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じめじめと湿気の多い日が続いたせいか、なんだか疲れが取れないような気がします。体が重く、何もやる気が起きません。そんな時は、気分もどんより…。ただ日々の生活に追われているだけで、自分がまったく進歩していないような気持ちになってしまいます。そういう時、私は梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」を開きます。そして、《おばあちゃん》のある言葉を読むのです。不登校で、しばらく田舎の祖母と暮らすことになった主人公のまい。祖母から精神力を養う訓練を受けます。「ありがたいことに、生まれつき意志の力が弱くても、少しずつ強くなれますよ。(中略)最初は何にも変わらないように思います。そしてだんだんに疑いの心や、怠け心、あきらめ、投げやりな気持ちが出てきます。それに打ち勝って、ただ黙々と続けるのです。そうして、もう永久に何も変わらないんじゃないかと思われるころ、ようやく、以前の自分とは違う自分を発見するような出来事が起こるでしょう。そしてまた、地道な努力を続ける、退屈な日々の連続で、また、ある日突然、今までとは更に違う自分を見ることになる、それの繰り返しです」これは精神力を養う場合に限らず、何かを身に付けようと努力する人みんなに当てはまることです。投げやりになることなく、毎日を丁寧に生きる。そうすれば、何も変わらないように見えても着実に成長していくのだと信じて、精進したいと思います。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★日本の児童文学へ
2010.06.30
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娘は、ベランダでひまわりを栽培しています。名前は《はなちゃん》です。毎日、土をさわってみて、乾いていればお水をやります。アブラムシがたくさん付いてしまったときには、手で取ってあげていました。今《はなちゃん》は、小さなつぼみがだんだんふくらんできています。「はちうえはぼくにまかせて」(ジーン・ジオン作/マーガレット・ブロイ・グレアム絵)は、私の大好きな絵本です。主人公のトミーは、夏休みに旅行する人の鉢植えをあずかって、世話をすることにしました。植木鉢一つにつき1日2セントです。居間もキッチンもお風呂も、鉢植えだらけ。おもけにトミーはお世話が上手だから、植物たちはぐんぐん成長してジャングルのようになってしまいました。トミーがすごいのはここからです。図書館へ行って、片っぱしから植物の本を調べ、剪定についての本を探し出します。それから園芸店へ行って、植木の道具を買ったのです。絵から推測すると、トミーは小学校3、4年生くらいに見えます。素晴らしい行動力!素晴らしい自立心!おとなの手を借りることなく、自分で調べ、自分でやりとげる…。娘にも、こんな力を身につけてほしいと、心から願います。トミーのお母さんは、トミーのやることに口を出さず、見守っています。私は…口を出し過ぎなんですよね、きっと。作者のジーン・ジオンと、絵を描いたマーガレット・ブロイ・グレアムは、「どろんこハリー」の共作で有名な夫婦です。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.06.29
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今日は久しぶりに家にいて、娘が学校へ行っている間、家事に精を出すことができました。窓を拭いたり、エアコンのそうじをしたり、床のぞうきんがけをしたり…。やるべきことが山積みになっているとき、私はいつも紙にリストを書いて、終了したものを線で消していきます。リストの項目が一つずつ消えていくと、とてもすがすがしい気持ちになるものです。がまくんとかえるくんシリーズの1作目「ふたりはいっしょ」(アーノルド・ローベル作)の中に「よていひょう」というお話があります。がまくんは朝起きると《ぼくにはすることがいっぱいある》と言って、その日の予定を紙に書きました。「あさおきるあさごはんをたべるふくをきるかえるくんのいえへいくかえるくんとおさんぽするひるごはんをたべるおひるねするかえるくんとあそぶばんごはんをたべるおねんね」それからがまくんは、《これはもうしちゃった》と言って、《あさおきる》を線で消しました。こうして、がまくんは予定どおりに行動しては、予定を線で消していきました。ところが、かえるくんとの散歩の途中で予定表が風に飛ばされてしまいます。がまくんは次に何をするかわからなくなり、ふたりはそこに座ったまま何もできなくなってしまいます。純真無垢で、一途ながまくん。どんなときもイライラしたり怒ったりせず、がまくんを思いやるかえるくん。私はやっぱりふたりが大好きです。かえるくんがガマくんに接するように、私も娘やダンナさんに接してあげられたらいいんですけれど…。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ ★北米の児童文学へ
2010.06.28
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昨日の夜はお天気が悪く、部分月食が見られなくて残念でした。娘は、お月さまが見えると大喜びします。都会っ子ですね~。先日もおぼろ月を見て「おもちみた~い!」とはしゃいでいました。フランク・アッシュ作「ぼく、お月さまとはなしたよ」は、お月さまが大好きなクマくんが主人公の絵本です。明日が誕生日のクマくん。クマくんは、お月さまを見上げて、お月さまにお誕生日の贈り物をしたいと考えます。お月さまに話しかけても返事がないので、クマくんは山に登って叫びます。「こんばんは!」すると「こんばんは!」というお返事が返ってきました。「たんじょう日、いつですか?」と、クマくんが叫ぶと「たんじょう日、いつですか?」と、返ってきます。もうおわかりでしょうが、このお返事は山びこです。でも、クマくんはお月さまの誕生日が明日だと思って、贈り物をを用意します。クマくんの純粋さとひたむきさに心が洗われます。ラストの仕掛けも素敵です。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.06.27
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今日、娘と「アルプスの少女ハイジ」の最終回を見ました。立つことすらできなかったクララが、周囲の協力と自らの努力によって歩けるようになりました。立てるようになったことを内緒にして、《パパ》と《おばあさま》をびっくりさせようと計画するハイジとクララ。その計画は大成功で、二人の驚きと喜びは、見ている私たちの胸をふるわせます。私は滝のような涙を流し、娘はうれしそうに満面の笑みを浮かべていました。見終わって、ふと考えました。誰も感謝していないけれど、デーテおばさんがいなかったら、このすべての幸せがありえなかったのです。デーテおばさんは自分の都合で《アルムおんじ》にハイジを押しつけます。その結果、《アルムおんじ》の偏屈でかたくなな心が溶けていきます。おばさんがハイジを連れて来たおかげで、ペーターの家族も幸せになりました。さらに、嫌がるハイジをクララのところへ連れていったのもデーテおばさん。ハイジが来なければ、クララは今も家にこもり、車イスで生活していたことでしょう。デーテおばさんは、本人にまったくそのつもりがないものの、神様のお使いかもしれません。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.06.26
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昨日は元気に帰宅した娘でしたが、大丈夫ではなかったようです。のんびり屋の娘が、今朝は珍しくさっさと学校へ行く準備を済ませました。でも、玄関で靴をはきながら、泣き出してしまったのです。きっと、頑張って行こうという気持ちはあったのでしょう。それでもやっぱり、学校には行きたくなかった…。だから今日は、学校をお休みしました。ストレスを感じているなら、やはりストレスをほぐす時間も必要だと思ったのです。いつもいつも頑張っていなくていいと思ったのです。ハンガリーの作家であるマレーク・ベロニカの絵本「ラチとらいおん」は、世界一弱虫の男の子ラチに小さなライオンの友達ができ、一緒に過ごすうちにだんだん強くなっていくお話です。きっと娘にも、ラチのライオンのような役目を果たしてくれる、友達なり出来事なりが出現することでしょう。ラチを強くしたのも母親ではありませんでした。だから私が責任を感じて頑張り過ぎる必要はないのです。私がなすべきことは、信じてあげること。帰る場所を作ってあげること。娘が自分で成長する力を阻害しないことなのだと思います。今度、娘に「ラチとらいおん」をプレゼントするつもりです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.06.24
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今日、ついに覚悟していたことが起こりました。娘が、学校に行くのを嫌がったのです。すでに家を出てきてしまっていたので、とりあえず学校まで送って行きました。娘は終始泣きながら歩いていました。帰ろうかとも考えました。でも、小学校は電話での連絡が認められず、必ず連絡帳を提出しなければいけません。かなり強い雨が降っていたので、その場で連絡帳に書いてお友達に預けるということもできません。結局、学校の昇降口で担任の先生にお願いしてきてしまいました。一人、雨の中を帰りながら、これでよかったのかと自問しました。家でゆっくりさせてあげるべきではなかったのか…。繭の中に戻って、心の泉を満たしてあげる時間が必要だったのではないか…。ナイーブ過ぎる娘を見ていると、申し訳ないような気持ちになることがあります。たくましく育ててあげられなくてごめんね…という気持ちです。感じやすいということは、小さな幸せも大きな幸せとして感じる力を持っていることです。でも、苦しみを味わうときの激しさもまた人一倍大きいのです。自分がそうだから痛いほどわかります。でも、娘は元気に帰ってきました。ハンカチ落としでリレーの選手の子に追いつかれなかったこと、休み時間に一人で図書室に行ったことを楽しそうに話してくれました。本に癒されて帰ってきてくれたことが、私には大きな喜びでした。娘の学校生活は大丈夫かもしれない、そんな思いが湧きあがってきました。「はてしない物語」(ミヒャエル・エンデ作)の主人公バスチアンにとって、学校は《いつも打ちのめされてばかりいる場所》でした。でも、やはり本は常に彼の味方でした。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★ドイツの児童文学へ
2010.06.23
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出産間近の友人と、我が家でお好み焼きランチをしました。料理の不得意な私が、誰かをうちにお招きするときには、失敗することのないお好み焼きが定番なのです。楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまいました。いつまでもいつまでも話していたかった…自分を理解してくれていると信じられるから、安心して心の奥のことまで何でも話せる友人の存在は宝物です。子どもの頃に「赤毛のアン」を読んで以来、私はいつも《腹心の友》を求めてきました。今、私にはそんな友人がいます。なんて幸せなことでしょう。私たちは子育て真っ最中で、少女の頃のアンとダイアナのようにいつも一緒にいられるわけではありません。でも、彼女が私の腹心の友としてこの世にいてくれるという思いだけで、私はとても満ち足りた気持ちになれるのです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★北米の児童文学へ
2010.06.22
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小学校に入って初めてのプールの日でした。でも、残念ながら午前中はひんやりしていて、プールには入れなかったそうです。先日、駅前に水着を買いに行きました。学校からのおてがみに《水着の指定はありません》とあったのですが、やはり紺だろうと思って、紺のスクール水着を購入しました。そうしたら、娘から「紺なんていやだ~」と、ブーブー文句を言われてしまいました。私の大好きな作品、アーノルド・ローベルの「ふたりはともだち」の中に「すいえい」というエピソードがあります。がまくんとかえるくんは川へ泳ぎに来ました。かえるくんは、水着を着ません。がまくんは、水着を着ます。がまくんは、自分が水着を着るととてもおかしな格好に見えるから水に入るまで見ないように、かえるくんにたのみます。近くでそれを聞いていた亀、とかげ、へび、とんぼ、野ねずみたちが、がまくんの水着姿を見たがって集まります。しっかり者で面倒見がよく、やさしいかえるくん。天然ボケで失敗ばかりだけど、素直ながまくん。このふたりのお話を知っているかいないかで、人生の温かみが違ってくる…。そう言っても過言ではありません。アーノルド・ローベルの挿絵は温かく、物語はユーモアをやさしさに満ちています。三木卓さんの翻訳もまた、この温かい雰囲気を倍増させているように思います。本当に、本当に、このふたりを知らずに生きていくなんてことは、あまりにもさみしすぎます。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★北米の児童文学へ
2010.06.21
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我が家の日曜日は、教会学校へ行って、その後はうちで静かに過ごすというパターンがほとんどです。私もダンナさんも《子どもと遊ぶのが大好き》という人種ではないので、娘は一人遊びが上手になってしまいました。黙々と一人で遊んでいる娘を見ていると、ときどき申し訳ない気持ちになります。今日は珍しく親子三人ですごろくをしました。娘はとっても楽しそうでした。一緒にいて楽しいおとなになりたい…。そんなおとなの代表として思い浮かぶのが、メアリー・ポピンズです。メアリー・ポピンズは、決して人格者ではありません。気取り屋で、ツンとすましていて、かなり高慢です。セント・ポール寺院のハトに、「このスズメっ子! 肉パイにしてやるから」と言って、キッとにらみつけます。(ジュリー・アンドリュース主演の「メリーポピンズ」とはかなり違うキャラクターです)それでも、一緒にいるとどんなことでも楽しくなってしまう…。メアリー・ポピンズは、そんなおとななのです。メアリー・ポピンズが風に乗って行ってしまったとき、主人公のマイケルは叫びます。「世界じゅうで、メアリー・ポピンズだけいれば、いいんだ!」今日は、P.L.トラヴァースの「風にのってきたメアリー・ポピンズ」を小部屋の本棚に移しました。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★イギリスの児童文学へ
2010.06.20
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毎週土曜日は、かしの木文庫のおはなし会があります。マンションの集会室には、本がぎゅうぎゅう詰めのロッカーが四つもあって、おはなし会の前に本の貸し出しもしてくれます。今日、私は貸し出しもおはなしも、当番ではなかったので、娘と一緒にお客さんとして参加しました。おはなしを聞いたり、絵本を読んでもらったりするのって、とっても楽しいんです。自分が好きな本ばかり読んでいるのでは、世界が偏りがちに。誰か他の人が選んでくれた本との出会いは、新鮮な驚きに満ちています。しかも選ぶのは、経験豊富な先輩方なのですから、おもしろくないはずがありません。今日のおはなし「うたうしじみ」も本当におもしろかった!私はこのお話のとりこになってしまいました。さっそく、家に帰って出典を調べてみると、実はまぼろしの名作絵本として知られていることがわかりました。ある日、魔法使いが夕食のみそ汁に入れようと、しじみを買ってきます。「夕食のしたくをしているとしじみたちが、プチプチといびきをかいてねています。そしてときどき小さなからだを満足そうに動かしています。」魔法使いは、そんなしじみたちを煮るのが、かわいそうになってしまいます。作者は児島なおみさん。アメリカでの生活が長く、最初の絵本もアメリカで出版されました。だからなんですね。魔法使いとみそ汁の組み合わせが、なんとも言えない雰囲気を出しています。この魔法使い、しじみを海へ返すために、飼い猫のトラジと一緒にあることをします。それが、またおもしろいんです。私はこの絵本がほしくてたまりません。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.06.19
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今日は、お友達のお宅で開かれた、1day shop に行って来ました。《よいものを日常に》をコンセプトに、手仕事の達人ママたちが自慢の品々を出品しています。手作りの石けん、リバティプリントを使用した小物たち、みつろうのろうそく、リース、バッグ、こだわり素材のパンやお菓子…。こ、この人たち、素敵すぎる…。shop にたずさわった方々を見る私の目は、もう憧れできらきらしてしまいました。お友達が少しずつ集めてきたアンティークの家具にかこまれ、ユーカリの香る居心地のいい空間で、気の合う人たちと笑いながらいただくランチも格別でした。こんな素敵な暮らしの数々が、自分の身近に存在していることを忘れないように、私はリバティプリントを使った小さな鏡とノートを買いました。いつも持ち歩くつもりです。ああ!この興奮、とても言葉では言い尽くせません。写真を撮って載せたかったけど、私の拙い写真では、とてもその素敵さが伝わりません。彼女たちのブログは、http://reenu.blog14.fc2.com/です。私も自分の手で何か作り出せたら…。ずーっと思ってきたことです。そんな思いで時折眺めるのが「赤毛のアンの手作り絵本」です。マリラのジャムや刺しゅう、リンド夫人のパッチワーク、ポプリ、お料理やお菓子が、アンの物語とともに紹介されています。私はこれまでに、その中の一つも作ったことはありませんが、この本の絵と写真を見ているだけで、幸せな気持ちでいっぱいになります。今日、この本を小部屋の本棚に移しました。娘はおばあちゃんの血を受け継いだのか、手で作ることが大好きです。きっと、この本を活用してくれるでしょう。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.06.18
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昨日の学校おはなし会で、私が読んだもう一冊の絵本は「じめんのうえとじめんのした」です。作者のアーマ・E・ウェバーは植物学者ですが、シンプルではっきりとした美しい絵も、彼女自身のものです。たいようが どんなに かんかん てっても、どうぶつは くうきや つちからえいようを とることは できません。どうぶつは、しょくぶつを たべたりしょくぶつを たべる どうぶつを たべたりして、えいようを とらなければなりません。このわかりやすい言葉とわかりやすい絵によって、自然界の仕組みが説明されています。でも、この静けさ、単純さを退屈に感じた子もいたようです。この後のプログラムは、子どもたちの大好きな「11ぴきのねこ」シリーズからの紙芝居「11ぴきのねことあほうどり」でした。子どもたちをあきさせない、先輩方のプログラム構成はさすがです!先輩のひょうひょうとした読み方、あほうどりの力の抜けたキャラクター作りも作品の雰囲気にぴったりでした。子どもたちからは「もう一回!」の声があがりました。昨日だけで三回も鑑賞させていただいた私でさえ、やはり「もう一回!」という気持ちになりましたもの。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.06.17
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今日は、小学校のおはなし会に行ってきました。私たちの住んでいるマンションには、集会室で本の貸し出しやおはなし会を行う「かしの木文庫」という地域文庫があります。その文庫のメンバーが三人ずつ交替で、小学校の国語の授業時間におはなし会を開いています。娘が一年生なので、私は一年生を担当させてもらいました。今日のプログラムは、おはなしが二つ、絵本が二冊、紙芝居が一つ、最後に本の紹介でした。私は絵本を二冊読みました。その一冊目が「ちいさなくれよん」(篠塚かをり 作/安井淡 絵)です。短くなってごみ箱に捨てられた黄色のクレヨン。まだ自分にも役に立つことがあるかもしれないと、外の広い世界にとび出します。色あせた靴に描かれたひよこや、古くなったおもちゃの車、灰色の石をきれいな黄色にぬってあげたクレヨンの体は、どんどん小さくなっていきます。夜になり、星を見ていたクレヨンは弱々しく光る星を見つけます。そして、クレヨンは自分の体を全部使って、その星を明るくぬってあげようと、空に向かって飛んでいきました。「かしの木文庫」のおはなし会は、私が生まれた年から始まったそうです。その頃からずっと活動を続けている先輩方は、まさしくおはなしの達人と呼べます。そんな先輩方と一緒に活動できることは、本当に勉強になります。「ちいさなくれよん」の表紙と裏表紙の裏側は、鮮やかな美しい黄色です。私はそれを意識していなかったので、お話が終わったところで本をパタンと閉じてしまいました。そのあとで先輩が「美しい黄色をきちんと見せた方がいい」と、助言してくれました。表紙と裏表紙の裏側もおはなしの一部で、そこにも作家さんたちのこだわりがあるのだと、教えてくれたのです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.06.16
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娘は学校でいろいろなことを学んできます。《本》の係になって、毎日教室の本を整とんしているそうです。おかげで、これまで読み散らかしていた本を、家でもきちんと片付けられるようになってきました。音読の宿題もあって、毎日私にまどみちおさんの「あいうえおのうた」を読んでくれます。それで、母が受験勉強の息抜きにと言って、私にプレゼントしてくれた、まどみちおさんの「どうぶつたち」を思い出しました。そして早速、小部屋の本棚に移しました。この本は、まどさんの詩に美知子皇后が英訳をつけて、日本とアメリカで出版されたものです。装丁は、安野光雅さんが手がけています。その中から、私の好きな詩を一つ引用します。アリ ★アリを見るとアリに たいしてなんとなくもうしわけ ありませんみたいなことに なるいのちの おおきさはだれだっておんなじなのにこっちは そのいれものだけがこんなにばかでかくって…美知子さまの英訳も、静かな雰囲気で素敵です。同じシリーズで、「ふしぎなポケット」もあります。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★日本の児童文学へ
2010.06.15
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今日は、授業参観の振り替えで、学校はお休みでした。朝から雨が降って、娘は一人で本を読んだりパズルをしたり。そこへお友だちから「遊ぼう」のお誘いが…。お友だち二人がうちにへ遊びに来ることになりました。家の中で、「ワー」とか「キャー」とか言いながら、かくれんぼをしています。絵本の傑作と呼ばれている「もりのなか」で有名な、マリー・ホール・エッツの「わたしとあそんで」は、私の大好きな絵本です。一人で原っぱへ遊びにでかけた女の子が、そこで出会った生き物たちに「あそびましょ」と声をかけます。けれど、どの生き物も逃げてしまいます。誰も遊んでくれないので、女の子は池のそばの石にすわって水すましを見ていました。すると、逃げていった生き物たちが、一匹また一匹と戻ってきます。女の子の仕草と、表情がかわいくてたまりません。特に、《ちちくさを とって、たねを ぷっと ふきとばしました》このときの口もとには、完全にまいってしまいます。自然の中で、静かな、穏やかな日常を繰り返している女の子。どんなにすこやかな精神が、はぐくまれていることでしょう。そのすこやかさが、表情にあらわれています。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪
2010.06.14
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今日、教会は花の日の礼拝。お花を少しずつ持ち寄っておささげし、その後にそのお花を持って消防署や病院を訪問します。とてもよい経験だと思います。なのに娘は、あまりにも恥ずかしがり屋で、行きたがらず…。じゃあ礼拝だけでも出て、お花をささげようということになったのです。ところが、昨日は授業参観日で祖父母も来たりして、お花を用意するのをすっかり忘れてしまいました。だから、今日は日曜学校をお休みしました。もちろん、お花がなくても礼拝にでてよいのです。でも、子どもにはそれがなかなか難しく…。日曜学校のために、マリラが用意してくれた飾り気のない帽子にがっかりした「赤毛のアン」。小道に咲くきんぽうげや野バラで大きな花輪を作って帽子を飾りました。そして、その帽子をかぶって日曜学校へ行ったのです。モンゴメリの「赤毛のアン」には、私たちを元気にしてくれるセリフが満載です。「明日はまだ何の失敗もない新しい一日だと思うと、ほっとするわ」これは、失敗の多い私がよく思い起こすセリフです。一日が始まったばかりで、もう失敗した…というときには、「でもね、こんなに面白い世の中に生きているのに、いつまでも悲しんでなんかいられないわ」これです。まだまだ例をあげればキリがありません。「赤毛のアン」はもう一冊の聖書として、小部屋の本棚に置いておこうと思います。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ ★北米の児童文学へ
2010.06.13
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晴れの日はだんだん陽ざしがギラギラしてきました。長い冬の日々のために、他のねずみたちがせっせと食べ物を集めているあいだ、お日様の光を集めていたフレデリック…。冬が来て、フレデリックは集めた光や色や言葉でみんなの心を温めます。レオ・レオニの「フレデリック」には、《ちょっと かわった ねずみのはなし》という副題がついています。ねぼけまなこをしたこのねずみが、自分の仲間のような気がして、私は「フレデリック」に特別な想いを抱いてきました。誰もが自分にふさわしい役割を与えられている。その役割を果たせることは、本当に幸せなことです。私は残念ながら、フレデリックのような詩人にはなれませんでした。でも、私にふさわしい母という役割を果たせているので、とても幸せです。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ にほんブログ村にも参加しています。
2010.06.12
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昨日、図書館でなつかしい本をみつけました。「のはらうた」で有名な工藤直子さんの詩集で「てつがくのライオン」です。私は小学生のとき、この詩集を読んで、《こんなものが書けるなんてすごい! 私も詩人になりたい!》と、思ったのでした。あれから幾歳月…。近頃は娘が借りて来た幼年詩集を、ぽつりぽつりと一緒に読むくらい。今日、私はこの詩集にある、「夕陽のなかを走るライオン」という詩を読んで泣きました。このライオンは、友だちがほしかったんです。なのにライオンが近付くと、みんな逃げてしまう。ライオンが悲しくて泣いていると、ひとりぼっちのシマウマが近くに来てくれました。「あのねライオン」縞馬は、やさしい大きな目でライオンを見ながらいった。「ぼくも、きみと同じさ。風の吹きぐあいや、駆けっこのスタイルについて何日でも話し合える相手が欲しかった。でも、みんな忙しがって相手にしてくれないのさ」詩人になることを、私に決意させた(すっかり忘れていましたが…)記念すべきこの詩集を、小部屋の本棚に是非とも入れなければいけません。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★日本の児童文学へ
2010.06.11
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「ナルニア国ものがたり」の第一巻は「ライオンと魔女」です。魔女の魔法によって決して春がやって来ないナルニアに、衣装だんすを通って人間界からピーター、エドモンド、スーザン、ルーシィの4人きょうだいがやって来ます。そして、ライオン王・アスランとともに、魔女をたおしナルニアを救います。今あらためて読み返すと、子どもの頃とはまったく違った視点から、この物語を読んでいる自分に気付きます。ピーターたちきょうだいの善良さ、礼儀正しさ、思いやりの深さに、私は感心しどおしでした。一体どんな教育によって、こんな子たちが育つのか…。この子たちのお母さんは、どんなに素晴らしい人だろうか…。そんなことが気になります。聖書を勉強したことによって、見えてきたこともあります。アスランがエドモンドの裏切りとういう罪を身代わりとして背負い、殺されて復活するくだりは、イエスの受難と復活を下じきにしています。マタイによる福音書と照らし合わせて読んでいくと、アスラン(イエス)の心境もアスランを見守るスーザンとルーシィ(マグダラのマリアと、もう一人のマリア)の心境も、聖書の記述にぴったり合致していることがわかります。そして、もう一つ心に浮かんだこと…。それは、ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」は「ライオンと魔女」に対するオマージュなのだということです。1.異世界へ行ってしまう子ども2.異世界への入り口の持ち主は、やっぱり子どもの頃にその世界へ行って来た大人3.悪の使者として主人公の命をねらう狼4.ライオンの存在二つの物語には、このような共通点が見られます。本っておもしろいですよね。一回読んだだけで、終わりにするのはもったいない。自分自身の状況や立場が変わると、読み方も見えるものも違ってくるのですから。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★イギリスの児童文学へ
2010.06.10
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「ナルニア国ものがたり」の作者であるC.S.ルイスは、オックスフォード大学の教授でした。そのときの同僚が、J.R.R.トールキンです。ルイスは、トールキンが朗読した「指輪物語」に刺激を受けて、「ナルニア国ものがたり」を書き始めたそうです。「ナルニア国ものがたり」は、ナルニアと呼ばれるファンタジーの世界に、偶然やってきた子どもたちの冒険物語です。ナルニアへの最初の入り口となったのは、大きな衣装だんすでした。子どものころ、私の部屋の前に洋服がたくさん掛かった物入れがありました。私はその奥にナルニアがあると信じ、洋服をかきわけてみました。向こう側の板が見えたときの、せつない気持ちを今も覚えています。C.S.ルイスと詩人ジョイ・グレシャムの深い愛を描いた、「永遠の愛に生きて」という映画がありました。その中で、ジョイの息子(連れ子さんです)が、ルイスの家の屋根裏にあった衣装だんすで、私と同じことをしているシーンがあります。きっと「ナルニア国ものがたり」を読んだほとんどの子どもたちが、衣装だんすの洋服をかきわけ、落胆を味わったことでしょう。でも、もしかしたら、本当に別の世界へ行った子もいるのかもしれません。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪★イギリスの児童文学へ
2010.06.08
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「竜のはなし」は、戸田幸四郎さんが宮沢賢治の作品を、そのまま絵本に作り上げたものです。昔、強い毒をもった竜がいて、あらゆる動物がこの竜に会うと死んでしまいました。あるとき、この竜はもう《すべてのものをなやまさない》と誓って眠ります。眠っている間に、猟師たちがやって来て、竜の美しい皮を剥ぎ始めますが、竜は彼らを毒にあてないように息をこらえて我慢します。この作品には、「よだかの星」や「グスコーブドリの伝記」と同じ精神が流れています。滅私の心…。自分を捨てて他を生かす強いやさしさ…。《滅私》というと、戦前の日本を連想して、嫌悪感を抱く方もいるかもしれません。でも現代の日本は、自分を生かすことだけにとらわれて、他人を顧みない社会に傾き過ぎてはいないでしょうか。児童文学者の花岡大学氏が、この絵本の解説の中で強く訴えています。失った《やさしい心》を取り戻す場は、幼児教育の他にはない、と。だから私たち母親が担っている役割ほど重いものはない、と。幼い子どもたちの一人一人の心に、よだかやグスコーブドリやこの竜の居場所を作ってあげられたら…。そう思います。人気ブログランキングクリックで応援お願いします♪ にほんブログ村にも参加しています。
2010.06.08
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我が家には、戸田幸四郎さんの本がたくさんあります。娘に初めて与えた絵本も、「赤ちゃんにおくる絵本」でした。これは、見開きの右ページにモノの名前、左ページにそのイラストが描かれた赤ちゃんのための絵本です。このような絵本は他にも数多く出版されています。けれども、戸田さんの色のあざやかさや色の組み合わせの美しさ、そしてシンプルな絵の力強さを見て、これこそが本物だと思いました。 それ以来、娘には成長に合わせて戸田さんの絵本を与えてきました。「6つの色」「1・2・3えほん」「とけいのえほん」「22の色」…。どれも知育絵本ですが、戸田さん独特の世界が広がっています。教材ではなくて、芸術作品です。戸田さんは、一冊の絵本を作るのに、大変な時間をかけていらっしゃるそうです。幼いときから、そうやって心を込めて丁寧に作られた絵本を味わうことは、よいことだと思います。★ランキングに参加しています★人気ブログランキング★↑↑↑クリックで応援お願いします★
2010.06.07
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メキシコ湾で原油の流出が止まらず、大変な被害が出ているというニュースを見ました。油まみれのペリカンの映像に、胸がしめつけられるような気持ちです。一体、どれだけの生き物が死んでしまったことでしょう。人間のせいで、多くの生き物たちが苦しむ…。本当に申し訳ないことです。戸田幸四郎さんの「おいたてられた2匹のカエル」は、人間の都合で住むところを追われたカエルたちのお話です。やっと見つけた水たまりも、パワーショベルが吹き飛ばしてしまいます。そうして、何度も何度も追い立てられ、どこにもきれいな水たまりを見つけることができなくなってしまったのです。2匹は仕方なく、黒く汚れた水に飛びこみます。そして、1匹が汚れた水のために力尽き…。この絵本の絵は、ほとんどが暗い色調で描かれています。子どもが読む本とは思えないほど重苦しい色です。けれども、2匹が「目の覚めるような みどりに つつまれた、きれいな沼」にたどり着いたとき、そのまぶしい緑と美しい沼の青に、私たち読者は安堵の気持ちで満たされます。この本は私の本棚にありましたが、カエルたちのことをいつも心にとめておけるように、居間の本棚に移しました。★ランキングに参加しています★人気ブログランキング★↑↑↑クリックで応援お願いします★
2010.06.06
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今日は、もうすぐ赤ちゃんが生まれるお友達のために、プレゼント選びをしてきました。赤ちゃんがやってきてからの忙しい毎日でも、キッチンに楽しく立ってもらえるように、素敵なディッシュクロスを購入しました。赤ちゃんが生まれるとき、神様も贈り物をくださいます。「かみさまからのおくりもの」は、ひぐちみちこさんが娘さんのために手作りした絵本がもとになっています。ちぎり絵が、この絵本のやさしい雰囲気にぴったりです。「ほっぺの あかい あかちゃんには このおくりものが いい。とどけて おくれ」「はい かしこまりました」てんしが はこんできた おくりものは よく わらう でした。神様は、赤ちゃん一人一人に、その子にふさわしい贈り物をくださいます。私たち母親の役目は、その贈り物を大切に大切にはぐくむこと。その子がその子らしくあることを、決して邪魔してはいけないのです。そう、いけないんです。わかっているんですけど…ね…。★ランキングに参加しています★人気ブログランキング★↑↑↑クリックで応援お願いします★
2010.06.05
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娘が通っていた幼稚園で、小さなバザーがありました。お菓子作りのサークルが開くカフェで、おいしいスコーンとアイスティーをいただいてきました。ウサギの家でお茶の時間に、ハチミツとコンデンスミルクのついたパンをごちそうになった「クマのプーさん」。食べ過ぎで、出口の穴につまってしまいます。A.A.ミルンの「クマのプーさん」の主人公は、当然クマのプーです。でも、私がこの物語を読むときに、愛情を込めて見守ってしまうのはコブタです。コブタって本当にやさしいんです。ロバのイーヨーは、自分の誕生日なのに誰も気づいてくれないと言ってふさぎこんでいました。コブタはプーからそのことを聞いて、家にあった風船をあげようと考えます。そして、誕生日のことはプーから聞いたのではなく、自分で気がついたのだと思ってもらえるように、精一杯駆けていきました。イーヨーがどんなに喜ぶだろうということばかり考えて、コブタは足元に気を付けませんでした。それで、転んで風船を割ってしまいます。私は、このエピソードにつけられた、E.H.シェパードの挿絵が本当に好きです。イーヨーを想って精一杯に駆けている、コブタのやさしさが伝わってくるような挿絵です。E.H.シェパードが描くコブタを見ていると、彼もまた私と同じように、コブタをいとおしく思っていたような気がしてなりません。「クマのプーさん」の続編「プー横丁にたった家」の中にもコブタのやさしさは随所に現れています。スミレの花束を作るために、早起きしたコブタ…。イーヨーにスミレの花束を作ってあげた者など誰もいないことに気がつきます。そして、スミレの花束をもらったことのないイーヨーが、かわいそうになってしまいます。それで、大急ぎで駆けて行き、イーヨーのために大きな花束を作るのです。私は娘が、他人の気持ちを思いやれる人になってくれることを願って、この二冊を小部屋の本棚に移しました。★ランキングに参加しています★人気ブログランキング★↑↑↑クリックで応援お願いします★★イギリスの児童文学へ
2010.06.04
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居間の本棚には、娘が今読んでいる本、地域文庫から借りている本、そばに置いていつでも手に取りたい本が並んでいます。私は心がザワザワして落ち着かないとき、ユリー・シュルビッツの「よあけ」を開いてみます。この絵本は、〈唐の詩人・柳宗玄の詩「漁翁」がモチーフになっている〉とある通り、まさに詩のようです。おじいさんと孫が、湖畔の木の下で眠っています。湖は静かに、けれども刻一刻と変化を見せ、やがて鳥が鳴きかわします。おじいさんが孫を起こし、湖にこぎ出します。そのとき、夜明けが…。夜明け前の絵は、すべて丸い枠の中に描かれています。そして、夜明けの場面で初めて、絵が見開きページいっぱいに描かれるのです。それが、このシーンの雄大さを引き立たせます。これまで私は、何度この本を読んだことでしょう。それでも、夜明けのページを開くたびに、その大きさとまぶしさに息をのみ、感動してしまいます。★ランキングに参加しています★人気ブログランキング★↑↑↑クリックで応援お願いします★よあけユリー・シュルヴィッツ 作瀬田 貞二 訳福音館書店
2010.06.03
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「ホビットの冒険」を、小部屋の本棚に移しました。数年前、同じトールキン作の「指輪物語」が映画化されましたね。私は好きですが、ダンナさんは半分眠っていました。「ホビットの冒険」の主人公はビルボ。「指輪物語」の主人公は、彼の甥フロドです。のんびり屋でおとなしいビルボは、魔法使いのガンダルフに誘い出されて、竜に奪われた宝を取り返す旅にでます。その途中で、ビルボは「指輪物語」のあの指輪を手に入れます。はめると姿を消すことのできる、あの魔法の指輪です。「指輪物語」は大人向けのファンタジーのような印象を受けます。それに対して、「ホビットの冒険」は子どもたちのために書かれた冒険物語です。実は私、「指輪物語」を読んでいません。長くって…。娘には時間がたっぷりある。いつか手を伸ばして読んでくれるかもしれません。娘のために、そして私のためにも、小部屋の本棚に「指輪物語」をそろえたいと思っています。ああ!読んでいない本がまだまだたくさんあるって、何て幸せなことでしょう!本当にワクワクしてしまいます。★ランキングに参加しています★人気ブログランキング★↑↑↑クリックで応援お願いします★ ホビットの冒険(上)ホビットの冒険(下)J.R.R.トールキン 作瀬田 貞二 訳岩波書店指輪物語(1)J.R.R.トールキン 作瀬田 貞二 訳評論社★イギリスの児童文学へ
2010.06.02
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「やかまし村の子どもたち」は、リンドグレーンとヴィークランドのゴールデンコンビによる作品です。この本は絶対に、小部屋の本棚に加えなければなりません。「やかまし村の子どもたち」のような暮らしを、娘にもさせてあげられたらどんなにいいでしょう。やかまし村には家が三軒、子どもが六人。とってもとっても小さな村です。そこには、派手な娯楽はありませんが、本当の遊びがあります。世の中は、どうしてこんなに複雑になってしまったのでしょう。どうしてこんなに、モノがあふれてしまったのでしょう。そんな世の中が嫌なら、私も自然でいっぱいの小さな村に引っ越して、素朴な暮らしをすればいいのです。だけど私は臆病で、そんな勇気がありません。きっと飛び込んでしまえば、幸せにやっていけると思うのですが。第一歩を踏み出す勇気がなかなか…。この本の表紙見開きに、ヴィークランドの描いたやかまし村の絵があります。ポストカードでもいいから、この絵がほしいなぁ。暮らしのお手本として、居間に飾っておきたいのです。★ランキングに参加しています★人気ブログランキング★↑↑↑クリックで応援お願いします★やかまし村の子どもたちアスリッド・リンドグレーン 作大塚 勇三 訳岩波書店★北欧の児童文学へ
2010.06.01
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