ネガティブな心よ飛んでいけ～

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2010年11月14日

カテゴリ：生活全般お勧め日記

すっかりご無沙汰してましたが、元気でした

大学院の方が学部よりも楽だってどこかで聞いた気がしたけど、
私の場合はちっとも楽じゃなかった

中間テストが終わった先週からやっと一息ついて
のんびりした気分で久しぶりに日記を書いたり
来月から始まる期末テストの準備をしつつ
日本のドラマなんかを見てる。
「流れ星」と「フリーター家を買う」、面白いね。

それまで６週間、テストが毎週あって
なんだかすごく勉強したけど、頭に詰め込みすぎて

１つテストが終わったら、その５０％くらいは即消えて、
また新しい情報を脳に詰め込んでいくみたいな感じ。

卒業前にこの忘れた分も含めて全科目の総合テストがあり
それをパスしないと卒業できないから、心配だけど

実習が始まってから週二回は朝５時半起き夜８時帰りで、
家のことをやっていたら友達と会う時間すらなかった。

この実習が始まるまで密かに怯えていた私
何の実習なのか読んでいて歯がゆいと思うけれど
いろんな事情があり詳しくは書いてない。

大学院に入ってもすぐに挫折するかも、、、と
心配していたすべての理由は実習への自信のなさだった。

テストは勉強すればなんとかなるはずだけど

出来ない自分を想像しては怯えてた。

セメスターが始まって数週間後、その恐れていた
実習が始まり私は二人の患者さんを担当することになった。

きちんとした服装じゃないとクリニックに出れないという
ことで、まず服と靴を買いに走った。

久しぶりに社会人になった気分になった。

初めての実習の前夜は緊張のあまり２時間しか
眠れずフラフラで顔色も悪く

実習は私が患者さんと一対一でセラピーをしている間、
マジックミラーのついた窓から先生と学部の生徒達が
私を見学する。

見えない鏡の向こうから見られてる…ストレス～～

最初の一ヶ月は一日が終わると心も体も衰弱してたけど
先生の助けをもらいながら少しづつコツをつかんできた。

何よりも自分の力で誰かの症状が回復していくことが
嬉しくて、私が誰かのやくに立ってると思えて

外国人の私には「英語」というハンデがあるものの、
この職業は私に向いてる仕事だとしみじみ感じた

実習は中間報告で最初は想像出来なかった“A”をもらい
「ちゃんと卒業できるかも」という一筋の光が見えた。

院生がCを一つでも取ると追い出されるという
厳しい現実もあるけど

今年入った生徒は２０名以下でクラスも少人数、
この仲間の前では格好つける必要もなく居心地もいいし
先生達も親切でなんでも相談しやすい雰囲気。

家庭と勉強の両立は確かに大変なときもあったけど
やって良かったと今は心から思える。

仕事をやめたとき、またどこかで働こうかと悩んだけど
辞めた後、自分には多少の「経験」以外は何も残っていなかったという
脱力感をもう味わいたくなかったし

このアメリカで年齢に左右されずレイオフの心配がなくて、
いざと言う時は私１人でも家族を楽に養える収入を得られる仕事が欲しかった。
今はやっとそれが手が届きそうなところに見えてきた。

勉強をしたくてもいろんな事情で出来ない人も
大勢いると思うから、私はこうして勉強できるチャンスを
与えられたことに感謝すべきなのはわかってる

私にチャンスをくれたのは働き者のダンナと
小さい時からあまり手のかからない息子だから

“収入があれば離婚できるんだから～”とか息巻いていた
気持ちはいつしか消えて（喧嘩した時は別だけど）、今は
感謝の気持ちでいっぱい。

ここまで来たらもう全力でやるしかなくて
“挫折するかも…”なんてメソメソしてる場合じゃない

“大学院の４分の一があと一ヶ月で終わって
次のセメスターが終わったらあと一年なんだから

這ってでも進むのよ、私”

なーんて意気込んでみたものの、
かゆいところに手が届いてる大学実習から現場実習に出されたとき
“役立たずな外国人”ってブーイングにならないかしら？
卒業論文書く時間っていったいどこにあるの？

あ～またネガティブな想像ばっかりしてる～

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