まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2022.11.06
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カテゴリ: メディア問題。
出たよ。

テレ朝の「徹子の部屋」で、
小雪が脚を組んでいる!!とかいう話。

「失礼だっ!」とか、
「育ちが悪いっ!」とか、
「骨盤が歪むっ!」とかなんとかw


バカか。


昔もいたのよね。
「笑っていいとも」に出演したドリカムの吉田美和が、

とか言い出す田舎のジジイ。

あと、最近だと、
上白石萌歌がスピッツに「さん」づけをしなかった!
とか言って、
ギャーギャー騒ぎ出したツイッターの馬鹿ども。

「失礼だっ!」とか、
「育ちが悪いっ!」とかなんとか。

それをまた、
いちいち記事にして、
ネットニュースに垂れ流して炎上を煽るアホな記者。

そういう連中のことを、
「田舎のバカ」 と呼んでいます。
要するに、視野が狭いのです。

すべての日本人が同じ流儀でなければならない、と信じ込んでいる。



欧米では女性タレントが脚を組んで話すのは普通のことだし、


小雪の場合も、
海外での仕事が多かったこともあるし、
黒柳徹子のほうも、
ニューヨークで暮らした経験があり、
海外のセレブと対話する機会も多かった人だから、

そんなことは一切気にしていない。

昔は、
日本の芸能人でも、
脚を組んで話す人や、
タバコを吸いながら話す人は普通にいました。

まだ芸能人が雲の上の存在だった時代には、
視聴者のほうも「そういうもんか」と思って見てたんだろうけど、

最近は、
なまじっかタレントが身近になってしまったので、
細かい所作や価値観まで自分たちと同じ水準でなければ気が済まなくなって、
ちょっとでも相容れないところが目につくや、
例の 「共感できない!」 というロジックが発動してしまうのですね。

これって、
今年の「#ちむどんどん反省会」の場合も同じです。

ドラマのなかの登場人物たちが、
自分たちと同じような価値観や流儀で行動しないと、
やれ 「共感できない!」 と言ってギャーギャー騒ぎ出すのです。



そして、じつは、
これってパワハラのロジックも同じこと。

暴力を受けて育ったまま、
その狭い視野から抜け出せない人間は、
子供や後輩に対しても、
暴力を振るうことこそが「しつけ」であり「教育」だ、
と信じ込んでしまう。

本人にとっては、それが正義なのです。

たとえば、

「骨盤が歪みますよ!」

などと叱られてきた人たちも、
どこの誰でもが自分と同じように叱責されるべきだ、と思い込む。

きわめて視野が狭いまま、
小姑みたいに目くじらを立てずには気が済まなくなる。

その意味で、
いまの日本人は、
物事の捉え方がいっそう内向きになったと思います。



欧米の流儀が正しいわけではないけれど、
日本の流儀が正しいわけでもない。

要するに、世の中には、
いろんな流儀の人がいるってことであり、
それは日本国内であっても同じで、
色んな流儀の人がいるし、色んな価値観の人がいるのです。

すべての日本人が同じ流儀で振る舞うべきだというのは、
何度も言うように 「田舎のバカ」 の考え方です。



「スピッツさんのほう聴かせていただきました」 とかいうのは、
完全にヤンキーの言葉遣いであって、すこしも正しい敬語ではありません。
「スピッツの曲を聴きました」が正解。
あえて「拝聴いたしました」なんていうのも、場合によっては慇懃無礼です。
曲を聴くのは本人の自由なのだし、いちいち相手にへりくだるようなことではない。




骨盤以前の問題でした。



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最終更新日  2024.06.17 20:44:36


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