2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全8件 (8件中 1-8件目)
1
![]()
【楽天ブックスならいつでも送料無料】黒を纏う紫 [ 五條瑛 ]価格:1,944円(税込、送料込)五條瑛徳間書店 四六上製☆☆☆☆☆○ 結構前に上梓された本だろうなぁと思いながら読み進め、読書録をつけるので、初版年を確認してびっくり。2004年だって。もう少し後だと思っていた。 いつの間にやらコバルトだのプルトニウムだのウランだのが「特殊物質」と呼ばれて、日本国内を頻繁に運搬され、50年前に大事件を起こし、20年前に日本を脱出した危険な新興宗教団体が日本に戻ってきて、環境保全・過去への回帰を謳ってテロを行っている近未来の日本。移民と日本人との対決も険悪になっている。東北大震災がなかった日本ならこうなっていたのでは、とパラレルワールドを読んでいるように感じる。 登場人物は割とお馴染みの設定。チャイニーズマフィアに壊れた殺人鬼・テロリストたち。そして一癖も二癖もある女の子。で、「お前が女だったら~」なんて稀代の二枚目に言われる青年なんかもお約束?のように登場している。でも主人公はお馴染み設定ではなく、「特殊物質」の専門運転手。高額の報酬を約束されているが、彼は自分の身体にある疑念を感じていた。最初のうちは、それぞれの人物が別個に動いているが、最後にそれが収斂していく。ストーリーの展開が割合に速いのと、暴力場面は軽く読み飛ばし気味にしているせいか、一晩で読み終わってしまった。殺伐としたストーリーなのだが、救いはヒロイン?のマキを巡る人々。主人公の鶴見と彼女の関係と、彼女が異母妹だと知った冷酷なチャイニーズマフィアのボスが彼女に示す少々ゆがんでいるが、意外に良心的な感情だ。そういえば、彼女の母が巻き起こした犯罪もどこかで聞いたことのある犯罪だったなぁ。
May 31, 2015
コメント(0)
![]()
三匹のおっさん ふたたび (新潮文庫)[本/雑誌] (文庫) / 有川浩/著有川浩文藝春秋 四六上製☆☆☆☆☆ さっそく続編を読んでみた。前作は割と子供の問題が多いような印象だったが、続編はイマドキのオトナの問題の比重が上がっているようだ。神社のお祭りの復活を扱った第五話が一番スキ。また、祐希と早苗がいい雰囲気なのもほのぼのとして楽しい。特に彼らにヤキモキするノリさんがいい味を出している。そして、最後に偽三匹が登場するが、そのきっかけになったのは、困ったことにキヨさんの奥さんの芳江。キヨさんにとってはずばっと言い放つ頭の上がらない奥さんだが、偽三匹の一匹にとっては初恋の人。キヨさんは少々迷惑そうだ。当人はあずかり知らぬことでもあるし。そして、三匹の生活にも色々と変化が現れる。最初の変化は前巻でのシゲさんだったが、今回はノリさん、キヨさんの順で現れる。この二人の変化は今後に後を引きそうで、三匹のおっさん みたび があってもいいな。 この本でようやくこの1月からここに書いていなかった読書録が追いついた。前のようなペースでは読めないかもしれないが、ちょびちょびここに感想を書き溜めていきたい。
May 30, 2015
コメント(0)
![]()
【楽天ブックスならいつでも送料無料】三匹のおっさん [ 有川浩 ]有川浩文春文庫☆☆☆☆☆◎ 定年退職してもまだまだ元気な三匹のおっさん(爺ちゃんと呼ばれたくない)が、私設自警団(?)を結成して、ご近所の揉め事、お困りごとを解決!そこに剣道の道場をやりながら、サラリーマンを定年退職したキヨさんの孫で高校生の祐希や工場経営、三匹のうちでは唯一の頭脳派(でも一番危ないオッサン)のノリさんの娘の早苗、キヨさんの奥さんの芳江さんなどが加わって、最近のやりきれない近所の犯罪や、問題をできる範囲で解決していく。軽妙なやりとりが面白いが、煮え切らない解決になるときも綺麗事に逃げたりしないで、グレーなままの解決になっているので、時代劇とはちょっと違う。ドラマは観ていないが、ドラマも期待できる内容だ。5月23日読了。
May 30, 2015
コメント(0)
![]()
【楽天ブックスならいつでも送料無料】卒業 [ 東野圭吾 ]東野圭吾講談社文庫☆☆☆☆◎ 昭和61年初版。加賀恭一郎がまだ大学四年生。彼の登場する小説を読むのはこれが初めて。ドラマは観ていたけれど。仲良し6人組の一人が急死し、その死因に納得できない友人たち(特に加賀が結婚したいと告白した沙都子)が色々調べていく。この時代を反映して、学生気質は結構バブリー。また、剣道の後援の描写も結構バブリー。まるで当時の2時間ドラマを観ているようだった。この加賀が警官になってどうなっているのか、加賀シリーズも読んでみたい。5月4日読了。
May 30, 2015
コメント(0)
![]()
【楽天ブックスならいつでも送料無料】怪しい店 [ 有栖川有栖 ]有栖川有栖角川書店 四六上製☆☆☆☆☆◎ やっぱりこの著者の火村・アリスシリーズは安定して面白い!どうしてこれだけ巻を重ねてもマンネリ化しないのだろう?凄いとしかいいようがない。今回も表題の通り、色々な店での事件を解決したり謎を解いたりする。最初の短編を読んだ時点では、最近、古美術をネタにしたミステリ多いな、くらいだったのだが、この著者らしい独特の味付けがあって、楽しめる。その次からは色々な店が登場してくる。3月29日読了。
May 30, 2015
コメント(0)
![]()
【楽天ブックスならいつでも送料無料】非時宮の番人 [ 篠原美季 ]篠原美季講談社x文庫ホワイトハート☆☆☆☆◎ 割といつも通りの展開。今回は十二支と根付。そしてトラブルの元はダルトン。夏休みでシモン・ユウリ・ダルトンが日本にやってきていて、そこにユウリの従兄隆聖や当然アシュレイも加わってストーリーは展開される。今回ユウリは最後にいつものヘブライ語(だっけ?)の呪文ではなく、祝詞を唱えるのがちょっと新鮮。でもストーリーよりもされに気になるのは、ユウリのロンドンの実家の下宿人。シモンの弟、アンリの他に誰か(ちょっと期待している人物がいる)くるのかなぁ。だが残念ながら、続巻はまたセントラファエロに戻るようなので、この下宿人はしばらくおあずけになりそうだ。3月20日読了。
May 30, 2015
コメント(0)
![]()
幻の神器 藤原定家・謎合秘帖 (角川文庫)[本/雑誌] (文庫) / 篠綾子/〔著〕篠綾子角川文庫☆☆☆☆☆ いつかどこかで出るのではないかと思っていた古今伝授をネタにした鎌倉時代ミステリ。定家の父俊成が誘拐されるという穏やかならないネタだが、利発で謎めいた少年や表題にある幻の神器(かなぁ??)などなかなか面白く読めた。また和歌はニガテだが論理思考や謎解きは得意という美男で超セレブなお坊さんの毒舌も笑える。それに振り回される定家はほんの少しだけお気の毒だが。シリーズになったらいいなあ。でも何となくそれを狙っているような気もする小説だ。読了は2月24日。
May 30, 2015
コメント(0)
![]()
大阪ラビリンス (新潮文庫)[本/雑誌] (文庫) / 有栖川有栖/編有栖川有栖編新潮文庫☆☆☆☆○ 著者のオリジナルかと思ったら、編集もの。上梓順に大阪を舞台にした小説が掲載されている。かなりネタが細かいので、土地勘がないと今ひとつ実感にかけるかもしれない。道修町を舞台にした小説や他でも大阪情緒が楽しめる。また、大阪弁の変遷も何となく読み取れて興味深かった。でも読了したのが2月半ば。ちょっと記憶が飛んでいる。
May 30, 2015
コメント(0)
全8件 (8件中 1-8件目)
1
![]()

![]()