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新宿の紀伊国屋サザンシアターでやってました。
別のおやこ劇場から移ってきた人と
一緒に見に行ったのです。
「地球の上に朝が来る」
は、いまいちでしたね。
28日に 2+1シアターの「紙ヒコーキ」
を見たのですが、
そっちの方が私は好きです。
草野心平のかえるの詩「秋の夜の会話」に
反戦思想が織り込まれてるとは知りませんでした。
これを知り得ただけでも
観に行った甲斐はあったかなと思いましたが。
土の中は戦争だとか。
『秋の夜の会話』草野心平
さむいね
ああさむいね
虫がないてるね
ああ虫がないてるね
もうすぐ土の中だね
土の中はいやだね
痩せたね
君もずゐぶん痩せたね
どこがこんなに切ないんだらうね
腹だらうかね
腹をとつたら死ぬだらうね
死にたくはないね
さむいね
ああ虫がないてるね 」
(詩集「第百階級」より)
テーマが「反戦」で興味あるだけに、
いろいろ惜しいところがあって、悔しかった。
かえるの詩を持っていただけで
思想偏向だと問い詰められてるのを救うために
「げろげろ」と鳴きながら合唱するところなど、
重要な場面なだけに、ハーモニーが合わないのが耳障りだった。
まあ、即興で合唱という設定なのだから
合わなくて当然かもしれないが、
それならせめて斉唱にして欲しかった。
2+1シアターの「紙ヒコーキ」でも「高校三年生」の楽譜を
書き間違えるのが許せなかったけど。
やはり音楽は気になってしまう。
また、劇中のステージの場面で、
歓声や拍手をテープ?で流すのは止めて欲しい。
コントが受けてることを演出したいのだろうけど、
かえってひいてしまうのですよね。
演技はそれほど悪くなかっただけにもったいないです。
特高や内務省など、役人に逆らってまでも、
芸人根性で反戦意識を持ってるところは
すごいと思いました。
今、また同じようなご時世になってきて、
それに逆らえる芸人、芸能人、芸術家が
はたしてどれくらい居るのだろうか。
山田耕作が軍歌の神様だったなんて
知りたくなかったです。
逆らったら捕らえられてしまうのだろうけど。
北原白秋も作詩していてるんですね。
哀しいです。
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