まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2026.03.21
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カテゴリ: 政治
今回は、
佐藤優と中島岳志の動画を取り上げます。



イラン戦争に対して、
佐藤優とエマニュエル・トッドは、
なぜか逆の立場をとってます。


奇妙といえば奇妙ですが…

ユダヤ人であるはずのトッドは、
イスラエルに批判的な立場をとってて、

イランに批判的な立場をとってるのよね…(^^;

わたしはどちらを支持するわけでもないけど、

実際のところ、
パレスチナのハマスを支援しつづけたのが、
なぜスンニ派ではなくてシーア派のイランだったか?

…ってことを批判的に考える必要はある。


もともとイスラエルとイランは緊密な友好関係で
アラブ諸国を「共通の敵」にしていた




現在の世界情勢は…

フランシス・フクヤマが言ったように、
自由主義陣営が最終的に勝利するのか?
エマニュエル・トッドが言うように、
自由民主国家がポストモダン化で自滅するのか?

その分岐点に立ってます。



もともと自由主義経済は、
オランダやイギリスにはじまって、
民主主義をともないながら、

しだいに大陸の奥深くまで浸透しました。

その結果、
イギリスよりもドイツが遅れをとり、
西欧よりも東欧が遅れをとり、
アラブ国家よりペルシャ国家が遅れをとったけど、



たんに、
東よりも西が有利であり、
内陸国家よりも海洋国家が有利だった、
…という地政学的な理由です。



ドイツや日本のファシズム革命も、
ロシアや中国の社会主義革命も、
イランの宗教革命も、

それぞれは別のものに見えるけど…

結局のところは、
自由主義経済の侵食に対する、
抵抗運動のバリエーションなのです。

イギリスがイスラエルを建国させたことで、
そこが自由主義陣営の前線になってますが、
ウクライナも同じ役割を負ってます。
実際、ゼレンスキーもネタニヤフも、
ニューヨークのユダヤ人ネットワークに結びついてる。

ロシアやイランはそれに抵抗してるわけです。



ドイツや日本のファシズムも敗北し、
ロシアや中国の社会主義も敗北して、
いまやイランの宗教体制も敗北しようとしてる。

そう考えれば、
フランシス・フクヤマの予言が当たるように見えます。

しかし、
エマニュエル・トッドが言うように、
西側の自由民主国家は、
たとえ経済力と技術力で圧倒するとしても、
極度のポストモダン化で自滅しつつあるのが、
否定しようのない現実になってきてる。




そこで次に、
中島岳志の動画を取り上げます。


中道改革連合は「新しいリベラル」を目指すべき

つまり、
国内政治には《価値観》と《予算配分》の、
大きく2種類の対立軸がある。

価値観については、
右派なのか?左派なのか?
タカ派なのか?ハト派なのか?
国家主義なのか?個人主義なのか?

…みたいなことで立場が分かれるし、

予算配分については、
リスクを個人化するか?社会化するか?
自己責任にするか?社会的責任にするか?
小さな政府にするか?大きな政府にするか?

…みたいなことで立場が分かれます。

そして、その掛け合わせで、
大きく4つの政治勢力が生まれる。

1.右派の小さな政府
2.右派の大きな政府
3.左派の小さな政府
4.左派の大きな政府


多党政治の国家なら、
その4大勢力が拮抗すればいいのだけど、
小選挙区制を採用してる日本の場合、
現状では二大政党制を目指すしかないので、

与党が「右派の小さな政府」なら、
野党は「左派の大きな政府」を目指すべき、
…って話です。



事実…

旧来の右翼と左翼は、
「2」 「3」 の対立だったのだけど、
近年の右派と左派は、
「1」 「4」 の対立になってるのよね。

簡単にいえば、
右派は「アメリカ型の新自由主義 ネオリベ 」を目指し、
左派は「ヨーロッパ型の社会民主主義」を目指すってこと。



ちなみに、
ポストモダン化で自滅する可能性がもっとも高いのは、
いうまでもなくネオリベです。
小さな政府で自由主義経済を極大化させるのだから。

だから、
エマニュエル・トッドは、
アメリカがいずれ崩壊すると予言してる。

その自滅を防ぐためには、
大きな政府が必要なのだけど…

北欧は「福祉国家」の体制を取って、
ロシアや中国は「権威主義国家」の体制を取って、
イランは「宗教国家」の体制を取ってるわけです。

それによって、
過度な自由主義経済を抑制し、
同時にポピュリズムの暴走も抑制してる。



ただし、
エマニュエル・トッドは、
ロシアやイランの強さは評価してるものの、
北欧や中国に対しては懐疑的なようです。

とくに少子化は大きなリスクになる。

一方、近い将来、
核融合とAGIの技術が変数として加わり、

それが実現すれば、
ポストモダン化による自滅を防ぐための、
もうひとつの社会体制が構築される可能性があります。




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最終更新日  2026.03.21 16:04:03


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