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新しい首相が、「庶民的だ」と持ち上げるマスコミ。 頼むから、一国の宰相に、「庶民感覚」なんて期待しないで欲しい。 国のリーダーに必要なものはまず、「どういう国を作っていくか?」 というビジョンである。 そして優秀なスタッフを選ぶ能力である。 「庶民感覚」なんて、気のきいたスタッフ経由で吸い上げればいい だけの話である。 今回の組閣を見た限り、新しい首相にも何の期待も持てない。 党内バランスを最優先した人事、財務大臣などは、マスコミ受けのいい 元アナウンサーを配置。 アナウンサー出身のクセに、TVに出ると「お国訛り」で大衆に媚びる この財務の素人を操り、財務省の言うとおりに増税をするのだろう。 自分が「賢い」と思い込んでいるから、官僚の罠に嵌るのだ。 リーマンショック以来、国際的に景気が下向いているときに、日本まで 景気をさらに悪化させるリスク。 中国のバブルは早晩弾けることを考えれば、まともな政治家なら、 まず、景気回復を考えるべきである。 復興も短期では済まない。基本は景気を回復させ、復興期間中、維持する ことである。 まず、その案を徹底的に思考すべきであろう。
2011/08/31
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ちょっとグロな画像で恐縮。 愚息の自由研究で撮影したタマネギの細胞。倍率は50倍。 本人が選んだテーマは、「やさいは本当に一個の個体なのか?」という ものだった。 この夏で、顕微鏡の扱いは慣れていたので、任せきって(あたりまえだが) いたのだが、撮影の段になって、口を挟んだ。 本人は、私が天体撮影に使っているような、アダプターで撮影できると 思っていたようだが、10年早い。 素朴なコリメート方式で、デジカメを接眼レンズに当てて撮ることを 勧めた。 器用さと、ここ一番の集中力が身に付く撮影方法だ(笑) tamanegi_5x10 posted by (C)kirk1701
2011/08/30
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輪番休業のこの日の午後、愚息とキャッチボールをしながら聞いていた ラジオで、民主党代表選挙結果を聴いた。 自民党以上に自民党らしい、党内政治の結果、地味・人間味を売り物に する野田が新代表に。 以前も書いたが、私はこの政治家も信用していない。 マスコミは久々のネタに、既に大はしゃぎだが、本当に民度が低い。 新しい内閣が、増税一直線内閣になることは間違いないだろう。
2011/08/29
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稽古で重要なことは、身に付けた技が「使えるか?」を冷徹に検証し、 約束事では使えた技が、実戦的な動きの中で用をなさないことが判明 したとき、どう、解決するかである。 対応としては、 1)その技はとっとと捨てて、新しい技術を求める。 このパターンは多く、中には、技どころか、流派を変えたり、 中には、他の武道へ転向する人もいる。 まあ、この御時勢、良くあるパターンで、結局、いつまで経っても 道が深まることはなく、彷徨するばかりである。 2)なぜその技が使えないか、分析を行う。 まず考えなければいけないことは、自分の技量がその技に必要な レベルに達しているか?という点である。 そしてさらに、不足している「技量」を細分化し、必要な稽古内容 まで洗い出さなければならない。 もちろん、奇想天外な非現実的な技は論外である。 最近は、新しい技術が、それぞれ身についたあたりで、この検証を行い、 「どうすればいいか、考えてみて」と、宿題にすることが多い。 ところが、古参のメンバーほどこの宿題が苦手である。 以前は、本当に「回り道」をさせたくなくて、細かい点まで丁寧に教え 過ぎていたのだが、裏目てしまったきらいがある。 しかし、彼らも新人が入ってくれば、指導する側に回ることもあり、 もっと研究心を持ってもらわなければならない。
2011/08/28
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自分が子どもの頃は、もう、夏休みが始まる前から自由研究のテーマを あれこれ考え、ラジオ体操が終わると、百科事典を取り出し、多くの 先人の研究成果に触れ、自分も将来は、学者になりたい、などと思った ものである。 学校の勉強は、正直、もの足りなく、自分でテーマを設定して、いろいろ 調べたり、実験するのが楽しかった。 三人の子ども達の学校に行ったときなど、廊下に貼り出された自由研究の 結果などを拝見することがあるが、こう言っては申し訳ないが、画一化 されてしまったというか、ユニークなものは少ないような気がする。 うちの子供たちも同様で、発想が教科書的である。 そして何より、学校における自由研究の扱いが、非常に軽い。 寝食を忘れて、知的好奇心の赴くままに没頭する時間を過ごすことは、 「知る喜び~学ぶ喜び」を体感できることに他ならず、子どもの心を 豊かにしてくれると思うのだが。 唯物主義に毒されてしまった現代こそ、子ども達には、心の豊かさを もって欲しい。 そのために、自由研究を楽しんでほしいのだ。
2011/08/27
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愚息が、 「秋から学校でソフトボールをやるので、キャッチボールがしたい」と 言うので、グローブとボールを購入した。 5年ほど前までは、勤務先のソフトボール大会にもよく出ていたし、 子どもの頃は、草野球に夢中になっていたこともあり、まあ、得意な 方である。 早速、初心者の愚息を、早朝の公園に誘った。 「息子とキャッチボール」なんてしみじみモードは、ホンの数分。 一時間も、意地悪く、際どいところに投げられたボールを拾いに 駆け回っていた愚息が、 「気持ち悪くなってきました」と言いだしたあたりで、 「そっか、ホラ行けっ!」とさらに無情にボールを投げる。 涙と鼻水で、見られたものではない形相になったあたりで終了。 シャワーを浴び、朝食をとり、すっかりくつろいだところで、 「さっ、行くぞ!」と、再び愚息を公園に誘う。 根性があるのか、バカなのか、あれだけシゴかれたのに、愚息は 「はいっ!」と嬉しそうに準備を始める。 そんな繰り返しが、数日あっただろうか。 なんだかんだで、フライ、ゴロ、ワンバウンドなどは、かなりの確率で 捕れるようになってきた。 新しいことを身につける子どもを観ているのは、本当に楽しい。 2011-0829 posted by (C)kirk1701
2011/08/26
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TOKYO MX で月~土に放送されている。 偶然、土曜日のスペシャルを観てから、ハマっている。 あの逸見さんの息子が司会を務め、日替わりで、キワモノのゲスト コメンテーターが、その日の最新ニュースを肴に、好き放題の コメントを乱発。 とても昼間の番組とは思えないような内容である。 もちろん、取り上げるニュースも、普通の番組とは一味違い、 ヘッドラインなんて無視である。 中には、大手新聞の「人生相談コーナー」を肴にするときもある。 調べてみると、意外なことに、もう、何年も続いているようである。 ネットとTVの中間に位置する、特異な番組だと思う。
2011/08/25
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稽古を始めてしばらくすると、多くの人は、ある錯覚に陥る。 「自分の攻撃は全て相手に当り、相手の攻撃は全て受けられる。」 という錯覚だ。 緊張感に包まれ、右も左もわからない初心の段階を過ぎ、一応、 それなりに技の格好がついてくる時期である。 組手でも、指導者や先輩は、大体受けてくれる。 しかも、優秀な指導者や先輩ほど、それなりに緊張感を醸し出して くれるので、「手加減」されていることに気がつかない場合もある。 この時期の指導が非常に重要で、 「天狗になりかけているな、ヨシ!」なんて、本気で攻撃を入れよう ものなら、人によっては、錯覚と現実の落差に潰れてしまう。 もちろん、自身の錯覚に素直に気がつき、より真剣に取り組む者も いるが、比率は少ないように思う。 うちの場合、稽古の体系の中に、安全な約束組手ながら、ハッキリと 自分の実力を思い知らされるメニューを盛り込んであるので、この 20年弱、その手の潰れ方をしたメンバーはいない。 「こんなに稽古するんですか?」と、稽古量に驚いて、さっさと辞めて いった、経験者(有段者)は居たが。 また、約束組手以外でも、幾つかのメニューが実力をハッキリさせる ことになるので、変に自惚れずに、着実に稽古を積むことが出来ている。 最近気になるのは、初心者から中級者を帯(クラス)別に細分化し、 試合をさせている団体が多い事である。 「初級の段階から経験を積ませる」なんて理由をつけているところも あるが、噴飯ものである。 ノールールの真剣勝負ならともかく、顔を突かない、或いは、全身を 防具に固めての試合など、初級段階では百害あって一理なしだ。 この段階での、実践的な稽古メニューを組めない指導者の横着と、 イベントを増やして収益を上げようとしているのが見え見えである。 このスタイルも主に米国から逆輸入されたものである。 武道の将来にとって、大きな問題であろう。
2011/08/24
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なんでも、渡辺二郎氏(元ボクシング世界チャンピオン)との、親密な 交際を窺わせるメールが問題になり、自身でケジメをつけたということだ。 渡辺二郎氏が暴力団関係者で、現在控訴中であることが問題になるらしい。 渡辺氏が控訴中である以上、罪は確定していないわけで、なぜそれが 「引退」なんてことになるのか、よくわからない。 それなら、暴力団から献金を受けていた、民主党の野田・前原あたりは、 即、議員辞職すべきであろう。 島田氏の最近のMCぶりは、正直、鼻につくところがあり、好きでは なかったが、「紳助竜助」の頃は、楽しく見ていた。 芸能人としての才能があるのは事実で、今回も、降板による混乱はあり、 復帰は難しいかもしれないが、過去の芸能界から考えると、そのうち 戻ってくるのかもしれない。 再度書くが、芸能人でこのケジメ。 野田・前原・菅などは、自身の献金疑惑に関してどう責任をとるのか?
2011/08/23
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愚息が購読している「チャレンジ」のおまけで付いてきた望遠鏡。 「科学と学習」が廃刊になった折、6年分をまとめ買いしておいて、 毎月、愚息に渡しているのだが、そのおまけの望遠鏡よりも、やや 本格的な望遠鏡である。 驚いたのは、ピント調整用のドローチューブが、樹脂製ながら、 ラック&ピニオンで稼働することである。 また、昨年のおまけでついてきた銀塩カメラで撮影することを前提 として設計されている点も素晴らしい。 天文ファンとしては、さらに、対物レンズの焦点距離が無難に長く とってあることである。 私も覗かせてもらったが、キッチリ見える。 架台はあまりにもチャチで、観測に耐えられる代物ではないので、 私のカメラ三脚に固定した。 これもネジが三脚の運台のネジと同じ規格になっており、拍手だ。 写真は西に傾いた月を覗いているところだがこういう姿を見ていると 自分が天文に目覚めた頃を思いだす。 学研の科学の付録の、同じような光学系の望遠鏡。 あまりよく見えなくて、自分なりに改造し、やはり親父の8mmカメラ の三脚に、紐で固定し、初めてハッキリ見えた、月のクレーター。 全てはあれから始まった。 私の人生に、天文がなかったら・・・なんて想像ができない。 懸命に月を視野に導入しようと頑張っている愚息を眺めながら、 そんなことを思い出した。 もちろん、彼にもうちの主力機の30cmクラスも覗かせてはいるが、 「自分の望遠鏡」は格別のものなのだろう。 日中も、遠くの景色を見たり、楽しんでいる。 もちろん、押しつけるわけにはいかないので、今後、愚息が天文に ハマってくれるかは、疑問である。 まあ、「誘惑する」ぐらいの権利は親にもあるだろう。 telescope2011-08 posted by (C)kirk1701
2011/08/22
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マスコミも、完全に増税一色である。 増税を言い出す政治家を褒めそやしまでする。 が、肝心の「言いだしっぺ」の一人、民主党・野田財相などは、党首選を 睨み、「景気が回復してから」と微妙にニュアンスを変えたりと、全く 信用ならない奴である。 先日UPしたとおり、財源を増税に求める財務省の病的な性向には心ある 国民は辟易しているだろう。 特別会計にも手をつけず、国会議員・公務員給与にも手をつけないまま 増税なんて、3.11前では不可能だったろう。 そう、今回、一番問題なのは「復興増税」という便乗である。 その賤しさには呆れるばかりだ。 まず、国のコスト体質を改善しないまま増税をしても、穴のあいたバケツ に水を溜めようとするのと一緒で、全く、不毛である。 目的税が信用できる国ではない。 デフレの今、増税を強行すれば、景気は冷え込む一方であり、経済をつぶす 行為である。という意見には同感だ。 私個人として、もうひとつ懸念しているのは、「復興増税」として強行し、 景気がさらに悪化した場合、そのフラストレーションが被災地に向けられる ことである。 「まさか」と、多くの国民は、今は思っているだろう。私も、「終わった国」 とは言え、日本人の心根はまだ信じてはいるが、問題は、その時々の風に 適当に乗る軽薄マスコミと、さらに軽薄な政治家たちが、不況の言い訳に 使うのではないか?ということを懸念している。 10年、20年以上かかる復興の原資は、もっと安定した予算として確保して 行くべきであり、いい加減な「復興構想」で算出された予算規模を悪用して、 増税の手段として組むべき予算ではないと思う。 「腐っても鯛」という諺があるが、日本人の品格をさらに貶めるような 施策を講じる輩は、早く消えて欲しい。 その点、どうせ党首選には勝てないだろうが、馬渕氏はまともなビジネス 経験があるようで、増税反対を最初から主張している点、好感が持てる。
2011/08/21
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この春、初めてスティピュラを手にした。 2月末の「世界の万年筆展」で、試し書きをして、ちょっと気になっていた。 イタリアらしくない、抑え気味のデザインが気に入り購入したのが、この ディープ・ブルーのフロレンティアである。 これは、セルロイド軸で、手にピッタリとフィットする。 ペン先は14金のF。 書き出し掠れがあり、何回かお世話になっている個店に、調整に出した。 付属のコンバーターで使用しているが、以前UPした、専用インクを 使用すると、硬質な手応えの中にも、独特のスラスラとした書き味がある。 同じ万年筆なのに、本当に、書き味、魅力が異なるものだ。 ついつい書きたくなり、常時インクを入れて使用している。 Stipula_Florentia_Deep_Blue_01 posted by (C)kirk1701 Stipula_Florentia_Deep_Blue_02 posted by (C)kirk1701
2011/08/20
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8/15は、午前中、トレーニングで追い込み、正午のサイレンを待った。 毎年、強制はしていないが、今年も家族一緒に黙祷を捧げた。 せっかくデジタル化されたのに、地上波では、関連番組も激減している、 恩知らずな国である。 毎年書いているが、当時、国家の外交手段のひとつとされていた戦争に おいて、我が国のために命を落とされた方々に、私は無条件で、感謝の 意を捧げたい。 その後、復興に身を削られた先人に対しても同様である。 残念ながら、大人で戦争を経験した親戚は既にほとんど、棲む世界を 異にしており、親父から聞けるのは、戦時中の幼少期の記憶のみである。 それでも、少なくとも一年で、この時期だけは、家族で日本の戦中・戦後 を考える時期にしたいと願い、毎年、この時期を迎えている。
2011/08/19
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同じような番組でも、ヒストリーチャンネルでやると胡散臭いが、 ナショジオでやられると、俄然、マジで観てしまう。 米国・英国の専門家が、大真面目に、エイリアンの侵略に対抗する 手段を論じたものや出版物を、映像化したものである。 特筆すべきは、エイリアンは、「悪意を持った侵略者である」という 視点で、対抗措置を論じている点である。 「高度な技術力を持っているからと言って、彼らが善人であるとは 限らない。第二次大戦当時、ドイツの科学技術は世界一だった。」 という強引な決め付けには失笑したが、内容は見ごたえがあった。 当然の流れで、最後はゲリラ戦で対抗するのだが、観終わった後、 これは災害に対する心構えとしても、応用できることだと得心した。 通信衛星はエイリアンに最初に破壊されてしまうので、原始的な通信 手段にたよることになる。というくだりに食い付いた息子は、今日も 電子ブロック・復刻版でモールス信号回路を組み、練習している(笑) が、事実、3.11の後、勤務先の心ある先輩が、高台にある敷地を活かして、 「無線アンテナを張ろう」と、プランを見せてもらったことを想起した。 防衛庁出身で、飛行機も操る彼は、今回も昔ながらのアマチュア無線機が かなり役にったことを説明してくれ、それなりのアンテナを張れば、 北海道から九州までカバーできることも、図示してくれた。 CSR的にも、やるべきことである、と思った。
2011/08/18
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以前も書いたが、どうしてこんなに幼稚な報道ばかりなのか? 「円高=輸出企業の業績悪化」という単純な理論は成立しない。 大手であれば、海外調達を増やしてヘッジしているはずだし、 ドル建てばかりで取引している企業なんて、聞いたことがない。 問題は、海外へ発注した方がコストダウンになり、原材料を自己調達 していない、国内の下請け企業などの場合は、受注減によるダメージ はあるだろう。 これには、従来からある中小企業対策を洗練・予算規模を拡大すれば ヤル気ある企業の自助努力を支援することは可能ではないだろうか? 原資は、日本の国際収支黒字である。 そもそも円高の理由の一つが日本の国際収支黒字である。 輸出という、ビジネスの「ひとつ」がダメでも、直接投資を始め、 他では真っ黒(字)なのである。 こちらから、徴税すれば、原資は出来るのでは? さらに、「ミスター円」が言っているとおり、バンバン貨幣を刷る のは、効果的だと思う。 円高のその他の理由の中に、マーケット及びその背後にいる連中が 日本を毟ろうとしていることがあると思う。 その連中に、冷や水を浴びせるには、増刷が一番ではないだろうか? 今回は、バブルの時とは異なり、「成金」ではない良質の日本企業が 円高を利用して、冷静な海外企業の買収を行っているようでもあり、 政治は死んでいても、経済はまだ大丈夫と安心している次第。
2011/08/17
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突きや蹴りを使う武道に限らず、どのスポーツでも、「スピード」は 万人が欲するものだろう。 もちろん、私も15歳の頃から、「スピード養成」というキーワードには あらゆるものに食い付いてみた。 若い頃はせいぜい60kgの軽量で、比較的スピードで勝負出来てきたと 思うが、所詮は、スポーツレベルのスピードでしかなかった。 「ヨーイ・ドン」で測定するようなスピードとは別に、空手の場合、 組手の中での相対的なスピードがあることが、理論的に理解できたのは、 30歳を過ぎてからである。 例えば、相手の攻撃を受けてから返す場合、大雑把にいえば 1)相手の攻撃を感じる(判断する・読む) 2)受け~返しに最適な「つくり」を行う 3)受ける 4)返す という手順になるが、この中で、スポーツ的な単純なスピードが活きる のは、3)4)だけである。 1)は単に反射神経だけでは、とても追いつかないし、「勘」に頼り すぎれば、墓穴を掘ることになる。 2)では、理合に則した多くの「引き出し」と、それを身体に指示、 実践する技術が必要になる。 上記1)~4)を一つの動作として「スピードをつけよう」と思って しまうと、「地図の無い旅」になってしまう。 1)から4)を分解し、それぞれのスピードを養成する稽古が必要に なり、そこが指導のポイントにもなる。 うちでは、もっと細かく分解して稽古しているが、これにより、例えば 加齢により、一要素のスピードが落ちてきても、充分に戦える相対的な スピードを維持することが出来ている。 さらに言えば、思い付くだけでも50程度はある、相手の攻撃パターン 全てに上記1)~4)を身につけることは、とても、数年では不可能だ。 従って、ベテランらしい豊富な引き出しがあれば、スピードのみの相手 は制することができる。 もちろん、スピードを競うような、寸止めルールなどの競技では、この 理屈は通用しないが。
2011/08/16
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以前も書いたが、軽量の女性メンバーが、自主的に取り組んでいる、 「体幹トレーニング」のおかげで、かなりインナー・マッスル(深部筋) が強くなり、特に蹴りなどへの「受け」がしっかりしてきた。 長く継承されている武道には、必ず、深部筋を鍛練するメニューが含まれて いるが、それだけを切りだして短期間に鍛えることはしていない。 稽古の中で、徐々に強化していくのが普通だが、それだけ時間がかかる。 その分、技と筋力が上手く比例していくので、バランスのよい実技者として の成長が期待できる。 が、稽古に耐えられないレベルの初心者や、我々のように、日に日に衰え 出してくるような年代には、不安な部分を別途鍛えることは有意義だ。 私も、週に3回程度、稽古やジムワークとは別に、地道な深部筋トレは 続けている。 朝稽古の立禅なども加えると、比率は大きくなっている。 専門的な動きに関しては衰えていないことを過信し、思わぬ故障を招く ことを避ける意味でも、中年以降のメンバーには積極的に勧めても居る。 逆に、深部筋の代表的なものである、腸腰筋は、通常の稽古に、最適な メニューが含まれているので、参加者の年齢構成に合わせて、メニュー を工夫している。 長く修行を楽しむためには、いろいろと下ごしらえが必要である。
2011/08/15
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都内城北エリアでは、異様とも言うほど目立つようになってきた スカイツリー。 特に、小雨などで煙っているときのシルエットなど、直立した デスラー艦みたいに見えたりする。 新橋で飲んだ折、土産につい購入してしまったのがこのプラモ。 煩わしい配線などは不要で、組み立て済みのライトユニットに、 透明のポールを立て、その上に、建築部分を組み上げる、接着剤も 不要のモデルだ。 プラモデルと言うより、キットだろう。 小一時間もあれば組上がる。 何も知らずに買ったが、6月に発売された時には、結構、話題に なったそうである。 これは1/2400スケールだが、秋には1/700スケールの「豪華版」が 発売されるようだ。 完成後の姿は、こちらの夜景と一緒に撮影するつもり。 SkyTree-01 posted by (C)kirk1701 SkyTree-02 posted by (C)kirk1701
2011/08/14
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仕事を早めに切り上げ、15時頃、ジムに移動。 駐車場を出るときに、総務の人間が、「光化学スモッグ警報」の 看板を、保安室前に出していた。 懐かしい。子どもの頃は、しょっちゅうだった、光化学スモッグ。 自分が、「公害」どっぷりの世代であることを思い出させられた。 1970年頃は、内房の海に行くと、足の裏はタール(?)で真っ黒に なったものだ。ゴジラにもヘドラが登場したし。 今なら、さぞ大騒ぎになるだろう。 そんなことを思い出しながら、ジムで走りだしてみると、これが 何とも苦しい。 久しぶりに光化学スモッグにやられたようである(苦笑) 現在の中国がそうであるように、日本にも、「環境」なんてお構い なしの成長期があったのである。 親父の配達について行った、京浜工業地帯のあのいつも曇った ような空。 あの空があったから、現在の日本があるのも事実である。
2011/08/12
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東電から、待望の請求内訳が来た。 7月~8/11にかけての一ヶ月で、昨年比40%減 である。 今回から、この「昨年同月比」の項目が追加された模様。 それにしても、やれば出来るもんである。 もちろん、以前から書いている通り、電力不足なんて大ウソで、 そんなことのために節電しているわけではない。 東電に対するアンチテーゼでやっているのだが、どうせ、使用量が 下がったら、火力で燃料費がかかったなどと、単価を上げやがるんだろう。 それはそれとして、エアコンを使わないおかげで、体調はいいし、 具体的な数値で効果がわかるのは、楽しいものである。
2011/08/11
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帰宅すると、カミサンから愚息の自由研究に関する情報が入った。 「戦時中の食生活を体験する」ということで、朝・昼と少量の サツマイモしか食べていないということである。 なんでも、学校の先生から戦時中の食生活について聞き、自分でも 試したくなったということである。 まあ、普段、しっかり食べている奴なので、それも良いと思って、 サツマイモを食べる姿を眺めていた。 いろいろ感想を聞いてみたが、得るものはあったようである。 しばらく、私の若い頃の減量体験などを話したりしたが、愚息の目に 妙に力がない(笑) 「もう体験したんだから、何か食べろよ」と、助け船を出した。 早速出てきた、「卵焼き」を頬張った愚息は、例によって涙(笑) 「正直、きつかったです」といいながら、美味しそうに卵焼きを 頬張る間、好物のから揚げなども出て、夕食は完了。 ちょっと甘かったかな?とも反省したが、とにかく、人から聞いた 話を、自分の身体で試してみよう、という心意気は買える。 何より、日々食えることの有難さも、実感できたようで、ひとつの 経験としては、良かったのではないかと思う。
2011/08/10
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休みで家にいた。 今日も、11時02分に合わせて、市の広報がアナウンスを流す。 8/6同様、長崎の方角に向かい、一分間の黙祷。 長崎に関しては、当初目標の小倉での投下に失敗した米軍爆撃機が、 第二目標だった長崎に投下したものだが、ドキュメンタリーを読んだり、 番組を見るたびに、腹が立つ。 米国に配慮した表現も逆効果で、さらに怒りを増幅してくれる。 「広島・長崎に原爆が投下された」と、まるで、自然災害かのような 表現である。 わかりやすいニュース解説で売っている、池上某なども同様である。 明らかに言葉を選んでいる。 まるで「日本が暴れすぎたから、原爆投下は天罰なんだ」と若者たちに 刷りこもうとしているようだ。 しつこく書くが、原爆はアメリカが落としたのだ。 「戦争を早く終わらせるために」という屁理屈が後からつけられたが、 実相はまったく違う。 日露戦争あたりから、白人に逆らう黄色人種を徹底的に潰してやるという、 「オレンジ計画」などは、既に文献や他のメディアで、様々に検証され、 周知のものとなっている。 日本の被爆者は、戦争の犠牲になっただけではなく、人種差別の犠牲にも なったのだ。 その意味で、戦後生まれの私には、 「誰が、何のためにこんなことをしたのか?」ということを可能な限り 情報収集し、子どもたちと話し合っていくことが、犠牲者を悼むことに なると考えている。
2011/08/09
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同じサブタイトルを、ずっと以前に使った記憶がある。 輪番操業で、メンバー全員が来ないと思われ、中止のメールを打とう と思っていた矢先、メンバーの一人から、 「休みだが稽古だけ行きたい」というメールを受け取り、マン・ツー・マン で稽古をつけることになった。 しばらく汗を流すうち、ご褒美、というわけでもないが、 「どんなテーマでやりたい?」と尋ねると、 「基本的なことをきっちりお願いします」ということだった。 彼ぐらいのキャリアになると、当然、先日、思ったように運ばなかった 組手の技術面の指導を希望されると予想していただけに、意外だった。 若いくせに、こっちが嬉しくなる程素直な彼に、基本的な技術をみっちり アドバイスしながら、同じ量の稽古をこなした。 稽古場にある、姿見(鏡)の効率的な使い方、一人稽古をするときに、 自分自身を矯正する「コツ」なども開陳した。 どうしても上手く出来なかった、連突きの動作が、見違えるように良くなり、 彼自身も驚き、嬉しそうに破顔したところで、座布団を両手で吊るし、 「突いてごらん」と、三本~五本突きを、一呼吸で連打させた。 本人もそれなりの手応えを掴んだところで、私が同じことをやった。 「全然違いますね・・・」と、がっかりした表情を彼は見せた。 幾つかの、新しい発見と、そして、「道、未だ遠し」ということが、 彼の心に残っただろう。 誉めはするが、自惚れはさせない。ちょっと意地悪だったかも知れないが、 それは彼自身のためである。
2011/08/08
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この夏、チャリンコ・デビューした愚息も、近所の海浜公園ぐらいまでは なんとか行けるようになった。 長女の時もそうだったが、ちょっと乗れるようになったあたりで、 「公道」の怖さを教えてやらなければならない。 早い朝食の後、3km程離れた親水公園に、プチサイクリングに誘った。 日曜日の早朝なので、車も少なく、少し遅れるものの、無事、目的地に。 しばらく、史跡などを散策しての帰路。 自宅も近くなったところで、ショッピングモールの駐車場に入ろうとした ところの段差。 ガシャン!と派手に転倒した愚息を、大型トラックが掠めるように走り 抜けて行く。 愚息は、痛みよりも、私に叱られるとでも思ったのか、緊張している。 「お前、そのままハンドル切って、斜めに乗りあげようとしたろ?」 と、お約束どおり、詰問すると、「ハイ」と、情けなさそうに返す。 「反対側に倒れていたら、あのトラックに踏まれて、終わりだったぞ!」 と脅かす。 実際は、かなり広い道なので、まず心配はなかったのだが。 かわいそうに、せっかくのプチ・サイクリングの帰り道は、何とも 侘しいものになったようだが、リスクは肌で感じなければいけない。
2011/08/07
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数年に一度、この日、このテーマで書いている。 朝、ベランダで読書をしているとサイレンとともに、市の広報が、 黙祷を促してくれ、一分間、広島の方角に黙祷した。 原爆ドームを見学したのは、小学校5年の頃。 何よりも、骨すら残さず、石段に影のように「焼き付けられた」 被爆者の”遺影”を見た時に、大げさでなく、人生観が変わった。 当時の知力では、ハッキリ整理できぬまま、記念館を出たところで、 ニヤニヤ記念撮影している外人を見たとたん、カッと来て、 「お前、何笑ってやがんだ!?」と、突っかかり、叔父に止められた ことは昨日のように憶えている。 後年、原爆そして核兵器と言うものは、相手の遺体すら、その破片も 残さない、人間の尊厳を無視した、日本人の美意識にはそぐわない、 「醜い」武器だと整理をつけた。 「核」がいけないのではない。それを使用した米国が「醜い」のだ、とも。 「日本も開発しようとしていたから同罪だ」というおバカがいるが、 思うことと、しでかすことには雲泥の差がある。 以前、就任後のオバマ大統領が、広島・長崎に来る意向を示したときに、 「来て欲しくないものだ」と書いた記憶があるが、今回、諸事情もあり、 来なくて良かったと思う。様々な意味で・・・。 今回、広島・長崎と福島原発事故を絡める報道が多く、まるで同質の災害 かのように国民を誤解させようとしているようだが、全く異質のものである。 原爆投下は、人間が行った、人類史上まれにみる「醜い行為」であり、 福島原発は、事故である。 仮に、技術的・労力的に不備な点があったとしても、故意に起こした事故 ではない。両者は、全く次元の異なる話である。 反原発に、被爆者を利用するのは、あまりに失礼であろう。
2011/08/06
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一年以上前の「趣味の文具箱」に、この万年筆の広告があった。 物凄くそそられたのだが、値段に気が引けたこと、そして限定888本 ということで、まあ手には入らないだろうとも思った。 最近では、「世界限定」って結構日本市場を睨んでのものも多い事が なんとなくわかってきたのだが。 で、昨年末、運よく入手できた。シリアルNoは、780/888。 字幅はM。 ニブは、「23k Pd950」と刻印されている。 以前紹介したOPERAで、パラジウム・ニブの書き味に魅せられたが、 このPENも本当に、ニンマリしてしまう書き味である。 フローはやや多目。渋目が好きな私には多く感じるが、趣味で使うには 楽しい。 「ダブル・タンク・パワー・フィラー機構」と呼ばれる吸入式だが、 かなりガッチリできており、その上、首軸近くについている「小タンク」 だけでもそれなりのインク量で、実用性はかなり高いと思う。 そして何よりもこの、美しいブルー。夏にはもってこいである。 VISCONTI_OPERA_MASTER_DEMO_01 posted by (C)kirk1701 VISCONTI_OPERA_MASTER_DEMO_02 posted by (C)kirk1701
2011/08/05
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毎回、長期休みには、テーマを決めて集中的に稽古をしているのだが、 今年は、連休の間に、くっだらない会議などが入り、飛び石の連休に なってしまっている。 結局、仕事の日は、肉体的には休息日として、通常の稽古とジム通いを 組み合わせて、基礎体力UPをテーマにした。 走り込みは順調で、45分程度は何とか走れるようになってきた。 昨年春、膝を痛めて、一年以上、ランニングは出来なかったのだが、 何とか調子が戻ってきている。 トレッドミルの場合、ロードワークでの信号待ちなどがなく、本当に 一定のペースで走れるので、より調子がハッキリする。 若い頃から、ランニングは1時間と何故か決めてきたのだが、膝が 不安なので、しばらくは45分で行こうと思っている。 同じ45分で毎回走る距離を伸ばしているのだが、まだまだ情けない くらいの距離である。 もともと、長距離走は大嫌いだったが、大学時代所属した会派の合宿が、 まるで陸上部の合宿か?と思うほど、バカみたいに走らされたので、 その対策として、19歳くらいから、毎晩のように10km程走り込んだ。 その頃のペースを意識していたのだが、考えてみれば、体重は当時より 30kg近く増えている。 もちろん、筋肉も増えているのだが、年齢を考えると、あまり無理は できない。
2011/08/04
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花王製品に対する不買運動(?) 同情的な報道が多いが、このネット社会。 こんなことは、当然のリスクとして企業側が、覚悟しておくべきだろう。 民生品を生業としている企業なら、尚更である。 また、韓国製品の通販サイトにも、ネガティブな評価が多くなっていると 報道されているが、これはどうだろうか? 通常、評価や口コミは、良し悪し双方のコメントが掲載されているので、 基本的には、買い手が自己責任で判断できるようになっている。 これもまた、通常、販売促進を求めて、ネット販売をしている以上、 ネガティブなケースも想定されるべきで、ことさら問題視するような報道 には疑問を感じる。 国家間に問題が生じた場合、この手の問題が起きることは当たり前で、 リスクマネジメントの基本に出てくる、カントリー・リスクのひとつで しかない。 もちろん、日本だって、過去に散々やられているわけだが。 どうも、中国・韓国に対して、マスコミ全体が「媚びて」いるような 気がしてならない。
2011/08/03
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韓国・鬱陵島視察を計画した自民党議員一行が韓国で入国拒否された。 「竹島問題に絡めた視察」と判断した韓国側が、例によって大騒ぎ。 空港ロビーで、日本側議員一行の顔写真がプリントされた布を焼く。 こいつら、本当に火つけが好きだ。 以前、やはり日本に抗議して灯油かぶって火をつけるアピールをして いたら、間違って本当に火がついて、のたうちまわりながら、周りに 消化してもらっていた韓国オヤジがいたが。 加えて今回は、同じ議員たちの顔写真を貼った、「棺」まで登場。 本当に気持ち悪い連中だ。 竹島問題は、以前から日本は国際司法裁判所に持ち込もうとしていたが、 「領土問題は存在しない」と逃げてきた韓国。 今回の大騒ぎで、逆に問題をアピールしてしまった。 売国・民主政権のうちに、セコセコ実効支配を進めようと、コソ泥みたい に動いているその姿は、やはり・・・。 「日本が実効支配を許しているから悪い」と、見当違いなマスコミの意見 もあるが、一番悪いのは、コソ泥・韓国だ。
2011/08/02
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昨年末、友人が「雑誌に載ってたよ」と教えてくれ、調べて購入した。 スケルトンでピストン式となれば、どのメーカーのものでも、一応 気になってしまう。 ペリカンのものも良いが、国産はもっと嬉しい。 最近は、セーラー、パイロットに加えて、プラチナまでスケルトンを 乱発しているが、実際、ピストン式でないスケルトンには、あまり 興味が湧かない。 ニブは14KのFM(5)。 写真では、色彩雫を入れているが、現在は、小学校時代から愛用して いた、PILOTのREDを入れて、資料のチェック用に使っている。 ウルトラマンに出てきた発掘されたカプセルに、液体状に閉じ込められ ていた、バニラとアボラスみたいだ。 書き味は、コシがある中にも、予想以上に柔らかいと思う。 ピストン吸入機構は非常に滑らかである。 ピストン自体の断面形状もあると思うが、ペリカンと同等以上だと思う。 PILOT_HERITAGE92_01 posted by (C)kirk1701 PILOT_HERITAGE92_02 posted by (C)kirk1701
2011/08/01
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