Mishizawaメイン(ブログ版)

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2008.12.09
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テーマ: 鉄道(27195)
カテゴリ: 鉄道全般
静岡県の大井川鐵道は、蒸気機関車を動態保存して走らせていることで有名です。

そのこと自体、すばらしい取り組みなのですが、それ以外にも、ここではかつての私鉄の名車を現役で走らせています。

今回はそんな名車の中から、近鉄特急にスポットを当ててみました。

081012oigawa-20.jpg
近鉄16000系。

昭和40年に近鉄南大阪線用特急車輌として登場しました。

それまでの南大阪線では、観光シーズンに旧型車モ5820形を使用した「かもしか号」が運転されていましたが、それに代わる南大阪線では初の本格的特急用車輌です。

特急用車輌ですが、性能は通勤車6000系ラビットカーとほぼ同一。車体は大阪線11400系エースカーに準じた当時の近鉄特急の標準的なスタイルですが、大断面で大柄なエースカーと異なり車体寸法が小さく、スマートな印象を受けます。

当初は2両編成でしたが、後年4両となりました。


近鉄電車が地方鉄道へ中古車として譲渡されることは珍しいのですが、大型車が多い近鉄の中でも比較的小寸法の車体と、2両編成が組めるという小回りの良さ、南大阪線は軌間が1067mmなので台車がそのままでも走れることが譲渡された理由でしょうか。






081012oigawa-04.jpg
近鉄6421系

近鉄名古屋線の特急車輌として1953年に登場した車輌です。
当時、近鉄名古屋線は軌間が国鉄と同じ1067mmで、1435mmの標準軌である大阪線とは直通運転ができず、乗客は伊勢中川で乗り換えをしなければなりませんでした。
この状態は1959年の名古屋線改軌により名阪直通運転が実現するまで続きました。

そんな旧き時代の生き証人と呼ぶべき車輌が、この大井川鐵道に存在します。


名古屋線用の特急車輌として華々しくデビューしたこの6421系ですが、名阪直通運転とビスタカーなどの新性能車の登場で、一般車輌に格下げされました。
のちに車体中央に扉を追加し3扉化、灯火類の交換等の改造工事を施されて特急時代の面影はなくなりました。
その後、養老線(現・養老鉄道)にて余生を送ったのち引退。そのうちの2両が大井川へとやってきました。

塗装は特急としてデビューした当時の色に戻されましたが、吊りかけモーターに非冷房のこの電車は現在予備車的な存在とのことです。


近鉄ファンならぜひとも大井川鐵道を訪れてみることをおすすめします。

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Last updated  2008.12.09 21:37:05
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