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100かいだてのいえ(絵本)今日の夜は、お友達のおうちのカレーパーティーにご招待されました。一緒に新体操を習っているお友達のお母さんが、夏休みも終わりだから…と呼んでくれたのです。お友達のおうちは31階建て。カレーパーティーは30階のラウンジルームで開かれました。何ていい眺め!ずぅーっと遠くまで見えました。スカイツリーも見えました。「なんだか、高級なホテルに泊っているような気になるね」と、一緒にお呼ばれしたお母さんと言い合いました。子どもたちも、この非日常の空間を楽しんでいたようです。自宅に帰って手に取ったのが、岩井俊雄さんの「100かいだてのいえ」でした。娘がこの本をほしがったとき、漫画っぽい絵本はどうかな~と、ちょっと考えてしまいました。でも、子どもってこういう絵本が大好きなんですね。この本を持っているお友達の多いこと多いこと!日本人はみんな漫画好きの遺伝子を持っているのかもしれません。トチくんという男の子のところに「ぼくは 100かいだての いえの てっぺんに すんでいます。あそびにきてください」という手紙が届きます。この絵本は、トチくんが通る1階から100階までのすべての部屋を、楽しくかわいらしく描いています。絵本をたてに開いて、見開きいっぱいに描くという手法も斬新です。あ、44階に「星の王子さま」に出てくる象をのみこんだウワバミの絵を発見!人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.08.30
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ダンナさんのズボンのすその折り返しがほどけて、直すもの置き場に置いたままはや一年…。今日、ついに重い腰をあげてまつり縫いをしていると、娘もお裁縫したいと言い出しました。そこで、端切れを渡して、隣で並み縫いの練習をしていてもらいました。けれど、何もできあがることのない作業がつまらなかったのでしょう。自分の本棚から「だいすきてづくり!(1)」を出して来てパラパラ見ています。そして、案の定「これ作りたい! あれ作りたい」と始まりました。手仕事が苦手な私です。急に言われても、材料が何一つありません。「今度、材料を買いに行こうね」と言って、あきらめてもらいました。この本は、娘がお裁縫に興味を持っているようだったので、私がそっと本棚に入れておいた本です。《そっと》なのは、「作りたい」と言われるのを恐れてですが…。小さなクッション、ソーイングケースなど、お部屋を飾る小物の作り方が載っています。ああ!「作りたい」と言われたら、一緒にパパっと作ってあげられるようなお母さんだったらよかったのに!人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.08.28
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おおきくなったらなにになる?(絵本)昨晩は、トム・ハンクス主演の「ビッグ」を鑑賞しました。懐かしかった…。初めて見たのは中学生の頃だったと思います。面白くて、ビデオレンタルが開始されると、借りてきて何度も見たような記憶があります。背が足りなくて移動遊園地のジェットコースターに乗れなかった13歳の男の子のおはなし。男の子は、遊園地の片隅で、悪魔の口にコインを入れて願いをかけるゲームを見つけます。男の子は「大きくなれますように」と願います。そして翌朝目を覚ますと、おとなになっていたのです。外見はおとなでも、中身は子ども。トム・ハンクスは、そういう演技がとっても似合いますよね。本当に子どもみたい…。「フォレスト・ガンプ 一期一会」もそうですけど。おとなになった男の子は、玩具メーカーの副社長になってしまいます。昨日、DVDを見ていて思い出したのが、フランソワーズ作の「おおきくなったらなにになる?」です。この絵本は、「ねえ ねえ みんな おしえて おしえておおきくなったら なにに なりたい?なにしたい?」と始まります。私も中学生の時、「ビッグ」を見ながら思いめぐらしたのです。私も今、おとなになってしまったら、何をしよう、何になろうって。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.08.27
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きつね三吉(日本の児童文学)近頃の娘のお気に入りは、佐藤さとるさんの「きつね三吉」です。あまり気に入っているので、夏休みの読書感想文を書いたらどうかな…と思って、「どこが好きなの?」と、聞いてみました。「全部」だそうです。「じゃあ、どうして好きなの?」と聞くと、「わかんな~い」。読書感想文はあきらめました…。佐藤さとるさんは、やっぱり上手です。よくある恩返しものの昔話かと思わせておいて、衝撃のラスト!「あぁ、そうだったのか」と、もう一度読みたくなります。絵も素晴らしいです。佐藤さとるさんと言えば、挿絵は村上勉さん。素朴な登場人物たち、淡い色遣い…。どのページでも、水を張った桶には、季節の花が挿してある演出も素敵です。この名コンビの作品を、娘と一緒にもっと読んでいこうと思いました。もちろん、小部屋の本棚にも加えるつもりです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ ★日本の児童文学へ
2010.08.26
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モーモーまきばのおきゃくさま(絵本)夏休みも、ついにあと一週間になりました。出かける予定はないし、とにかく暑いので、ここ数日は家の中でのんびり過ごしています。ラジオ体操に行って、ゆっくり朝ごはんを食べて、涼しいうちに家の前のスーパーへ買い物に行きます。帰ってから少し勉強します。あとは、切り紙、リリアン、すごろくやどうぶつしょうぎをしたり、本を読んだり、「アルプスの少女ハイジ」を見たり…。今日見たのは、ヤギ飼いのペーターが足の不自由なクララをしょいこに乗せて、山の牧場へ連れて行ってあげる場面でした。マリー・ホール・エッツの作品に、「モーモーまきばのおきゃくさま」という絵本があります。この作品は、私の大好きな絵本「わたしとあそんで」(エッツ作)と兄弟のような絵本です。描き方、色のつけ方がまったく同じだし、どちらの絵本でもおひさまがおだやかにほほえんでいます。春、牧場の草があんまりおいしいので、牛はお客様を招くことにします。馬とヤギと豚と羊の子、犬と猫、がちょうとめんどり、おんどり、ねずみまでやってきました。そして、歌を歌ったり、おにごっこをしたりして楽しく過ごします。食事の時間になり、ごちそうが草しかないと知った動物たちは、次々に帰って行ってしまいます。牛は悲しくなりました。けれど、馬とヤギと羊の子が残って、草を食べ始めます。四匹は、夏の終わりまで、のんびり仲良く草を食べました。家庭は、のんびりした牧場のようなものです。世間に出れば、自分と価値観が同じ人ばかりではありません。もうすぐ学校が始まります。娘よ、頑張れ!人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.08.25
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番ねずみのヤカちゃん(北米の児童文学) 昨日、古本屋さんで「番ねずみのヤカちゃん」(リチャード・ウィルバー作)を見つけました。もう嬉しくって、すかさずゲット。家に帰ってよく見ると、なんと挿絵を描いた大社玲子さん直筆のヤカちゃんイラストとサイン入り!「こねこのチョコレート」で大社さんのファンになっていた私は、偶然手に入れたこのお宝本に頬ずりしてしまいました。お母さんねずみと4匹の子ねずみが、ドドさんの家に住んでいました。4番目の子ねずみは、声がとても大きいのでやかましやのヤカちゃんと呼ばれていました。あんまり大きな声なので、ヤカちゃんが何か言うと家中がぐらぐらとゆれるほどでした。ドドさんは、「ねずみだとは思うんだがね。が、それにしては、えらく声の大きなねずみだ」と言って、ねずみ捕りを仕掛けたり、猫を飼ったりしました。けれど、ヤカちゃんを捕まえることはできません。ある日、ヤカちゃんがチーズを取りに台所へ向かっていると、窓からどろぼうが入って来ました…。私がお手伝いしているかしの木文庫には、このお話のストリーテリングが大得意な先輩がいます。声にものすごい迫力があって、表情も豊か…。聞いていると、ぐいぐい引き込まれます。このお話は、その先輩がはなすために作られたかと思うくらい、その方のものになっているのです。何度聞いても、決して飽きることがありません。いつか私も、そんなストーリーテラーになれるよう、精進しなくては。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★北米の児童文学へ
2010.08.23
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こぶとり(絵本)昨日は、マンションの夏祭りでした。娘は、この日をずっと前から楽しみにしていました。夏休みの宿題である絵日記2枚のうちの1枚を、「お祭りの日にするーっ!」と最初から決めていたほど…。お祭りは子どもたちのおみこしから始まります。おみこしに参加した子は、冷たいラムネがもらえます。その後、輪投げやくじ引きで遊んだり、わた飴やかき氷を食べたりしているうちに、宝さがしゲームが始まります。そして、かしの木文庫による紙芝居と人形劇。今年は、私が先輩と二人で紙芝居を担当しました。演目は、こどものともから「ぴちこちゃんのけっこん」でした。きれいでかわいいねずみのぴちこちゃんは、いろんな動物たちから求婚されますが、なかなか気に入ったお相手が見つかりません。文庫の紙芝居はいつも手作りです。この紙芝居は、ぴちこちゃんが求婚をことわる時にそっぽを向く仕掛けが、とってもよくできています。人形劇の演目は「こぶとり」でした。セリフのテンポの良さ、人形たちの動きのキレ、道具類の完成度…。本当に、先輩たち、すごいですっ!そして、夜は盆踊り。そんな、子どもたちに大サービスの夏祭りです。どうかいつまでも、続いてくれるといいな…。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.08.22
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エーミールと探偵たち(ドイツの児童文学)図書館へ行って、船橋市文学賞の募集要項をもらってきました。ケストナーの「エーミールと探偵たち」も借りてきました。この本の冒頭には、エーミールの物語がどのようにして生まれたかが書かれています。ケストナーは窓枠に腰かけて、手頃なお話が通りかからないかと街を見下ろしていました。でも、お話はいっこうにやって来ません。そこで床の上に寝そべって、下から部屋の中を眺めていました。そして、椅子の脚にふくらはぎがあることを発見します。茶色いソックスをはいた学校の生徒のふくらはぎのような…。その時、エーミールのことがぱっと思い浮かんだのです。創作の方法は作家によって様々です。A.A.ミルンの「クマのプーさん」、リンドグレーンの「長くつ下のピッピ」、グレーアムの「たのしい川べ」のように、自分の子のために作った物語もあります。ワイルダーの「大草原の小さな家」のように、自らの思い出をつづった物語もあります。エンデは「ジム・ボタンの機関車大旅行」を書いたとき、とにかく何も考えず、ペンの動くままに書いていったといいます。とりあえず私も、ケストナーのように床に寝そべって、ひらめきがやってくるのを待つことにしましょう。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★ドイツの児童文学へ
2010.08.20
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おばけかぞくのいちにち(絵本)暑いです。この数日、とっても暑いです。暑いときには怖い話とよく言いますが、本当でしょうか?私が子どもの頃に、夏休みになると「あなたの知らない世界」というテレビ番組が放映されていました。ものすごく怖かったのを覚えています。でも、これまで怖い話で実際に寒気がした記憶はまったくありません。とりわけ、娘などはお化けや幽霊やモンスターを怖いものと認識していないのですから、涼しくなりようがありません。大好きな「おばけかぞくのいちにち」シリーズ(西平あかね 作)や「おばけのアッチ」の小さなおばけシリーズ(角野栄子 作/佐々木洋子 絵)、「モンスター・ホテル」シリーズ(柏葉幸子 作/高畠純 絵)など、娘が知っているのは、お友達になれそうな楽しいおばけたちばかり。ですから、心霊現象のテレビなんかを偶然目にしても、ちっとも怖がりません。こっちはウソで、アッチが本物だと思っているようです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.08.18
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魔女の宅急便(日本の児童文学)角野栄子さんの「魔女の宅急便」で、キキがとんぼさんと出会ったのも、海水浴場でした。ちっとも素敵な出会いではありませんでしたけど…。キキがひとり立ちするためにやって来たコリコの町は、海の近くの大きな町です。夏の日曜日には、みんなが海に行ってしまって町がからっぽになります。下宿先であるパン屋のおソノさんにうながされて、キキも海へ行くことに。おソノさんが若い頃に着ていた水着を借りました。生まれて初めて水着を着たキキ。「なんだか、体がはみだしているみたいで…いやだなあ」と、恥ずかしそうに体をちぢめて言います。その感じ、なんだかとってもよくわかります。角野さんは、この作品を通じて、13歳の女の子の気持ちをみごとに描き出していると思います。どうしてこんなにわかっちゃうんでしょう、というくらい。ご自身が少女だった頃の気持ちを、鮮明に記憶しているんでしょうか?きっと、こういう作品を書く作家さんは、少女のようなみずみずしい感性をいつまでも持っているのでしょうね。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★日本の児童文学へ
2010.08.17
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ねずみのかいすいよく(絵本)昨日は、近所の屋外プールに行って、家族3人日焼けしてきました。ダンナさんは日焼け止めをぬらなかったので、それはもう真っ赤になってしまいました。ヒリヒリして、あまり眠れなかったそうです。SPF50の日焼け止めをぬった私たちでさえ、水着の跡がくっきり!今までしてきたUVカットの努力が水の泡…。先日、テレビを見ていたら、《今の10代・20代の若者は海がきらい》という統計が出ていました。日焼けしたくない、砂だらけになる、汚いなどがその理由でした。海は、水の事故も多くて怖いですけど、そうやって人間がどんどん自然から遠ざかっていくのは、残念な気もします。それとも、海が汚されなくなって、地球にとってはいいのかな…。「ねずみのかいすいよく」(作 山下明生/絵 いわむらかずお)を見ていると、私は娘を海に連れて行ってあげたくなります。7つ子のねずみのおはなし。「あしたは、みんなで うみへ いこう。」と、おとうさんねずみが言います。子どもたちは大はしゃぎです。海水浴場に着いてみると、超満員でした。ねずみ一家はもっと静かなところを探して、小さな入り江を見つけました。貸し切りの海で、泳いだり、釣りをしたり、浮き輪でサーフィンしたり、みんな楽しそう。おにぎりとたくあんだけのお弁当も、何ておいしそうに見えるんでしょう。お弁当の後は、パラソルの下でお昼寝です。海から風が吹いてきて、とってもいい気持ち…。日焼けを気にせず海水浴を楽しめるねずみさんたちが、うらやましいです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.08.16
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おばけでんしゃ(絵本)地域文庫連絡会が主催する「西村繁男 絵本原画展」に行ってきました。娘は、西村さんの描く「むしむしでんしゃ」のファンです。奇想天外で、細かく描きこまれた絵本が好きみたいです。今日、展示されていたのは、「おばけでんしゃ」「おふろやさん」「おでんさむらい(こぶまきのまき)」「絵で読む広島の原爆」「くずのはやまのきつね」でした。これまで、西村さんの絵は、色彩が豊かでとてもカラフルだという印象を持っていました。でも、原画を見て、その色の優しさに驚きました。一色一色が、こんなに優しい色だったなんて!やっぱり原画はいいです。どんなに印刷技術が進歩しても、あの質感は出せないんでしょうね…。子どもたちが、めいめい昆虫やおばけたちに色をぬって、壁に描かれた大きなむしむしでんしゃとおばけでんしゃにのりで貼りつけるコーナーもありました。「むしむしでんしゃ」ファンの娘も、喜んで参加していました。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.08.14
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ゆめくい小人(絵本)最近よく眠れません。寝る前に映画のDVDを見てしまうせいです。寝る直前まで映画に没頭していると、その映像や音楽が頭から離れなくなってしまいます。昨夜は「ゴッドファーザー」を見たために、布団に入って目をつむっても「愛のテーマ」が頭の中で鳴り響いて止まりませんでした。マーロン・ブランドのしわがれ声も聞こえてきます…。《眠れない》で思い出したのが、ミヒャエル・エンデの「ゆめくい小人」。まどろみ国の人々にとっては、眠ることが一番大切な仕事です。一番よく眠る人が、この国の王様になります。王様には《すやすや姫》という娘がいました。ところが近頃、すやすや姫は怖い夢を見るので眠れなくなってしまいました。これは一大事です。あらゆる手だてが尽くされますが、効き目はありません。ついに、王様自身が良い方法を見つけるために、世界中を旅してまわります。うちの娘も「怖い夢を見るから眠りたくない」と言っていた時期がありました。その時に、この絵本を一度読んであげたのですが、今でも細かいところまでよく覚えていました。エンデのストーリーも、フックスフーバーの絵も、読者に強い印象を与えるすぐれた絵本だと思います。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.08.13
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サーカス!(絵本)招待券をいただいたので、ボリショイ動物サーカスを見に行ってきました。気分を盛り上げるために、昨夜はピーター・スピアの「サーカス!」を読んで寝ました。「雨、あめ」や「せかいのひとびと」などで知られるピーター・スピアは、細部の描写がみごとです。今日、サーカスを実際に見てから、もう一度この絵本を開いてみると一層楽しめました。ダンナさんと娘が、「こんなのあったね! これはなかったねぇ」などと話し合っています。絵本は、サーカスが遠い道のりをやって来るところから始まり、サーカス村での団員たちの過ごし方なども描かれていて、とっても興味深いです。娘は、この本を初めて読んだときから《大砲人間》の芸を「すごいすごい」とさわいでいましたから、今日それが見られなくて残念そうでした。私としても、今日のサーカスは、動物たちが面倒くさそうに芸をしているような気がして残念でした。スピアのサーカスは活気にあふれ、生き生きしています!人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.08.12
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おぼえていろよおおきな木(絵本)娘は、今年の2月から新体操を習っています。2か月ごとに課題となる手具が替わり、8・9月の手具は《なわ》。なのに娘はなわとびができません。マンション敷地内の公園で、数日前から特訓を始めました。それにしても、なわとびなんて夏にやるものではありません。あまり汗をかかない娘が汗びっしょり。でも、公園のまん中には大きな木があって、夏のギラギラした陽射しをさえぎってくれます。だから、とんでいない時はとっても涼しいのです。木はいいです。木は本当にいいです。木を題材にした絵本が数多く出ているのはもっともなことです。佐野洋子さんの「おぼえていろよおおきな木」は、二色刷りの地味な絵本ですが、一度読んだら手離せなくなる一冊です。主人公は、大きな木のかげの小さな家に住んでいるおじさん。大きな木は春になると、たくさんの花をつけました。そして秋には大きな赤い実がたくさんなりました。本当にみごとな木でした。でも、大きな木では朝早くから鳥たちがさえずり、おじさんはうるさくて眠っていられません。おじさんが、木の下でお茶を飲んでいると、鳥のフンが…。夏に涼しい木かげでハンモックをつって昼寝をしていると、おじさんの上に何匹も毛虫がぶらさがっていたり…。冬に雪かきをしていると、大きな木の上から雪がどさっと落ちてきたり…。おじさんは、そのたびに「おぼえていろよ。」と言って、木をけとばします。そうしてしまいに、おじさんは木を切り倒してしまいました。それからの一年間、本当にさびしそうなおじさんが描かれます。再び春がめぐってきたとき、おじさんは切り株の上に倒れて泣き続けます。けれど、下を見ていたおじさんは、切り株にあるものを見つけるのです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.08.11
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たのしい川べ(イギリスの児童文学)まだまだ夏休み。娘が「海か川に行きたい」と言い出しました。そりゃあ夏休みですもの。私だって行きたいです。でも、ダンナさんに夏休みはないし、うちには車もありません。それで、ケネス・グレーアムの「たのしい川べ」を読み始めました。小学校の頃、一度読んだきりだったので、お話をすっかり忘れていました。これは絶対に小部屋の本棚入りです!挿絵は「クマのプーさん」の挿絵を描いたE・H・シェパード。人のいい愛すべき小さな主人公たちを描くのに、彼以上にぴったりの画家はいません。ケネス・グレーアムもできあがった挿絵を見て、とても喜んだといいます。これから数日は、川べでの生活を楽しめそうです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ ★イギリスの児童文学へ
2010.08.10
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ねえさんといもうと(絵本)私は一人っ子なので、子どもの頃、いつも何となく孤独を感じていました。娘も同じ気持ちなのでしょうか。シャーロット・ゾロトウの「ねえさんといもうと」はとっても素敵な絵本です。妹思いの姉さんは、縄跳びをしているときには、妹が歩道から飛び出さないように気を付け…。自転車に乗るときは、一緒に妹を乗せ…。学校へ行くときは、妹の手を取って道を渡り…。お裁縫するときには、針に糸を通してあげ…。妹が泣いていると、肩に手をかけ、ハンカチを取り出して「さ、かおをふいて」と優しく言います。同じマンションに住む娘のクラスメイトには、3つ年上のお姉さんがいます。妹思いで面倒見がよくて、この絵本の《ねえさん》みたいです。《ねえさん》であるということは、これから生きていく人生のための、すごい訓練だと思います。私は《ねえさん》だったことがないので、いつも自分のことで手一杯。ぼんやりしている暇はあっても、他の人の面倒を見てあげる余裕はありません。娘もまさにそう…。この絵本の《いもうと》は、何でも知っている《ねえさん》に、何かにつけて「それではだめよ、こうしなさい」と言われるのに飽きて、野原へ逃げ出します。姉は妹が見つからないので、しくしく泣き出してしまいます。野菊の茂みにかくれていた妹は、近寄って姉の肩に手をかけます。そしてハンカチを取り出して、優しく言うのです。「さ、かおをふいて」きょうだいがいるというのは、私にはやっぱり憧れです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.08.08
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銀河鉄道の夜(日本の児童文学)胸が苦しくなる出来事があって、この数日間はそのことばかり考えていました。心を静めるために、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を読みました。銀河のお祭り《ケンタウル祭》の日。学校が終わると子どもたちは、その夜川へ流す明かりを作るために、烏瓜を取りに行きます。けれども、ジョバンニは活版所の仕事があって行けません。仕事が終わってジョバンニが家へ帰ると、病気のお母さんのための牛乳が届いていませんでした。ジョバンニは牛乳を取りに行きました。そして、川へ烏瓜を流しに行くクラスの子どもたちに会います。親友のカムパネルラも一緒でした。クラスの子たちがジョバンニをからかいます。カムパネルラは気の毒そうにジョバンニを見ていました。ジョバンニは何とも言えずさみしい気持ちになって駆け出しました。そして丘の草原に身を投げ出します。気が付くとジョバンニは、カムパネルラと一緒に、銀河を走る列車に乗っていました。列車は星々を巡ります。南十字星を過ぎた辺り、カムパネルラが《ほんとうの天上》と呼んだ所で、ジョバンニは一人になってしまいます。カムパネルラは列車を降りたのです…。私は初めてこの物語を読んだとき、その良さを理解できませんでした。けれども、何度も何度も読み返すにつれ、また様々な経験を積むにつれ、この物語の美しさを身にしみて感じるようになりました。そして今日、私は全身全霊でこのお話を味わったように思います。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★日本の児童文学へ
2010.08.07
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少女ソフィアの夏(北欧の児童文学)夏休みは、長いです。まだ8月に入ったばかり。でかける予定がある日はいいんです。何も予定のない日、家の用事だけで一日が終わってしまうと、娘に申し訳ない気持ちになります。もちろん、家でゆっくり過ごす時間も大切です。でも、それが連日というわけにはいきません。そうは言っても、公園で遊ぶには暑過ぎるし、どこかに出かければお金がかかります。ムーミンシリーズの作者・トーベ・ヤンソンさんの「少女ソフィアの夏」は、フィンランドの小さな島で夏を過ごすおばあさんと孫娘ソフィアの物語です。海で泳いだり、夜明け前に尾なが鴨の歌を聞きに行ったり、牧草地に寝転がって天国や地獄について議論したり、沼地にヴェニスの街を建設したり…。おばあさんはソフィアを子ども扱いしません。何でも心の内を率直に話し、自分のしたいことをするだけで、ソフィアと遊んであげようという感覚はありません。それでも結果としてソフィアは多くを経験し、多くを考え、自立した子どもに育っています。私も自分のしたいことをしていいのかな…。遊んであげなきゃ…とか、どこかに連れて行ってあげなきゃ…とか、考えなくてもいいのかもしれません。いや、でも、環境が違い過ぎます。ソフィアは豊かな自然に囲まれ、たとえ放っておかれても(放っておかれてはいませんが)学ぶことがたくさんあります。やっぱり、自然と触れ合う機会だけは、たくさん持たせてあげたいと思います。近所の公園でセミやアリを観察したり、ベランダの植物を世話したり、そんな小さなことでも…。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★北欧の児童文学へ
2010.08.02
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こねこのチョコレート(絵本)今、3時のおやつの時間です。私は小犬のサブレとミルクティー、ダンナさんは小犬のサブレとアイスティー、娘は小ねこのサブレとアイスココア。「こねこのチョコレート」(B・K・ウィルソン作)という、とってもかわいらしい絵本があります。ジェニーは四才の女の子。弟のクリストファーは、今度の水曜日で三才になります。火曜に、ジェニーはお母さんと買い物に行きました。ジェニーは自分のおこづかいで、クリストファーの誕生日プレゼントにこねこのチョコレートを買いました。箱の中には、チョコレートが8つ入っています。家に帰ると、ジェニーはプレゼントを自分の部屋のたんすの中にかくしました。その晩、ジェニーはこねこのチョコレートが気になって眠れません。「あたしが ひとつくらい たべたって、クリストファーは、気にしないとおもうな」ジェニーはチョコレートを1つ、口の中に放りこみます。ベッドに戻ると、今度は残りの7つのチョコレートが気になって眠れません…。この絵本の挿絵は、チョコレート屋さんも、ジェニーの寝室も、キッチンも、素敵な外国の雰囲気です。作者のB・K・ウィルソンさんが描いていると思い込んでいましたが、なんと日本人が描いていました。「番ねずみのヤカちゃん」の挿絵も描いている大社玲子さんという画家さんです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.08.01
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