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「狂気ねえ?!」 1980年代から90年代 にかけて話題になった人らしいですが、まったく知りません。 高山宏 という、英文学の研究者、まあ、かなり変わった人ですが、が、どこかで話題にしていたような気がしますが、定かではありません。
「プロスペローだから。シェイクスピアか?」 まあ。その程度の予備知識です。で、見始めて、見終えて笑ってしまいました。たしかに、 シェイクスピア の テンペスト の、翻訳では 「嵐」 かな?の映画化でした。 プロスペロー もそうですが、 娘のミランダ とか、 妖精のエアリエル とかの名前が出てくるたびに、
ああそうだな、やっぱりそうだな、 と、気付き直し、気付き直し、しながら、
えーッ?でも、これ、ちょっとちがうんちゃうか? とか思いながら見ていたのですが、終わってみてら テンペスト でした。ハハハハハ。
この映画、筋を運ぶ数人の登場人物以外は全裸なのですね。 で、なんで、みなさん 裸 で、オチンチンとかオッパイとかブラブラさせながらウロウロするのかというのが、ボクには、まったくわからないんです。ただ、不思議なのは、慣れてくると、そういうシーンがイヤらしいとかエロイとかいうことにつながらないというか、
まあ、そういうふうにしたいんでしょうかね??? という感じで、最後まで見ると、たとえば、 ナショナルシアターライブ とかで見る、まあ、演出に差はありますが、 「テンペスト」 という演目のひとつ、という印象なのですね。たしかに独特ですが、別に、 狂気 だとも 魔術 だとも思いませんでしたが、なんか、微妙に引きつけられることは事実ですね。
ああ。テンペスト! だったわけです。 で、この映画ですが、 プロスペロー が手にれる 魔法の本 の扱い方とか、いかにも映画的で、面白いし、 プロスペロー(ジョン・ギールグッド) を演じている俳優のお芝居力も大したもので、奇妙奇天烈なシーン、いいようによれば荒唐無稽な展開を支え切って 歴史劇 を演じている印象で、シラケさせません。 拍手! ですね。
なんで裸なの? でした(笑)。
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