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ゆうちょ銀行とかんぽ生命の新規事業拡大にアメリカ生保協会等からクレームが寄せられている。日本の銀行・生保会社からも肥大化を懸念する意見が出され、郵政民営化の影響は一般国民よりも金融・保険業界の再編成に対する影響の方が大きくなっているようです。政府出資がゼロになるまでは手かせ足かせがあるようです。「対等な競争条件の確保」を理由にされています。郵政民営化の本当の意味はどこにあったのか国民的議論が不足するままにブームで衆議院解散まで断行して可決した内容に私たち国民は無関心すぎると感じます。一つ一つの現象を真剣に考えると矛盾することが山ほどあります。このすべてに反応していたら頭と体がもちません。修行のためにこの世に生を受け、自分の欲と社会貢献を合わせた仕事で修行を積み、悟りをひらく頃には彼岸へ旅たたなければならないのが人生であると思います。与えられた時間と能力を最大限に発揮し悔いのない人生が送れれば最高の幸せであると感じます。毎日が夢を追いかけることに専念していると新しいアイディアが湧いてきます。今朝は、郵政民営化委員会の意見書に外国の反応を伝える小さなニュースに大きく反応しています。
2007.01.31
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テレビの裏面を見ると幾つもの端子が付いています。通常は黄色・赤・白のコードで接続していますが、S端子、D端子、HDMI端子など様々で、最近はパソコンや電話線との接続端子もあり理解するまで時間がかかります。普通は電気屋さんがセットしてくれますが、好奇心の強い私は取扱説明書を読みながら自分でセットしています。途中で分からなくなり専門家のアドバイスをお願いすることもあります。ところで、本日午前0時にパソコンの新しい基本ソフト「ウィンドウズ・ビスタ」が発売されました。ウィンドウズXP発売から5年ぶりの新しい基本ソフトで、操作性やセキュリティー機能を高めたほか、デジタル写真や音楽を管理する機能を充実させたのが特徴だそうです。新しいOSは素人ではすぐに購入する気になれませんが、新しい波を感じさせるNewsです。昨日、駅の売店で[PCfan]という雑誌を購入して読んで見ました。技術的なことはチンプンカンプンですが、世の中がどんどん変化していることだけは理解できました。
2007.01.30
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私は、平成7年4月に税理士会所沢支部長に就任しました。支部会員全員に「パソコン通信」を提唱して実行しました。あれから12年が経過しようとしています。世の中は大きく変化しました。特に情報通信の分野では異なる時代に生きているようです。私自身の役員歴も支部長から本会常務理事学術研究部長及び情報システム部長、埼玉県連副会長、平成17年4月から本会会長へと変化しています。年齢も52歳から62歳になりました。私は昭和49年9月に30歳で青年会議所(JC)に入会して修練を積んできました。入会当時を振り返ると今でも赤面するような幼稚さで、大勢の前で話をすると足は震えるし緊張の連続の毎日でした。日本JCで経営開発委員会に2年間出向し副委員長を務めました。1981年には地元の狭山青年会議所の初代理事長を経験し、40歳(1984年)までに一人前の経営者・社会人になりたいとの願いを叶えることができました。JC綱領は今でも私の心の中に刻まれています。「われわれJAYCEEは 社会的・国家的・国際的な責任を自覚し 志を同じうする者、相集い、力を合わせ 青年としての英知と勇気と情熱をもって 明るい豊かな社会を築き上げよう」青年会議所は、1年ごとに理事長や会頭が交代する組織です。これが多くの人材を輩出し常に新鮮さを保持する組織の秘訣です。トップとしての1年間は想像以上に全力投球するものです。
2007.01.29
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昨日宮城県から帰ったと思ったら今日は福岡県で九州北部税理士会井山会長の叙勲の祝賀会に参列してきます。これから3週連続で祝賀会が続きます。お祝い事は出席する側も嬉しいことです。昨夜は、ホームシアターで5.1チャンネルの音声でDVDの映画を楽しみました。まるで映画館のような迫力があります。9時からテレビの「男はつらいよ」の最終版に切り替えて渥美清と浅丘ルリ子の名コンビに楽しませて頂きました。日本人でよかったと思わせる映画です。最近は休みの日にギルフに出かけることが少なくなり運動不足気味です。毎日が税理士会の会務で休みの日にはできるだけ頭をリラックスさせて英気を養っています。
2007.01.28
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私は東北地方の景色が大好きです。今朝は6時半に起床して8時5分発の東北新幹線くりこま高原駅からやまびこ46号で帰路についています。昨日、講師を依頼され栗原市若柳企業等連絡協議会で「税理士から見たブロードバンド環境」と題して話をしました。私の最も得意とする分野であり「電子税理士会構想」も踏まえて電子申告のPRもしてきました。ここからは、東北新幹線の中で書いた日記にお付き合いして下さい。今、古川駅に停車しています。(8時15分)ここから隣の高清水町に何度も講師に来たことがあり、鳴子温泉も昨年立ち寄り懐かしい駅です。まもなく仙台駅に着きます。さすがに都会的な風景に変わりました。仙台発車は8時31分です。仙台駅を過ぎると右側に伊達政宗公の姿を仰ぐ青葉城跡の丘が見えます。名取川を過ぎたあたりから再び田園風景です。トンネルを出ると8時48分に白石蔵王駅に着きました。今年の雪の少なさは心配になるほどです。ここでもスキーのできる景色ではありません。車内販売のコーヒーを飲んでいるうちに9時2分福島駅に着きました。奥羽山脈に近く県庁所在地でも仙台とは異なった雰囲気の福島駅周辺の景色もまた良いものです。駅を出ると長い長いトンネルの連続で新幹線工事の大変さを実感しました。郡山駅(9時19分着)ホームで親子が手を振っています。通過待ちで4分間停車している間に会津磐梯山や周辺の観光地のことを頭に浮かべていました。宇都宮(9時55分)を過ぎて埼玉に入ると家、家、家ばかり、現実に戻りつつあります。やはり東北の可能性いいなあと感じています。大宮駅に10時22分到着しました。税理士会館地下に駐車していた車に乗り11時20分自宅に着きました。狭山茶を飲んでブログアップしたらこんな時間になりました。
2007.01.27
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今日は宮城県栗原市で「税理士からみたブロードバンド」について話をすることになっています。平成4年7月にケーブルテレビ会社を設立して放送事業・通信事業に関係し技術進歩を肌で感じています。私は、以前から狭山商工会のケーブルテレビ研究委員会に所属して各地のCATV会社の視察をしていました。地域放送に興味を持ちCATVの必要性を強く感じていましたが、過大な設備投資に尻ごみをしていました。狭山市は、首都圏では珍しく約85%の世帯がケーブルテレビに接続されています。今年中にほぼ100%の接続が可能なほどになりました。吉崎正弘氏著「続・旬のケーブルテレビ」2000-1010を真剣に読んで見ました。吉崎氏は郵政省でテレコム政策部署の第一人者として大活躍されCATV業界の関係者は誰でも存じ上げている権威者の一人です。これからの日本でケーブルテレビの果たすべき役割についても言及されu―Japan戦略の必要性を説かれています。不安だらけの世の中で、安全・安全とブロードバンドが、医療、独居、治安、環境等の不安解消に役立つことも力説されています。今日は、このような問題について税理士から見たブロードバンドの話をしたいと考えています。
2007.01.26
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英雄といえども老いてゆく、諸葛孔明や曹操が去っても必ず英雄は出現し育って行くものです。リーダーは、自分の目標が一つ達成されたら辞任して次のリーダーにバトンタッチすべきであります。それが組織の進歩であり誰もが自由な立場で発言できる場作りになります。ソフトブレーンの創立者である宗文洲氏は東証一部に上場した直後に社長退任をされました。「三国志に学ぶビジネスの知恵」と題する講演で宋文洲氏は、日本人の権威に対する考え方の特徴を話されています。創業社長の言葉を神からの言葉のように受け取る組織になったら組織は活性化しないものです。長期間の任期になりがちな組織のリーダーは心して受け止める必要があると感じました。日本人の忠誠心は時として害になる場合があり、平和ボケが保守的な行動に繋がります。組織のトップに居座ることは心地良いものです。誰もが丁寧な接遇をしてくれます。言うことも聞いて貰えます。知らず知らずの内に裸の王様になり引き際を失ってしまうことがないように常に心して組織をお預かりしなければなりません。
2007.01.25
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電車に乗る、駅構内での買い物等でスイカを利用することが多くなりました。私は、携帯電話にも入金していて、JALカードを含めて2枚と携帯で3通りの支払いが可能です。私鉄は、パスネットで共通利用が出来ずに不便でした。3月18日から私鉄でも共通のIC乗車券カードがスタートします。各社とのポイントをつけて自社での自動入金を勧誘しています。スイカは現在1,850万枚発行されているそうですが、私鉄と共通になるとカードの便利さが格段に向上することになります。今度の私鉄のカードはPASMO(パスモ)というそうです。ところで、これが普及すると一般の小売店での買い物はほとんど無くなってしまいそうですね。今でも壊滅的な打撃を受けている地域の小売店の先を考えると暗くなります。情報化社会も格差を生む原因でしょうか。IT化に乗り遅れたら私たち税理士業も危なくなります。税理士の高齢化は変化を好まない体制になり過ぎているような気がします。人事の刷新を図り、新鮮な思考を取り入れる必要性を強く感じています。常に時代の先取りをしない限りあらゆる業界の将来は先細りになるばかりです。
2007.01.24
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私の誕生日は8月10日です。1月1日から数えて222日目に当たります。今日1月23日から誕生日までの日数は、222日-23日=199日になります。日数計算は利息や手形の割引料計算で使いますが、今ではパソコンで計算するので簡単すぎて頭を使いません。私はすべての日数計算を暗算で瞬時に計算可能です。その原因は、毎月0日の数字だけ暗記していることによります。1月は0日、2月は31日、3月は59日、4月は90日、5月は120日、6月は151日、7月は181日、8月は212日、9月は243日、10月は273日、11月は304日、12月が334日です。これだけ憶えているとすごく便利なことがあります。あまり簡単すぎて、前月に30日または31日を足せばよい程度でなく、完全に憶えなければ使いこなせないことは言うまでもありません。掛け算九九を19×19までチャレンジしたり、「計算力を強くする」という本を読んだりして、私はかなり数字にこだわっています。計算力は単に数字の問題だけでなく、人生を左右する決断の際に大きな支えになってくれていることを確信しているからです。
2007.01.23
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占いの「風水」を見ると、金運は黄金色、黄色が良いそうです。居間の壁の色を黄色をベースとした配色に改装しました。年末に完成しお正月は新築同様な家で楽しく過ごしました。先日、思わぬ朗報が舞い込み、妻宛のお年玉付年賀はがきの抽選で1等が当たりました。ハワイ旅行、国内旅行、パソコン等から賞品を選べるそうです。「風水」の効果抜群でした。以前、妻が出した年賀葉書で1等賞を受けて喜ばれたことがあるそうです。両方で1等賞を受けたのは珍しいことと思います。いずれも妻の話で、私にはこれから金運が向いてくるのではないかと期待しています。私の住む狭山市は最近人口減少傾向です。首都圏近郊で災害もなく自然に恵まれ最高の住環境であるのに不思議です。昭和48年ころに住宅公団の中層住宅(5階建て)が人気で人口が急増しました。5階までの建物にはエレベータがありません。30年以上経過して当時の入居者は60歳代になっています。中層住宅の人口が急減しているのです。人は年をとっても足腰が丈夫で5階までは歩いて昇れるとの神話が住宅公団にはあったのではないかと思われます。「減築」の時代を迎えました。風水も考えて「人口減少社会に対応した住宅地の再生・再開発」を考えたいですね。
2007.01.22
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起きてからすぐにホームシアターの配線に夢中で取り組んでいたら遅くなりました。自宅改装が完了しても整理整頓に時間がかかります。テレビもDVD、ビデオ、CATVのセットトップボックス(STB)等の設置が先でホームシアター機器が一番後になってしまいました。デジタル化の進展で使い方は簡単でも、準備段階で難しい配線が必要になり高齢社会で普及するのに問題があるかもしれませんね。関東税理士会の次期常務理事平均年齢は56.5歳です。参考に閣僚の平均年齢を計算してみたら61.2歳でした。安部総理大臣は52歳で、40歳代が1人、50歳代が7人、60歳代が6人、70歳代が4人になります。急速に若返りが進んでいます。官庁では、すべての職員が当然に60歳以下であり、電子政府の推進も時間の問題で解決します。一方税理士の平均年齢は60歳で高齢化が大きな課題です。私は、高齢者の社会経験や政治力が組織の発展に大きな力になっていることは充分に認めているところです。しかしながら組織のトップは社会の変化に即対応可能な50歳代が担うべきであると思います。組織の役員にも定年制が必要であると思っています。
2007.01.21
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私は高校時代にソロバンの選手だったので計算力は相当に自信を持っているほうです。数字に対する感も、数字の記憶力も平均以上であることを自負しています。10万部突破のベストセラー「計算力を強くする」鍵本聡著のパート2が発刊され二冊合わせて買ってみました。表紙カバーに14×45=?を制限時間3秒で答えを出すように、パート2の帯カバーには210÷35=?も3秒の制限時間で計算してください。とあります。状況判断力と決断力を磨くために、思考の瞬発力を磨くために、との副題がついています。本屋さんに数ある本の中で、自分に興味がある題名が目に入ります。いまさら計算力をアップしてもと思いながら読んでみて、私の能力の至らなさを実感しています。暗算が得意な人は、この本に出ている問題の答えを出すのはさほど難しいことではありません。しかし、発想の転換により簡単に計算力が身につき数字に対する視力が向上する方法があったのだと目からウロコの気持ちです。おかげさまで、前述の計算問題も暗算を使わずに3秒以内で計算できるようになりました。
2007.01.20
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日銀の政策金利引き上げ見送りが決定した。傾向的には金利上昇が続き経営者はこれに備えた準備体制が必要です。昨日は(社)埼玉県商工会議所連合会の役職員研修会に出席して「今年の日本経済」~株価、金利、不動産~について白鴎大学今井澂(きよし)教授のお話を聞いてきました。結論として、今年の株価は上昇し、為替は円安傾向、土地価格は上昇傾向が続くと予測され、経営者にとっては安心材料の増幅される内容でした。税収増加によるプライマリーバランス達成が近くなり、参議院選挙の結果予測もされ、BRICsの景気拡大により重厚長大産業の復活による輸出の増加、ハイテク市場での技術的優位、海外子会社からの配当金の増加などにより、日本景気は今後2~3年間は大丈夫と太鼓判を押していました。住宅取得適齢人口比率(37歳~40歳の人口に占める比率)と地価の相関関係はほぼ一致するとの見解から、2013年までは地価上昇傾向が持続するが、都市間格差が広がり特定の都市に集中する危険性がある、午後からは新春懇談会が開催され、埼玉県内の商工会議所役員及び来賓各位との友好を深めてきました。今日は本会の次年度正副会長予定者会議を開催します。
2007.01.19
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4月からの二期目の会長として、思いを込めて役員人事を内定することができました。この時間は気力と想像力を最大限に発揮して体力の必要なものです。粘り強く折衝して多くの会員が納得できる役員構成と配置にしなければなりません。何度も同じことを書きますが「透明で分かりやすい会務」「原則としてすべての情報を公開する」「電子税理士会の構築」「電子申告・電子納税の実行」などを重点項目に掲げました。本会の情勢会員数は平成19年1月1日現在703名で、会員総数の9.92%です。常務理事20名の中に2名の女性税理士を登用し部長をお願いしました。本会においては、初めてのことで歴史的一歩であると思います。出来るだけ早く次年度の事業計画大綱・方針や重点事項及び会長指示事項を纏めて発表し、担当部長及び委員長等に具体的な事業計画を考えて頂きたいと思っています。1期2年の任期は、あっという間に過ぎてしまいます。事前の準備と心構えが重要です。これからの2年間が税理士制度の将来に大きく影響する期間になります。役員だけでなくすべての会員のご支援とご協力を宜しくお願い申し上げます。
2007.01.18
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二期目に向かう関東信越税理士会会長として最初の仕事は、適材適所の役員構成です。今回の特徴は、女性税理士と40代税理士の活躍を期待して常務理事として分掌機関の部長職をお願いしています。本会の税理士の平均年齢は59.94歳で、構成は20歳代0.5%、30歳代8.7%、40歳代17.4%、50歳代24.2%、60歳代17.5%、70歳代以上が31.7%になります。高齢化の速さに頭を痛めているところです。役員の平均年齢の高さと男性優位の現象が顕著です。二期目にあたりこの緩和を図りました。従来と若干異なった役員構成となると思います。「電子税理士会」構想も本格的に取り組み、今日も具体的な進め方のアドバイスをお願いしているところです。本会が全国の税理士会のモデルとなれるようなシステム構築を考えています。電子政府の一翼を担う電子税理士会のシステムが完成すれば、電子申告の普及やe-ラーニングでの研修受講が簡単になり、予算のスリム化も実現します。一期目のときは、右も左も分からず無我夢中でしたが、今回は幾分の余裕を持ちながら事業方針に沿った人事構想を進めています。
2007.01.17
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今日は、関東信越税理士会所沢支部の例会で1時間30分の講師をすることになっています。講師といっても自分の所属する支部なので、テーマ「これからの税理士の進む道」について思いの限りを話したいと楽しみにしています。私にとって、所沢支部は親のような兄弟姉妹のような暖かい存在です。こんなに頼りになる支部は本当に珍しいことです。支部長経験者も全員が気持ちを一つにして同じ方向を向いています。今、進めている電子申告の開始届けの目標値もいち早くクリアーするだけでなく、関東信越管内の届出実数でトップを走っています。昨年暮れには「所沢支部 税理士仲間のブログ」を出版され、税理士会全体に対しても大きな貢献をされています。租税教室への取り組みもユニークな方法を開発され、税務支援のパソコンソフト開発、ケーブルテレビでの「がんばれ地域経営者」への毎日の出演などを通じて、地域との連携も万全な体勢を築いています。私も平成7年4月から平成11年3月までの2期4年間の支部長時代に提案し実現した「パソコン通信」の経験が現在の会務に大きな参考になっています。家庭、自分の事務所、所属する支部の基礎部分が、がっしりとした基盤の上にあってこそ理想の会務が成り立つと考えています。尚一層の精進を積みたいと思います。
2007.01.16
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4時過ぎに起きて、東京税理士界の会報「600号記念特集号」を読んでいました。昭和32年2月11日の創刊号には、強制入会制度に移行した改正税理士法に基づき昭和31年10月に東京税理士会が設立されたことと事業計画の全貌が載っています。総務部、庶務部、事業部、研究部、調査部、規律部、連絡部、厚生部、広報部、経理部が設置され、現在19,89名の会員を擁する東京税理士会も、当時は2,000名に満たない人数だったと記録されています。次に、第8号(昭和32年9月11日発行)では、「新執行部に望む」と題しての記事がある。総務部長へ、強制加入になっても、税理士会の自主性の乏しいことを嘆くのは敢えて君だけではないが、・・・(中略) 会の自主性が乏しいのは、国税当局への依存度とその支配網の強靭性から来ているし、又会員の総意を凝縮した急進的な戸からの不足や、外部に働く遠心的な団結力の弱さからもきていることを反省すべきである。 との会員からの要望が掲載されています。その後16ページに及ぶ特集号は、その時々の問題点を的確に報道され大変参考になりました。私は昭和44年に第19回税理士試験に合格しましたが、商法改正反対の決起大会が大々的に開催された記事がありました。
2007.01.15
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学歴と学閥についてネットサーフィンをしてみました。参考にもなりました。私自身は最終学歴が「埼玉県川越商業高等学校」ですので、学歴とか学閥には全く無関係で過ごしてきました。昭和38年4月に日立本社に入社してから、社内の教室での勉強と夜は専門学校に通い、昭和46年7月に税理士事務所を創業するまでの8年間は学生でもありました。あらゆる書類に最終学歴記載欄がありますが、私は母校に希望して入学し充実した高校時代を送った体験から誇りを持って「川越商業高等学校」と記載しています。数年前に校名が変わり「川越市立川越高等学校」になってしまいました。残念でなりません。ある人のブログに「階層上昇を遂げて体制入りするには、人間の価値とは無関係に社会的資産が必要です。生まれ、育ち、人脈、学歴、能力、容姿etc・・。それらに恵まれている人は、スタート地点から優位に立ち、体制の中でぬくぬくと生きていけるのです。」ホリエモンは本当に勝ち組だったか との題名がついていました。私は人生にとって最も重要なことは、情熱と使命感であると思っています。しかしながら、個人を離れて組織として考えると、学歴等にどこかでこだわっている気持ちが潜んでいることを感じています。
2007.01.14
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大宮駅構内の本屋さんで「帝国ホテル王道のサービス」国友隆一著を購入した。「はじめに」を読んで感激した。一部引用させて頂きます。ものは使えば使うほど減っていく。人に配れば配るほどなくなっていく。ところが、不思議なことに、心は使えば使うほど豊かになる。人に配れば配るほど温かくなる。解かっているのにその通りに行動が出来ていないのが現実です。少なくとも小さな集合体である家族や自分の事務所では、別な愛情が伴い自然に心を配ることが多くなります。ビジネスの場や税理士会のような組織でも「心を使う、心を配る」ことが習慣化されれば、もっとスムースな運営、役員交代が実現できると思います。経営者として、組織のリーダーとして「王道のサービス」に徹したいと願っています。
2007.01.13
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平成19年度の税制改正案で、電子認証の普及拡大の観点から、電子証明書を取得した個人が電子申告した場合は、所得税の特別控除が創設される。これは、住民基本台帳ネットワークシステムによるICカード(住基カード)を取得していることが前提であり、これを利用して電子申告をした場合に平成19年または平成20年分の確定申告のうち1回だけ5,000円を限度として税額控除が受けられるものです。言うなれば、ICカード普及拡大策が主で、電子申告は従の立場の改正であると思われます。紙文書から電子的な文書への移行で最も重要なことは「電子署名」です。紙文書の印(ハンコ)やサインに相当するもので、本人作成を担保する否認防止、偽造や改ざん防止のため電子署名は欠くことのできないものです。平成19年1月4日から、税理士が依頼を受けて税務書類を作成し、電子申告により申請等をする場合には、依頼者の電子署名を省略して、税理士の電子署名だけで送信が可能となりました。これは、税理士が厳格な本人確認を実行して、納税者本人の否認、その後の改ざん等がないことに責任を負うことが前提になったものであり、電子申告等の普及拡大を図る意図から実現されたものです。それだけに、税理士は紙文書での申告から電子的な文書での税務書類の作成への移行に全力を尽くす義務が生じています。間違っても、税理士の代理送信の特権を利用して、名義貸し的な行為や拡大解釈をしてはならないことを肝に銘じるべきであります。あくまでも、本人の電子署名が重要で、そのためには住基カードの取得が望ましいことであります。あらゆる電子的な文書には「電子署名」が絶対的条件であることを再認識して欲しいと期待しています。
2007.01.12
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2011年7月24日にアナログ放送が終了し、すべてデジタル放送になることは周知されつつあります。この変化の波はテレビ放送に限定されるものではありません。シャープも松下電器も薄型テレビの設備投資を拡大して生産能力を飛躍的に拡大しています。デジタルカメラ等の関連機器にも大きなうねりが生じています。そしてこれは世界的な広がりを見せています。景気見通しでも「世界同時好況」を説く経営者の発言も聞こえてきます。地域でケーブルテレビ会社の役員を務めている私は、地上デジタル放送の行方に大きな関心を持っています。同時にデジタルへの移行がもたらす社会的変化に興味を持っています。電子申告もインターネットバンキングもこの潮流に乗ったものであり、必ず普及拡大が実現します。紙の文化から記憶装置の文化へ変革の時代に逆行して、従来の「しきたり」にこだわり複雑さを増長する傾向があります。電子申告を選択したら極端に事務が簡素化されなければ選択の意味がありません。ペーパーレスをとことんまで追求しなければデジタル化の効果が生まれないことを官庁が率先して実行して頂きたいと願います。
2007.01.11
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昨夜は「さやま環境市民ネットワーク」の懇親会にお誘いがあり少しの時間出席してきました。地球温暖化の進む中環境問題への取り組みは地味ですが、重要な課題です。生活が便利になるに従い廃棄物は増加して世界的にも「水」の問題が取り上げられています。普段は環境についてあまり考える時間がなく、申し訳ないような気持ちを持って帰りました。地球温暖化については、http://www.env.go.jp/earth/cop3/kanren/kaisetu/index.html に詳しく解説されています。興味があったらご覧になってください。今日は、関東信越税理士会の今年初めての正副会長会です。明日は日税連の賀詞交歓会が開催されます。私は、「電子税理士会」構想の具体化に向けて行動を開始する予定です。次年度の事業計画大綱と役員人事も決定する時期でありフル活動になります。改革を実行に移すには大きなエネルギーが必要です。新人は真剣に勉強し構想を練る時間を取るものです。その意味でもトップは2期4年を限度として交代して常にリフレッシュを図るべきであると考えています。マンネリズムと権力志向が組織の停滞の大きな原因です。環境も組織も気にしなければ、何となく時間が過ぎてしまいますが、放置することは後世に大きな禍根を残すことになります。
2007.01.10
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暮れから正月にかけて原稿依頼が多く、休みの日は資料整理と原稿作成で追われ、今朝は、先ほどまで作成していた会報誌1月号「会長月信」の原稿を参考にしてブログアップします。昨年12月に国税庁から平成17年分の「税務統計から見た法人企業の実態」が発表されました。法人数は258万5,033社で、資本金10億円以上が7,150社、1億円以上10億円未満が32,212社、1億円未満が254万5,671社で、中小企業が98.4%を占めています。本日、防衛庁が防衛省に昇格します。次は中小企業庁の中小企業省への昇格が実現することを願っています。中小企業の活性化が地域経済発展の原点であり、税理士はそのために大きな役割を担っていると思います。私は、統計資料の分析が趣味に近いほど大好きで、数字が語りかけてくれるような気がします。特に国税庁の発表する統計資料は申告データに基づくもので大変参考になります。今日からが本格的な仕事始めとなります。今年一年、精一杯努力するつもりでおりますので、宜しくおつき合いをお願いします。
2007.01.09
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成人の日で朝早くから動きがあります。天気も快晴の様子でホットしています。私は、昭和44年に結婚して娘2人と長男で3人の子どもがいます。平成8年に妻が51歳で癌の病で亡くなったときには全員が未婚で途方にくれていました。闘病生活も大変でしたが、回復の希望を持ちながらであり張り合いがあった2年間でした。現在の妻も、平成7年に夫を癌で亡くし、娘2人(当時小学生)と税理士事務所の職員12名を抱え苦労をしていたと聞いています。妻の父親も税理士で3人の税理士で順風満帆に事務所経営をされていた矢先に父親の現役引退・夫の死亡で途方にくれていました。縁あって、平成10年に再婚し、私は4人の娘と息子1人の合計5人の父親になりました。再婚後4人が結婚して、孫も誕生し家族全員が仲良く助け合って幸せな生活が送れています。妻とはお互いに配偶者の闘病を経験し、その後の苦労も同じような体験をしています。それだけに考えることも似ていてビックリするようなことが多くあります。一番下の娘が成人式を迎えられることは、私たち夫婦にとって感無量のものがあります。これでやっと責任の半分くらいは果たせたかなと、小さな幸せを味わっています。私の身の上話を読んで頂き申し訳なく思います。これからは尚一層社会貢献を果たしたいと思っています。辛かった時期にも多くの人から暖かいご支援を賜り感謝するばかりです。
2007.01.08
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久しぶりの大雨があがってまぶしいほどの太陽が輝いています。一番下の娘が明日成人式を迎えるため京都から帰省していて、着物の着付けのために次女も孫を連れて泊まっていて賑やかな我が家です。次女は、趣味で着物の着付け教室に通っているうちに専門家となってしまい、成人式等には美容院から依頼されるようになりました。今日は着付け仲間の人が3人来て宿泊し、明日は未明から活躍するそうです。成人式が従来の15日から第二月曜日となって、今年は8日で早すぎる気がします。例年前日から大勢が宿泊し、てんやわんやの成人式イブを迎えています。昨日は、「日税連を考える」という文書の作成と「次期日税連会長にお願いしたい公約」をまとめました。今日も一日かけてこの修正をしたいと思っています。日税連の会報誌「税理士会」や日本税政連及び単位会発行の会報誌もよく読むようになりました。「税理士の社会的地位」について考えることがあります。全国で7万人が税理士登録をし、職員も約20万人が働き、税の専門家としての業務以外に地域の中小事業者の経営全般にわたる相談を受けています。地域ではそれなりの評価と地位を占めている業界であると感じます。一方、国全体から見た税理士業界の評価は「いまいち」の感が否めません。この原因と改善策を究明し、行動に移すことが日税連会務であると考えます。
2007.01.07
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仕事始めの日に4名の新人が入社しました。その内2名は正式入社が4月1日になる新卒者で確定申告時期はアルバイト的に業務見習いに来る予定です。念頭の挨拶で、今年の所得税確定申告は100%電子申告で行う宣言をしました。混雑した税務署への提出訪問の省略、完成次第の送信の実施などで省力化が図れそうです。電子申告の場合は、税務署の受領印がなく金融機関、学校等への確定申告書提出に際しては、課税庁による事前説明をお願いしたいところです。顧問先とのテレビ電話・テレビ会議の実施、データーの伝送も計画に入りました。毎月開催している研修会も動画配信を予定しています。私も頻繁に動画配信を通じて顧問先との接触を図りたいと考えています。出勤の途中で、瀬戸内寂聴さんの対談番組の音声を聴いていたら、小説の題材は、湧き水の泉のごとく、汲み出せば汲み出すほど湧いてくるもので、溜まったままにしていたら澱んでしまうものだ。題材が無いと言うのは「本気で取り組んでいない証拠」と話されていました。ブログの題材も出せば出すほど湧いてくるものだと感じています。もしかしたらお金も同じで、使えば使うほど入ってくるのかもしれません。早くそんな身分になりたいものです。
2007.01.06
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昨日の日経新聞一面トップ記事によると、2010年に「ドコモの次期高速携帯」がパソコン並み機能になり、第三世代の携帯電話と比較して速度260倍、投資は10分の1になるという。携帯電話の普及で随分便利になりました。でも、豊かになったかと言うと逆に貧しくなったような気がします。特に若者は携帯電話料支払いのためにアルバイトをする羽目になり、次々と発売される新型を求めて翻弄されているのが現実です。高齢者にとっては、パソコン並みになっても、そのパソコンが自由に使えないのだから携帯電話が複雑になるのは迷惑な話です。ほとんどの人が個人生活では高速通信を望んでいる訳ではないと思います。数年前ロンドンでは600キロビット以上の通信速度は、著作権を侵害する恐れがあるので認めていないと聞きました。一部の人を除いて国民の情報スキルはそんなに高いものではありません。ビジネスの世界は別にして個人生活はエモーショナル(感情的)な部分をもっと大切にしたいですね。ITを求めてやまない私が、こんなことを発言するのは似合わないことですが、普段の生活はいたって古典的で演歌の世界で人情重視な人生を送っています。
2007.01.05
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関東信越税理士会のホームページ(HP)及び代表社員を務める税理士法人SKJのHPに新年の挨拶を動画で配信しています。狭山ケーブルテレビの放送でも新年の挨拶を放映しています。動画(ストーリーミング)配信が手軽にできるようになりました。これもe―ラーニングの一環で、技術的にも完成の域に達してきました。昨日は、平成5年5月に日税連会務制度委員会で作成された「日本税理士会連合会会長選任制度について」を検討しました。税理士会員向けに「日税連を考える」という掲示板を設置しています。この中にも会長選任規則についての意見が書き込まれています。この掲示板についての問い合わせは、清水あて直接にご連絡ください。今日までお休みで、明日から平成19年の仕事が始まります。有意義な一年となることを期待しています。関東信越税理士会HP http://www.kzei.or.jp/税理士法人SKJ HP http://www.jnc.ne.jp/skj/
2007.01.04
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昨日は、子どもたちと孫12人が揃って改装なった家に集結しました。午後は実家で兄弟等の集まりがあり賑やかな一日でした。元旦から孫と一緒に風呂に入ったりしてのんびりとしたお正月を過ごしています。駅伝の好きな私は、元旦の実業団、2日、3日の箱根駅伝はテレビをつけっぱなしにしています。能力の限界に挑戦している姿は美しく崇高にさえ映ります。走る姿も、ランナーを送り出している監督や友人、家族の一喜一憂の連続が人生の写しのような気がします。昭和19年生まれの私は、平成19年に格別な思いをもって臨みたいと考えているところです。
2007.01.03
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1月2日は、その年の計画を策定する日と決めています。事前準備として改めて日本税理士会連合会について、日税連のホームページから「日税連とは」を抜粋してみました。 日本税理士会連合会は、税理士の使命及び職責にかんがみ、 税理士の義務の遵守及び税理士業務の改善進歩に資するため、 税理士会及びその会員に対する指導、連絡及び監督に関する事務を行い、 並びに税理士の登録に関する事務を行うことを目的として、 税理士法で設立が義務づけられている団体です。 全国15の税理士会で構成されています。 日本税理士会連合会は、このような目的を達成するため、次の事業を行っています。(1)税理士会及びその会員の指導、連絡及び監督に関し必要な事項について、税理士会及びその会員に対し勧告をし、又は指示を行うこと。(2)税務行政その他租税又は税理士に関する制度について調査研究を行うこと。(3)税理士会の会員の業務の改善進歩に関して調査研究を行うこと。(4)税理士に関する制度及び税理士の業務に関する広報活動を行うこと。(5)会報を発行すること。(6)税理士の登録に関する事務を行うこと。(7)税理士会の会員の研修に関し必要な施策を行うこと。(8)小規模納税者に対する税理士の業務に関し必要な施策を行うこと。(9)税理士会の会員の業務に対する報酬及び帳簿作成に関し必要な施策を行うこと。(10)税務行政その他租税又は税理士に関する制度について、権限のある官公署に建議し、又はその諮問に答申すること。一緒に読んで頂いてありがとうございます。これをベースにして具体的な計画にブレイクダウンして見ます。
2007.01.02
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新年明けましておめでとうございます。快晴で穏やかな元旦を迎えました。税理士法人SKJにとっても今年が飛躍の年になりそうです。電子申告100%達成を掲げて顧問先の電子申告開始届けも順調に増加しています。代表社員の私が税理士会の会務等で出張が多く社員税理士及び職員への負担が増加して迷惑をかけています。顧問先への訪問回数も極端に減少して申し訳なく思っています。公務を通じて社会全体について考える時間が増え、税理士制度の将来への展望も拓けてきました。その成果は事務所職員や顧問先にも確実にフィードバックできると確信しています。私には、もう一つ狭山ケーブルテレビ株式会社の代表取締役としての役割があります。こちらの方は技術的に詳しい訳ではなく、情報網の確立により地域貢献を果たしたいとの使命感から選任されているもとのと思っています。平成4年7月23日設立以来15年目の正月を迎え、3年後の株式上場を目指せる状況となりました。設備投資過剰と技術革新のスピードの速い中、問題を抱えたままではありますが、今年は大きな発展が約束されています。地上デジタル放送を全世帯に普及させることができそうです。さまざまな経験を活かして、今年は税理士会の改革に全力投球を試みたいと考えています。
2007.01.01
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