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ショックです・・ボクシング、バンタム級チャンピオンの長谷川穂積が惨敗強い奴が勝つ それがボクシング。正々堂々戦うだけが、唯一の戦法。そう思っていましたが実はチャンピオンの中には「弱い相手」しか選ばずに防衛を重ねる者もいる。長谷川はそんな中でも敢えて強豪ばかりを選び、それに打ち勝ってきた、絶対王者だった。ボクシングってのは苦しい、別名「我慢」と呼ばれるように殴られて痛い、お金があっても減量のため美味いものも食べられない。試合以前にその苦しさでボクシングをやめる者も多い。昔は「ハングリー」でなければチャンピオンになれないって言われていた。極貧に育ち、両親にも見放された不良少年のように、何かにひどく飢えている者のみがその逆境をばねに勝利するのだと。今はそこまでの逆境ってのはあまりないのかな。普通の家庭に育って、ボクシングをスポーツとして始める人が増えている。でもその彼らも結局、試合となれば「抱えているものの重さ」が勝利を左右する。誰だってこれだけは譲れないってものがあるはず。長谷川には奥さんも子供もいて、かけがえの無い存在。そして母は癌で闘病中。家族のためにも絶対負けられない。でもその気持ちは相手も同じ。試合中、苦しくてもつらくても簡単には倒れられない者同士が激突する。☆僕も学生の時に少しだけボクシングをした。試合のために何十キロも減量した。何でボクサーは減量するかっていうと、自分が軽くなればより背の低い相手と戦うことができるから。自分のほうが背が高ければ、その分、腕(リーチ)が長いため、パンチが当りやすくなって圧倒的に有利になるというわけ。元々当時の僕は痩せていたのに、激しい減量の結果、あばら骨がうきでるほどとなった。周りは漫画の見すぎと心配したが、僕にとってははじめて何かをやり遂げた自信となった。☆長谷川は今日の試合で3ラウンドまで優位だった。事実判定で上回っていた。しかし4ラウンド終了間際、相手からの猛烈なパンチのラッシュを浴び、マットに沈んだ。ボクシングはまるで人生の縮図。1秒先には地獄が待っているか、天国が待っているのか分からない。果たして長谷川はこの惨敗から立ち上がれるのか?ドラマが再び始まろうとしている。
2010.04.30
太宰治というと、「人間失格」「ヴィヨンの妻」などその作風からナーバスな人物像を描いてしまいますが僕にとって彼のベスト作品は「走れメロス」です。誰もが一度は学校の教科書で読んだであろうこの物語はドラマティックな展開もあって、多くの青少年を惹きつけました。☆羊飼いの青年、メロスは都会に来ていた。メロスはここから40Km以上も離れた田舎で暮らしている。そこで共に暮らしている妹が、近々に結婚式を挙げるので花嫁の装飾品やらをはるばる買い付けに来ていたのだ。都会に足を踏み入れると、いつもの華やかな雰囲気とは違い町行く人達はみな暗い表情をしている。その訳を老人が話してくれた。この大都市を治める主君(王様)の振舞いが傍若無人で、次々に市民を理由も無く処刑しているとのことだった。メロスは激怒した。こんな暴君は生かしておけない。メロスは正義感が強く、そして単純な男だった。後先も考えず、王の住む城へと忍び込んだ。もちろんあっという間に警備の者たちに捕らえられメロスは王様の前に引き出された。王様は「お前は私を殺しにきたのだな」メロスは「市民を暴君から救うのだ」「王様はなぜ人々を虐げるのか?」それに王様はこたえて「人は私欲の塊だ。人の気持ちなどまったく信用ならぬ」「私は孤独ゆえ、信用ならぬ者どもを懲らしめるのだ」メロスはそんな理屈が通るのかと言い、呆れた表情で王様を哀れむのだった。そして「私は殺されることなど覚悟している」「ただ・・」「三日だけ、待ってくれないか?」「妹の結婚式だけはあげさせてくれ」「私が田舎に帰る間に、人質としてこの都市に住む親友を置いていく。」王様はそれを聞いて笑った。「お前は本当は命が惜しいのだな」「籠から出た鳥が帰ってくるものか」しかし、王様は「待てよ・・それも面白いか」と何やらたくらむ表情でメロスの帰郷を許すことにした。「三日だぞ」「三日目の夕刻、日没までにおまえが帰って来なければおまえの友人は命を落とすことになる」「どうせ・・おまえは命惜しさに少し遅れて帰ってくるのだろうがな」王様はメロスに冷たく言い放った。メロスの親友、セリヌンティウスが連れてこられた。メロスのとんでもないこの申し出にも、即答で快諾した。そうすることが真の友人である証だと信じた。メロスは解き放たれた。親友に「必ず帰ってくる」と何度も念をおして。..メロスは体力に自信があった。片道フルマラソンの距離もものともせず、一睡もせず夜通し走り続けた。それでも故郷の田舎へたどり着いたのは翌日の昼のことだった。メロスは大慌てで妹とその婚約者に結婚式を挙げさせる準備を始めた。急遽のことで二人とも呆気にとられていたがメロスが強硬に説得してようやくのことで、宴を始めることに。結婚式は楽しかった。メロス自身には親も無く女房もおらず肉親はこの内気な妹だけ。妹さえ幸せになってくれればそれで良かった。 でも二人の幸せそうな笑顔を見て、メロスはこのまま時が止まれば良いと思った。..しかし、メロスは自分の身に鞭を打ち出発を決意した。約束の明日の日没までには、まだ時間があるがそろそろ一眠りして、旅立たなければならないと思った。宴の途中から突然雨が降り出し、豪雨となった。もちろんそれでも村人みんながずぶ濡れになりながら歓喜の宴は続いた。メロスは妹と花婿に「おまえたちは、二人で立派にやっていける! もう兄の助けなどいらない」その言葉をどう受け止めたのか知らないが、二人は笑顔だった。メロスは眠りについた。..起きたのは約束当日の早朝だった。メロスは跳ね起き、走り出した。友を救うために。雨はいくぶん小降りになっていた。..全速力で野山を走り抜けるメロス。ところが!なんと目の前にはあるはずの橋がないではないか。昨日の豪雨で川は氾濫し橋は壊れて流されたのだ。途方にくれるメロス。しかしこんなところでグズグズしていては約束の時間に間に合わない。意を決してメロスは濁流に飛び込んだ。必死に川の流れをかき分け命からがら、向こう岸へとたどり着いた。もう陽は西へ傾き始めている。急げメロス!峠を越えようとしたときに、今度は山賊が現れた。メロスが「見ての通り、私は何も持っていない」「命以外に持ち合わせはないぞ」と言うと、山賊の一人が「その命がほしいんだよ!」山賊は王様が差し向けた刺客だったのだ。しかしメロスは強かった。山賊の持っていた棍棒を奪い取ると逆に滅多打ちにして急場を凌いだ。一難さってまた一難。灼熱の太陽は照りつけ容赦なくメロスの体力を奪う。メロスは気弱になった。もうだめだ。もう間に合わない。友には気の毒だがこれも運命。本当にすまない。そう思うが早いか、メロスは疲労困憊で眠り込んでしまう。..どれだけの間眠っていただろうか。陽はほとんど沈みかけもうあまり時間が無いことを悟った。僅かに眠ったことが幸いしたのか、メロスは走る気力を取り戻す。もう何がなんでも友を救う気持ちになっていた。メロスは走った、口からは血をほとばしらせ服はボロボロに擦り切れ、ほぼ全裸に近い状態だった。都市へ入ると、気が狂ったように周りの人間を跳ね飛ばした。そして刑場へ間一髪でたどり着いた。喉が渇き、口の中はすっかり乾いていたが声をしぼりだすように「私だ! 約束どおり帰ってきた。殺されるのは私だ」それを観た市民たちが口々に「よくやった! 許してやれ!」と叫んだ。そして、メロスの親友であるセリヌンティウスの縄はとかれたのである。メロスは眼に涙を浮べて友に言った。「私を殴れ。私は、ここへ来る途中で君を裏切ることを考えた。 もし君が殴ってくれなかったら君と抱擁する資格は無い」セリヌンティウスは、刑場一ぱいに鳴り響くほどメロスの右頬を殴った。殴ってから彼は優しく微笑み、「メロス、私を殴れ。私はこの三日の間、たった一度だけちらと君を疑った。生れて、はじめて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、私は君と抱擁できない。」 メロスも思い切り、セリヌンティウスの頬を殴った。「ありがとう、友よ。」二人同時に言い、ひしと抱き合い、それから嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。 群衆の中からも、すすり泣きの声が聞こえた。暴君も、群衆の背後から二人の様子を、まじまじと見つめていたがやがて静かに二人に近づき、顔をあからめて、こう言った。「おまえらの望みは叶ったぞ。」「おまえらは、わしの心に勝ったのだ。信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。どうか、わしをも仲間に入れてくれまいか。」 どっと群衆の間に、歓声が起った。「万歳、王様万歳。」..ひとりの少女が、マントをメロスに捧げた。メロスは、まごついた。良き友は、気をきかせて教えてやった。「メロス、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。」「この可愛い娘さんは、メロスの裸体を、皆に見られるのがたまらなく口惜しいのだ。」 勇者は、ひどく赤面した。(完)☆..後半は息切れで、原文を抜粋してしまいました。( ̄□ ̄;)☆子供のころ、初めて「走れメロス」を読んだときにはすごく興奮して、面白いと思いました。友を救うまでのメロスの葛藤。誰だって自分が大事だし十分にその苦悩を理解できました。そして果たして友の命は救えるのか?間に合うのか?手に汗を握って読んだものです。最後に親友同士が抱き合う場面ではもう号泣でした。..今読み返してみると、さすがに感動は薄いです。そして、この作品の決定的な違和感は最後に人殺しの王様を群集が容易く許し、「万歳」と称えるシーンですね。そりゃ甘いってんですよ。☆この「走れメロス」という作品を忘れ得ないのはその面白さだけからではありません。中学生の頃、この作品の読書感想文を書きました。クラス全員が書いたのですが、先生から指名されたものから発表していきます。みんなは美しい友情だの、メロスのがんばりは素晴らしいだのと書いていました。しかし当時の国語の先生はとても厳しい人でそんな通り一遍の、ありきたりの感想など聞きたくも無いとぴしゃり。最初はクサい言葉にはしゃいでいたクラスメートは水を打ったように静まり返ってしまいました。なぜか最後に僕が指名され感想文を披露しました。僕は「走れメロスを最初に読んだのはもっと昔で、そのときにはメロスの悩みが痛いように感じ取られ、その苦悩を乗り越えて、自らに死が待っていると分かっているその場所へたどり着いたことに、とても感銘を受けました。」「しかし、何度もこの作品を読み返すうちにその感動は薄れてきたようにも思います。」「けれども、太宰治が描こうとした人間の本来持つ卑小さと、善良さに偽りなどなく、その弱さゆえに人間は間違いも犯すけれどそれを覆す強さも身につけることも可能なのだと」「そういつだって、教えてくれます」「だから僕は信じています」「いまもきっと、メロスは僕の心の中を」「走り続けているのだと」先生はそれをじっと聞いていて、クラスメートに向かって「もし拍手をするなら、こんな文章だろうな」そう言いました。ほんの暫くの時間をおいて、教室には拍手が鳴り響きました。☆子供なんて こんなつまらないことを忘れないんですよね。
2010.04.23
上海万博のPRソングが岡本真夜のヒット曲からの盗作ではないかとの疑惑が浮上している。ヘンなミッキーやドラえもんなど今やパクリは中国の十八番?などと揶揄されている。☆上戸彩主演の新ドラマ「絶対零度」。未解決事件を専門に扱う刑事モノです。上戸さん、一番下っ端で、ヘタレ役(経験不足の新人扱い)です。でも強い正義感と情熱で事件を追います。..年齢相応に中堅を演じても良かったかな。上司役に北大路欣也さんが出演していてこれじゃ「白戸家」の親子共演ですね。..「絶対零度」という番組タイトルはモチーフとなった米ドラマ「コールドケース」にリスペクトしたものなんでしょう。本場のほうは主役の女性刑事がきりっとしているので、敢えて対照的に上戸さんをヘタレにしたのかな。いくら脚色をしようとも、設定変更しようともこれはパクリではないのでしょうか?☆山ピー主演の「コード・ブルー」は「グレイズ・アナトミー」福山さん主演の「ガリレオ」は「ナンバーズ」「チームバチスタ」は「ドクターハウス」古畑任三郎は「刑事コロンボ」米ドラマをモチーフにしたものは枚挙に遑がありません。「コードブルー」で山ピーが患者の胸を拳で殴って心臓を動かすシーンがありました。すごく印象的で感動のシーンですが・・グレイズ・アナトミーにも全く同一のシーンがあります。古畑任三郎の作品の中にコロンボの作品と全く同一のトリックがあります。☆別に米ドラマをマネたからといって、日本のドラマが面白くないなんてことはありません。本場の「グレイズアナトミー」から恋愛べたべたの要素を一切排して、シリアスに徹したコードブルーの方が僕は個人的には好きです。他の作品も決してクォリティが低いとは思いません。十分に日本的アレンジを加えた結果、多くの人に受け入れられるものになっていると思います。ただ、誰かを簡単に非難できないということを言いたいだけです。「罪なき者が先ずこの女に石を投げよ」です。☆
2010.04.21
少し前の記事。佐賀のフェリー発着所で遊んでいた子供たちのうち4歳の男の子が海に転落した。それを助けようと10歳のお兄ちゃんが海に飛び込んだが残念ながら溺れてしまい亡くなった。弟を救出するために、お兄ちゃんの同級生も一緒に海に入ったが、自分らでは救出は無理と感じたため海から出て、大人を呼びに行った。弟は救われ今では意識を取り戻したそうだ。同級生の子供は実に冷静だった。その冷静さが自らを救ったとも言える。でもお兄ちゃんは無理と感じてもあきらめられなかったのだろう。..神様は公平だ。どんな人間にも容赦が無い。どんな人間からも命を奪う。でもこの子くらいは助けてあげてもよかったのにね。
2010.04.17
上野樹里ちゃん主演の新ドラマ「素直になれなくて」を見ました。Twitterを通じて知り合った男女。オフ会にてお互いを紹介する。高校の臨時職員のハル(上野樹里)は恋愛に不慣れ。Twitter仲間内ではナカジ(瑛太)が気になっている。高校では独特な授業を行い、ヒステリックな女史から「臨時のくせに・・」と罵られる。ある時、教え子の女生徒の援交場面に出くわしそれを救うという熱血な一面も。弟はニートかつクスリをやっている。ナカジは売れないカメラマン。ヌード雑誌のグラビア撮影の助手をしている。下手だと周りから酷評されている。謎?(同じタトゥー)の恋人がいる。今回オフ会の主催者であるリンダ(玉山鉄二)は雑誌編集者。主催の意図は「Twitterから始まる恋」という企画を自ら立てたもの。年増の編集長(渡辺えり)から執拗にセクハラを受ける。ドクター(ジェジュン)は医者と名乗ったが実は医療機器メーカーの営業。営業成績が悪く上司から頭から水をかけられるなど虐げられている。高校生の妹がいるが、お金が無く参考書を万引きをしたために、お店にひきとりに行った。仲間内ではハルが気になっている。ハルの親友であるピーち(関めぐみ)は上司と不倫しており、上司が逃げ腰なせいか自傷癖がある。仲間内ではリンダが気になっている。自分が妊娠しているのではと産婦人科にリンダに同行してもらった。☆セクハラにパワハラ。リストカットに援交 万引き。これでもかとイタい話をぶつけられまくりです。..みんな立派ですね。嫌な上司がいっぱい登場しますが、キレずにがんばり続けます。一人くらい「やってられっかぁ!」となっても不思議はないのですが、いや立派です。そりゃ、世の中は理不尽なことだらけです。嫌なことのほうが多い中、みんなそれぞれにがんばっていますよね。だから、それがどうした?ってんですよ。作り手というのはきちんと主張をしなけりゃだめだと思います。みんなに好かれようと、嫌われまいと素材を並べて見せて、自分の境遇と比較して勝手に考えてくださいってのは逃げですよ。きちんと「こういうものを見せたい!」「こう感じてほしい!!」と強く語ってください。美味しい食事を出す店って一切の妥協が無くシェフの心意気、信念ってものを感じるでしょう。のだめ(樹里ちゃん)のファンなので期待をこめて見ましたが・・..いや、これから段々と面白くなるのかもですけど。渡辺えりさんを次回も見る勇気はありません。(^_^;
2010.04.17
朝起きてテレビをつけると木村拓也さんの特集をやっていました。..彼のプレイで最も印象的だったのは昨年シーズン終盤のヤクルト戦。延長戦に入り選手交代と怪我でキャッチャーの控えがいなくなったために、そこまでセカンドを守っていた木村さんが実に10年ぶりに捕手をつとめることに。元々捕手をやったことはあるといっても他のポジションと比べ、投手との連携など専門性が高く普通に考えれば急造の捕手などプロレベルでは通用しません。..にも関わらず彼は監督の期待に見事にこたえ、巧みなリードにより、相手バッターを3人で仕留めます。監督は自分のことのようにはしゃいで、木村さんの肩を何度も叩いていました。木村さんの「ユーティリティプレイヤー(便利屋)」の真価が発揮された試合でした。彼はドラフト外でプロ野球に入り、生き残るためにどこのポジションでも守れる「便利屋」になったと聞いています。野球選手は本来は自分のポジションにプライドがあり、子供のころから守りなれた守備位置には特別な思いがあるものです。しかし彼はどんな境遇にも腐らず、自分の可能性を探し続けました。..ネットでも木村さんへの書き込みが多数ありました。その中で「本当にいい人は早死にするね。屑ばかり残る」というのがありました。ファンの悲しみの深さを表した言葉なのかもしれません。屑や糟ばかりが生き残って嫌な世の中なのかな。でも僕はそうとも思っていません。木村さんほど努力家でなくても彼ほど多くの人に愛されていなかったとしても人間は生きているだけでたいしたものだと思っています。どんな人間も自分があとどれだけ生きていられるかなんて分かりません。せめて木村さんのようにその瞬間までせいいっぱいの人生がおくれるようにと思うばかりです。
2010.04.10
今日たまたま、後輩の上田が司会をつとめる新番組「マンガみたいな本当の話」を見ました。嘘のような本当の話?薄型パソコンをお尻でキャッチしたり超至近距離から投げられたボールをホームランしたり..動画、CG技術の進んだ現代ならではの驚き映像が次々に登場。でもほとんどがネットで「見たことある」既出のネタのようだ。上田の前番組「4コマ漫画劇場」の練り直しだろうがあまり新鮮さも無い。でもたったひとつだけど、胸に響く「作品」があった。それはPanasonicのCM。..都会での仕事に疲れた彼女は久しぶりに休暇をとり郷里へ帰ります。そこで今は亡き母の思い出にふれることに。「陽のあたる図書館」..OLの彼女は都会でもがんばって仕事していた。でも最近は少し疲れ気味。失敗続きで上司にもよく叱られる。疲労困憊の彼女は周りの薦めもあって、久しぶりに田舎へ帰ることにした。..自分が生まれ育った町。今の職場のように大きなビルなどないが、木々に囲まれた公園や、学校に通いなれた道をたどるとなんだかホッとする。あの頃、本を読むのが大好きでよく行った図書館へも足を延ばしてみた。懐かしい思いで、いろんな本を手にしてはめくってみる。..ふと本からこぼれ落ちた、図書カード。その本を借りた人の氏名が順に記載されている。「あっ」そこにはお母さんの名前があった。彼女はもしかしてと思い、そこらじゅうの本の図書カードを見て周った。やはりそこには、あちらこちらに母の名前があった。そういえば母も本が大好きで、しょっちゅう図書館に本を借りに来ていたっけ。今は亡き母がなんだかそこに座って、本を読んでいるような気がして、胸があつくなった。..実家へ帰ると父が待っていた。彼女はお父さんに「今日 お母さんに会ったよ・・」それを聞いてお父さんは「お母さんは本を読むのが好きだったけどお前を大学へ行かせるために、本を買うことさえ辛抱していた。お前さえ、幸せになってくれればといつも願っていた。」優しかったお母さんの笑顔が浮かんで彼女の目から大粒の涙がこぼれた。お母さんが「元気をだして」「笑顔になって」そう言ってくれている気がした。☆Panasonicの長編CMには優れたものが多いです。CMの性質上、最後には「製品」を紹介しなければならずそれが押し付けがましくならないようにするのはたいへんですね。動画を自分でアップしました。画質悪いけど我慢してください。監督は「猟奇的な彼女」等で知られるクァク・ジェヨン氏。これほどのクォリティを実現しながらこのCMは昨年12月23日にただ一度しか放送されなかった。☆別の作品も紹介します。..姉妹でトップモデルをめざしていたのですが、妹は病気でそれを断念せざるを得ませんでした。姉はファッションショーを前に、仲の良かった妹を思い元気がありません・・。姉妹のファッションショー
2010.04.08
兵庫県出身の女性シンガーソングライター、植村花菜が歌っています。「トイレの神様」「ロマンスの神様」のパロディソングみたいな、けったいな歌を想像しましたが全然違いました。..少女はお婆ちゃんと仲良く暮らしていました。一緒にご飯を食べたり、遊んだり。少女はいろいろ家事を手伝うのですが、トイレ掃除だけは苦手でした。そんな時、おばあちゃんはこう教えてくれました。「トイレには女神様がいるの」「一生懸命お掃除したら、美人になれるよ」それから少女はきれいになりたくて一生懸命トイレの掃除をするのでした。でも、少女は成長し反抗期を迎えると仲の良かったおばあちゃんとあまり話をしなくなりました。一緒に遊ぶこともなくなりました。少女はさらにおおきくなると、やがて故郷を離れ上京してしまいます。..何年か過ぎた後、久しぶりに彼女は故郷を訪れます。彼女を待っていたのは病気で入院していたおばあちゃん。彼女は無理にでも元気をだして、あの頃のようにおあばちゃんに話しかけましたが、それほど話が弾むでもなく病院を後にしました。その翌日におばあちゃんはなくなりました。そこではじめて大事なものを失ったことに彼女は気づいたのです。おばあちゃんは私の帰りを待っていたのかな。もっとたくさん話をすればよかったのにと。もう一緒におばあちゃんと何をすることもないですが今も彼女はトイレ掃除をかかすことはありません。☆僕の家のトイレもとても綺麗です。男のくせに?すごく掃除が行き届いています。もちろん、元々そんなキレイ好きでもなかったのですが、いつの頃からか掃除の習慣がついてしまいました。..僕が幼い頃はトイレも和式で掃除は今よりさらに大変だったようです。子供のころは用をたしても、しっぱなし汚しっぱなしで母によく叱られました。「トイレの後はキレイにしなさい!」母はとても口うるさい人で(どこのお母さんも一緒でしょうが)、叱られると余計に言う事を聞きたくなくなります。僕は早くに家を出て一人暮らしをしたのですがたまに帰省して母に会うと、もう以前のようには口うるさくありません。別人のように笑顔で迎えてくれます。20歳頃のことでしょうか、僕が帰省して実家に泊まって朝起きてみると、早起きの母はトイレの掃除をしていました。もともと小さな体をさらに小さくまるめて。いつのまにこんなに小さくなったのかと驚くほどに。「トイレの掃除をすると心がきれいになるよ」「トイレを汚す人間はろくな大人にならないよ」あんなに叱られていたときは、聞こえてこなかった言葉が素直に聞ける気がしました。..先日、珍しくデパートのトイレを借りたのですがうっかり、掃除を始めてしまった自分に気づきました。習慣というのはおそろしい。でも僕が人に誇れるたった一つの習慣です。
2010.04.01
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