Mishizawaメイン(ブログ版)

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2008.11.06
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C100型スーパーカブのレストア。今回はプラスチックパーツの塗装。

スーパーカブの特徴のひとつに、多くの部分にプラスチックパーツを採用していることが挙げられる。
これにより、低コスト化と軽量化を両立させているという。
こんな手法を今から50年前の昭和30年代前半にすでに行っていたホンダは、かなり先進的な考え方を持っていたということが伺える。

ところで、プラスチックパーツのメリットは軽量化と、複雑な形状の部品を安価で大量に生産できること、それとレストアラーには嬉しい錆びないということが挙げられるが、樹脂によっては塗装しにくいという弱点がある。

特にスーパーカブに使用されている樹脂パーツはハイゼックスと呼ばれるポリエチレン系のもの。
ポリエチレンは塗装しにくい、塗装してもすぐに剥がれるという厄介な樹脂なので、ポリエチレン樹脂製品は無塗装が前提、樹脂に顔料を混ぜて成形色とする使い方が一般的。
スーパーカブのレストアを行なう者にとって、樹脂パーツの塗装はひとつの壁と言っても良いだろう。

070729C100-01.jpg
今回塗装するパーツは、このライトケース。


プラスチックパーツは塗りにくいという話は50年経った今でも塗りにくいのだが、最近は良いプライマーが開発されてきており、塗膜を剥がれにくくするすることができるようだ。

今回使用したのは、これ。

070729C100-07.jpg
テロソンの「ミッチャクロン」を使用する。
これはネット上でも定評のあるプライマーとのこと。

まずはプラスチックパーツにミッチャクロンを塗装。
スプレー式のため、けっこう簡単に塗れる。

透明な塗膜が付き、見た目はクリアーを吹いたような印象。
乾いたあとはちょっとべたべた感が残る。
その上に、ボデーペンを普通に塗装した。

070729C100-08.jpg
塗装後の様子。奇麗に塗れていますが、塗膜の食いつきや剥がれにくさはこの時点では不明。

後日、この上にさらにウレタンクリアを塗装します。

070729C100-04.jpg
前回
これで大方のパーツに上塗りが塗装され、見た目は奇麗になりました。

次回はまとめてウレタンクリアーを塗装します。

つづく。


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Last updated  2008.11.06 21:34:48
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鉄コレん@ Re:鉄コレ 名古屋市営地下鉄 連結面間隔の短縮(11/02) ためになるアイデア有難うございました。 …
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