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昨日の朝9時12分に兄(誠)が急逝しててんやわんやの一日でした。26日、朝風呂に入り出てから気持ちが悪いと訴え自分で歩いて近所の病院に行ったら急に様態がおかしくなり急性心筋梗塞との診断で救急車により日本医科大学救急救命センターに搬送されたと連絡があったのが26日夜でした。27日の日曜日、朝から病院に行ってみましたが意識不明の状態が続いていました。最高の手当ての甲斐もなく、3月1日に70歳を迎える前に人生の幕を閉じてしまいました。兄は都内で日本蕎麦店を経営して、芸の道にも優れて日本舞踊、三味線、唄、将棋などもプロの域に達するような努力を重ねてきました。新宿の安田ホールで日本舞踊の発表会には一族全てが招待され楽しんだことがつい先日のように想い出されます。あまりの早い旅たちに残念でなりません。ブログの読者にこんな内容の報告をさせていただくことを恐縮しています。私は、自分の身に起きたことを可能な限り発表して行きたいと念じてブログを書いておりますのでお許し下さい。昨日から兄のことだけが私の頭の中を占領して他のことが浮かびません。
2008.01.31
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リーダーには統率力が必要だと言われますが、統率力とは何かについての問題提起がありました。(龍の森さんのブログ)カリスマ性、その人がいるだけで少し緊張した雰囲気がかもし出せる人格などが浮かんできました。以前ブログ(2006年6月3日)で引用した安岡正篤先生の「四耐」耐冷、耐苦、耐煩、耐閑が自然な姿で受け入れられたら統率力に繋がると思っています。バレーの大松さん、野球の星野仙一監督などチームプレーでは特筆される統率力抜群の人物が出てきますが、個人能力を競う協議や仕事での評価は又別な視点も出てきます。会社の役職者は長期間下積みを経験して出世競争に勝ち抜いた者が幹部に登用され、組織では選挙等の試練を経てリーダーの役職につくことになります。出世すること、選挙に勝つことが統率力に繋がるとは思いません。場合によっては統率力を弱めることにもなります。統率力はなかなか持てないから楽しいのかも知れませんね。今でも「統率力とは何だろう」と考え続けています。龍の森様、コメントに書くべき内容を自分のブログで発表してごめんなさい。
2008.01.30
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人の一生は約70万時間と言われています。この内仕事をしているのは約7万時間でしかありません。寝ている時間、食事の時間を含め63万時間は自由な時間です。7万時間で稼いで63万時間で消費するのが人生です。逆に見ると63万時間で築いた知識と経験で7万時間仕事をすることになります。一番頭の冴えている朝の2時間を集中して考える時間に当てると1年で730時間になり、これを数年間継続すると驚くような成果が生まれるはずです。平均寿命を80歳とすると、60歳からの20年間は人生の25%に当たり、子供たちも成長して経済的にも比較的自由な生活が送れます。ボランティア活動を通じて社会貢献も出来る年代を、前期高齢者だとか後期高齢者と命名して社会の厄介者のように扱う医療制度改革に疑問を持っています。社会貢献世代とか自己実現世代のような夢のある世代としての命名を望みたいものです。後期高齢者で元気で収入の多い人からは、現役の世帯よりも多くの健康保険料を徴収する新しい広域健康保険制度にも「弱者で当たり前」的な発想が見られます。現行制度を見直すと改善すべき点が多いことに気付きます。税理士会の会務でも改革の余地は沢山あります。みんなでもっと考えようではありませんか。
2008.01.29
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1月22日のブログに細野祐二著「公認会計士VS特捜検察」についての感想を書きました。私は本の速読が得意で概要を掴む読み方をして出来るだけ多くの書籍に接しています。この本は一字一句噛み締めるように熟読し細野先生の訴えたいことを真剣に受け止め昨夜完読しました。こんなに真剣に読んだことは久しぶりです。431ページに圧縮された真実を求める文章は心に響くものがありました。現在、最高裁判所に上告中の事件でもあります。充分なる審理を尽くし正当な判決が導き出されるよう願って止みません。税務調査においても正当性を主張し証明することは難しい場合があります。しかし、真実は一つです。権力に迎合することなく真実を貫く姿勢は歴史に残る勇気なくしては不可能な場合も多々ありそうです。組織の中でも周囲の流れに惑わされ、自分の意見を曲げられてしまうことが起きます。真実を貫くことに馬鹿馬鹿しさを感じることもしばしばです。そんな時、強靭な精神力と真実の力を信じて闘う人物が本当に勇気ある人であることを再認識させられました。
2008.01.28
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今日のブログで1,036回になります。ブログを書き始めてから一日の休みもなく継続してきました。自分でも呆れるようなことでした。海外旅行に行ってもパソコンのない場所でも通信環境の悪い土地に行っても何とか工夫して必ずその日にアップしてきました。平成20年2月からの土曜日と日曜日、祭日にはブログ書き込みお休み宣言をします。休日の朝の時間を別なことに利用します。継続して読んで頂いた先生方に深く感謝しています。時代が変わって税理士業界の将来にも大きな課題があります。中小零細事業者の税務代理及び経営相談を中心に、より複雑化した資産税、消費税及び税制の変化に対応した研修を積み納税者から信頼され国家財政にも貢献できる税と会計の専門家として活躍したいものです。それには情報技術の高度利用が不可欠です。税理士会の情報化を一段と進めて効率的な税理士会の会務に努力するつもりです。
2008.01.27
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水平線を眺めていると海と空の区別がつかなくなってしまう。色が同じでひっくり返しても同じように見えるのが海と空、空と海のような気がして「海がなかったら」とパソコンで検索してみました。同じようなことを考える人は多くいるようで、いっぱい出てきます。昨日は、関東信越税理士健康保険組合の理事会で医療制度改革による健康保険組合の対応協議をお聞きしました。歴代の役員が苦労して健全財政、保健料収納率100%のシステムを築き上げ来年で設立から50年が経過します。75歳以上の組合員は後期高齢者と呼ばれ強制的に資格が失われ広域連合による老人医療システムに吸収され、県及び市町村での運営に委ねられることになります。65歳から74歳までの人を前期高齢者と呼ぶ医療制度となります。せっかく民間の知恵と努力で健全財政と病気からの予防に尽力してきた健康保険組合は、今後の存続さえも懸念される医療制度改革により急激に衰退してしまいそうです。官から民への風潮と全く逆の「民から官」への移行に不思議な思いで聞いていました。健康保険制度は、社会保険庁の杜撰な年金管理の影響もあり最終的には自助努力を続けてきた国民にその負担を転嫁することで分かりにくくされてしまいそうです。官と民、民と官が海と空、空と海の違いの如く分かりにくいものになりそうです。本当は根本的な点で全く異なったものであって、空を飛ぶ鳥は海では住めず、海に生息する魚等は空を飛べない動物であることを理解されていないことにありそうです。
2008.01.26
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世の中どんどん変化しているのに気がつかないうちに遅れてしまいます。朝からグーグルアース(Google Earth)の機能のすごさに驚いていました。人間の好奇心は果てしなく拡がるようです。情報技術の進歩は想像する以上に進み、利用する人としない人の格差がはっきりとついてしまいそうです。明治時代から100年間続いた人口急増右肩上がりの経済成長が峠を越して、人口減少経済縮小の時代に入りました。従来以上に先見性を磨き早めの対応が求められています。人間は周りの変化は好んでも自分自身は保守を選択して変革を好まないものです。従前通りの方式が保身に繋がると勘違いしてしまいます。昨日は、日税連の正副会長会で「役員選任規則」改定の中間報告がありました。時代に即した選挙制度が求められているなかでも最終決断には時間が掛かりそうです。7万人以上の会員が平等に会費を負担する組織で、わずか115人の有権者だけで会長選挙を行うことは総意を反映していないことは多くの会員の意見であると思います。私は、全ての会員が税理士会の会務に関心を持つには参加することが最重要であると考えています。参加の基本が選挙の投票権であり、組織の意思決定に会員の影響力を間接的と言えども導入する必要性を強く感じています。
2008.01.25
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世界で一番高い山はエヴェレスト(チョモランマ)で8,850m、2位がK2(ゴッドウインオースティン)の8,611mだそうですが、一番深い海は多くの測量艦船が次々と記録を更新しています。大正14年10月日本の測量艦船「満州」がマリアナ海溝中で9.814mの深さを測量しました。その後、英国、ロシア、日本の測量船「拓洋」等が新しい測量技術を駆使して、現在では1位がマリアナ海溝の10,920m、2位がトンガ海水溝で10,080m、3位がフィリピン海溝で10,057mと発表されています。一番高い山には多くの登山家が頂上を極めその映像も一般に公開されています。しかし一番深い海には誰も潜ったことがありません。水圧と光のない世界は地球の誕生の歴史、地震発生のメカニズム、地球温暖化等の環境問題の謎が解明できるかも知れません。山は目で見ることが出来るが、海の底深くは視ることが出来ません。想像するだけで興味の尽きないところでもあります。独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の地球深部探査船「ちきゅう」の存在を知りました。海底から7,000mも深く地球の中心部に掘り下げマントルに達する探査が可能なのだそうです。「地球・生命にとって新しい歴史が始まる」と表現されています。好奇心の強い私は「ちきゅう」の研究成果に大きな期待と楽しみを持っています。
2008.01.24
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サブプライムローンを起因とした世界の金融不安は収まらず株価急落が続いています。米国FRB(連邦準備理事会)では昨年9月18日から4回にわたりFF(フェデラルファンド)金利を引き下げ5.25%から3.5%に引き下げる手を打っています。もし日本で9月18日0.5%、10月31日0.25%、12月11日0.25%、1月22日0.75%引き下げを毎月実行したらマスコミ等からどんな論評がでるか想像がつきます。日本では、このような速い対応は困難でもあります。もっとも、すでにゼロ金利の日本では金利対応での措置は望むべくもありません。あらゆる問題に対する即座の行動では米国に軍配があがると思われます。システムの違いがありそうです。米国FF金利と公定歩合の違いが用語解説に出ていましたので引用させて頂きます。『フェデラルファンド(FF)金利は日本の無担保コール翌日物金利に相当する。日米とも民間銀行は預金残高に応じて中央銀行に準備預金を預け、そのために必要な資金を短期市場から調達する。FF金利や無担コール金利はその際の金利。中央銀行は準備預金の集まり具合のほか、政府からの資金の出入りなどを判断し、日々の市場の資金の需給関係を適当に調節しながら金利を誘導する。この手法は日米でほぼ同様だ。公定歩合は中央銀行が民間銀行に資金を貸す際に適用する金利。米連邦準備理事会(FRB)は市場金利を誘導する対象としてFF金利を活用しており、公定歩合による貸し出しは極めて限定的な場合にしか使わない。』
2008.01.23
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「公認会計士VS特捜検察」細野祐二著を読んであまりの現実に驚愕しています。公認会計士として真実を貫くことは国家権力の壁の前では想像以上に厳しいことであることを肌で感じます。強靭な精神力と経験と知識をもってしても個人と国家権力では対抗のしようがありません。私は「会計参与」の普及推進を図り中小企業の財務計算書類の信頼性向上に尽くしたいと僅かばかりの努力をしています。しかし、上場企業に比べはるかにコンプライアンス意識の低い中小企業経営者と共同して計算書類の作成し提出する責任の重さにも正直なところ躊躇する場合があります。ましてや、一旦事件に巻き込まれ捜査対象となったら中小企業では手の打ちようがないのは明らかです。それでも、楽観論を前面に出して地域経済の発展と中小企業の計算書類の信頼性確保のために全力投球することが税理士に課された使命であると思っています。理不尽なことに対しては個人の力を超えてマスコミを含め社会の流れで救済に動き出す以外に方法はなさそうです。せめて細野祐二先生の著書を購入して読破することを私からもお願い申し上げます。
2008.01.22
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企業が作成する財務計算書類の信頼性の向上を目的に創設された会計参与制度の普及推進がなかなか進みません。地域金融機関が融資審査において中小企業から提出される決算書の内容をそのまま信じていないことは当然の如くに考えられてきました。よってリレーションシップバンキングでも中小企業と金融機関の情報の非対称性をカバーするため、過去の地域における親密な関係の中から財務計算書類情報の非対称性を補完する必要があると述べています。中小企業が真実を曲げた計算書類の提出をする事例は、入札における経営審査、経営成績の悪化による資金調達困難により経営継続が出来ない虞によると考えられます。これらのセーフティネット策を確実に実行することを条件として、まず中小企業が真実な情報公開を確実に実行しない限り企業の発展は考えられません。開会参与制度が、責任の重大さや報酬の問題等を理由に有資格者が就任を遅らせていたら日本の中小企業の将来性は期待できるものではありません。「中小企業の会計に関する指針」に基づき計算書類の作成、財務報告・情報開示を進めることにより健全性の向上と資金調達手段の多様化が実現するはずです。
2008.01.21
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昨日、高校時代珠算部の仲間(AFC)と新年会を開催しました。多くの仲間が第一線を離れ幅広い生活を送っているようです。音楽、歌舞伎、美術館めぐりなど楽しく人生を謳歌しているようで嬉しくなりました。パソコンのグーグルアース、ユーチューブの利用の話もあり今朝ユーチューブの動画を試していました。もっとパソコンを生活の中に取り入れるために今年からネットバンク銀行、証券なども試行しています。いずれもすごく便利で目からウロコの状態です。情報技術を利用する人としない人との格差は大きくなるばかりと思います。集中的に2週間ほど学習する時間を持てば、誰でもパソコンの有難さを実感できるはずです。そして、それからの人生がより楽しくなると思います。久しぶりの仲間との新年会で問題点を抱えつつも将来に夢の持てる話題に終始しました。
2008.01.20
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新しいアイディアが湧いてくるときがあります。そのときにメモを残しておかないと不思議にすっかり消えてしまうことがあります。ビジネスモデルが浮かんだときに白板等に思いつくまま書きなぐり復習しておくと潜在能力に残ります。寝ているときにも急に何かを思いつくことがあり直ぐに書き残す習慣をつけています。場合によっては起きてパソコンに残しています。パソコンのスイッチは常にオンにして立ち上げに時間が掛からないようにしています。地域貢献を主題にしたケーブルテレビ事業での私の発想には特徴があると思っています。全世帯への接続に最大の努力をしています。全ての家庭がCATVで接続されたら行政でも地域ビジネスにもインターネットでも大きな夢が広がります。狭山市では80%を超える世帯に接続が進んできました。テレビは将来的には視たい番組にお金を支払って視聴するペイパービューになると予測しています。放送事業でも通信事業でも地域に根ざしたケーブルテレビの機能は素晴らしいものがあります。税理士の仕事には共通点が多く地域発展を描きながら毎日を楽しんでいます。
2008.01.19
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昨日のテレビで宮崎県東国原英夫知事の1年間の知事としての行動を放送していました。昨年1月23日知事就任以来八面六臂の活躍ですっかり有名になりました。そのまんま東の時代から長女が大ファンで運動神経にも優れユーモアのセンス抜群であることに注目していた人でした。宮崎県の知事支持率は94%だそうです。目線の重要さを話されていました。私も「目線」については常に念頭に置いています。以前ブログで書いた記憶があるので確認してみました。2006年2月17日に書き込んでいました。読み返してみて今でも全く同じ気持ちを継続しています。ブログは以前のものでもすぐに検索して読み直すことが可能です。最初からの記録が残っていることに感謝しています。毎日書いているとブログの内容が私の考えそのものになっていることに驚くことがあります。関東信越税理士会のホームページの閲覧者を毎日5千人になることを目標にしています。組織の活性度は関心を寄せていただく会員等の数に比例します。現役バリバリの会員は自分の業務に時間を取られ会務への関心が薄くなります。高齢者は情報開示の習慣が少なくて閉鎖的になりがちです。あれこれ知恵を絞り事務局職員とも連携を深めて頑張っているのですが、もっと良い方法があれば教えていただきたいと思っています。
2008.01.18
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音声合成ソフトのデモを体験して、最近の音声合成はほとんど人間がそのまま話しているのと変わらない程に完成していることに驚きました。自動車のGPSでも音声合成の言葉に誘導され目的地まで簡単に行けることになりました。パソコンで文章を作り音声合成ソフトを通すと読み上げてくれる優れものです。前後の文脈から同じ漢字でも読み方を変えて正しく読んでくれます。税理士会の税務電話相談で実験してみようと考えました。質問者と直接に電話で話していると質問者、回答者が二重に時間を費やし、時には意味が通じないことがあります。質問者にも要領よく質問事項を文書にしてもらい、回答者は文書で回答を要領よく文書で作成しこれを音声で読み上げてくれる道具があれば、合理的・効率的な税務相談が可能です。本来であれば全てインターネットを利用するのが良いと思っていますが、高齢者でパソコンが苦手な人、視覚障害者等にはインターネットと電話を組み合わせることで便利さが増すことになります。e―ラーニングにも利用できそうです。確定申告時期に納税者から税務署等への電話相談が集中して、通常の税務行政に支障を及ぼすことを防止するため、税務相談業務は税理士が外部委託を受けることになりました。この業務にもインターネットと音声合成回答が利用できればと思案しているところです。
2008.01.17
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金融証券に大きな波が寄せています。株価を判断するときにPBR(Price Book value Ratio)やPER(Price Earnings Ratio)が基準になります。PBRは株価純資産倍率であり、1倍であれば企業の解散価値と株価がイコールであることを指し、1倍以下であると割安株との判断です。しかし、所有資産の評価が正しくなければ意味がありません。また、資産価値下落の段階では時価評価が問題になります。サブプライムに起因する格付け低下による証券の時価下落はPBRにも大きく影響します。PERは株価収益率といわれ、株価÷一株あたり利益=PER で計算され、一般的には14から20が適正価格と言われています。最近の株価は、このような基準から離なれ人気や思惑、風評等の影響を受けやすくなっています。異常なほどの資金余剰時代とヘッジファンド運用で大量の資金が投資対象に向かって大きな波を起こし投資家が疑心暗鬼になっているような気がします。これは株式相場だけの世界ではなく、政治、経済のあらゆる分野に起きている現象でもあります。先行き不透明が不安の原因となってネット社会では一日にして世界中に拡散してしまいます。一人一人が信念を持った行動を求められています。
2008.01.16
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私の父親は1912年(明治45年)生まれで、1992年に80歳で亡くなりました。昨夜のNHKハイビジョン放送特集で東アフリカ、タンザニアのタンガニーカ湖を航行するリエンバ号を視ました。1912年に建造開始1913年就航で95年も動いている貨客船です。父親と同年誕生の船のドキュメンタリーで真剣に約2時間テレビに釘付けになりました。独立後にも内戦の絶えない東アフリカ諸国のことを想うと胸が痛みます。初めて聞く湖の名前なので、ウイキペディアでタンガニーカ湖のことを調べてみました。タンガニーカ湖はタンザニア西端にある淡水湖で、タンザニア、ザンビア、コンゴ、ブルンジに面する面積は32.900 km²で平均水深570mにもなる巨大な湖だそうです。リエンバ号は植民地時代からのアフリカの人類の歴史を刻み続け、NHKの特集班はその歴史を映像に置き換えて後世へ伝える役割を果たしています。人間は同じ過ちを繰り返す動物です。少しでも優れた時代の創造のために知恵を絞ることが私たちの責任でもあります。今年のお正月は自分を見つめ直す時間をタップリ取ることができました。今日から本格的な仕事始めのような気分です。勇気と情熱を持って仕事にも会務にも挑戦します。
2008.01.15
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オリンピック出場を巡ってハンドボール種目のゴタゴタが表面化しています。異例の予選やり直しで紛争が収まる気配がありません。スポーツの世界で有り様筈がないマネーゲームが絡んだ問題です。逆に考えると、このような問題はスポーツに限らずどんな組織でも起こり得る日常的な醜聞でもあります。必要以上の資金が集まったり、権力に対する欲求が強すぎるとき人間及び人間の集団は異常な行動を取ることがあります。そして、それがあたかも正義であるような主張を繰り返すことになり、結局はその個人及び集団そのものの衰退の引き金になってしまいます。この繰り返しが権力闘争であり戦争の原因でもあると思います。今日は成人の日、200年から1月15日に限定しない祝日に変更され、学年令に合わせる事になりました。嫁いだ娘が着物の着付けの応援で孫を連れて2日間泊まっています。昨夜からは娘の友人も泊まり今朝3時過ぎに起きて出かけています。人生を20年毎に区切ると4回の成人の日(20歳×4=80歳)を迎えることになります。60歳から80歳までの20年間が特に権力や名誉に拘る傾向が強いのが人間の特徴です。私自身も今年の8月で64歳になります。これからもあらゆる分野に好奇心を持続して若々しい4回目の成人式まで有意義な人生を送りたいと願っています。
2008.01.14
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2008年も2週間が経過します。元旦の6つの新聞社説を読んでみました。日経は「国益と地球駅をみなす制度設計を」をテーマに「低炭素社会への道」読売は「多極化世界への変動に備えよ」と題して「外交に必要な国内体制の再構築」朝日は「歴史に刻む総選挙の年に」をテーマに「平成20年の意味」毎日が「責任感を取り戻そう」をテーマに「まず政治から「公」の回復を」サンケイが「“危機の20年“へ備えと覚悟」と題して論説委員長千野鏡子氏が年頭所感東京新聞が「「反貧困」に希望が見えると」題してワーキングプアーの問題を論じています。いずれも2008年の年頭に当たり重要な課題をテーマにして社説に力を入れていました。同時に「編集手帳」、「余禄」、「春秋」、「天声人語」、「筆洗」、「産経抄」にも目を通してみました。それぞれのコラムも奥が深くその文章力にも感心することしきりです。このような文章が書けたら素晴らしいと常に思っているところです。今年も出来るだけ多くの書籍やコラムに目を通して、私なりの考え方を持ちたいと念じています。
2008.01.13
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狭山商工会議所役員・議員懇談会が開催され株価、為替、人口のクイズが恒例となっています。お正月に年末を予想して参加者全員が提出します。今年は為替が10銭、人口が1人違いのピンポイントで予想された人がいました。株価も15円ほどの差で的確に予想されていました。私は毎年希望的予想のためこのクイズには外れぱなしです。大野松茂官房副長官の挨拶で、選挙区内(埼玉九区)の市町村が得意な分野を出し合い観光や地域振興に協力したら面白いとの提案がありました。埼玉九区は、狭山市、入間市、飯能市、日高市、毛呂山町、越生町の4市2町が選挙区です。東京都、所沢市、川越市、秩父市等と隣接してそれぞれに特徴のある市町村です。味覚も景色も歴史も素晴らしいエリアです。改めて協力関係を模索するのが商工会議所の役割でもあると思います。この地域には名門ゴルフ場が多く休日には東京都内等からのゴルフ客で賑わっています。日高市のサイボクハムには年間350万人以上の来客があると言われています。入間市の狭山茶畑も見事です。関東平野と山林地域の両方の景色が混在して歴史的にも豊富な名所旧跡があり改めて地域を見直す気持ちが強くなりました。
2008.01.12
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私が代表社員の税理士法人SKJの電話はテレビ電話機能がついています。光回線を使って快適な通信環境を備え「電子税理士事務所」の試行をしています。デジタル化が始まって約10年、これからの10年間で事務所、会務、生活のすべてにデジタル化は急速に進むはずです。電子化への取り組みが省力化と一歩上の業務拡大に役立つと思っています。どうせ避けて通れないなら早期に対応を考えるべきです。電子申告普及への行動もスピードの差が課題です、数年後には電子申告は当然のことで話題にもならなくなる事は目に見えています。規制改革により税理士業界も大きく変わりつつあります。従来の常識が非常識に変わり、非常識が常識にとって代わる時代です。この変化を感じて的確な対応なくしては生き残り困難になることは当然であります。2005年(平成17年)に人口のピークを過ぎた日本は、これからの100年で100年前の人口に逆戻りすることが予測されています。同じ事を何度もアップしていますがそれだけに深刻な影響を及ぼす事実であります。上昇局面では少しの遅れは問題ではありませんが、下降局面での対応の遅れは命取りになることを肝に銘じておくべきです。
2008.01.11
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アメリカ大統領予備選ニューハンプシャー州で民主党は、ヒラリー・クリントン氏が再逆転勝利を得た。この選挙制度に注目しているが支持率は猫の目のように変化するのが不思議です。株価も乱高下の幕開けで予測の難しいのが大衆心理であります。昨年11月に出版された大前研一著「心理経済学」(講談社)を読んでみました。『今の日本経済は、世界の経済の常識から考えれば説明のつかない、不思議なことだらけである。』との書き出しで大衆心理を分析された興味深い内容でした。同じ内容でも見方や目線を変えれば全く違った結論が導き出されることがしばしばあります。選挙運動も大衆心理の影響で大きく変わる代表例であると思います。財界展望社の月刊誌「ZAITEN」2月号は『税理士漂流』と題して特集が組まれています。読んでみると極端な面もありますが、税理士業界の問題点を鋭く突いている所も多く参考になりました。日経新聞1月8日の記事に「ネット申請使いやすく」として「5省庁、09年をめどに新システム」が掲載されています。税理士業界を取り巻く環境が変化しつつあります。世の中の流れを重視した会務の改革が求められているような気がしてなりません。
2008.01.10
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(社)狭山青年会議所の新年賀詞交歓会に出席して28代目理事長石田友克君の所信を聞きました。狭山青年会議所は1980年10月に北海道札幌の全国大会終了時に設立を決意して会員勧誘に奔走し翌年4月に創立総会で初代の理事長に就任した青春の一ページを想い出すJCです。多数のOBを排出して各方面で活躍されている姿と接するのが何よりも楽しみです。2008年の初仕事は歯医者さんへの訪問でした。お医者さんの有り難味を強く感じています。税理士も中小企業経営のお医者さんとして心から喜んで頂けるような指導力を発揮したいと再認識しています。サブプライム問題に翻弄され世界の金融市場が乱高下しています。目先のマネーゲームに一喜一憂することなく仕事に取組む必要があります。原点に戻って税理士事務所のなすべき責務の遂行と税理士会の会務改革に取り組みます
2008.01.09
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52歳で引退されるビル・ゲイツ、マイクロソフト会長がCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)の基調講演で、過去10年間のデジタル化は序章に過ぎないと話され、これからの10年間がデジタル化が進化する時代になると予測されたとの記事がありました。52歳で引退を決意することにも驚きますが、マイクロソフト社を世界の雄とされた先見性は奇跡とも言えるものです。CESで通算11回の基調講演をされて名物となっていました。今回が最後のスピーチだそうです。私は昭和40年頃からコンピュータに関わりを持ち、すでに40年を超えてオフコン、汎用コンピュータ、マイコン、パソコン、映像技術、動画配信との関連を深めてきました。IBMと言えばコンピュータの代名詞の時代からマイクロソフトがパソコン時代のソフトを急成長させてきました。私もこれからの10年が一番楽しみな時代を迎えると考えます。平成17年に税理士会の会長就任は、私の一番得意とする情報技術の業界利用を促進し「透明で分かり易い会務」、「原則として全ての情報を公開する」ことにあります。7万人の税理士と約20万人の税理士事務所職員及び300万を超える中小企業の経営陣が情報技術を使いこなした時、日本が世界をリードする国になることを夢見ています。一つの業界でさえ完璧な情報化には多くの障害を抱えています。今年もより一層のIT利用に努めます。
2008.01.08
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2008年仕事始めの日です。年末年始の完全休養で普段出来なかった書類整理、個人の決算等が進みすっきりとした気持ちで活動開始です。デジタル放送を開始したCATVコミュニティ番組も楽しみました。アナログと比較して格段に鮮明な映像で満足しています。スタッフの努力に深く感謝しています。税理士法人SKJも事務所改装がなされ昨年は増収増益になりました。研修に力を入れ顧問先サービスに徹しています。新しい分野の業務も開発して再成長の年になりそうです。狭山ケーブルテレビは市内全域に光ケーブル伝送路の施設(HFC)が完成して、今年こそ大きな発展が見込まれる飛躍の年を迎えています。税理士会においても幾つもの課題を持っています。会員全ての情報化スキルアップを目指して尚一層努力する所存です。時間と期間の制約がある中で最大の効果を挙げるために協調関係の強化を図り効率的な会務運営に努めたいと思っています。このブログもお休みすることがあるかも知れませんが楽しみながら継続して参ります。宜しくお願い申し上げます。
2008.01.07
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尊敬する名南経営グループの総帥であった佐藤澄男先生が亡くなって3ヵ月を経過しました。関東信越税理士会では「マイコモン」を会務に取り入れて利用させて頂いています。佐藤先生の幅広い考え方、情報技術を最大限に利用した顧問先サービスの徹底に改めて感謝と追悼の気持ちを捧げます。「マイコモン」は大活躍しています。使い勝手が良くあらゆる問題解決に役立っています。税務等相談室の充実にも威力を発揮しそうです。佐藤先生が顧問先サービスのために開発されたものを一部改良して税理士会の会務に利用できれば素晴らしいと考えました。昨日は自分の確定申告のまとめをしました。給与所得、不動産所得、利子・配当等所得をほぼ正確に三分割して収入の安定を図ってきました。これからは体力の減退分を考慮して利子・配当等の所得の割合増加を図ります。過去15年間は資金のほとんどを地域貢献のCATV関連に投資してきました。これからの5年間は過去15年の経験で得られたノウハウを地方の発展のために活かしたいとも考えています。私は、情報化と国際化を活用する業務を得意としています。そしてこれらを地方都市の活性化と中小企業の発展に利用したいと心掛けてきました。地域金融問題にも関心を持ち研究しています。あれこれ考えていると故佐藤澄男先生と共通する分野があるのに驚き、知らず知らずのうちに影響を受けていたことを実感する月命日でした。ちなみに佐藤先生は一回り上の申年生まれでした。
2008.01.06
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アメリカの2008年大統領選挙のスタートとなるアイオア州党員集会で、民主党オバマ氏、共和党ハッカビー氏が勝利した。さすが民主主義リーダー国の選挙は違いますね。日税連でも各単位会で会員集会を開いて政策論議をする会長選挙の手法が少しでも導入できればもっと会員の関心も高まると思います。投票権が特権のような状態で全会員対象の予備選もないような選挙は時代遅れのそしりをぬぐえません。予備選挙は無理にしても、3月末を目途に「役員選任規則」の再見直しが検討されていますが、今度こそ改定再延期のような事がない様に願いたいものです。昨年7月に選任された池田隼啓日税連会長は、「分かり易い会務」と「情報公開」の改革の意思が現れて改善の方向に進んでいます。日税連会長には関連機関を含めて強力な人事権が与えられています。人事も選挙功労的な要素が濃くなり総力を結集する障害になってしまいます。税理士制度改革は社会からの要請に応えて確実に実行して行かなければなりません。選挙は政策で論議して、結果が出れば一致団結して各々の特徴を活かして会長を支えて社会貢献と業界発展に尽くすのが当然であると考えています。2008年は、電子申告普及、研修充実、アウトソーシング、試験・資格制度改定、内部統制、会計参与問題等で実行段階に移す項目が山積しています。税理士会の会務にも全力で臨む所存です。
2008.01.05
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往路109.0km復路109.9kmを二日間10人で走る箱根駅伝が駒沢大学の優勝で終了した。上り坂、下り坂のほかに「まさか」があると言われるが途中3校が棄権する過酷なレースに厳しさを感じながらのテレビ観戦でした。東京から箱根の道路を独占して繰り広げられるお正月のドラマもマスコミが力を入れすぎると大学と走者に限界を超えるようなプレッシァーを与え思わぬアクシデントが生まれてしまいます。それでも緊張感の中に入るのには特別な才能が無ければ入ることさえ出来ません。この緊張感を成長のバネにして欲しいと願うばかりです。官庁は今日から仕事始めですが、事務所及び税理士会は7日からのスタートで長期休暇になっています。心も体もすっかり休んですっきりとした朝を迎えています。やりたいことだけは相変わらず次から次へと浮かんできます。一つ一つ準備をして確実に実行に移したいと思っています。
2008.01.04
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平成18年12月に信託法が84年ぶりに改正され、平成19年9月30日に施行されています。信託財産の総額は平成16年9月末506兆円、17年9月末560兆円、18年9月末701兆円、19年9月末786兆円と順調な伸びを示しています。税制面でも平成19年度の税制改正で信託に関する部分の税法が大幅に改正されています。信託には、信託財産、委託者、受託者、受益者が存在し、信託は証券投資信託などの金融商品としての活用や不動産の証券化、金銭債権の証券化等を利用して流動性が高まり税務の面でも重要な位置を占めるようになりました。信託法の改正で税理士業務の幅が大きく変化すると推測していましたが、現状ではあまり多くの税理士が関心を寄せるまでに至っていないように思います。正月で頭が休んでくると「信託税制の専門家」になろうとの意欲が湧いてきました。信託の会計処理、税務処理を研究して自己信託や事業信託についても相談に乗れる体制整備を図りたいと思います。高齢化、少子化、情報化が進み事業承継、相続対策、老後対策に信託の考え方が必須になると思います。この分野に税理士の活躍する道が拓けそうです。
2008.01.03
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元旦は我が家の全員が集合して賑やかな正月を過ごしました。娘4人、息子1人、配偶者4人、孫4人で夫婦合わせて15人になります。妻は大晦日から料理の準備で大忙がしでした。全日本実業団ニューイヤー駅伝が群馬で開催され、地元のホンダが目標の3位入賞を果たしました。駅伝には多くの外国人選手が混じり国際色豊かです。今日と明日の二日間は箱根駅伝があり、駅伝好きな私はテレビを視ながら動いています。狭山ケーブルテレビでも元旦からコミュニティチャンネルもデジタル化放送を開始しました。見事な画像に生まれ変わり、地域の情報を配信しています。お正月には恒例の挨拶でテレビ出演しています。地域の発展にはケーブルテレビ会社の活躍が必須であると思っています。究極の地域貢献企業であると確信して経営に取り組んでいます。放送業界にはあらゆる技術者が存在します。その機能を発揮することにより地方を活性化することが出来るはずです。全ての業界と行政がCATVの利用を真剣に考えたら世の中が変わるはずです。
2008.01.02
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新年明けましておめでとうございます。快晴の元旦を迎えました。今年は「市場型間接金融」に力点を置いた施策を実行したいと考えています。中小企業の会計に関する指針の遵守と会計参与の普及を図り金融システムの基本の見直しを図りたい。諸外国の金利水準は5%以上、日本はゼロ金利同様では資金の流れは外国へ向いてしまうのは明らかです。金融ビッグバンにより日本の金融システム維持を題目に一般国民は低金利に喘いでいます。個人金融資産が1,555兆円もあるのに個人の資産運用は、リスク回避の思想が定着している日本では宝の持ち腐れでした。やっと、少しはリスクを取ってもリターンを得たい考えが拡がり、投資信託の割合も増加しています。中小企業の資金調達はもっぱら金融機関からの借入れに依存する間接金融でした。自己資本の少ない中小企業では本来資本金で調達すべき資金まで毎月返済の必要な証書借入れにより返済しては又借入れる自転車操業のような経営で、一旦「貸し渋り、貸し剥がし」に遭遇すると倒産必定のような状態でした。中小企業でも市場から資金を調達する直接金融の道が開かれてきましたが、普及までには時間が掛かりそうです。直接金融と間接金融の中間に位置する「市場型間接金融」こそ金融機関にとっても中小企業にとっても最適な方法であると思います。今年の初夢はかなり具体的な市場型間接金融への方策でした。
2008.01.01
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