まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2022.11.14
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朝ドラ「舞いあがれ!」。




ドラマにケチをつけるわけじゃないけど、
大学の人力飛行サークルの話を見ていて、
ちょっと競技のありかたに疑問が湧きました。

たしかに、
パイロットの体形や体力に合わせて、
機体の設計を変えるのも大事な技術なのだろうけど、


理系的な技術ではなく、
ほとんどパイロットの体力に負っているように見えます。

これじゃあ、
理系の競技じゃなくて、ほぼ体育会系の競技なのでは??



ただでさえ、日本は、
いまだ実用的な国産飛行機も作れてないし、
ロケットの打ち上げもたびたび失敗してるわけですが、

学生の技術コンテストがこんなことでいいんだろうか?

実際の競技がどういうものなのか知らないけど、
やっぱり純粋に「理系的な技術」で競うべきだろうと思います。


試験飛行を陸上でやったら、
墜落したときに死者が出るんじゃないか、との懸念ももちました。
そこらへんも発想が「体育会系」になっているのでは?



さて、


脚本は3人体制とのことですが、
ここまでは桑原涼子がひとりで書いてますね。

彼女の脚本は、
『心の傷を癒すということ』
『彼女が成仏できない理由』
など、NHKの中編ドラマを過去に見ています。

どちらの作品も、
脚本家自身が格闘しすぎてやしないかと思うほど、
良くも悪くも真面目すぎる脚本だった印象があって、
視聴者に伝わる以前のところで無駄に格闘してる感じでした。

その点、今回の朝ドラは、
わりと滑らかに物語が展開していますし、
案外、長編ドラマに向いてるのかもしれません。



祖母と母の過去の確執や、
母と娘の共依存の問題は、
やや腑に落ちないところもあって、

いまだに大学生の主人公が、
「母の許し」を得ないと好きなことがやれないのは、
やはり共依存の関係が抜け切れてないように見えるけど、

そこらへんは、
我が道を歩んでいる兄とも対比されながら、
今後もなお物語のテーマであり続けるのかもしれません。



一方、演出のほうは、
派手さはないけれど、
むしろ地味な良さが出ていると思います。

そして、今さらですが、
子役の浅田芭路ちゃんがとても上手でしたね。
パッと目を見開いて、
何かを初めて見るときの演技が、
かつての「おしん」の小林綾子を彷彿とさせました。

それから、
「もがいてたらええんや」との助言をくれた、
又吉直樹の古本屋もいい役どころだなと思っています。

福原遥は、
「ゆるキャン△」ほどの当たり役ではないけれど、
ほどよく無難にこなしてるんじゃないでしょうか。

総じて、よく出来ていると思います。




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最終更新日  2024.06.20 17:16:42


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