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別離
クリックして聴いてみてください。
キーを下げて、低音を地声で歌ったり、
早口になってしまう言葉をメロディに振り直したりして
詩を聞き取りやすくしました。
美憂ひかりさんと、ラギュペさんにアドバイスをいただきました。
詩と音楽のフレーズの切目が違うとのご指摘もいただいたのですが、
そこまで直せませんでした。
申し訳ありません。
散文詩に曲を付けるのは難しい・・・
でも、良い詩にはつけたくなってしまうのですよね(笑)
伴奏のアレンジパターンのリズムも変えました。
rosekeyさんに直して頂き、少し手を加えさせて頂きました。
助言や助けを下さった方々、本当にありがとうございます。
良かったら、前に録音した別離の歌も聴いてみてください。
音楽掲載サイトのやまともや、MUSIEにもアップしてるので、
トップからリンクで飛んでみて下さい。
他の歌も聴けます。
ご感想、ご批評いただけたら、嬉しいです。
「別離」作詩 回覧板さん
最後の頃は
ずっと黙って耐えていたんだよね。
そんな
思い出しかなくても
あとになれば
美しいよね。
あなたを泣かせてばかりいたから
あとになれば
思い出は
哀しいよね
今、ここにいてくれれば
こんなにも、むせび泣くことも
なかったのにさ
十三夜の道で
別れた人は
黒い子猫を抱いていた
どこからか見つけてきて
「不吉だよ」って言ったら
「みんなが、そういうから
私が飼ってあげるの」
「わたししかいないんだよ」って
月明かりの下で
優しく振り向いた。
「これからは、あなたの代わりなの」って
瞳を伏せたよね
その面影が
浮かんでしかたがない
なんであんな優しい人と
別れたんだろうって
今になって、思うのさ
十三夜の道で別れた人は
黒い子猫を抱いたまま
泣いていた。
いまでもその場所に
立っている気がするよ
「ねぇ、いつか一緒に
蛍を
見に連れて行ってね」
とうとう、
ほかには、何もねだらなかったよね
もう、蛍を見ることも出来なくなった
十三夜の道で別れた人は
黒い子猫を抱いて
泣いていた