幸せを運ぶ男性は身近にいるのかも。

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2006年01月23日

(16)

カテゴリ：国際結婚

前回の「男性だけの秘密」日記の掲示板、とても面白かったです。

″うふふっ″と笑っていました。

日本人カップルにも共通する話題をと、
書くときは心がけているのですが、今回の話題は見事に、
「どこの国の男性もみんな同じよね」という事を
証明してくれたように思います。

日本人カップルも国際カップルも、
文化や習慣によって、″多少の違い″はあるものの、

欧米人と日本人の″多少の違い″というのは、
感情や言葉を表に出すか、出さないか、だけの違いであり、
中身は皆、同じなのではないでしょうか。

家のダンナには男友達が非常に多いので、普段
男同士の話をよく耳にするのですが、聞いていると
日本人の男性達が話している事と何ら違いはありません。

周囲のアメリカ人男性と結婚している人達を見ていても、
日本人同士のカップルと比べて、そう大して変わっている
わけでもないし。

優しい男性も、優しくない男性も、正直者も、
誠実な人も、浮気者も、嘘つきも、

その中で例えば「優しい」というのは、一般的に
アメリカ人の場合は、表に出す。
日本人の場合は、表に出さない。
の「習慣の違い」だけでしかないと思う。

どちらも、「優しさ」は「優しさ」であり、

言葉で「愛してる」と言われるよりも、
さりげない態度で「愛してる事」を見せられる方が
感動する事も実際にある。

私の知り合いで、二度アメリカ人と結婚離婚した後に、
日本人男性と再婚した日本人女性がいる。

その人いわく、
「日本人のさりげない愛情の見せ方はたまらなくいいわ。」

「アメリカ人男性はもう、飽き飽きなのよ」 とも。

「アメリカ人男性は言わないとわからないから疲れるわ」 とも。

「日本人男性は黙っていても心中を察してくれるからいいわ」 とも。

「何よりも、半分寝てても話せる日本語で会話できるのがいいわ」 とも。

私もふかーーーく、納得をした。

日本人男性の良さ、私だってよく知っている。

私は子どもの頃から、結婚するなら父のような人と結婚したいと
公言していた。

父はとても愛情に溢れた穏やかな性格の持ち主で、
子ども好きで、頭が良くて、すべてが私の理想の男性像だった。

でも、母はいつも文句を言っていた。
「お父さんから愛情を感じないわ」

私と妹から言わせれば、あれだけワガママな母と離婚しないで
連れ添っているだけでも、十分優しいと思ったのだけど。
父の生涯が母だけで終わるなんて、もったいないとも。

父は、母を生涯の伴侶として、浮気もせず、誠実に、静かに
愛し続けたのである。

比べて、アメリカ人男性は、「見限る」のは早い。
アメリカの離婚率の高さを見ると 結婚＝生涯の伴侶 などと、
本気で思っている男性って一体どれだけいるのでしょうか、
と思えるほどである。
（すみません、夢を壊すような事を書いてしまって(^ ^;Δ　

ハリウッドの男女が離婚、結婚を繰り返すのだけが表に出る事実ではなく、
実際のアメリカの男女も半分は離婚をしていて、
それも立派なアメリカ文化の１つ。

結婚は″永久就職″などと、おちおちと安心していられないのが
アメリカでの結婚である。

もしも、母の夫がアメリカ人男性なら、
とっくの昔に逃げられていることは間違いないだろう。

ともあれ、私は子どもの頃からの夢であった、「父の様な人」と
結婚を果たせたのかもしれない。

国は違っても、先に書いたように、
白い皮、黄色い皮、茶色い皮、黒い皮、違う色の皮をかぶっている
だけで人間中身は同じなのである。

今日は日曜日で、お昼過ぎから近所の子ども達が家に集まってきていた。

午後２時ごろ、サッカーから戻ったダンナは子ども達に
「お腹すいた？」と聞いた。
子ども達はみんなお行儀がいいので、
「ママに聞かないとわからない」と言う。

ダンナは親達に電話をして、確認を取り、
さっさと手早くフルーツを切って、
子ども達全員の分のサンドイッチを作って一緒に仲良く
食べていた。

私はここまで気を利かせる事は出来ないし、
子ども達と一緒の輪に入ることも難しい。

ダンナの周りにはいつも子ども達が集まる。
そういう人だ。
私からの喧嘩を買うことはあっても、ダンナの方から
怒って文句や不満を言ってきた事など、この結婚生活１０年の間に
なかったと思う。

ダンナの性格は子どもに好かれる父、母に怒った事のない父の姿と重なる。

皮膚の色も骨格も言葉も違うけれど、
アメリカ人のダンナと、家の日本の父は同じ温厚で我慢強い性格なのだ。

２人とも大きなグローブを両手につけていて、
どんなワガママを言っても、笑って許してくれる懐を持っている。
彼らの前ではいつも自然体な自分でいられて、とても心地が良い。

逆に彼らの欠点もよく似通っている。
（この話はまた次回にしておこう）

そう考えてみると、国際結婚など特別な事ではなく、
自分の身近にいるどこの国の男性と結婚しても、同じであって
相手を間違わなければ、幸せを運んでくれる相手は
ごくごく身近にいるのかもね。

（追伸）
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あえてコメントは控えますけど、
私の意見としては、 (　ﾟДﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ でした。

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