「よし、約束しよう、必ず、力の及ぶ限り・・・」
農民達が大勢集まっている場所に顔を出した正人は農民達が年貢で苦しめられていることを知り、
正人「よし、 約束しよう
、必ず、 力の及ぶ限り
・・・」
農民達から歓声が上がった。
その夜、城では正人が帰って来た祝いの宴が開かれた。
師景「 正人
、 よく無事で帰って来たのう
、・・・みんな お前の帰りを待っていたの
じゃ
。・・・今日は、お前の無事を祝って、無礼講で祝おうというのじゃ」
そういう 師景の方をじっと見つめる正人
に、直之進が 異国の面白い話を聞かせてほしいと
投げかけます。
その様子を目にしていた人々は、正人の気が触れていることを察しました。
正人が口を開く。
正人「 明国は広い
、海は青い」
そんな正人に、
師景「ええ、お前は、 父の死を聞いて心乱れたのかも
知らんが、これからはのう、
この叔父を誠の父とおもってくれよう
、よいか」
師景に対しての正人の返事は、ただうつろな、 不気味な笑い声
でした。そしてふらふらと歩きだし。 正人の目は雪野を探し
、答えるように正人を見つめる 雪野の目を見つめる
と、ふらふらと宴の席を抜けていきます。
続きます
。
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炎の城・・・(1)
炎の城・・・(11) 2024年08月05日
炎の城・・・(10) 2024年07月29日
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