用でプールに集合の予定。なのでそろそろ寝る支度をしなくては。
2009年11月12日
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先週から早朝に野暮用ができた。朝5時集合の野暮用とは何か? 今日のテーマはこれである。その前にまず話題を脱線させておこう。長年愛用してきたスキーウェアをとうとう手放すことにした。日本で買ったエレッセの上下セット(実は紳士物のSサイズ)。もう15年近くになるが、防水はまだしっかりしているし型崩れもしていない。とにかく派手だから「見つけやすい」と定評があった。そう、褒め言葉は「派手」「見つけやすい」それのみ。幸い、大喜びで引きとってくれる人が現れた。そこで長年色々なスキー場への旅をともにしたド派手なスキーウェアとお別れすることにした。写真: 最後にこのウェアで滑ったカナダのサンシャインビレッジで撮ったもの。右上の異様に短い板は、現地でレンタルした女子スラローム用。短くてびっくりしたけれど、すごく良い板だった。右下は、スキーウェアに着けてあったSAJ2級のバッジ。本人もインチキ臭い腕前なのは大いに自覚。とりあえず日本では指導員サマの管理の下でスキーを教える資格がある・・・らしい。 さて本題の野暮用。職場の人から「水泳をトレーニングとして始めたい。」という相談を受けた。そこで、「じゃ、一緒に泳ぎながら、姿勢やポイントなどを見てみましょうか?」ということになった。学生時代以来のにわかコーチ復活である。この人はもともとマラソンランナー。膝や腰など関節に故障があるようで、走ることを断念して最近は自転車とジムのマシーンや筋トレで鍛えている。水泳に関してどの程度なのかは知らないが、ランニングや自転車と同様の有酸素運動。重力や空気抵抗・摩擦(水泳の場合は水圧や水の抵抗)をうまく利用しつつ、それに逆らって前に進む- という意味で共通点がとても多い。ところが1つ、ぶっきぃには盲点があった。日本では小学校から体育の授業の中でそれなりに水泳をさせられるし、夏休みの課題などでさらに泳がされるから、だいたい誰でもキレイな姿勢で25メートルくらいは泳げようになっている。中国や台湾出身の同僚に聞いてもだいたい同じような感じだと言う。しかし、この認識が世界共通ではないこと、最近よく分かった。水泳は必修ではなくオプションであることが多い。水泳トレーニングを始めることにしたこの人も実は初心者のようだった。ただし、さすがにアスリートだけあってストロークのポイントについての質問は鋭い。これは、初心者向けに噛み砕いて説明するよりも、自分が実際にイメージしていることをそのまま伝える方が良さそうだ。ぶっきぃもその人と同じコースに入って、指先の入水の仕方、ローリングを使ったストロークの取り方などを目の前で見せた。ぶっきぃがこの朝教えたのはこれだけ。あとは本人が自分のペースで泳ぐのを隣のコースで自分の練習する合間に観察するだけにした。オトナにコーチをする場合、あまりいじらないのが鉄則。前にも書いたように、腰と膝に故障があるため、ほとんど下半身を使わない。なので立ったような姿勢で、上体の筋力を使って体を引っ張っているフォーム。脚で軽くキックをして下半身を浮かせれば良いポジションになるのだが、まずは上体の筋力作りとストローク作りができてから・・・と判断して、それができるまでは脚のことやポジション作りのことは言わないでおいた方がいい。初日は相当疲れたようで、30分たたないうちに朝練完了。後で聞いたところ、水に馴れていないので、どうしても怖さが先に立ってなかなか思い切って泳ぐことができなかったそうだ。「とても勇気がありますね。馴れていないプールに飛び込んでトレーニングをしようなんて、誰にでもできることじゃないですよ。」そう言って励ました。ぶっきぃは心からそう思ったし。ただ、この人が本当に水泳を好きになるかどうか、この時点では50/50だった。そう、コーチは責任重大である。「もう一度だけ、一緒に泳いでくれないだろうか」- という前向きな知らせがあり、その週の後半にまたプールへ行った。この日も特に何を教えるでもなく、ぶっきぃは自分のメニューをこなしながら、隣のコースのその人の動きを観察していた。速くなっている- そして姿勢が良くなっている。嬉しい驚きだった。自分との相対的な速度で相手のスピードが大体分かるのだが、確実に速くなった。それとともに、下半身が浮いてよい姿勢になっている。本人の表情も明るくて、自分の課題、目標などをちゃんと定めてぶっきぃに伝えてくれた。課題とは、上体(上腕)の筋力をつけてストロークを改善すること。それはぶっきぃが前回に考えていたことと全く同じだった。さすがはアスリート氏である。目標、課題が定まり、水に対する怖さも半減してきたようなので、来週からは自分で泳ぎに来て地道に練習する気になったらしい。この日は「もう一度・・・」のお願いは無かった。早くもコーチのお役御免か?ちょっとそれも淋しいので、たまに同じ時間帯にプールへ行ってみようと思う。教えるということは、こちらが教わることでもある。実際には教わることの方が多い。にわかコーチングを通して、ぶっきぃもまた何か学んだ気がしたよ。
2009年11月08日
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ダーリンの誕生日。旦那の誕生日というと、ある悪友の話を思い出す。新婚ホヤホヤだった頃のことらしい。誕生日に仕事を終えて家に帰ってみたら、奥さんがナント「素肌に白いぴらぴらのエプロンだけ」というお姿で「お帰りなさ~い」って出迎えてくれたんだって。悪友はショックのあまり気を失いそうになったと言っていた。何がどうショックだったのか、そこのところは敢えて聞かないことにした。せっかくのお誕生日。しかもダーリンは「年男」である。ささやかにお祝いをしなくては・・・。またしても野暮用*で朝も異様に早い時間から出勤していたぶっきぃ。早く上がらせて頂いて、そのままダッシュで行きつけの魚屋さんへ。ラッキーなことに大きめの有頭海老が手に入った。平目もあったんだけど、カール氏に聞いたところ「刺身グレードではない」ということだったので諦めた。縁側が欲しかったんだけどね。*この野暮用については、後日あらためてブログにアップするつもり。それから、家の近所にあるワイン専門店へ寄り、久しぶりに純米吟醸酒を買った。冷で飲める日本酒は高いから滅多に吟醸は買わない。桃川(Momokawa)のルビーかダイアモンドあたりが、お手ごろな値段で冷酒でもいける。行ったお店にたまたま桃川が無かったので、ちょっと奮発して新潟のお酒を買ってみた。「蒲原(Kanbara)」の純米吟醸酒。アメリカ向けに英語で"Bride of the Fox"という銘もラベルに入っている。「キツネのお嫁さん」ということなんだけど、由来はいったい何だろう? 製造元は下越酒造さん。 Kanbara "Bride of the Fox"これが美味しかった。年に何度も吟醸酒を飲むことは無いから大きなことは言えないけれど、我が家で飲むレベルのワインとは比べられないピュアな美味しさがあった。日本酒には非常に弱いぶっきぃは、すっかりほろ酔い気分。明日も仕事があるというのに、大丈夫だろうか。さて、美味しい日本酒に負けないディナーを作らなくては。と言ったって、ぶっきぃにできることはたかが知れている。料理の腕だけに頼るのは相当心もとないので、器などでちょっと点数を稼ぐことにした。有頭海老の葱味噌焼き、茶碗蒸し(出来上がりが遅れたので写真に間に合わず)、菊菜の白和え、炊き込みご飯、お吸い物、香の物。地味だけどバースデーディナー。ランチョンマットでなく、半月盆に乗っけると和食っぽく見えるかな。この半月盆はもちろんプラスチック製。ダーリン、お誕生日おめでとう年男への誕生プレゼントは週末に行く「韓国風指圧マッサージ1時間コース」。ぶっきぃもちゃっかり便乗するからね。楽しみだわ~
2009年11月06日
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紅葉がきれいだったのは1週間くらい前までのこと。ピークを過ぎた紅葉はどうなるか。- こうなる。 今年もやって来た。怒涛のような落ち葉の季節。週末の庭仕事としては年間一大イベントの1つ。うちの場合は、芝刈り機で「粉砕しながら吸い込む」方法で落ち葉を回収する。芝刈り機に備え付けられているバッグにたまった落ち葉の屑を、庭から出るゴミ(yard waste)専用の特大紙袋に入れて、指定された収集日に出すか、市のリサイクル場へ持ち込む。写真左:ぶっきぃは垣根の際など、芝刈り機が届かない場所にたまった落ち葉を巨大な熊手で掻き寄せる作業を担当。結構体力がいる。メープルの落葉みたいに薄っぺらで軽い葉っぱを掻き集めるのは楽だが、オーク(楢の仲間)の落葉は硬くて重い。写真右:ダーリンの芝刈り機が作動中。右がビフォー、左がアフター。すっかり落ち葉を集めてキレイになったと思ったら、次の日にはまた大量に葉が落ちていた。元の木阿弥である。 庭仕事の合間に軽いハイキングに出かけた。車で1時間くらいの場所にある名も無いような公園。マウンテンバイクでハイキングコースに挑戦中のバイカーさんと出会った。根っこだらけの上り坂を登っては下り、登っては下りしている。「練習しているんですか?」「そう、毎日ね。」毎日こうやって、うまくコースをクリアできるまで行ったり来たりしているらしい。修行僧みたいなバイカーさんだね。 日陰に群生しているこれは何?初め、菌類の一種だと思った。色が無いし、植物というよりもキノコみたいな感じに見える。ところが、これはれっきとした植物。寄生(腐生)して宿主から栄養をもらうから、葉緑体を持たないらしい。植物の名前はインディアン・パイプ(Indian Pipe)。日本在来種ではギンリョウソウ(銀竜草)という近縁種があるらしい。日本の山に生える野草としてはそれほど珍しく無いらしい。色の無くなった晩秋の林床が、少し華やいで見えた。
2009年11月03日
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