まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2019.07.25
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カテゴリ: メディア問題。
松本人志とつるんでいるらしい高須クリニックは、

「強くなれということだ」などと言って、
社会的強者の立場を代弁しました。

彼らから見れば、弱者の訴えはたんなる「甘え」に見えるのでしょう。
しかしながら、むしろ「甘え」があるのは、彼らのほうなのです。



そもそも社会的強者とは、
かならずしも能力の高い人間のことではありません。


たんに威圧的な人間だったり、
たんに世渡りに長けただけの姑息な人間であったりします。

とりわけバブル時代には、
たやすく大金を稼いだことによって、
金の力だけで社会的強者たりえた人間 が大量に発生しました。
なかには、ほとんどヤンキーまがいの人間も少なくありませんでした。

そして、バブル以降の日本社会は、
そうした連中が横暴に振舞うことを許してしまいました。



彼らは弱者に対して横暴に振舞いながら、
「甘えるな。悔しかった強くなれ」などと言います。


松本人志に代表される吉本興業の芸風は、
こうしたバブルの風潮に順じた「イジメ芸」でした。
いわば、不器用な弱者を嘲けることの笑いです。

そのようにイジメを正当化するようなパフォーマンスが、
さらに「社会的強者」たちの横暴を勢いづかせました。



こうした「社会的強者」たちの横暴は、
平成期に多くの弱者をはじき出し、
大量の引きこもりや、鬱病患者や、自殺者を生みました。
本当に能力のある人々までもはじき出されました。

そんな社会が、
いったい、どうやって発展できるでしょうか?
「失われた10年」は、気づいたら「失われた30年」になっていました。

横暴な社会的強者たちの「甘え」をこれ以上放置してはいけません。



社会的強者になったら、
弱者に対するいかなる横暴も許されるだろうという身勝手な「甘え」。
パワハラは、そうした発想から生まれています。

彼らの「甘え」を、これ以上許してはいけません。





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最終更新日  2024.06.18 00:55:44


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