まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2020.02.03
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カテゴリ: シロクロ!
シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。

第4話。すごい…。
かなり濃密な脚本。
一話のなかで、いろんなことがどんどん展開していく。

人間関係が複雑に錯綜して、
もはや誰が誰の味方か、ぜんぜん分からない。

一話完結パートの物語も一筋縄じゃなく、
いじめの隠蔽問題にも「裏」の「裏」があるという内容でした。

流星のアクションを見せながら、会話劇を展開していく演出も鮮やか。



流星は最初から事件の真相を見抜いていて、
佐藤二朗が「手出し無用」というのも構わずにシロクロをつけてしまいます。
流星は、幼いときの父(田中圭)の教えを守っているようですが、
佐藤二朗は「似なくていいところまで似てきた」と最後に呟いています。



流星は、レンの正体が「リコ」だと気づきました。
山崎樹範が「親子を救うために催眠をかけた」と明かすのですが、
流星は「本当にそれだけですか?」と疑います。
すると、山崎は「お前こそ彼女に何をしてる?」と訊き返します。

要潤は、流星が「飼育員」だと気づいて、
その情報を、取材先で山崎樹範に漏らします。


椿鬼奴は、入院している山口紗弥加と面会します。
椿が「レンは前向きになった。リコを思い出した」と言うのですが、
その言葉を聞いて、山口紗弥加は表情を曇らせます。
彼女はレンがリコであることを分かっているのでしょうか。
母親なのだから、とうぜん見分けがつく気もしますが。


彼女は、コアラ男に監視されているのを知って激しく怯えます。
あるいは、
流星とレンが抱き合っている姿に衝撃を受けたのかもしれません。



やっぱり山崎樹範が怪しい気はするけど、
だれが白でだれが黒なのかまったく見えてこない。
最終的には、すべてグレーになりそうな気もします。

ラストちかくで佐藤二朗の秘書が映ったのも気になる。

まだまだ中盤ですが、
ここまでのところ、ダントツに出来が良い。
今後の展開次第では、名作と呼べるものになりそうな気がします。





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最終更新日  2020.09.19 19:10:41


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