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ショータンは、雨戸もカーテンも閉めた暗い部屋に三日、篭っていた。 株の研究以外はテレビを見たり眠ったり、いつもと同じだ。昼食は、梅干おにぎり1個と目刺し二匹と塩昆布、奈良漬け3切れ。茹で卵。リンゴ半分。「こういうのが一番美味い」と大満足の態。 ショータンがいない間、私はリビングでテレビ見ながら編み物と読書と、昼間からwebゲーム。ゲームはやればやるほど意地になって、夜もブログ更新サボッていた。“四川省”というゲームで、ベターっと並んだ麻雀牌の同じのを2枚ずつ消して行くのだが、一回だけ曲がってもいい線で結べるのしか消せない。ライフラインは、邪魔になるのを消せるのと全部並べ変えるのとがそれぞれ5回ずつ、どれが結べるかわからない時に教えてくれるのが5回。全部消し終わるとすぐに次の牌が並ぶ。13回よりあとへはまだ行けない。12回ぐらいでライフラインを使い切ってしまうから、手詰まりでジャーンと画面が閉じてしまう。だから、どこまで行けば終わるのかも判らない。 初心者版をやっているのだけど、上級者版だったらどう難しいのか、案外難しくないのかもわからない。知らない土地で、行く先がわからないからテコテコ歩いている、あれと同じだ。 “万里の長城”という似たゲームもあるけど、これも何処まで行けば終わるのか不明。こっちの方は、消してしまうと「なかなかイーカンジ」とヘンなおじさんの声がして、抽選で点数が付いたり「何番目」とか出たりする。タイムリミットがあって、全部消せなくてもキャッキャロキャンと音楽が鳴って成績表が出る。大体、320番から370番ぐらいで、後ろに9人名前が並んでいる。いつまでやってもキリがない。真夜中に一時間やっていても、順位は下がっていくのに後ろの名前は変わらない。『よってけ』とか『マーちゃん』とか『オリヒメ』とか。 世の中、ヒマなやつが多いんだなー。
2009.11.30
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遊んでいて、日記遅れました。 ショータンの目の病気は網膜剥離ではないそうだ。網膜黄斑といって、網膜にある毛細血管が太くなって視界を邪魔するのだということだ。 手術のあと、外光を見てはいけない、紫外線を浴びてもいけないらしい。「電車で行った方がええと思うけど…」「『誰かに付いて来て貰ってください』て。付いて来てくれるんやろ?」 付いては行くけど、私は運転しない。 ショータンは、帽子とサングラスと手袋を用意して行った。病院まで約60キロ。 昼食を早めに食べて、正午に出発した。病院に着いたのは3時前だった。 文庫本を持っていたので、照明の明るい一角で待っていることにした。小児科の待合席だった。車椅子に乗せられた小児麻痺やダウン症の子供が幾人もいた。それなりに症状の固定した子供でも、定期的に検診が必要なのか? お母さんの年齢が大体34、5歳。生まれる前に子供の障害が判っていた筈なのに、何故産んだのだろう? 4時過ぎにショータンが来て、「まだ一時間ぐらいあとになるから、コーヒーでも飲もか」と言った。ロビーの端っこに喫茶店になっていた。コーヒーとトーストをそれぞれに注文した。自分の用事で来て貰っているからショータンがお金を払った。 喫茶店から出て、別の明るいコーナーを見つけてそこの椅子に腰掛けた。ショータンが看護師から預かっていた携帯電話が短い曲を鳴らした。画面に文字が出ていた。ショータンはじっと見たけど、そのまま膝に置いた。「呼んではんのやろ?」 私が画面を見た。「○○番の部屋へお入りください」と書いてあった。「部屋へお入りくださいと書いてるやん。目の悪い人にこんなん持たしたってあかんね」 ショータンは上の階へ上がって行った。 5時15分。ショータンが「おーい。帰るよ」と向こうの方から呼んだ。 支払いを済ませたショータンが言った。「35000円。前は47000円で、あとでまた12000円戻って来たに、『間違ごうてるのと違うか』言うたら『間違ってません』やて。『あんたとこは、入院した方が安いんか。何で?』て言うたら『判りません』て。『判らんのによう金とれるなあ』言うたった」 外へ出るとすっかり夜になっていて、サングラスも手袋も必要なかった。 途中でご飯を食べようと思っていたけど、4時過ぎにコーヒとトーストを摂ったので、まっすぐ帰った。家で晩御飯。「明日は朝ご飯食べてしまうまで雨戸開けたらあかんで」 4日間、太陽光を見ないでいるのだそうだ。
2009.11.26
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今月の初めに母を訪ねた。 近所のお医者さんの話をしていた。「22年に結婚しはって、いま跡とってはる長男さんが24年生まれ。60歳や。学校出て、30歳でお嫁さん貰いはった。けったいなお嫁さんやで。お姑さんが、私のとこへ『お使いに行って』言うてメモ書きはってん。うちの家知ってるねんで。そやのに、あっちの方へ行って、『○田さんの家何処ですか?』いうて聞いて、『おかあさんの用事で行きますねん』言うてメモを見せて歩いてなあ。お姑さんの用事してるのん宣伝してるねん。『掃除も料理もろくにでけへん』とお姑さん言うてはった。ちょっとの間、一緒に暮らしてたけど、2年もせん間にあっちの方の建売住宅買うて息子夫婦別居した。男の子と女の子がある。四年前からお姑さん自分のことがでけへんようにならはって、家政婦さんに来てもうてはるけど、お嫁さんは覗きにも来えへんて。先生が、土用日曜だけ泊まり込んではる」 先の先生はナン年のナン月に亡くなったとか、他人の家の事をよく覚えている。勿論自分の親類のことは、連れ合いの歳、その子供の名前、死んだ年月日、みんな知っている。 ヘルパーさんの一人にこの夏初孫が生まれて、「あやかるように」と、母と似た名前を付けたそうだ。呼ぶときは母と同じ「ナッちゃん」。「ショータンはこのごろ、足元がふらふらしてる」 と私が話した。「そんな人に、車に乗せてもうたら危ないで」 母は言った。 帰って来て母がそう言ったとショータンに話した。「なんでや!?」とショータンは笑っていた。 ところが、母は正解だった。今日、ショータンは目の手術をした。2度目。「うちのクスリつけといたらええ」と言うのに、全然聞かない。網膜はく離で、レーザー照射だ。 足元がふらふらするということは、目が悪いということなのだ。前回は4日間入院したが、今回は日帰りにした。明日から4日間、日光を見てはいけないそうだ。前回は入院して47000円ほどだったけど、今度は日帰りなのに何故か35000円。 私が眼鏡なしでコンサイスが読めるしパソコンを長時間してもなんの支障もないのは、生まれつきではない。 折角、世界一のクスリがあるのに、ショータンはやっぱり頭も悪い。
2009.11.20
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12日に、無事帰って来ました。 旅日記をすぐに書かなかったわけを、簡単に書きます。 第一日めは予報ハズレで快晴。鳥取 岩美温泉泊り。 夜、雨が降って、第二日めも朝から晴れ。皆生温泉泊り。出雲大社へ足を伸ばすつもりで、ここは連泊の予約をしていました。 ところが夕方から雨。夜中は強風、大雨。「晴れ女」に見方していた神様が、予報屋に叱られたような…… 第三日めはだから雨です。朝からカラオケをして、夜はロビーのインターネットをしました。テレビ局が5つしかなくて、面白い番組の無い所なのです。 3箇所のmy homepaze のメールを整理して、それからゲームをやりました。以前やっていたgoo の「四川省」というゲームです。前は下手だったのに、何故か上達していて、ロビーにダレもいなくなるまでやっていました。 それが意地になって、帰って来てからもずっと「四川省」に凝っています。 写真の整理をちょっとしてはゲーム。メール整理をしてはゲーム。 中毒です。もうちょっと出来る筈や。もうちょっと。で、今手詰まりまで12ゲームです。 洗濯、掃除、編み物、読書はいつも通りしてますけど、そんな理由でブログはどのサイトもサボッています。
2009.11.15
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昨日、ショータンが言っていた。「今年は早いなあ」「なにが?」「今年は、早い、言うてんねん」「なにが? 言うてんねん」「月日の経つのが、や」「シュゴがない」「守護?」「主語。英語はきっちりしてる」 9月に秋の旅行のプランを立て、10月の初めにホテルを予約した。まだまだだと思っていたけど、明日になった。 鳥取2泊3日を、出雲大社まで足を伸ばしたいと10日前にふと思って、あとの1泊を2泊に変更した。 鳥取の方へは3度目だけど、大山の写真が「富士山みたいに」綺麗に撮れない。今年こそは大丈夫。紅葉もばっちりという計算だった。 一週間の天気予報。月曜日から木曜日まで、曇り、雨、雨、曇り、だって。w------m大山ばかりか夕日も朝日も撮れないよ。明日、星座占いでは私、最高の1位と出ている。 ムカシっから晴れ女なのに。 天気予報より、私を信じよう。 9日から12日まで、ここは休みます。
2009.11.08
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ハトさん。 「このお金は何処から持って来たのか!?」と同じようなつつかれよう、お気の毒です。 自分のお金を自分が使ってなにが悪いんでしょう? 貧乏人が政治家になると定ったように公金をくすねるから、「世襲はいけない」と言ってもお金持ちがダイジンや首相になるのは、国民にとって安心でした。 でも、国会でのハトさんを責める自見んは、泥棒扱いでした。公金ドロボーはどっちなんですかッ。 ヤブレさん。もうちょっと賢い人だと思っていました。 「出来るのか。出来ないのか。出来ないだろう。国民に謝れ。言ったこと撤回しろ」 とぐじぐじ。 「民守の意見はばらばらじゃないですか」「出来るのなら、いついつまでにと確約すべきです。さあ!さあ!さあさあさあさあ……」 と詰め寄って、イヤミ満点でした。 子供の頃祖母に連れられて行って見た松竹新喜劇にこんな場面がありました。 お嫁さんが湯飲みにお茶を淹れて姑に差し出す。姑「おおきなボッカブリ…」嫁「お茶の葉です」姑「大きなザイモク…」嫁「茶柱です」 客席でみんなが笑っていたのを覚えています。「意見というものは、バラバラなものです」「検討中です。いついつ、と日を切る必要はないと思います」 ハトさんは、ちゃんと自分の考えで答えていました。 ミンシュ政治は始まったばかりです。「出来る筈がない」「マニフェストを撤回しろ」なんていう権利が、自見んにあるのでしょうか。もうちょっと、黙って見守ることは出来ないのですか。昔から、「急いては事を仕損じる」というではないですか。 自見んは、年金問題を「一年で整理する」と言いましたッ。オロカですねえ
2009.11.06
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12月の気温だそうだ。 朝、降りて行くと、ショータンが「着るものがないから寒い寒い」とパジャマ一枚で震えていた。ショータンの夏冬の衣類入れ替えはまだしていなかった。私のは二週間前にした。暑い日が続いていたから、ショータンはシャツやウールものを必要としなかったのだ。「上に羽織るもん、いっぱいあるやン」 入れ替えなくても、ロッカーのハンガーにぶら下げたのがある。パジャマの上にカーディガンとか毛糸のジンベとか着てもいいのに、パジャマの上に着るのはガウンと決めている。私が取りに行こうとしたら、「後でええ。ストーブ点ける」と、1ヶ月も前からリビングの隅に置いていたストーブを点けた。暑いのに邪魔と思っていたけど、備えあってまあ良かった。 急に寒くなっかように感じるけど、11月だもんね。 午後、ショータンの衣類入れ替えをやった。 棚の上の箱を上げ下ろしするのに、脚立へ登ったり下りたりする度にショータンはよろめく。 最後の箱を上げて脚立を降りたとき言った。「手、持ってくれる気はないか!?」「ない。下手に持ったら、一緒にこける」 私は、一人で箱持って上げたり下げたりしてる。充分に用心しながら。 母は三年前に、押入れの袋戸棚の中を整理していて踏み台ごとひっくり返り、1ヶ月入院した。95歳だもの仕方ないと思っていたけど、ショータンは持病が多いからそろそろ危ないかな? 危なそう。 ショータンは、コタツの前に座ったり立ったりする時もふらふらしている。 今年はもう3回もこけて、怪我をした。頭切ったり打ったり、足を火傷したり、全治一週間のや1ヶ月のやがあった。 急に倒れられたら、それこそ「どうしようもねーや」ってことになる。「3階増築して、展望室兼ねた収納室にしよう、言うてんねん」「3階まで持って行くのがえらいこっちゃないか」「階段の手摺に滑車つけて、蜜柑山のトロッコみたいに上げ下げする」「ほかせほかせ。出したり仕舞うたりでけんようになったら、みな放かしたらええねん」 放かしたあと、何年も生きてたらどうするのだろう。
2009.11.03
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極細(細い細い毛糸)三本取りにラメ入りの糸を合わせて編むつもりで、かせくりに糸を掛けてカラカラ回した。 ラメ入りの糸はすべってヘンな形にしか巻けない。上のかせくり機の金具にも絡まる。これはアカンと外して、手で巻いた。 でもうまく巻けない。 先に合わせて巻けばいいのかと、巻き取ったのとかせくり機にあるのとをあわせて巻いた。糸の弾力が違うから、うまく合わない。 かせくり機が潰れた。40年も使っているんだものなあ。 ラメ入り糸だけ巻いた玉が崩れた。 もつれてくしゃくしゃになった。切らずにちゃんと巻こうとしたけど、あっちの糸、こっちの糸、と6箇所ほど切ってようよう解いた。2時間かかった。 そのあとボーン シリーズの映画を見ていたら、居眠ってしまった。 目を覚ますと、映画は終わっていた。最後を見ないんじゃあつまらない。 それからパソコン始めた。またしても2時を回った。
2009.11.01
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