まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2020.12.15
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テーマ: ニュース(100302)
カテゴリ: メディア問題。
京都の清水寺で「今年の漢字」が選ばれました。


オリンピックがあるたびに「金」だとか、
戦争が起こるたびに「戦」だとか。
なんの芸もないし、なんの驚きもないわけで。

漢字の奥深さに対する発見もないし、
時代の変化に対する洞察も感じられません。

ただデカく書いてみただけ。




これは一般の公募で選ばれているためですね。

そもそも一般の人たちは、
漢字についての知識が乏しいし、
はなからたいした漢字を選べるわけがない。

メディアで多く見かけた漢字を選んでいるだけです。

わざわざ公募するまでもなく、
新聞や雑誌の記事のなかから、
今年を特徴づけるような漢字を、
コンピュータで割り出せば済む話なのですよね。



どうせ漢字を選ぶというのなら、


僧職の方々とか、
漢字検定協会の人とか、
それなりの専門家が知見を結集して決めてほしい。

ありきたりの漢字じゃなく、
もっと時代の深部をえぐるような、


中国や韓国が漢字を放棄した現代となっては、
日本だけが唯一「漢字」の国なのだから。



ちなみに、

今年の漢字に選ばれた「密」という字は、
それなりに時代を反映してはいるけれど、
やはり「メディアで多く見かけた」というだけの話。

しかも、
今年は「密を避けるべき年」だったのだから、
けっして「密の年」だったわけではありません(笑)。
そこらへんにも誤解の余地があって、違和感を覚えます。

むしろ 「禍の年」「疫の年」 だったというほうが正しいし、
疫神という意味でなら 「鬼の年」 だったというべきですね。




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最終更新日  2024.06.18 01:00:50


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