まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2018.09.23
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みゆきは、
「大学には受からなかった。進学をあきらめて就職しようと思う」
と大樹に話しました。

しかし、大樹は、
みゆきの急な心変わりを不審に感じ、
自分で大学の合格発表を見に行ってみました。

そこで、みゆきの嘘に気づきます。
みゆきは合格していました。


大樹に話していたのです。

さらに大樹は、パン屋での麦田との会話から、
亜希子に就職の話が出ていることを知ります。

そして、そのとき大樹と麦田は、
「みゆきがなぜ嘘を吐いているか」に思い当たります。

同じころ、
すでに亜希子も、みゆきの嘘に気づいていました。
そして、みゆきに余計な気を使わせてしまっている自分を責めました。



翌日、亜希子は、パン屋の厨房で、
「みゆきが嘘をついているようだ」と大樹に相談します。


すると、そこへ麦田が現れて、亜希子に話し始めました。

自分との結婚を後押ししたり、大学合格を偽ったりするのは、
みゆきが亜希子の幸福を想っているからこそなのだ、と。

麦田の手には、
父から届けられたレシピノートが握られていました。


 今はみゆきの気持ちを受け止めて、子離れするときかもしれない

しかし、それでも亜希子は、まだ納得ができませんでした。



その夜、みゆきは亜希子に言いました。

 わたしが社会人になれば、お母さんも仕事に復帰できるでしょ?

しかし、亜希子はすかさず合格通知を示して、みゆきの嘘をあばくと、
不幸だった自分の子供時代の話をはじめました。

そして、

 あなたの幸福を願うのは、たんなる私のエゴなのだ
 あなたが私の幸福のことまで考える必要はないのだ

と告げました。










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最終更新日  2022.10.21 19:42:10


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