全9件 (9件中 1-9件目)
1
金曜の朝、会社の1台のパソコンが立ちあがらなくなりました。かれこれ4年目を迎えるPC。そろそろお迎えかと心配していた矢先でした。社内のサポートセンターに相談すると、症状からして電源かハードディスクの故障のようです。復旧出来たとして3-4日はかかるとのこと。仕事がこなせないとオロオロする派遣さんをなだめて別なPCと差し替え、メール設定や共有ホルダでデータを取れるようにしてなんとか仕事を始めてもらい、故障PCの修理手配。やれやれと一息つくと昼休みのチャイムが鳴りました。なので午前中に予定した仕事が昼にずれ込んだ。昼からの仕事は結局残業に。これがまた判別しにくい図面からの30品番もの器具読み取りと提案書作り。結局終わったら23時を超え。夕食も食いっぱぐれました。 家についてコンビニそうめんを食って、風呂に入ってやれやれとメールチェックしていて気が付きました。今度の日曜の委員会の開催案内と出欠確認を忘れてました。地元の中高生バンドコンテストの実行委員会の事務局長としてのお仕事です。あわてて関係者に議題を列記してのメール発信。まいったなあと一服してたら、突然どこかで携帯が鳴りました。娘の携帯だ。もう2時近いのにメールなんて失礼なヤツだと腹立たしく、風呂から上った娘に苦情を行ったら、「なにこれ?委員会案内じゃん」。え、俺のメールかよ?失礼しました。娘も委員会の一員で、携帯で受ける人もいるのを忘れてメールしてしまいました。そんな訳で次の日、約束してたリフォーム業者さんのチャイムで起こされました。10時なのにお恥ずかしい。
2010/07/18
コメント(0)
私の部署にはパソコンに詳しい人がいないので、私がOA担当となってます。で、セキュリティのためメインサーバーでデータ管理するので部署にあるハードディスクからすべてのデータを移すことになりました。私は自分のPCから両方のサーバーを呼び出して、50程のフォルダをそれぞれつまんでコピー。ひとつで3~5GBあるので、2時間以上かかる。で、コピー終わったら両方のプロパティを開いてデータの重さとフォルダとファイル数を比較して確認。でもなぜか数が合わないこともある。その時はフォルダを開いてその中のフォルダのプロパティを比較。合わないフォルダを見つけるとそのまた中身を開いて...と、超アナログな作業の毎日。日常の業務をしながらなので延々と日を費やしました。1万4000フォルダ、15万ファイルでした。PC10数台のデータ、300GBを2週間かかって完了したとき、大変だったよと隣の部署の人に言ったら、「は?ソフト使わなかったの?」と目を点にしました。サーバーのPC同士をつないで、データ移動用のソフトを使えば両方のデータ状況をチェックして、足りないデータのみをコピーしてくれるので2日もかからないで完了するそうです。「そんな、大事なデータをソフト任せになんか出来ないよ、」と負け惜しみを言いましたが、一言相談すればよかった。こんな私がOA管理者でいいのでしょうか?徒然草にある「仁和寺に、ある法師」を地でいったようです。「何事も先達はあらまほしけれ」(坊さんは下の寺院だけお参りして帰ったそうな。何事にも案内者がいないとだめだね)
2010/07/15
コメント(2)
あの頃、私を演劇に引っ張っていったのは付き合っていた女の子。安月給の中からのチケット代はかなりきつかったけれど、いまでは貴重な体験となっています。寺山修司の「書を捨てよ町へ出よう」を読み耽っていた日々でした。宇野重吉の劇団民藝から始まって、俳優座の仲代達矢 の「どん底」。文学座の「五番町夕霧楼」での北村和夫の演技はすごかった。フィナーレになって初めて、坊主と廓の主人が北村和夫の二役とわかって驚いた。 日本維新派の暗黒舞踏には度肝を抜かれてしまったが、満員で途中で席を立てず、悪夢の再現だと割り切ったら、意味不明のアクションもそれなりに見ることが出来ました。そのほかセリフだらけのギリシャ悲劇だとか、オペレッタだとかいろいろ見ているうちに月日は流れ、彼女は結婚して去っていきました。東京に転勤してからも演劇への興味は続いて、山手教会地下の渋谷ジャンジャンではイヨネスコ作の「授業」。これは中村伸郎のなかなかに渋いお芝居。最後が最初に繋がる無限のドラマ。紐で吊るされた男が地上5mちかくまでぴょんぴょん飛び上がる唐十郎の紅テント。東京乾電池では桃太郎姿の柄本明が強烈で、今も脳裏に焼きついています。森繁の「屋根の上のバイオリン弾き」はまあ、普通のミュージカル。安部公房作の「棒になった男」だっけ?これはもう全然、完璧にわからなかった。この頃から演劇とは疎遠になりました。今では舞台を見に行くことはなくなりましたが、これら様々な演劇を通して、役者が目の前で演じる迫力や、様々な技法を駆使した演出の中に身を投じる魅力を肌で感じることができ、舞台芸術の面白さを垣間見たような気がしますね。唐さんの舞台はたとえば、こんなのです。劇団唐ゼミ☆第九回公演『お化け煙突物語』
2010/07/13
コメント(1)
つかこうへい氏が亡くなったという。忘れませんね「ストリッパー物語」。遅れて行ったら大阪の小ホールは超満員。入り口の扉の前で背伸びをしても人の頭で見えない。ずーっと壁を見ながらセリフだけを聞いていました。なんだこりゃと、最初はフテクサれていたけど、セリフだけでも面白い。いつしか物語に引き込まれていって、後半は観客の隙間からメリハリのあるセリフとアクションやダンスシーンまで楽しめました。機関銃のように吐き出されるセリフの中に、怒りやうぬぼれや哀愁が混じり合い、オーバーな音楽や照明との中を役者たちの汗が飛んでくる。ナマの演劇という迫力に圧倒されました。観客を網にかけるというつか式演出にまんまと乗せられた私達でした。で、すっかり魅せられた私と友人は、もう一回京都での公演に出かけてちゃんと鑑賞しました。ここは能楽堂でしたが若い人で超満員、熱っぽい公演でした。ヒロインのとし江さんは、この公演で引退して保母さんになるという話でしたが、これが大ヒットしたおかげで、今は根岸季衣としていい俳優になってます。三浦洋一や平田満も出てましたね。昭和50年の頃でした。つかこうへい。在日韓国人として苦労しながら長い月日を全力で突っ走って、日本の演劇界を大きく揺さぶった人ですね。おかげであの頃、いっとき演劇にどっぷりはまりました。 (写真は舞台「鬼」より)
2010/07/12
コメント(0)
ライブの前にエレキギターをチューニングメーターで調整しても音が聞こえないので不安です。そんなときポケットからこれを出してギターにつなぐと...。ほれヘビーサウンドが。手のひらに乗るミニアンプ、VOX社のamPlugです。以前は15cmほどのコンパクトアンプを楽屋に持ち込んで音あわせをしていたのですが、昨年、別なバンドの人から便利だよと紹介されたのがこれでした。それ以来、ライブの機会がないまま今日に至りましたが、今度の夏のライブ用にベースの練習を始めたのですが、パソコンとラジカセをつないで音取りをしても低音域がちっとも再現できず困ってました。するとネットでこのamPlugのベースタイプが出てるというので早速地元の楽器屋に行くと品切れ。あわてて渋谷あたりを回りましたがどこも入荷待ちでした。歩き回って道玄坂のヤマハに行くと発見。即購入しました。¥3700だったかな?GEINの効き具合はイマイチだが、低音域ははっきり聴こえるし、MP3プレーヤーをつなぐとちゃんとミキシング演奏も出来ます。これはスグレモノですね。イヤホンでしか聴けませんが、このサイズなら十分使えます。先日横浜の楽器屋に行ったら出荷始めたということです。眉唾モノだと疑う人はここで試聴出来ますよ。(ギターだけですが)VOX ミニアンプ amPlug
2010/07/11
コメント(0)
昨日の日記を読み返してみると、若冲は変なことした人だからエライみたいな書きかたになっていて、我ながらしっくりきません。そこで、補足します。私が言いたかったのは、この人は表現することに途方もない労力を惜しまなかったということに感動するのです。精密な中国画の模写は千点にも及んだそうです。で、例の「鳥獣花木図屏風」の「桝目描」ですが...(ちなみにこれは「ますめが」と読みます。ますめネコじゃないよ、私はそう読んでしまいましたが。)この屏風の真偽については、研究者の間では様々な論争があるようですが、それはどうでもいい。作者が誰であろうとこの絵はすごいからです。で、なんでわざわざ桝目にしたのでしょうか。ネットで調べてもこれといった答えはありませんでした。そこで素人なりに考えたのですが、彼は立体的なブロックで絵を構成することによって、絵の質感を増すとともに、見る角度による色の混合や、陰影による変化を求めたのではないでしょうか?この屏風は縦2m、横5m程もあるような大作なので、移動しながらでないと鑑賞できません。だから視点が変わることで絵に深みが出る。これがのっぺりした絵の具なら、でかい平面は退屈な安っぽい絵で終わりそうです。モザイクタイルのように生前と並んだ1cmほどの升目は同じ程盛り上がっています。これに段階的に濃淡の違う色をのせたり、白の上に唐突に黒を乗せたりしてますが、これが遠くから見ると混ざり合って独特の色調を奏でます。点描画の一種とも言えるのではないでしょうか。まあとにかく、勝手にあれこれ想像したくなるというのもこの作品の持つ力ではないでしょうか?若冲のもうひとつの魅力、水墨画も自由闊達で楽しい作品が多かったのですが、ここではニワトリや鶴の絵をあげておきましょう。ニワトリの絵は、先に尾を描いた後で胴体を描写したかのように思えるスピーディな筆使いが楽しいです。鶴の絵もどこかとぼけたいい味がありますね。見飽きません。
2010/07/06
コメント(5)
伊藤若冲(いとうじゃくちょう)と言う人。私は全然知らなかったのですが、大した人でした。一般的に有名なのは緻密に描きこまれた極彩色の日本画。でもこの人のすごいところは思い切った筆使いの墨絵やタイル画もどきのパラダイス画。当時、誰がどのように評価したのか、それを想像するだけでも面白い。彼については結構若い人にも人気があるそうですが、私も一目ぼれといった感じです。達者な筆の使いにも魅了させられますが、なんといってもこのタイル画風の作品「鳥獣花木図屏風」。並のインパクトではありませんでした。とにかくでかい、極彩色のド迫力、想像力をフルに働かせた動物たちを集合させたアンリ・ルソー的楽園。それに加えての謎。絵を1cm程のブロック状に分割し盛り上げた奇妙奇天烈な画法。描きにくいのになんでわざわざこんなことをしなければならないのか?わけわからん。18世紀の“デジタル花鳥図”とも表されているそうです。これは「桝目描」と呼ばれた彼独特の技法で、この屏風一隻に4万以上の升目があるという。しかもこの絵は二対ワンセット。描くのも大変でしょうが、鑑賞するのも大変です。疲れます。まいりました。日本画の枠を完全にぶち壊した作品です。この人は芸術家と呼ぶにふさわしい人だと思いました。この作品を所蔵する世界屈指の日本美術コレクタージョー・プライス氏は、この絵をタイルで再現させた風呂に入っているという話に笑いました。<おまけ>千葉市美術館は充実した浮世絵コレクションを持ってます。所蔵品コーナーには北斎や広重なんかのチョー有名な絵がいっぱいありました。波間の富士や骸骨や東海道など本物を見たのは初めて。時間がなくて急ぎ足でしたがこれも感激でしたね。
2010/07/05
コメント(0)
ほれ、みんなにやるよと画家である友人がカバンからビニールに包まれた梱包をみんなに配りだしました。久々の飲み会の席上です。あっけにとられながら包みを開けるとこの絵が出てきました。黄色が描きたかったそうで、油彩で下地を塗って墨を落として混合したとのこと。キレイです。黄色が家にあると元気が出るよと友人。私の好きなクロムイエローに近い黄色。山吹色。暖かく、やわらかく、そして美味しそう。炊き立てのご飯にかけて食べたいなあ。昔、工業デザインしてた頃、黒い成型品にこの色のラインを入れるとびしっと引き締まってかっこいい。このアクセントカラーはレモンイエローだと全然ダメ。あの頃、クロムイエローを塗る時は楽しかった。しかしこの色はその名前のとおり六価クロムや鉛が入っているので、有害と言われ、公害が社会問題になった頃には使うのがはばかれました。カドミウムオレンジやコバルトブルーもそうですし、いくつかの絵の具にはなにがしの有害物質が入っていたようです。でも最近の絵の具は無害な材料で作られているので大丈夫です。とはいってもそれは代用品、発色にこだわるアーティストは、やはり昔のままの素材を使った絵の具を使う人もいます。危険を超えてでも表現するのがアートなんですから。で、その絵を家に帰ってじっくり眺めました。門扉のレンガ壁にかけてみたり、芝生の上に置いてみたり、青空をバックに眺めてみたり、ベンチに立てかけてみたり...どれもみごとに黄色が引き立ちます。さすがクロムイエロー、偉い!ところで私は抽象画は苦手です。といっても色と色とがはっきり構成されているものならデザインとして認識できるので、モンドリアンとかフランク・ステラなどは好きです。でもアクションペインティングというのでしょうか?無秩序に色が構成されているのはどうもよくわからない。この絵を渡された時もどちらが上か下かもわからない。くるくる回してると、こっちが上だよと言われて、あわててなるほどとしたり顔で眺めなおす。雲海のようなグレーの塊が滲みながら、右からやって来て左のほうに去ってゆく。ほのかに左上に揮発してゆく煙が遠くの景色にも見える。墨の色のせいか、その濃淡や地色と混ざり合ったりしてさまざまな色調に見え、美しい。今までは回りの色と画面の黄色を楽しんでいましたが、この絵の中に入り込んで見れば別な色世界がありました。今はテレビの横に置いて毎日眺めてます。するとついついその中に眼が引き込まれしばしの別世界に気をとられます。嫁さんは最初それをみたとき「あらキレイな包装紙ね。チョコ?」と嬉しそうに声をあげました。残念でした、食べられません。でも眼にはいいご馳走です。
2010/07/03
コメント(3)
何かを見物してそれをネタに飲むという会を定期的に行っていますが、先月は千葉美術館の墨絵でした。千葉市は昔、習志野に住んでいた頃に一度だけ訪れています。それはSTAR WARSの封切りを見に行ったのです。どえらい特撮のカメラワークに衝撃を受けたというか、忘れられない日となりました。だからそれから...32年ぶりですか。まあ、千葉については結局よく知らない街です。小ぎれいなこじんまりした街で、モノレールが走ってるのも珍しい風景でした。展覧会を見たあと、立ち寄った千葉公園も綺麗に整備されていてのんびりくつろぎました。公園の池には蓮のつぼみがいっぱいで今にもはじけそう。看板を読んでみると大賀博士という文字が。どこかで聞いた名前だなあと思ったら、中学か高校の頃に習った古代蓮の話。たしか2000年前の弥生期の遺跡から見つけた蓮の実を育てて見事に咲かせた人だ。あの蓮がなんと今目の前に。思いがけない対面でした。そういえば、大賀博士が留守のときにお手伝いさんが魚の頭を入れすぎて蓮を全滅させたというエピソードも思い出しました。あの頃の私はいつもボーっとしていて、授業も教科書も友達の顔までほとんど覚えてないのに、なぜかこの話だけはしっかり私の脳裏に刻まれていました。このご対面は、ちゃんと覚えていたご褒美だったのかな?
2010/07/01
コメント(0)
全9件 (9件中 1-9件目)
1
![]()

