PR
購入履歴
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
フリーページ
今日は、おやこ劇場の表現ワークショップに参加しました。
体を使っていろいろ表現したり、ゲームしながら、楽しんできました。
二人組で芸術家と粘土になり、「絶望」という題の像を作る時、
殆んどの組が頭を抱え、うずくまったり、倒れ込んでいた像を作っていたのに、
ある組だけは、片膝だけ下についていました。
もう片膝は絶望から立ち上がるために、ついてなかったのです。
私は感動してしまいました。
絶望の淵から這上がることもあり得るのですよね。
私は「失望しても絶望しない」と自分に言い聞かせてきたけど、
たとえ絶望しても救いはあるのですよね。
当然なのだけど・・・忘れていました。
絶望したら立ち直れないなんてことないのにね。
「人間」
の詩、書き直したほうがいいかしら(笑)
次の「希望」の像では私が芸術家だったので、
片膝ついて腕と顔を天に仰ぐ様にしました。
絶望から希望を取り戻し立ち上がる姿として。
私自身がそうありたいです。
また、最後にやった大縄跳びでは、
10人が一斉に合図もアイコンタクトもなしに
架空の大縄を一緒にくぐるのです。
回している人の手を見ていると、本当に縄が見えてくるようです。
他の人の呼吸、気配を感じながら、一つになるのは難しい。
誰かが出たとき、とっさに着いていかないといけない。
戸惑うとフェィントになってしまう。
みんなで一つになれた時は感激しました。
絶望の闇にかすかな光射す立ち上がるため片膝残さば
ひとひらの小雪天から舞い降りて手伸ばし掴む消えゆくものを
哀しみのほのかに漂ふ秋灯かな
遠き地にいる人恋し小夜時雨