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春から初夏にかけてのこの時期は、毎年園芸作業で非常に忙しい。メインで育てているカトレアは、この時期は貸温室から自宅庭への移動、そして植え替え、株分けなどで大忙しである。が、本音を言えば、このところ余暇の時間の大半を園芸に費やすことに負担を感じつつある。で、今までも飽きたものは廃棄処分にしたり、大きくなった株は株分けしてバッサリ小さくしたりしていたのだが、それでも残った株がどんどん大きくなるため、場所に余裕がなくなるし、株の世話に時間を取られてしまう。というわけで、今年は思い切って大幅に廃棄処分にすることにした。 処分したものは、飽きてしまった品種(個体)で冬咲きのものが多い。以前も書いたことがあるが、冬は狭い貸温室に株を詰め込むため、冬咲きのカトレアは日照不足で上手く咲かないことが多い。そういうわけで、冬咲きであまり希少でない品種には、丸ごと処分したものがいくつかある。貴重な品種は、トップの2,3バルブのみを残してあとは処分した。処分した量は、この画像の5,6倍は優に超えるかもしれない。ともかく、今年はいつになく思い切って処分した。 こういう話を書くと、もったいないと思われるかもしれない。が、狭い場所に多くの株を詰め込み過ぎて中途半端な出来映えになるのも意味がないのだ。時には趣味家にはこういった思い切った決断が必要なのだ。と、正当化してみたり(笑)。今回の大量処分が功を奏して、自宅庭の洋ラン棚は例年よりも若干余裕ができた。が、残った株がどんどん大きくなるため、数年もしないうちに元に戻るだろう。 また、カトレアだけではなく観葉植物や草花類なども一部処分した。とにかく、園芸に熱中しすぎてあれこれと植物を集めたがために、世話に取られる時間が増えてしまい、趣味が負担になってきているのが実情だ(笑)。楽しいはずの趣味もほどほどにしないと、ストレスが溜まって本末転倒である(笑)。
2015.05.31
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4月30日に経過報告を紹介したスプリングほうれん草だが、どうも失敗らしい。石灰も撒かずにに適当に種子を蒔いたのが原因だと思う。日本ほうれん草は日本お土壌に合っているためか、石灰を撒かなくても上手くできることが多いが、西洋ほうれん草には通用しなかったようだ。 すぐそばに植わっているのは日本ほうれん草だが、本来秋蒔きであるところをあえて春に蒔いてみた。すると、やはりとうが立ってしまった。実は、とう立ちが遅い個体を選抜して、春蒔きができる日本ほうれん草が育種できないかと思っていたが、すべての個体がとう立ちしているので、これは無理っぽい。というわけで、来週末には潔く両方とも引っこ抜いて次の作物を植える準備をしようと思う。
2015.05.24
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往年のカトレア交配種、Lc. Lily Pons 'K-86'(Lc. リリー・ポンズ ’K-86’)が開花。ブログに登場するのは昨年11月5日に続いて5回目である。 原種のL. purpurataの影響が非常に強く、ペタルが細長くてあまり優良な個体ではない。が、香りがあり、なぜか愛おしい個体だ。
2015.05.24
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昨年の12月9日に紹介したメロンのサンライズ、大和プリンスSメロン、大和ルナメロン。自宅で苗を作り、本日、市民農園への定植を完了した。 上の画像左から、大和プリンスSメロン、大和ルナメロン、サンライズとなる。ツル割れ病防止のための下仁田ネギのコンパニオンプランツ付きである(笑)。できればそれぞれ2鉢ずつ苗を作りたかったところだが、場所の都合でそれぞれ1鉢ずつということに。ということは、失敗してしまうと後がないことになる。 そして市民農園に定植。保温とウリハムシ防止のために苗帽子をかぶせて定植完了。大和Sメロンと大和ルナメロンはマクワの血が入っているので、上手く行くのではないかと期待しているが、ネット系メロンのサンライズが少々心配。いちおう、露地栽培ができるネットメロンということになっているが、果たして上手く行くのか? しかし、このワラの敷き方、もうちょっときれいにできなかったのかと画像を見て後悔している(笑)。
2015.05.16
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長らくこのブログではご無沙汰しているスマトラオオコンニャク。前回登場したのは今から約4年半前の2011年1月9日のこと。当時は神奈川県秦野市在住で、2号、3号、4号と称する3株のスマトラオオコンニャクを育てていて、たまたま休眠期に入った2号の塊茎を、耐寒テストしてみたいという主旨のことを書いた。で、その結果なのだが、早くもその2か月後の3月11日に結果が判明してしまった。3月11日? そう、あの震災の日だ。 震災のわずか1か月半前に茨城県水戸市に転勤したのだが、スマトラオオコンニャク2号の塊茎は鉢に植えて本棚の中に置いておいた。ところが地震で本棚の中身が床に散乱し、もちろん鉢も落下してそこには腐った塊茎が転がっていたのだった。というわけで、スマトラオオコンニャクはある程度の温度がないと越冬できないことが分かった。 一方、3号と4号は洋蘭のために借りている貸温室に入れていたので無事に越冬したわけだが、震災直後の千葉県成田市への転勤、さらにその2年後には神奈川県の元の職場への転勤が続き、なにかと慌ただしい生活をしていた。そして、スマトラオオコンニャク3号と4号はますます大きく成長し、貸温室に収まりきらなくなったため、昨年の冬にそのどちらか一方を自宅室内で無加温で越冬させてみることにした。ちなみに、しばらく慌ただしい生活が続いたため、この頃にはどちらが3号なのか4号なのか分からなくなっていた(笑)。ところがこちらも越冬に失敗、残るはたった1株だけになってしまった。 1株になったとはいえ、かなり図体は大きくなっており、貸温室に入れると他のランが日陰になってしまうため、自宅室内にビニールハウスを置いてその中で越冬させることにした。上の画像が今年の2月11日の姿だが、最低温度設定を13度にして越冬に成功した。ということは、スマトラオオコンニャクは最低温度が少なくとも13度は必要だということになる。 その自宅での越冬に成功したスマトラオオコンニャクも5月には休眠期を迎え、5月10日には植え替えを行った。それにしても、スマトラオオコンニャクの生育サイクルは、いつが生育期でいつが休眠期なのか、未だに良く分からない(笑)。 これが現在の塊茎の様子。だいたい、食用に売られているコンニャク芋の3年子に近い大きさだ。ただ、ここ2,3年はまともに世話をしていなかったたのだが、本来ならもっと大きくなっているはずである。とは言っても、個人宅でどこまで大きくできるのか、また、果たして開花に成功するのか、本当に自宅で育てられなくなったらどうするべきかなど、いろいろと心配事はあるが(笑)、スマトラオオコンニャクの栽培はこれからも続く。
2015.05.11
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今日は関東某所にあるジエビネの自生地を見に行ってきた。今から7年前の2008年5月6日に行ってきたのと同じ場所だ。もともとこの自生地を見つけたのは1992年12月のことで、これまでに何度も訪れている。ただ、前回ブログで紹介したころからちょっと気になっていたのだが、個体数が減少しつつあるようだ。 画像では分かりにくいのだが、この場所は年々タケが生い茂るようになって、昼間でもかなり薄暗くなっている。そのため、もともと生えていたエビネは日照不足のためか、やや個体数が減っている様子。そして、タケが生い茂るようになったために、この場所にたどり着くのが困難になっている。 こちらは前回も紹介した色の薄い個体。今も健在なのでホッとした。しかし、タケが生い茂っているために、今後はこの自生地が消えてしまうのではないかと心配でもある。まあ、これも自然の生存競争だから致し方ないのだろうが、ここから飛んで行った種子がどこかで発芽して新たな自生地を形成してくれればと思っている。
2015.05.10
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1月6日の日記で紹介したツタンカーメンのエンドウ。ヒヨドリの食害を乗り越え、さらに追加で播種した種子が真冬にもかかわらず無事に発芽し、現在、旺盛にツルを伸ばして開花、結実している。 あんまり広範囲に撮影するとご近所さんが写ってしまうので(笑)、自主規制して一部の花と実を撮影したが、実際にはもっとツルが生い茂ってたくさんの実を付けている。で、このエンドウ、かのツタンカーメンの埋葬品の中から発見された豆から繁殖されたものとされているが、まあ、はっきり言ってまゆつば物だ(笑)。もともと欧米にはサヤが紫色のエンドウの品種があったようで、どうもこれと関係がありそうな気がする。とりあえず、豆ごはんにして食べてみたいと思う。
2015.05.08
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昨年10月28日に紹介した、アイリスのレゲリオキクルス・ダーダナスの球根。寒さが深まる中、着実に葉を伸ばし、春の気温の上昇と共に生育も活発になり、つぼみが上がってきていよいよ開花かと思いきや、残念ながら開花に失敗してしまった。。。 植えた球根(正確には根茎)は2個。その双方につぼみが上がったのだが、うち一つは巨大なアオムシのようなもの(おそらく蛾の幼虫)につぼみを食われ、もう一つはこの画像のように花が開くことなくしぼんでしまった。。。植えた場所がまずかったのか、あるいは球根の体力不足だったのか。。。 ちなみにこの品種は、中東原産のオンコキクルスの血を引くため、高温多湿の日本の夏は苦手のようで、花が終わったら掘り上げて乾燥させるように書いているサイトもある。とりあえず、梅雨に入るギリギリまでは肥培させて、来年に備えて体力を蓄えさせたい。
2015.05.06
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往年のパフィオの赤花品種のPaph. Lanryoo 'Tennoji'(Paph. ランリョー ’テンノウジ’)が開花した。ブログに登場するのは昨年の12月17日に続いて2回目なのだが、前回から半年も経っていないのに2回目の開花を迎えたことになる。 前回も今回も、自宅室内のビニール温室の中での開花となったが、前回の方が形は良く咲いてくれたが、大きさは今回の方が良大きい。で、前回も書いたが、この品種はどうもサンダースリストには登録されていないらしい。したがって、交配親は不明。この品種(個体)の由来について、入手した業者に問い合わせようと思いながら、未だに問い合わせていない。近日中に聞きに行かねば・・・。
2015.05.05
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