まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2022.07.20
XML
カテゴリ: 東宝シンデレラ
水嶋凜が由貴ちゃんの「予感」をカバーするそうです。

編曲はオリジナルと同じ武部聡志。
レーベルも当時と同じポニーキャニオン。
(現在の由貴ちゃんはビクターの所属ですが)



いい選曲だと思います。

わたし自身、
「斉藤由貴の曲は色褪せない」というときに、
真っ先に思い浮かべるのは、この曲です。

斉藤由貴の屈指の名作。

これをベストソングに挙げるファンは多い。

これまでセルフカバーはありましたが、
他のアーティストがカバーした例はたぶんないと思います。
そして、水嶋凜がこれをカバーするのはふさわしい!

もしかしたら、これ以降、
いろんなアーティストにカバーされるかもしれませんね。

ちなみに由貴ちゃん本人の作詞なので、
もれなく印税も由貴ちゃんに入ります…(笑)


この歌に出てくる「銀色電車」というのは、
当時の東横線の車両ですが、現在はもう走っていません。

おそらく80年代前半ぐらいに、


具体的に言うと、
2008年の1月まで運行していた東急の8000系。
1988年からは赤いライン模様が入ったものの、
それ以前はステンレスむきだしの銀色の車両でした。

かたや「幾千の人が行き交う」というのは、

実際には、横浜へ帰ってきたときの街の風景を描いたらしい。



しかし、
(わたしは関東の人間じゃないので詳しくありませんが)
現在の横浜駅や渋谷駅は、
すっかり当時とは様変わりしていますよね。

いまは両駅とも地下にありますが、
2004年までの横浜駅は地上にあり、
2013年までの渋谷駅は地上2階にありました。

なので、
この歌に描かれている光景はもう存在しないのでしょう。



当時はホットカルピスのCMに使われていましたが、
「風にふるえて動けなくなる」という一節があるので、
わたしも、なんとなく初冬の都会の情景を思い浮かべます。

いずれにせよ、
亀井登志夫の美しいメロディの抑揚に、
品のよい言葉が綺麗に無理なくおさまっていて、
描き出される映像がメロディによく調和している。

何げない日常の風景が、
不思議なほど高貴な光をまとって見えてくる。


ワイプは福本莉子。
ほんとの娘&Eテレの娘。



参考までに、
東横線にかんする情報を抜粋で引用しておきます。
(リンク先には昔の写真なども掲載されています)


・東急8000系について

コンサートのトークの中で斉藤由貴さんが、”「予感」という曲に出てくる「銀色電車」は、横浜と渋谷を結ぶ東横線で使用されていた車両を指したものだが、最近は赤い電車しか来ない!”と怒っていました。種明かしをすれば、当時活躍していたのは「8000系」。皆が皆、ステンレスにしてしまうと、個性も見分けもつきにくいので、カラーアクセントが入ったわけです。この車両も先日東横線から引退し、現在は「新5000系」が主力になっています。
https://info-railway.at.webry.info/200803/article_3.html

7000系電車以来の流れを汲むアメリカ・バッド社のライセンスによるオールステンレス車で、機能最優先な直線基調の形態である。製造当初からしばらくの間、車体はステンレスの地色のままであったが、1988年(昭和63年)の春から夏にかけて先頭車の前面に赤帯が配された。2001年(平成13年)より廃車が開始され、東横線では2006年(平成18年)9月25日のダイヤ改正からは平日ラッシュ時のみの運行となっていた。2008年1月13日に、臨時特急としてさよなら運転が実施された(8000系さよなら運転)。そして、同月23日に東横線・みなとみらい線での8000系の旅客営業運転を終了した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%80%A58000%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A

東急8000系に特徴的な意匠がない理由は低コストにするためだったという。8000系は面白みのない姿だけれども、完璧な道具であった。もっとも、それも今となっては、という話で、当時はオールステンレス車体、未塗装で銀色の大型電車というだけで、非凡であり存在感があった。東横線では2008年1月13日にさよなら運転が行われ、記念ヘッドマークの取り付け、車内への記念ポスター展示、特急運用によって花道を飾った。その後、8000系のうち45両は伊豆急行に譲渡された。外観は8000系のまま、伊豆急行のシンボルともいえる青と水色の帯が入った。8両編成2本はインドネシアに送られ、首都ジャカルタ近郊の通勤電車として余生を送る。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1906/07/news029.html


・地上時代の横浜駅について

かつての東横線横浜駅は高架駅で、駅ビル「CIAL」に隣接していました。2004年1月30日限りで横浜~桜木町間が廃止になると同時に、高架駅も役目を終え、翌日よりみなとみらい線との相互直通開始に備えた地下駅に移転しました。
https://japanese-autobus.at.webry.info/201308/article_4.html

横浜~桜木町間の廃止、反町・横浜駅の地下化など、横浜界隈では様々な変化がありました。
https://jyuden.com/zakki_tra/200401touyoko-01/




・地上時代の渋谷駅について

2013年(平成25年)3月16日に東横線渋谷駅 - 代官山駅間(約1.3km)が地下化され、渋谷駅で東京メトロ副都心線との相互直通運転が開始された。東急側ではアプローチとなる渋谷駅 - 代官山駅間の地下化工事完了に伴い、東横線の渋谷駅は地上2階から地下5階にある副都心線渋谷駅ホームに移設し、高架式ホームは廃止となった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%80%A5%E6%9D%B1%E6%A8%AA%E7%B7%9A






なお、
水嶋凜は9月から舞台「シンデレラストーリー」に出演します。

たぶん、彼女は、
かなりの「おばあちゃん子」なのだと思うけど、
大塚千弘が主演した当時の舞台も、
子供のころからお祖母ちゃんの家のビデオでよく見ていたそうです。
(おそらく母方の祖母=由貴ちゃんのお母さんのことだと思う)

由貴ちゃんのお母さんも宝塚に憧れていた人なので、
娘の作品にかぎらず、きっと芸能全般が好きなのでしょう。
この「シンデレラストーリー」以外にも、
アニメ版の「コゼット」やら、映画版の「レミゼ」やら、
いろんなビデオが家に揃えてあったようです。


由貴ちゃん自身がコゼットを演じた「レミゼ」は観てないっぽい。

これは上白石萌音や生田絵梨花にも言えることですが、
この年代の人たちが最初に見た「レミゼ」は、
ジョン・ケアード版のミュージカルではなく、2012年の映画なのですよね。
(萌音は、かろうじて最後のケアード版をロンドンで見たそうですが)

ちなみに、わたしが最初に見たのは、
まんが世界昔ばなしの「ああ無情」です。
宮城まり子がアフレコしてたアニメ。古い!(笑)


訂正:
生田絵梨花は小中学生のときに帝劇でケアード版を観てたっぽいです。
くわしくはこちら↓

https://plaza.rakuten.co.jp/maika888/diary/202311120000/




余談ですが…

芹澤優は、
凜の芸能界デビューをネットニュースで知ったそうです。

ほんとに?!

てことは、セリコママも知らなかったってこと?
そんなことあります??



にほんブログ村 テレビブログへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.06.18 11:56:56


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: