詩誌AVENUE【アヴェニュー】~大通りを歩こう~

詩誌AVENUE【アヴェニュー】~大通りを歩こう~

2015年11月22日
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宏大無邊なこの世界の得体のしれなさは、 Midnight...

夜の斧。拡大する花ざかりの森。氷点。かちり、と柔らかな衝撃。青い山脈。

僕は多くの人が行き交う構内を抜け、東口へ出る。

いや・・・・・・損傷・・・。ちょっと・・・、取り返しのつかない種類のエゴで・・・。

久しぶりに歩いて・・・植物性旅行・・・。

口もきけない、くらい・・・疲れて・・・・・・眠い・・・。

  幻影の砂漠を走破する/風と砂/最初の一歩

  ささやかな結末/生まれいづる悩み

01 目に見えない黴菌。 ため息ひとつのための・・・ 充電器――

暖かくやわらかいその泥へと向かって、一滴ずつ、

重みのある、しびれ薬のある領域へととげとげしくもの惜しげに、

なまぐさく澱んでいった。 / 心の底から現われるのだ。

「哀しみを、そろって映す――弱い自分にとって、君の笑顔は・・

初めて殴られるという行為に等しい・・・」

(酬い得たという誇りを感じて、胸の中がややすがすがしくなる。)

ぱーそなるこんぴゅーたー。

ぱーそなるこんぴゅーたー。

机の上に[ 秋風 ]( が、

......気持ちはだれにも心の地図。

......思い出す...まだ見ぬ世界。

02 淫靡な粘り。不愉快な匂い。

書類でふくらんだ弁護士が持ちそうなな手鞄を抱えている。

都会の華々しさに、何か漠然として信じ難いばつの悪さに誘われる。



いらっしゃいませ、何名様ですか~? 」( 皮膚の表面の泡立つような意欲。

案内された先の席に着いた。避暑地の居心地、優雅な生活。

クロワッサンとりんごが食べたい。しかし目の前には、トマト畑で採ってきたような、

新鮮な。多分ゴム手袋だろう。白い手だろう・・。

光の香料は増えていく――荒涼・・・調子が悪いな・・・

光量――
白い壁に意味のない紋様。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
店にはゆったりとしたクラシック音楽が流れている。

みずうみ。ある心の風景だ。モロッコ。パリ。ヴェローナ・・文字盤を見つめ、見つめ、

見つめ続けた果てに、赤と白の玉がバッハのマタイ受難曲を演奏する。

泥沼の企みを知るたびに、真面目気なる表情の奇怪至極さは、

一種の壮厳なる、然して永遠に模糊たる滑稽美に満ち・・・千代田区や、

神戸市を、特別展覧会させる ――アリバイの彼方に――

記憶はジュエリー・ケースとなる。マロニエー。永遠の前の一瞬。さめない紅茶。

湯気。貝の歌。システム料理学。そして力尽きたように萎えてゆく。眩んでゆく。

何処へ行くのか知らないが車を乗りまわす、スポーツ・カー。

かんがえる前に、そんな状況。

  ( 電話のベルがロマンティックな効果をあげてい る)

  ( そして僕は、煙っぽい澱んだ夜のことを忘れる。

しずかにふっている、きんぞくしつのけっしょう

    はれーしょんをおこしている、くっせつしている、

    せきとめられた、れいめいのあらあらしいせかい


03 胸元やスカートの裾から押し寄せてくる。

  ( 楽器的モンマルトル・・・ 夏の夜のダイヴィング――

十二時十三分でとまっている。一瞬ためらい、

それからかすかにうなずいてみせることで芸術になる深いウルトラマリンの中、

僕は木の枝につかまっている。かすかな悲鳴がこぼれる。目がチカチカする。

ビデオの味。夕暮れの街から引き上げていく子供のように、すこしずつ消えていった。

CDの味。視野を満たす豆電球の味。布団の味。正真正銘のバラ。

で眠れない朝。

可愛いあの子は独りぼっちでプレゼントを待っている。

押し殺しされているものの、強い感情がこめられた囁き声がきこえるよ、

サンタクロース / 不思議な悲哀を覚えながらピエロ戯画。

レールをぎらつかせよ、間違いなく、

質のよいアメリカ産。意味など全然分からないまま、僕の身体にあっと言う間に、

火を付けてしまう。真珠をつらねた如くきらめいている魚料理。

身を乗り出して橋から鉄砲を落としたくなるような鳥料理。妄想する満開の性家族。

護身用としてもっていたと考えられるナイフ。燧石から打ち出される火花。

ふじつぼや海中の虫のくっついた、なにか固いもの。沈黙と屍臭。微生物の屍。

赤い宝石。やさしい雨。すれ違うだけで――心を奪う・・マロエニー。









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最終更新日  2015年11月28日 08時09分32秒
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