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さるのひとりごと(その他)4年生の学校おはなし会でした。4時間目に国体観戦に行くということで、いつもは3回公演のところ、2回公演になりました。体力的には、ずいぶんラクです。プログラムは、1、さるのひとりごと(おはなし)文 松谷みよ子/絵 司修2、魔法使いのチョコレート・ケーキ(おはなし)作 マーガレット・コーヒー/訳 石井桃子3、竜のはなし(絵本)作 宮沢賢治/絵 戸田幸四郎4、にじ(絵本)文 さくらいじゅんじ/絵 いせひでこ5、ぴちこちゃんのけっこん(紙芝居)文 木島始/絵 桂ゆき私が担当したのは、絵本2冊と紙芝居です。今日の一つ目のおはなしは、私の尊敬する先輩の「さるのひとりごと」でした。島根の深い森の中に住んでいた猿が、海を見てみようと思って海辺へやって来ます。海辺に1本の木が生えていたので、その木に登り、海風に吹かれていたらとても気持ちが良かった。「海はええなあ」と猿はひとりごとを言います。すると、誰かが小さな声で「うん」と返事をしました…。猿は「海はええなあ」を繰り返しますが、先輩は一つ一つ声の表情を変えて、猿の気持ちの変化を的確に表現してくれます。それで、私たち聞き手には、猿の気持ちが切ないほど伝わってくるのです。日本海の荒々しい波と吹きすさぶ風の情景も、目に浮かんできます。私は活字を追うことが大好きですが、先輩方のおはなしを聞くとおはなしの威力を感じます。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.09.29
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おさるとぼうしうり(絵本)何か失敗して気分が沈んだとき、手に取る本の一冊が「おさるとぼうしうり」(作 エズフィール・スロボドキーナ/訳 松岡亨子)です。このぼうしうりは売り物の帽子を自分の帽子の上に載せて売り歩いています。帽子は、ぼうしうりの身長と同じくらい高く積み上げられています。彼は、きちんとした服装をしています。口ひげをはやし、帽子が落ちないように背筋を伸ばし、丁寧に前で手を組んでこちらを見ているぼうしうりの絵が、最初に4枚続いています。私はまずそのたたずまいに癒されます。ぼうしうりは、大きな木の下で背筋を伸ばして前に手を組んだまま昼寝をします。目が覚めたとき、頭の上には自分の帽子しかありません。見上げると、枝という枝におさるが…。おさるたちはみんな、売り物の帽子をかぶっています。このおさるとぼうしうりのやり取りを見ていると、なんだか全身の力が抜けてしまいます。そうして私の心も、なんだか軽くなっているのです。きっと最後にはうまくいくと、思えてくるのです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.09.27
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魔女の宅急便(日本の児童文学)娘の卒園した幼稚園で開かれる聖書の勉強会に出席しました。牧師先生のお話を聞き、教会員の方が作ってくださったお菓子とお茶をいただきながらお話をする会です。私が、「こんなに熱心に読み聞かせしているのに、娘の書くものと言ったらまったく文章になっていない」と嘆いていたら、司書をしていたお母さんが教えてくれました。思惑を持って読み聞かせをしてはいけない。自分自身が心からその本を楽しむこと。心から楽しむという点では完璧です。でも、思惑の方は…、いっぱいです。本が好きな子になってほしい。美しい言葉をたくさん吸収してほしい。想像力の豊かな子になってほしい。読み聞かせに限らず、こうなってほしい、ああなってほしいという思いが強い私です。角野栄子さんの「魔女の宅急便」で、キキは自分で魔女になろうと決心する前、お母さんがあとをついで魔女になってほしいと思っているのをうすうす感じていました。でも、「あたしは自分のすきなものになるんだ。自分できめるんだ」と思っていたのです。ある日、お母さんに「ちょっとだけ、飛んでみない?」と言われます。キキはその誘うような言い方が気になりましたが、一たび飛んでみるとたちまち飛ぶことが大好きになってしまったのです。こうして書いているうちに、思惑があってもいいのかなと思えてきました。たとえ思惑があっても、子どもにきっかけを与えることは母の役目の一つなのではないかと…。ただし、押しつけであってはいけないし、私のように思惑がはずれたからといってガッカリしてもいけないのだと思います。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★日本の児童文学へ
2010.09.25
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おっきょちゃんとかっぱ(絵本)5年生の学校おはなし会でした。プログラムは、1.エパミナンダス(おはなし)おはなしのろうそく(1)愛蔵版 東京子ども図書館編2.ロンドン橋の上で(おはなし)3.おっきょちゃんとかっぱ(絵本) 作 長谷川摂子/絵 降矢奈々4.ほね(絵本) 作 堀内誠一5.かにむかし(紙芝居) 作 木下順二/絵 清水崑私は、「エパミナンダス」(おはなし)と「おっきょちゃんとかっぱ」(絵本)を担当しました。私はまだ持ちばなし(?)が少ないので、急なおはなし当番ではいつも「エパミナンダス」をやります。5年生にもなると、もう恥ずかしがって笑ってくれないのかなと心配していましたが、素直な反応がかえってきてうれしくなりました。高学年になると、先を読んで笑ってくれるんですね。「おっきょちゃんとかっぱ」はとっても幻想的で、降矢奈々さんの絵も素晴らしい、私の大好きな絵本です。おはなし会の関連本紹介で、長谷川さんと降矢さんコンビの作品を紹介したところ、「めっきらもっきらどおんどん」には「知ってる~」の声がたくさん上がりました。二作品とも、子どもが異世界へ行って豊かな体験をし、再び人間の世界に戻ってくるお話です。長谷川さんの文章は読んでいて心地よく響き、登場人物の一人一人が本当に魅力的。そして降矢さんは、その魅力的な世界をあますところなく表現しています。絵の力強さと色彩の豊かさには息をのみます。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.09.23
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エリセラさんご(絵本)連休を実家でのんびり過ごしてきました。母が娘のためにゲームスタジアム12を用意しておいてくれたので、娘はいろんなゲームを体験。じいじと囲碁や将棋までやってました。囲碁って難しいです。相模原市博物館のプラネタリウムに行って、全天周映画「銀河鉄道の夜」も見て来ました。美しかった!プラネタリウムで、美しい映像と朗読とともに、ジョバンニとカンパネルラの旅した北十字(白鳥座)から南十字までの天の川の道をたどることができ、私にとって至福のひとときでした。娘にとっては少し難しかったようですが、いつか賢治の「銀河鉄道の夜」を読むときに、ふっと思い出してくれるかもしれません。実家にはもう絵本は数冊しか残してないので、寝る前に読む本の選択は限られています。娘は今回、「エリセラさんご」(作 水木桂子/絵 和田誠)を選びました。小さなピンクのプラヌラが、海をただよいながら、やっと安全で汚れていない場所を見つけます。プラヌラはそこで成長し、立派なエリセラ珊瑚になりました。そしてエリセラさんごはお母さんになり、たくさんのプラヌラを海へ送り出します。この絵本は、大きな自然の中でめぐる命を、英語と日本語の軽快な言葉で描いています。和田誠さんのシンプルで力のある絵は、子どもたちの心にめぐる命のイメージをしっかりと根付かせてくれることでしょう。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.09.21
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トロッコ(日本の児童文学)おはなしの当番まで1か月になりました。おはなしを覚えるとき、私はいつもノートに書き写します。そうすれば、ぶ厚い本を持ち歩かなくてすむし、何より書くという作業がおはなしを脳に刻みつけてくれるような気がします。おはなしを書き写すと、邪念が追い払われ写教のような効果もアリ。書き写すためのノートを探していたら、以前文章修業のために写した芥川龍之介の「トロッコ」を見つけました。主人公の良平は、鉄道施設工事を毎日見に行きました。トロッコで土を運ぶ作業がおもしろかったのです。ある日、良平は親しみやすそうな若い土工に声をかけます。「おじさん、押してやろうか?」土工からは快い返事がかえってきました。線路を登りつめると今度は下りになり、トロッコに乗って飛ぶように走りました。そしてトロッコが止まると、また押します。また登りつめると海が開け、良平は遠くに来過ぎたことに気がつきます。またトロッコは下りに…。良平はもうおもしろい気持ちになれませんでした。土工たちがお茶を飲み始め、良平はいらいらしてきます。日が暮れかかり、もうじっと座っていることなど、とてもできなくなってしまいます。そして、土工は「もう遅くなるから帰りな」と言って、良平を山に残したまま行ってしまいます。私は「トロッコ」が好きです。良平の気持ちが手に取るようにわかるからです。誰でも子どもの頃、そんな気持ちを味わったことがあると思います。友達に連れられて行った公園で遊んでいて、母と約束した時間になっても友達は帰ろうとしない。一人で帰ろうにも、帰り道がわからない。いくら「帰ろう」と言っても友達は聞いてくれず、時間がどんどん過ぎていく…。あるいは、「この道がどこまで続いてるのか行ってみよう」と友達と自転車で走ってきたものの、いくら行っても道は続いている。もうすぐ終点がありそうな気がする。ここで帰るのはもったいない。でも、もうすぐ暗くなってくる…。この物語の最後には、妻子を持った良平も描かれています。大人になって感じる人生への焦りや不安。その部分が、私の胸に何か重たいものをズシーンと押しつけてきます。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★日本の児童文学へ
2010.09.17
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魔法使いのチョコレート・ケーキ(その他)ダンナさんの仕事がお休みだったので、娘が学校に行っている間に「ナショナル・トレジャー」のDVDを見ました。私は、ニコラス・ケイジを見ているだけで満足だったんですが、ダンナさんは「つまらなかった~!」とご立腹。どうやら、うちのダンナさん、暗号解読モノの映画が好きじゃないみたいです。「ダ・ヴィンチ・コード」も、お気に召さなかったんですから。手がかりに次ぐ手がかり…。なかなかゴールにたどり着かないのが、まどろっこしいと言ってます。私は暗号の解読って、詩の解釈みたいで好きです。数字が出てくるとお手上げですが…。「ナショナル・トレジャー」で、主人公が博物館から手がかりとなる独立宣言文書を盗み出すシーンや、博物館に展示されている手紙から暗号を解くシーンを見ているうちに、何となくマーガレット・マーヒーの「魔法使いのチョコレート・ケーキ」を思い出しました。暗号とは関係ないんですけど…。魔法が下手だったために、悪い魔法使いだと思われていた魔法使いがいました。この魔法使いは、チョコレート・ケーキを作るのが大得意。チョコレート・ケーキ・パーティーを開いて、町中の子どもたちを招待しようと考えました。彼は、特別上等なカードで招待状を作って送ります。子どもたちは怖がって、誰も来てくれませんでした。魔法使いは友だちがほしかったので、リンゴの木を植えました。お茶をどうぞと言って、じょうろの水を注ぎ、肥料でケーキを作りました。そうやって何十年もたちました。ある日、町の博物館で古い招待状を見つけた子どもたちが、魔法使いのところにやって来ます。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.09.16
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ゴールディーのお人形(絵本)お友だちがカフェを始めました。今日は初めて、そのお店に行ってきました。「喫茶 Lala-Ru」 http://lalarucafe.exblog.jp/ (お店のブログです)ウイリアム・モリスの壁紙、そこここに飾られた手作りの雑貨やノスタルジックな挿絵の貴重な古本たち、こだわり素材のメニュー…。そのお店は、彼女そのものでした。まだやりたいことの20%くらいしかできていない。毎日、少しずつ少しずつ、このお店を作り上げていくことが本当に楽しい。そう言ってキラキラ輝いている彼女を見ていたら、ゴフスタインの「ゴールディーのお人形」が心に浮かびました。人形作りの仕事をしているゴールディー。人形を作るときには、森を歩きまわって納得のいく枝を拾ってきて使います。そうして、一つ一つ心を込めて、丁寧に人形を作り上げていきます。実は私、これまでに出会った本の中で、この「ゴールディーのお人形」ほど心をゆさぶられ、共感した本はありません。まぎれもなく、私のベスト1です。ゴフスタインのプロフィールに、「小さな頃から仕事というものに大きな関心を持ち、仕事こそが真に尊厳を持つものであり、また真に楽しいことである、だから、もし人々が人生を何かに打ちこめないのだとしたら、何の意味もないのだと、思っていた」とあります。目を閉じると、お友達のあの生き生きした笑顔が浮かんできます。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.09.14
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ブルッキーのひつじ(絵本)先日、ダンナさんからの手紙を読み返していて、ゴフスタインの「ブルッキーのひつじ」を改めて手に取りました。この本は、その当時、ダンナさんの誕生日に私が送ったものです。ゴフスタインの作品の内容を説明しても、まったく意味がありません。磨き抜かれた言葉と絵から、読者が感じるしかないのです。ただただ感じることでしか、彼女の作品を知ることはできません。ゴフスタインの絵本は一篇の詩です。「ブルッキーのひつじ」では、自分のこひつじに本の読み方や歌を教えたり、一緒に散歩にでかけたり、抱きしめたり、世話したりするブルッキーが描かれています。ただそれだけなのに、一枚一枚の絵、一つ一つの言葉から深い深い愛情が、きゅ~んとなるほど伝わってきます。谷川俊太郎さん、素晴らしい訳をありがとうございました!なるほど、献辞を見ると「To my husband」とあります。だから私も、彼に贈りたくなったのですね~。それにしても、ゴフスタインの絵本が、近頃手に入りにくくなっているのは、本当に残念です。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.09.13
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ふたりはともだち ~おてがみ~(北米の児童文学)娘が学校からもらってきた新しい国語の教科書の中に、アーノルド・ローベルの「おてがみ」を見つけました。娘も、「がまくんとかえるくんのがあったよ~」と、うれしそうに持って帰ってきました。「おてがみ」は以前に紹介した「ふたりはともだち」に収められています。このお話が教科書に載っていたという記憶はありましたけど、1年生でもう習っていたんですね…。初めて教科書で出会ってから、私はがまくんとかえるくんがいとおしくて仕方がありませんでした。1年生か…。ずいぶん長いお付き合いなんだなと、しみじみしてしまいました。この「おてがみ」は、教科書に採用されるだけあって、シリーズの最高傑作と言えるかもしれません。一度も手紙をもらったことのないがまくんが、お得意のゆううつな気分で手紙を待っています。「だれも、ぼくに おてがみなんか くれたことがないんだ。まいにち、ぼくの ゆうびんうけは からっぽさ。てがみを まって いる ときが かなしいのはその ためなのさ。」それを聞いたかえるくんは、いつものようにがまくんに寄り添って、一緒に悲しい気分で玄関の前に座っています。けれども不意にかえるくんは、「しなくちゃいけないことがある」と言って、家に帰ります…。たくさんの1年生が、がまくんとかえるくんを大好きになってくれるといいな。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★北米の児童文学へ
2010.09.12
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あしながおじさん(北米の児童文学)ダンナさんの実家から送られてきたゆうパックの中に、懐かしい封筒が入っていました。それで今日は、遠距離時代にダンナさんが送ってくれたたくさんの手紙を、全部読み返しちゃいました。オホホ。クスッと笑ったり、涙が出たり、考えさせられたり…。なかなか刺激的な時間でした。手紙って、やっぱりいいです。直筆の持つあたたかさ…。レターセットを選ぶところから始まって、切手を貼り、ポストに入れ、「今頃もう届いたかな」と想像する…。そして何より、こうして宝物のように大切にしまっておいて、好きなときに手に取れるというのがいいです。これがメールだと、手に取ることができません。なんだかさみしいです。手紙…と言えば、ジーン・ウェブスターの「あしながおじさん」。孤児院育ちのジュディーは、資産家に文才を見込まれます。そして、毎月手紙を書くという条件で、大学進学の奨学金を受けることに。ジュディは楽しい大学生活の詳細を、ユーモアに満ちた手紙に綴ってあしながおじさんに送るのです。私も、素敵なレターセットを探しに行きたくなってきました。さあ、誰に書こうかな…。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★北米の児童文学へ
2010.09.09
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やまんば山のモッコたち(日本の児童文学)昨日は、自分のガミガミ母さんぶりを反省した私…。私の憧れのお母さんは、「やまんば山のモッコたち」(作 富安陽子/画 降矢 奈々)のやまんばです。このやまんばかあさんが、とにかくカッコいいんです!最初の登場からして、もうカッコいい!雪女に追いかけられている娘のまゆを助けて、雪女の前に仁王立ち。「雪女、うちの娘をどうする気や?」この関西弁も雰囲気にピッタリだし、降矢奈々さんの絵がもうすごくいいです!私もこんなに神経質な母親じゃなく、やまんばみたいに強くて豪胆な母親だったら、家族みんなにとってどんなに良かったことか…。どんなときにも落ち着き払って動じない。いつだって背筋をしゃんと伸ばして、何があってもへっちゃら。料理も洗濯もダイナミックです。冷たい北風が吹きつければ「あたしらを、へこたらすことなんかでけへんて、風に教えてやろう」と言い、まゆの血を吸おうと飛んできたやぶ蚊もやまんばが舌打ちすれば逃げていく。やまんばかあさんは、まゆが悪いことをすれば、きちんと自分で責任を取らせます。そして、まゆに「なにが一番好き?」とたずねられれば、「ヤマモモの砂糖煮とまゆ」とすぐに答えます。やまんばかあさんの素敵さを数え上げたら、キリがありません。娘も「こどものとも」から出ているまゆのシリーズは大好きですが、この「やまんば山のモッコたち」は私の教科書として、小部屋の本棚に加えたいと思います。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ ★日本の児童文学へ
2010.09.07
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おこだでませんように(絵本)ママ友達が、「おこだでませんように」(作 くすのきしげのり/絵 五井 聖岳)という絵本を勧めてくれました。ぼくは、家でも学校でも怒られてばかり。 ぼくはどないしたらおこられへんのやろ。 ぼくはどないしたらほめてもらえるのやろ。ぼくは、おぼえたばかりのひらがなで、七夕の短冊にお願いごとを書きました。 おこだでませんようにこういう絵本に出会うと、私はしょんぼりしてしまいます。ガミガミ言ってはいけないこと、子どもはほめられて育つこと、そんなことは百も承知なんです。それなのに、こうしている今も、おやつの食べ方が汚いといってガミガミやっている…。できていることは当然のこととして済ましてしまうのに、できないことは見逃さない…。ほめるのって、とても難しいです。なんだか、気恥ずかしいし。でも、ありがたいことに、我が家にはほめ上手が一人います。何の照れもなく「かわいい~」「すごいね~」「好き~」をシャワーのごとく娘に浴びせてくれるダンナさんです。おかげで娘がグレることはなさそうです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.09.06
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ゆかいなかえる(絵本)引き続き、アーサー・ビナードさんフェアです。昨日、図書館でビナードさんの詩集「ゴミの日」を借りてきました。この詩集に「トノサマガエルになる」という詩があります。たまごからおたまじゃくしがかえり、後ろ足が生え、前足が一本生え、二本生え、しっぽがちぢみ…。そのそれぞれの段階に名前を付けた、楽しい楽しい詩です。この詩を読んでいたら、「ゆかいなかえる」(ジュリエット・キープス作)という絵本を思い出して手に取りました。魚に食べられずに残った四つのたまご。ビナードさんの詩のように、段階を追ってかえるになっていきます。そして、最後もビナードさんの詩のように、土にもぐって冬を越します。もしかしたら、ビナードさんもこの絵本が大好きなんじゃないかなと、勝手に想像してしまいました。講演会で「生まれかわったらかえるになりたい」と言っていたくらいですから…。でも、この「ゆかいなかえる」のかえるたちを見ていると、本当に生まれかわったら、かえるになりたいと思えてくるんです。それくらい、この四ひきのかえるは生き生きとしていて楽しそう。表情も仕草もゆかいで仕方がないという感じです。もう遊んで遊んで遊びまくってます!生まれかわりたいというのは大げさでも、このかえるたちを見れば、笑顔になれること間違いなしです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.09.05
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ガラガラヘビの味(詩集)講演会に行って以来、ビバ! アーサー・ビナードさんモードが続いています。講演会では、アーノルド・ローベルの「カエルもヒキガエルもうたえる」の他に、アメリカの子ども詩集「ガラガラヘビの味」を購入しました。ビナードさんと詩人の木坂涼さん(奥サマです!)が、選んで訳したアメリカの詩が、62篇収められています。イラストは、しりあがり寿さん。これだけたくさんの詩を、まとめて味わったのは本当に久しぶりです。育児中の生活は、バタバタザワザワしてしまいがち…。なかなか詩集を手にとる、気持ちのゆとりが生まれてきません。でも本当は、バタバタザワザワだからこそ、詩集を手にとればよかったんです。詩を読むのに、心の準備なんていらないんです。お行儀なんか気にしなくていい。そのまま指でつまんで、がぶっとかぶりついて大丈夫。もし汁がでて、あごからたれたらペロッとなめちゃえばいい。すっかり熟して、もう食べごろだからいつでも好きなときにどうぞ。この詩集の一番最初の詩、イヴ・メリアム「詩の食べ方」の前半部分です。私もまた詩を書いてみようかな…。ねずみのフレデリックなんだから。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.09.03
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カエルもヒキガエルもうたえる(絵本)アーサー・ビナードさんの講演会に行ってきました。いろんな思いで、何だか胸がいっぱいです。ビナードさんは、詩集「釣り上げては」で欧米人として初めて中原中也賞を受賞された詩人です。絵本の翻訳もたくさん出されています。この8月には、ビナードさんが日本語に訳したアーノルド・ローベル作の「カエルもヒキガエルもうたえる」が出版されました。なんと、私の愛するあのアーノルド・ローベルの未発表作です!ローベルはお友達の絵本作家に手作りの本をプレゼントしました。そして、ローベルが亡くなって20年もたったあとで、その本が発見されたのです。「カエルもヒキガエルもうたえる」は1つの絵に1つの詩という形式で書かれた絵本です。ビナードさんの訳は、リズミカルでユーモアたっぷり。それが、ローベルの描いたかえるたちのコミカルな表情にぴったり。(ビナードさんの真似をして、ちょっと韻を踏んでみました…)実はビナードさんのことは、これまでお名前しか知りませんでした。でも、講演会でお話を聞いたら、どうしてこれまで知らなかったんだろうと不思議で仕方がなくなりました。詩、エッセイ、絵本翻訳…、ビナードさんは、私が今までもがいてきたことに答えを与えてくれました。私はかなり長い時間を、翻訳の勉強に費やしました。でも結局、私に翻訳はできないのです。私は外国語の背景にある文化を、人々を、生活を知らな過ぎます。外国語を学ぼうと思ったら、ビナードさんのように、その国の奥深くまで入りこんでいかなければならない。そして、とりわけ絵本は…。子どもたちに与える絵本は、言葉の芸術家である詩人が訳すべきなのです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.09.01
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