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グリーン・ノウの子どもたちクリスマスを迎える準備に加えて、私がこの季節の楽しみにしているのは、クリスマスの物語を読むことです。今年はまず、「グリーン・ノウの子どもたち」(L.M.ボストン 作)を読み返しました。主人公は7歳の少年トーリー。母を亡くし、二人目の母親に馴染めず、両親と離れて寄宿学校に入っていました。そこへ、母方の大おばあさんから「うちへ来て休みを過ごしなさい」という手紙が届きます。そうしてトーリーは、十字軍の頃から建っているグリーン・ノウと呼ばれる古いお屋敷で、大おばあさんと冬休みを過ごすことになるのです。トーリーは、グリーン・ノウで300年も前に生きていた子どもたちと友達になっていきます…。この作品はL.M.ボストンの初めての作品で、彼女は60歳を超えてから物語を書き始めました。何というみずみずしい感性!本当に勇気づけられますね。人生まだまだこれからですっ!この物語は、単なるファンタジーではありません。最初のうち、子どもたちはトーリーになかなか姿を見せてくれません。しばらくしてからも、トーリーが「子どもたちに近づけた!」と喜んだとたんに、彼らは消えてしまったり…。トーリーは何度も落胆し、絶望し、悲しい想いを味わいます。だからこそ、クライマックスの喜びに満ちたクリスマスのシーンは、より一層輝いて見えるのでしょう。やはり、人生の喜びも悲しみも経験し尽くしてきた作者のなせる技ですな…。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★イギリスの児童文学へ
2010.11.30
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やまあらしぼうやのクリスマス(絵本)午前中は、幼稚園で開かれる聖書の勉強会に出席しました。受胎告知の場面を輪読し、アドベントの意味について牧師先生からお話を伺いました。「クリスマスを迎えるために、心を着替えよう」というお話でした。午後はトーンチャイムの練習。明日もトーンチャイムの練習…。こうして、私のアドベントの日々は、ほとんどクリスマス一色になります。忙しすぎて、一番大切な心の着替えを忘れないようにしなければ…。トーンチャイムのリーダーさんが、「やまあらしぼうやのクリスマス」(文 ジョセフ・スレイト/絵 フェリシア・ボンド)という絵本を薦めてくれました。動物の子どもたちが、クリスマスの劇をする季節になりました。やまあらしのぼうやはお母さんに言います。「あのね おかあさん、ぼく とっても げきにでたいんだ」けれども、他の動物の子どもたちに、「おまえの やるやくなんて ないよ。とっても かっこわるいんだもん」と言われ、やまあらしのぼうやは泣いて帰りました。お母さんは、ぼうやをぎゅっと抱きしめて言います。「ぼうやは おかあさんの こころのひかり。ぼうやは みんなの いちばんすてきな ぶたいがかりいちばんすばらしい そうじがかりに なれますよ」劇の本番、みんなはイエスさまの生まれた場所を知らせる星を用意していなかったことに気が付きます…。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.11.26
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クリスマスってなあに(絵本)今日から、クリスマスイブ音楽礼拝のためのトーンチャイムの練習が始まりました。メンバーは13人。心を一つにして、クリスマスの音楽を演奏していると、あったか~い気持ちになります。演奏する曲は「WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS」と「そりすべり」です。クリスマスイブまで、ちょうど1か月。幼稚園のホールには、アドベント・クランツが飾られていました。常緑樹の葉を丸く束ね、そこにろうそくを4本立てます。そして、クリスマスまでの4回の礼拝で、1本ずつ灯します。全部のろうそくに明かりが灯る日、イエス様がお生まれになったクリスマスです。娘の通った幼稚園では、クリスマスを迎えるための心の準備をする、このアドベントの日々をとても大切にしていました。今日、娘が寝る前に読んだ絵本は、ディック・ブルーナの「クリスマスってなあに」。教会学校のページェント(生誕劇)で、娘は天使の役をする予定です。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.11.24
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ももたろう(絵本)娘はこの「ももたろう」(文 代田昇/絵 箕田源二郎)がお気に入り。かなりの頻度で「読んで」と持ってきます。今日、娘にこの絵本のどこが好きかを聞いてみました。「ごろりんとねてるところ」だそうです…。大きくなったももたろうはたいした怠けものでした。近所の若い衆に、たきぎを取りに行こうと言われても、何だかんだと理由をつけて、ごろりと寝ころんだまま動きません。しぶしぶ山へでかけても、何もせずごろりと寝ころんでいました。ところが、日が暮れかかると突然むくりと起き上がります。そして、松の木をひっこ抜き、肩にかつぐと、雷のような地ひびきをたてて帰りました。この静と動のギャップが面白いんでしょうかね。普段はぐうたらしているけれど、やるときゃやるっていうのが、カッコいいんでしょうか。もしかして、娘の理想の人?などど、勝手に分析していますが、この絵本の絵は本当に味わい深く、文章は擬音語、擬態語がとっても豊かです。桃はつんぷかつんぷか流れてきます。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.11.23
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わにわにのおでかけ(絵本)千葉市美術館で開かれているブラティスラヴァ世界絵本原画展とチェコの人形劇を見てきました。ブラティスラヴァ世界絵本原画展は、スロヴァキア共和国の首都ブラティスラヴァで行われている、世界最大規模の絵本原画展として知られています。私が楽しみにしていたのは、「わにわにのおでかけ」(文 小風さち/絵 山口マオ)の原画です。私も娘もわにわにの大ファンなんですもの。やっぱり原画ですよね、原画。何という温かみ、何という落ち着き…。木版画は素朴ですね~。しっかり目に焼きつけてきました。今日のもう一つの楽しみは、かしの木文庫の先輩が演じる人形劇です。演目は、アンデルセンの「えんどう豆の上にねたお姫さま」でした。チェコの家庭用人形劇場を模して手作りにされた劇場は美しく、マリオネットによる人形劇は動きが優雅でした。展示室内には、実際に劇場で人形を動かせるコーナーもあって、娘もお姫さまや魔女を夢中で動かしていました。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.11.21
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ピーターラビットのおはなし(絵本)市村久子先生お薦めの映画「ミス・ポター」を見ました。素敵でしたね。フィクションではないのに(演出上、事実とは違う部分もありますが)、こんな劇的な生涯があるなんて…と、胸が震えました。ただ、これから湖水地方での本格的な生活が始まるっていうところで、終わってしまうのが残念でした。「え? 終わっちゃうの?」と驚きました。亡くなるところまで、見届けるつもりだったので…。湖水地方の美しい自然や、農場経営に情熱を傾けるビアトリクスをもっと見たかったです。この映画をみてから、「ピーターラビットのおはなし」(ビアトリクス・ポター 作)を開くと、ピーターがいとおしくてたまらなくなります。特に、農夫のマクレガーさんと鉢合わせしたときの、ピーターの後ろ姿なんか最高です!人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.11.19
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ハリー・ポッターと賢者の石(イギリスの児童文学)今日は、公民館でRh速読の講演を聴いてきました。これまで、速読というのは、飛ばし読み、斜め読みのようなものなのだと思っていました。だから、私のように一語一句をじっくり味わい尽くしたいと願う者には、向いていないと思っていたのです。「物語が終わってしまうのがさみしい」とか、「主人公たちと別れたくない」なんて思ってしまう私なので…。でも、実用書まで一語一句味わう必要はないんですよね。そう思って、今回受講してみました。そうしたら、感動しちゃいました!飛ばし読みでも斜め読みでもなくて、熟読なんですって。ただスピードが速いだけなんです。私のトレーニング魂が、メラメラと燃えてきました。毎日地道に訓練して、絶対に身に付けたいですっ。実は私、あの「ハリー・ポッターと賢者の石」(J.K.ローリング 作)をまだ読んでいないんです。10ページくらいは読みました。でも、古典的な作品を好んで読んできた私は、何となくあのスピード感についていけませんでした。今日、速読の扉を開いて、「ハリー・ポッター」シリーズを読みたくなりました。速読を身に付ければ、あのスピード感あふれる物語を存分に楽しめるような気がして…。だって、現実の世界に引き戻されることなく、一気に読めるんですから。トレーニング、頑張るぞー!人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ ★イギリスの児童文学へ
2010.11.18
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さかな1ぴき なまのまま(絵本)今月5日、絵本作家の佐野洋子さんが亡くなりました。とても、さみしいです。佐野さんの作品には哲学があります。訃報を聞き、改めて読み返すと、その作品の一つ一つが何だかより一層神々しく思えてきました。小さな子どもは、佐野さんの哲学を頭で理解することは、まだできないかもしれません。でも、そこに流れているものを、必ず感じとっているはずです。大ベストセラーの「100万回生きたねこ」や、このブログでもご紹介した「おぼえていろよおおきな木」はもちろんですが、私にはもう一冊、大切な本があります。「さかな1ぴき なまのまま」です。ねこはおばあさんと住んでいました。ある日、ねこはほんとのともだちを探しに出かけます。そして、道でへびに出会いました。ねこは、ぞっとします。へびはねこと知り合いになれて喜びますが、ねこは「急いでいるから」と、速足で行ってしまいます。でも、へびは「どうぞ、おかまいなく」と言いながら、どこまでもにょろにょろ一生懸命ついてくるのです…。佐野さんはあとがきで、「わたしが友達をさがしに旅に出ても、友達をみつけることなど出来ないかもしれません。もしかしたら出来るかもしれません。人と人がともだちになったきっかけを思うと本当に不思議です。」と、書いてあります。私が別の道を歩いていたら、出会わなかったかもしれない友達…。まだ出会っていない、そしてこれから出会うたくさんの友達…。佐野さん、人との出会いって本当に不思議ですね。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.11.17
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裏庭(日本の児童文学)先日、梨木香歩さん原作の映画「西の魔女が死んだ」を見たら、また梨木さんのことが気になって、「裏庭」を読み返しました。どちらも、心の傷を抱えた主人公の女の子が、本当の自分になるために苦闘します。「西の魔女が死んだ」は、実生活の中で手や体を動かし、五感を駆使しながら、自分を見いだしていく物語。「裏庭」は、内面への旅を通じて自分を見いだしていく物語です。戦前、英国人の別荘として使われていた丘の麓のバーンズ屋敷――。近所の子どもたちは、塀の一部に開いている穴を通って、この屋敷の庭へ遊びに入っていました。この屋敷には秘密がありました。それは裏庭の存在です。裏庭は死の世界にとても近いところで、バーンズ屋敷の大鏡がその入り口になっているのでした。主人公の照美は、自分を消してしまいたいようなやりきれない気持ちから、バーンズ屋敷へ向かい裏庭へと入っていきます。実は、初めてこの本を読んだとき、なかなか読み進めることができませんでした。どこか重苦しいものを感じて、とても読みづらかったんです。でも、今回はすーっと物語が心に入ってきました。私も成長して、人間のどろどろした一面を受け入れることができるようになったせいでしょうか…。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★日本の児童文学へ
2010.11.16
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おおきなきがほしい(絵本)近所に、緑豊かな公園があります。この季節は紅葉が美しく、春は桜の隠れた名所です。その公園沿いに、文庫を開いていらっしゃるお宅があります。緑色の屋根で、サンルームがあって、とっても素敵なお宅です。今日は奥様が旅行中でOPENのプレートが門になかったのですが、旦那様が快く迎え入れてくれました。娘さんが使っていらしたお部屋で、愛情込めて一冊一冊集められた蔵書に囲まれていると、何とも言えない豊かな気持ちになれるのです。今日は、私の大好きな「おおきなきがほしい」(佐藤さとる 作/村上勉 絵)を借りて来ました。「ぼく、おおきな 木が ほしいなあ。」かおるは、ためいきを つきました。だって、かおるの かんがえている おおきな 木は、こんなすてきな 木だったからです。いや~、本当にすてきな木なんです。村上さんの絵も、胸が苦しくなるほどイイ!今日、改めてこの本に触れて、私もこの本を手元に置いておきたいと思いました。いや、絶対に置かなければなりません。娘は「ますだくんの1ねんせい日記」を借りました。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.11.14
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ムギと王さま(イギリスの児童文学)わが家では金魚を飼っています。5匹飼っていたのですが、体調が10センチほどもあり、どうにも水槽が狭くなってきました。それで知人に、2匹を引き取ってもらうことにしました。金魚でも、いなくなるとさみしいものですね。残った3匹の方は、なんか悠々と泳いじゃって、気持ちよさそうですけど…。今日、娘の寝る前に、ファージョン作「ムギと王さま」の中の「金魚」というお話を読みました。昔、まだ全ての魚が海にいた頃の金魚のお話。ある日、金魚は船に出会い、船から世界のことを聞きます。それから、自分が銀色の魚だと思って恋していたものが月だということも…。「おまえのように小さい者は、いくら望んでも、世界のひとかけらしか見られないのだ」船にそう言われて、金魚は泣きます。金魚の一途な想いが胸を打ちます。そしてラストは、さすがファージョンとうならせる、見事なしめくくりです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★イギリスの児童文学へ
2010.11.13
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西の魔女が死んだ(日本の児童文学)大好きな文学作品が映画化されても、私は怖くてなかなか見ることができません。作品への思い入れが強ければ強いほど、自分のイメージを打ちくだかれることへの警戒心も強くなります。友人の薦めで、私はついに梨木香歩原作の「西の魔女が死んだ」を見ました。主人公のまいも、西の魔女ことおばあちゃんも、私のイメージとは少し違いましたが、とてもいい映画でした。私は好きです。映画化でよく見られる、乱暴な省略は少しもありません。時間の制約の中で、丁寧にまとめ上げられています。原作のセリフがほとんどそのまま使われているのも、私にはうれしいことでした。おばあちゃん役のサチ・パーカーさんの演技はつくづく上品で、その立ち居振舞いの優雅さにはため息が出てしまいました。私はもっと強いおばあちゃんを想像していたんですが、あんな魔女もいいですね。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★日本の児童文学へコメントの受け入れを開始しました。
2010.11.12
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緑の模様画(日本の児童文学)高楼方子作「緑の模様画」の主人公は、まゆ子、アミ、テトの三人です。まゆ子は思索的で繊細。アミは頭の回転が速くてしっかり者。テトは少年っぽくて体を動かすのが大好き。三人の性格が異なるように、彼女たちの母親もそれぞれ違ったタイプです。テトの母親は自由人。結婚せず、初めからシングルマザーでテトを育ててきました。個性的なファッションに身を包み、けだるそうな雰囲気を持っています。アミの母親はいつも忙しくしている人。アミを寮のある中学に入れて、自分はドイツに留学しています。まゆ子の母親は家庭的。テトの母の自立した自由な生き方を、賞賛の目で見ています。どの母親も欠点があり、悩みを抱えています。でも、自分の人生をひたむきに生きるその姿は、娘たちと同じように輝いているように思います。(アミの母親は、ドイツにいて一度も登場しないのですが…)中高生の若々しさを見ると、ついうらやましくなってしまう今日この頃。でも、私たち母親だって、きっときっと輝いているんですっ!人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ ★日本の児童文学へ
2010.11.10
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緑の模様画(日本の児童文学)高楼方子さんの「緑の模様画」を読み終えて、とてもさわやかな気持ちになりました。娘が「まあちゃんのまほう」や「のはらクラブのこどもたち」といった高楼作品のファンなので、私も絵本はたくさん読んでいました。けれど、この「緑の模様画」のように、高学年を対象とした作品を読んだのは初めてです。装画は他の方が書いています。高楼さんの絵がとっても魅力的なものだから、私は高楼さんが絵本作家だとばかり思っていました。でも、こんなに書ける人だったんですね~。ビックリしました。ストーリーも私好みでした。バーネットの「小公女」をモチーフにした、ちょっと不思議で、ロマンティックなディテールいっぱいの物語です。主人公は、小学校を卒業したばかりの三人の女の子。悩んだり、やきもちやいたりするけれど、三人で過ごす時間が楽しくて楽しくて、キラキラ輝いちゃってます…。うちの娘は昨日、七五三のお宮参りをしました。あと5年もすれば、あの子たちのように、お友達ときらきらした時間を過ごすようになるのでしょうか。私の入り込むことのできない、華やいだ時間を…。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★日本の児童文学へ
2010.11.08
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すてきな三にんぐみ(絵本)かしの木文庫の貸し出し当番でした。マンションの集会室で、10時から本の貸し出し、11時からおはなし会があります。いつもはおはなし会の始まる15分くらい前に着いて、大急ぎで本を借りるのですが、貸し出し当番だと一時間ゆっくり本が選べます。娘と私で10冊借りました。書棚を入念に見ていたら、トミー・ウンゲラーの「すてきな三にんぐみ」が私を呼んでいるような気がして、思わず手に取りました。ついでに、隣にあったウンゲラーの「ゼラルダと人喰い鬼」も借りてしまいました。「すてきな三にんぐみ」は、名作中の名作。デザインのようにシンプルな絵が、作品の完成度の高さをきわだたせています。この「すてきな三にんぐみ」と「ゼラルダと人喰い鬼」はちょっと似ているんです。一方はどろぼう三人組で、もう一方は人喰い鬼。どちらも、人々から恐れられています。そんな彼らが、一人の女の子に出会い、生き方を変えて幸せになる…。きっとウンゲラーは、嫌われ者や日陰者というような人々を、偏見のない温かいまなざしで見ることのできる芸術家なんでしょうね。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.11.06
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あかんぼばあさん(絵本)娘の通っていた幼稚園で、教会のバザーがありました。手作り焼き菓子の販売が終了すると、教室が一つ空いてしまうということで、小さなおはなし会を開きました。プログラムは、1回目1.おさるはおさる(手作り紙芝居)いとうひろし作2.わたしとあそんで(絵本)マリー・ホール・エッツ作3.きょだいなきょだいな(絵本)長谷川摂子作/降矢奈々絵4.ねこ・こども(手作り立体絵本)佐々木マキ作2回目1.あかんぼばあさん(紙芝居)川崎大治 再話/金沢佑光絵2.おばけのてんぷら(絵本)せなけいこ作3.やなぎのしたには(手遊び)4.ねこ・こども5.ねえどっちがすき?(絵本)安江リエ作/降矢奈々絵私は、「わたしとあそんで」と「あかんぼばあさん」を担当しました。「あかんぼばあさん」は、前日に幼稚園で偶然見つけた紙芝居です。そのユニークなタイトルに、一目で惹きつけられました。山へたきぎ集めに行ったおじいさんは、のどがかわいて水のある場所を探します。すると、とても美しい泉がありました。おじいさんが泉の水を飲んで家へかえると、おばあさんはおじいさんが誰だかわかりません。目の前にいるのは、若い頃のおじいさんによく似た青年なのですから…。1回目と2回目の両方のプログラムに入れた「ねこ・こども」は、友人が一晩で作った立体絵本です。ねこ・こども・毛布・ふね……と、しりとりの要領で登場させていきます。佐々木マキさんの大らかな絵がまたいいんです。私自身が楽しませてもらいました。仲間の演目を見るのは、本当に楽しいし、とても勉強になります。それに、子どもたちの真剣な顔、びっくり顔、笑った顔を見ると、演じる喜びを感じます。だから、おはなし会って、やっぱり好きです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.11.03
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うっかりまじょとちちんぷい(絵本)娘はこの12月で7歳。まだ歯が1本も抜けていません。シュタイナー教育では、歯の生えかわる「七歳までは夢の中」と言いますから、まだ娘は夢の中にいていいのかな…なんて思ったりしています。でも「1年1組で歯が抜けてないの、あたしだけだよ~」なんて言って、本人はちょっと気にしているみたいです。そして何と言っても、歯が抜けたら、その歯をまくらの下に入れて寝るのをとっても楽しみにしているんです。娘が大好きな絵本「うっかりまじょとちちんぷい」(ヌリット・カーリン 作)に、抜けた歯をまくらの下に入れて寝るといいことがあるかもしれないと書いてあるので…。抜けた歯を集めてまわるのは、魔女の仕事です。ところがこの魔女は、600年も同じことをくり返しているのがいやになってしまいました。そしてある晩、うっかり歯を入れた袋を落としてしまいます。これは大事件。仲間の魔女たちは、このうっかり魔女にちちんぷいという助手をつけます。ラストの静けさに包まれた詩的な情景が素敵です。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.11.02
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