まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2018.11.23
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テーマ: 新垣結衣(29)
けもなれ。

第7話まで見てきたところで、
今後の「ラブかもしれないストーリー」を展望してみる。



そもそも「ラブかもしれないストーリー」とは何なのでしょうか。

なぜかアンチを自称する人たちに限って、
「ラブかもしれないストーリー」を「ラブストーリー」と読み違えています。




いうまでもありませんが、
「ラブかもしれないストーリー」というのは、
通常の意味での「ラブストーリー」じゃない
ということを視聴者に意識させるキャッチコピーになっています。

もし、このキャッチコピーを見て、
典型的で単純明快な「ラブストーリー」を期待するとしたら、
ちょっとどうかしています。

かりにキャッチコピーを知らなくても、
最初の1,2話を見れば、
これが通常のラブコメでないぐらいのことは察しがつくはず。

そのことに気づかないまま7話まで見ているとしたら、
かなりオメデタイという他ありませんし…、

このまま最終話まで見続けたところで、


はやく脱落することを推奨せずにはいられません。



ここまで見てきて分かるのは、
この「ラブかもしれないストーリー」が、
多様で重層的な人間関係を描く物語であるということです。


職場や、家族や、ビールバーなどの、
さまざまな人間関係が折り重なっています。

バブル期のトレンディドラマじゃあるまいし、
いまさら男女の恋愛関係だけを能天気に描けるような時代じゃありません。

もはや、男女の恋愛関係のなかには、ラブはないかもしれない。
むしろ、それ以外の関係のなかにこそ、ラブがあるのかもしれない。


すでにネットでは、
晶が最後に結ばれる相手が、
恒星になるのか、京谷になるのかを話題にしていますが、

わたしは、
どちらの可能性もあると思う一方で、
むしろ、 どちらでもない可能性 のほうが強いと感じます。



とりあえず、
いま気になるのは、晶と朱里の関係です。

どうやら晶は、
朱里にシンパシーを抱いたようです。
京谷に別れを告げた要因のひとつも、そこにあったように思える。

なぜ京谷が、
4年前に朱里を捨てたのかは分かりませんが、
もしかすると、朱里が「可愛くなくなったから」なのかもしれません。
だとすれば、現在の晶は、4年前の朱里と同じです。

おそらく京谷は、
晶に対してそうだったように、
朱里に対しても「可愛い女」を求めようとしたでしょう。

しかし、朱里は、
あえて京谷の期待に背くような態度をとりながら、
じつは、どこかしら晶のような「可愛い女」に憧れているようでもある。

次回の予告で、
彼女がツクモクリエイトに入社を志望するのも、
じつは晶への羨望こそが動機になっているのかもしれません。

とはいえ、
実際に朱里がツクモクリエイトに入社すれば、
彼女はそこで、晶が日々直面している現実を目の当たりにするはずです。

そのとき、朱里と晶の関係はどうなっていくのでしょうか。



もうひとつ気になるのは、
橘カイジの「new world」の正体です。

それは、
ネトゲのようなヴァーチャルのコンテンツなのでしょうか。
それとも、
三次元のリアル世界で展開されるコンテンツなのでしょうか。

そして、
呉羽や恒星や朱里は、
その「new world」に、どのように巻き込まれるのでしょうか。
晶と京谷は無関係でいられるのでしょうか。

そこには獣がいるのでしょうか?

そこにラブはあるのでしょうか?








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最終更新日  2018.12.06 00:56:53


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