全2件 (2件中 1-2件目)
1
最近、映画「SAW」シリーズを見た。1から5まで。もうすぐ最新作が3Dで公開される。正直言えばあんまし怖くは無いです。ときどき痛そうなシーンはあるけど。・・ジョン・クレイマーという初老のおじさんは美しい妻とともに幸福な暮らしをしていた。しかし、妊娠中の妻が強盗により流産させられると彼の運命の歯車は狂いだす。さらにジョンには脳腫瘍が見つかり末期癌と分かると自殺を試みる。しかし失敗。この瞬間、連続殺人鬼ジクソウは誕生したのだ。ジグソウ(ジョン)は自らが設計、製作した精密拷問器具?を使いターゲットを罠にはめていく。生と死を分かつ究極の選択肢を与え制限時間内にトラップを解除しないとターゲットは死ぬ。まあほとんどの場合失敗するのだけど。こんな巧妙なトラップをなぜこんなおじさんに作れるのか不思議だった。後で彼のプロフィールを読んだが、彼は著名な建築家だったらしい。でも精密機器は作れてもターゲットを心理的に窮地に追い込むほどの洞察力をいつ身につけたかは不明。 そこが一番疑問かな。・・戸田恵梨香主演の「ライアー・ゲーム」はこの作品で着想を得たものと思われます。☆映像的な刺激も良いけれどやはり人間ドラマとして感動させてほしい。映画ではないけれど米ドラマ「コールドケース」がそういう意味では優れています。殺人罪に時効の無いアメリカでは稀に何十年も前の未解決事件の手がかりがみつかり再捜査に至ります。そういう話です。身元不明者のことを警察では「ジョン・ドー」女性なら「ジェーン・ドー」と呼ぶそうです。再捜査で彼らに本当の名前を取り戻してあげるさまは本当に泣けます。魂を揺さぶるドラマ。こちらはとてもお勧めです。監督のジェリー・ブラッカイマーは他にも映画「カリビアン・オブ・パイレーツ」等たくさんの有名作品を世に送り出しています。ご本人の評判はネットではあまり芳しくありませんがヒット作品を出し続けるそれだけですごいことだと思います。かつて金儲けのためなら手段を選ばないようなことを言ってホリエモンがバッシングされましたが、大間違いです。それでは誰もが手段さえ選ばなかったら成功できるのでしょうか?僕はジェリーブラッカイマーがいなかったら、とっくに映画界は半分に縮小していたと思っています。それにしても、アメリカの人気ドラマの主演クラスの俳優の一話あたりのギャラは毎回一軒、家が建つほどらしいです。ジェリーの作品であるCSIの俳優なんかいったいどれだけの収入を得たのか想像もつきません。今のご時世に景気のいい話はこのくらいですかね。
2010.11.22

孤独な嘘(2005年)最近見た映画です。日本では非公開で、衛星放送にて放映されました。・・会社役員を務める上流階級のジェームズは妻のアンと共に都会のロンドンを離れ、郊外へ引っ越した。ジェームズは初老の紳士。アンはアラフォーの美しい妻だった。そして二人は閑静に暮らしていた。・・ある時ジェームズ邸に勤める家政婦の夫が何者かの車にひき逃げされ、命を落としてしまう。近隣に住むバツ一のイケメン中年男ビルの車に引っかき傷を見つけたジェームズは、ビルを問いただす。しかし、事件当時その車を運転していたのは実は奥さんのアンと判明する。つまりビルとアンは男女の関係にあり、彼の車をアンが運転していたときに、事故を起こしてしまったのだ。ジェームズは驚愕し、しかし身内のため事件を有耶無耶にしようとする。保身を図ろうとする夫に嫌気がさしたアンは、そもそもジェームズの厳格で口うるさい性格に辟易としていたこともあって家を飛び出てしまう。アンはビルと暮らすように。彼女にとってみれば女性として初めて得られたやすらぎと幸福に満ちた日々だった。しかし、ジェームズは心から長年連れ添った奥さんを愛しており夫を不憫に思ったアンの心は揺れる。いったん夫の元へ帰ったアンだったがビルが病魔に冒されていることを知り・・☆・・「ラブサスペンス」というよく分からないキャッチコピーにつられて見てしまいました。アンが自分の心に素直に?赴くままにビルの方へ行ったり、夫の元に戻ったり行ったり来たりします。自分勝手な女ですが、心情は理解できます。・・30年も前に石野真子という 女性アイドルがいました。 当時は絶大な人気を誇っていましたが 電撃的に長渕剛と結婚します。 まだ彼女は20歳でした。 しかし、若さ故というか アイドル歌手として甘やかされた つけというか、僅か数年で結婚は 破綻します。 いったんは芸能界を引退していた 彼女でしたが、復帰。 その後、俳優と再婚するが これも長くは続きませんでした。 ・・あれほどの人気もすっかり 影を潜め、過去の人としての 印象もあった彼女をある日 ニュースで突然目にすることに。 それはある市会議員の葬儀の 場でした。病で若くして亡く なったその男性には妻子があり しかし彼女は正妻ととともに 臨終を見送った。 本来ならばそこに居ては ならない立場。人の目もあった ろうが、彼女は気丈に振舞い、 いささかの引け目も感じて いないかのようでした。 かつてのお嬢ちゃん アイドルから大きく変貌し 彼女に女性としての 成長を感じたことを覚えています。 ・・本作品を見て彼女のことを 思い出しました。 アンが愛を通じて成長する姿に似たものを感じました。・・ラストで夫が情夫の元に去った 妻に対して 「それでも、おまえを愛している」 と告げるシーンがあります。 妻の裏切りに絶望し それでも愛さずにはいられない 心情が痛いほどでした。 すごく泣けた。 大人の映画。愛の多様さを 丁寧に描いた素晴らしい作品。 愛が甘いばかりでないと 思い知らされます。 でももし自分がこれを 20年も前に見たのならこんな 感慨覚えることはなかった。 この作品に感動できる自分は昔より少しましになれたのかも。
2010.11.14
全2件 (2件中 1-2件目)
1