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参政党 新日本憲法構想案参政党の改憲案が凄まじい、という話を聞いて、読んでみたら、あまりにぶっ飛んでいてめまいがしました。自民党の改憲案も酷いですが、参政党の改憲案は、もはや「酷い」を超越して、「憲法」の態を成していません。例えば、現在の日本国憲法には、「国会」「内閣」「司法」「財政」「地方自治」の章があり、そこにかなり細かい「国家機関の定義」がぴっちりと規定されています。それに対して、参政党の憲法案の「統治原理」「政党」「国会」「裁判所」の各項目はスカスカでロクな規定かありません。例えば、現在の憲法は第73条に内閣の職務権限が記載されていますが、参政党の改憲案には、「内閣とは何をするものか」を定めた規定はありません。第71条の総辞職後の職務続行の規定もありません。これでは、解散、総辞職後誰が総理大臣として国のかじ取りを行うか分からないのです。裁判官の独立も規定されていないし、裁判所の法令審査権の規定もない。更に驚くべきことは、中央銀行の独立を否定していることです。通貨発行権は国にあり、「国が監督する中央銀行」に委託することができる、となっています。それでいて、天皇は男系男性とか、夫婦は同じ姓を名乗れとか、通貨の名称を「円」にするとか、元号の使用強制とか、国旗国歌、国語までもが憲法に書き込まれています。要するに、極右が関心を持っていることだけ憲法に書き込んで全国民に強制しようとして、それ以外は無関心だからどーでもいい、という姿勢が露骨に見えるわけです。こんなものは、とうてい憲法の名には値しません。幸い、参政党が国会で過半数を取るような事態は当面考えられませんが、それでも議席自体は既に持っているし、今後さらに議席数が増えることもおそらく確実です。そんな国政政党の出す憲法案がこれ、という事実にめまいがします。ちの超トンデモな自民党の改憲草案が思わずマシなものと錯覚してしまいそうなくらいひどい内容です。それでも、こんなトンデモ改憲案を作るような人たちでも支持して投票する人がいて、参院選でも何議席か取ろうとしているのだから、寒い時代と思わざるを得ません。
2025.06.28
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生活保護支給額引き下げ裁判 6月27日 最高裁判決へ生活保護の支給額が2013年から段階的に引き下げられたのは違法だと受給者が訴えた裁判が最高裁判所で開かれ、受給者は、「私たちの苦しい生活を考えてほしい」と、引き下げの取り消しを求めました。判決は6月27日に言い渡されることになり、引き下げが違法かどうか統一的な判断が示される見通しです。厚生労働省が2013年から3年にわたり、物価の下落を反映するなどとして生活保護の支給額を最大で10%引き下げたことについて、受給者から取り消しを求める訴えが全国で30件余り起こされました。訴えを認めるかどうか、2審の判断は分かれていて、このうち大阪と名古屋で起こされた裁判の弁論が27日、最高裁判所で開かれました。~国は「健康で文化的な生活水準を維持できるかどうかの判断について、厚生労働大臣には極めて広範な裁量権がある。著しく低い基準に設定したものではない」と反論しました。判決は6月27日に言い渡されることになり、引き下げが違法かどうか、統一的な判断が示される見通しです。---引用記事にあるとおり、高裁レベルでも判断が真っ二つに割れているこの裁判ですが、某所において聞いた話(差し障りがあるので詳細は言えませんが)では、国側敗訴の可能性が極めて濃厚だそうです。主義主張の範囲では、私は原告側に少なからず賛同するのですが、仕事に関連しては、色々影響が大きいので、それを「良かった」とは言えなかったりします。ただ、この時の生活保護基準の引き下げは、物価の下落を反映というのたただのタテマエで、実際には自民党内の生活保護バッシングの空気によって、保護基準引き下げという結論ありきで、それに合致するような物価の計算方法を取った、というのが現実であり(常識的に言って、いくらデフレ下といっても、2013年当時物価が1割も下がったかどうかはちょっと考えれば分かることです)、そこに合理的な根拠がないことは明白です。ただ、どうするのかな、2013年からの保護基準引き下げが違法だとすると、時効分は免責するとしても、過去5年分の差額分を支払え、ということになるのでしょうか。それはそれで すさまじいことになるので、どういう判決になるのか、非常に注目しています。
2025.06.25
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イラン核施設「完全破壊」ならず? 米バンカーバスターの効果に疑問米国がイランの核開発計画を阻止するためとしてイランの核施設3カ所に対して行った空爆をめぐり、トランプ大統領は「主要な核施設は完全に破壊された」と強調した。だが、トランプ氏が主張するほどの効果があったのかを疑問視する指摘が米メディアで相次いでいる。作戦の焦点となってきたイラン中部フォルドゥの核施設について、米紙ニューヨーク・タイムズは米軍の空爆により深刻な被害を受けたものの、完全には破壊されていない、とイスラエル軍が初期評価をしていると伝えた。イスラエル当局者は、イランが事前にウランなどを別の場所に移動させたとみているという。核兵器級のウラン濃縮は90%といわれるが、フォルドゥには60%まで濃縮を行う施設が地下約80mに造られているとされる。今回米軍は、地下深くへの攻撃が可能な重量3万ポンド(約13.6t)の新型地中貫通弾「バンカーバスター」GBU57をB2ステルス爆撃機から投下した。米当局者は、フォルドゥの核施設は「使用不能になった」としつつ、「12発のバンカーバスターでも破壊できなかった」とNYTに認めたという。---イラン・イスラエル戦争について、米国がイスラエル側に立って参戦し、核開発施設を爆撃したと報じられています。イスラエルのイラン爆撃もとんでもありませんが、それに加担する米国の行為も、どう見ても国際法違反であり、とうてい弁護の余地があるようには思えません。ただし、その爆撃で核施設を破壊できたかというと、引用記事にあるように、被害は与えた可能性が高いものの、完全には破壊できていない公算が高いようです。そして、これに対してイラン側は報復として、弾道ミサイルによるイスラエルへの攻撃を強めています。先の記事で書いたように、イランはあっという間に航空優勢を失い、イスラエル空軍機(米軍機も)の攻撃に対してほとんど反撃する術もないサンドバック状態となっています。その意味では、戦争は一方的展開です。が、それがこの戦争の局面のすべてではないようです。開戦当初は、イランは100発以上のミサイルを発射したものの、ほとんどがイスラエルの対空ミサイルに阻止され、数発しか着弾しなかったとイスラエルは発表していました。その後、イランは同規模の攻撃を継続することはできず、発射するミサイルの数は翌日からは大幅に減ったと報じられています。ならばイスラエルへの着弾数が減ったかというと、全然そうではないようです。落ちてくる弾道弾に対して対空ミサイルが発射されているものの、どうもあまり命中しているようには見えません。超高速で放物線を描いて落下してくる弾道弾に対しては、近接信管(VT信管)による至近距離での炸裂では、相手ミサイルを撃ち落とすことができません。(飛翔している飛行機や巡航ミサイルを「撃ち落とす」のと違い、弾道弾は元々落下してきているものだから、木っ端みじんに粉砕しないと無力化できません。しかし、直撃でなければそれができないからです)上記の動画によれば、そしてイラン自身も公言しているように、弾道ミサイルを多弾頭化したミサイルも打ち込んでいるようです。そうすると、一発のミサイルから複数の弾頭が分かれるので、そのすべてを迎撃するというのは現実的には不可能です。というわけで、イスラエル空軍はイラン上空をほとんど犠牲もなく自在に飛び回っている一方、イランもまた、イスラエル上空にミサイルの雨を降らせて、それを阻止することはあまりできていないようです。動画で見る都市の被害状況を見ると、かなり広範囲の高層ビルや住宅、病院などが破壊されています。イスラエル側の被害は、死者24人と発表しているようですが、明らかに多くの死者が出ているのに、イスラエル政府は犠牲者なしと発表している例もあり、実際の犠牲者が24人では収まっていないことは容易に推察できます。しかも、イスラエルの迎撃ミサイルの在庫とイランの弾道ミサイルの在庫と、どっちが多いのか、という話は元々ありましたが、飛来する弾道ミサイルか多弾頭タイプだとすると、これはどう考えても迎撃ミサイルの数が足りるはずがありません。イランに空爆を仕掛けることで、自ら招いた被害ではありますが、イスラエルの受けている被害もまた相当大きく、住民もかなり疲弊していることは明らかです。というわけで、トータルで見ると、必ずしもイランがただただ一方的に叩かれている、とは言えない状況のようです。
2025.06.23
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弦楽器奏者の寺澤睦さんが亡くなった、という連絡がありました。寺澤さんは、日本のフォルクローレ界で草創期から活躍されてきた方です。個人的には、フォルクローレという音楽を知って、初めて生演奏を見た日本のグループが、「ラ・パルティーダ」というグループだったのですが、そこでギターとチャランゴを弾いていたのが寺澤さんでした。それが、確か1991年だったと思います。それから34年、ずいぶんあちこちで演奏を聴かせていただきました。MAYAというグループでギターを担当していたのがもっとも印象に残っています。今年4月に山手線の日暮里駅近くでMAYAのコンサートを聞いたのが、お会いした最後の機会になってしまいました。その時も、演奏する姿を見て、あまり体調がよくないのではないかという漠然とした印象はあましたが、相変わらず演奏は素晴らしいものでした。後で聞いたところでは、昨年中はずっと入退院を繰り返していたということです。その時のコンサートは、平日夜だったのですが、仕事が忙しくて帰れず、行くのをあきらめようかと思ったのですが、頑張って駆け付けて、途中から(多分3曲目か4曲目から)聞いたのですが、今になってみれば、あのとき、仕事を途中で投げ出してでも1曲目から聞ける時間に職場を出ればよかったという思いと、それでも、とにかく見に行っておいてよかったという思いが交錯します。最近、日本のフォルクローレ界では、新しく出会う人より亡くなった知らせを聞く人の方が多い状態になってしまっています。悲しいことです。MAYAでの演奏より(正直言って、近年は療養のため代役を立てることが多かったようで、MAYAの動画でも寺澤さんが参加していない演奏が多いです)Llaqui Runa リャキ・ルナ(悲しい人)右端のギターが寺澤さんです。そして、MAYAの演奏ではありませんが、こんな動画も発見してしまいました。山頂の瞑想ケーナは大木岩夫さん、チャランゴが寺澤さん。大木さんは昨年亡くなり、寺澤さんも・・・・・。ご冥福をお祈りします。
2025.06.21
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イスラエルとイラン 軍事衝突から1週間 鎮静化の見通し立たずイスラエルがイランに対する先制攻撃を行い、双方の軍事衝突となってから20日で1週間となります。イスラエルはイラン国内の稼働していない原子炉を空爆するなど攻勢を強める一方、イラン側も断続的に報復攻撃を続けていて、事態が鎮静化する見通しは立っていません。イスラエル軍は19日、イランが核兵器を手に入れることを防ぐためだとしてイラン西部のホンダブにある稼働していない原子炉を含む、数十の軍事目標やイラン中部のナタンズにある核施設を攻撃したと発表しました。イラン側も断続的に報復攻撃を繰り返していて、イスラエルメディアは南部の病院などが被害を受け19日だけで140人以上がけがをしたなどと伝えています。被害を受けた病院を訪れたイスラエルのネタニヤフ首相は「われわれは核施設やミサイルを正確に攻撃しているのに、イランは病院を攻撃している」などと主張し、イランに対する攻勢を強める姿勢を鮮明にしました。これに対し、イランの国連代表部はSNSで病院を標的にしていないと反論しています。双方は攻撃を続ける姿勢を鮮明にしていて、事態が鎮静化する見通しは立っていません。イスラエルとイランによる攻撃の応酬が続く中、アメリカのトランプ大統領はこれまでイランへの対応について聞かれ「やるかもしれないし、やらないかもしれない」と述べるなど、軍事介入の選択肢を排除しない姿勢を示しています。イランの首都テヘランでは16日夜、生放送中に国営放送局がイスラエル軍の攻撃を受け、職員1人が死亡しました。被害を受けた国営放送局の建物の内部が19日、メディアに公開され、このうちAFP通信が撮影した映像からは、焼け焦げたテレビや撮影機材とみられるものが散乱している様子が確認できます。双方の攻撃の応酬が続く中、イスラエルでは全土に非常事態宣言が出されたままとなっています。ふだんは多くの観光客などでにぎわうエルサレム市内の繁華街に観光客の姿はほとんど見られません。---イランに様々な問題はあるにしても、一連の経緯を見れば、イスラエルが一方的にイランを空爆したことでこの戦争が始まっています。更にさかのぼれば昨年2024年にもイスラエルとイランの空爆の応酬がありましたが、これもイスラエルがシリアのイラン大使館を空爆し、在館していたイスラム革命防衛隊の将官らを殺害したことが契機となっています。この時は、イラン側の報復、イスラエルの報復に対する報復はあったものの、お互いに衝突を拡大させないという自制がある程度働き、それ以上の拡大には至らずに終息ましたが、ともかく先に手を出したのがイスラエルであったことは明白です。そして、今回も同様です。もちろん、イスラエル側の認識では、ガザ地区のハマスやレバノンのヒズボラなど親イラン派の武装組織はイランの意を受けてイスラエルを攻撃しており、だからイスラエルは常時イランの先制攻撃を受けているのだ、ということになるのでしょう。しかし、これまで散々明らかになった来たように、ガザ地区でのイスラエルの振る舞い、レバノンやシリアに散々侵攻を繰り返してきたイスラエルの振る舞いを見れば、ハマスやヒズボラの対イスラエル憎悪を「養ってきた」のは、間違いなくイスラエルの暴虐な振る舞いと言わざるを得ません。そして、ハマスやヒズボラがイランの別動隊であったとしても、だから「親元」を攻撃してよい、などという理屈は、少なくとも国際法上は存在しません。もちろん、イスラエルにとっては国際法などどーでもいい、のでしょう。しかし、それなら「われわれは核施設やミサイルを正確に攻撃しているのに、イランは病院を攻撃している」などと泣き言を言うな、と言うしかありません。病院を攻撃することは国際法違反ですが、攻撃対象が核施設だろうがミサイルだろうが、先制攻撃もまた国際法違反だからです。「俺たちの国際法違反はよい違反、敵の国際法違反は悪い違反」なんて言い分は、なんら説得力を感じません。だいたい、核兵器保有にしても、当のイスラエル自身は核兵器を保有しているのに、イランに保有するなと言える道理はありません。さて、ともかくも現時点では戦争はイスラエル側が一方的に優位に立っています。イランも中東地域では随一の大国であり軍事力も強大ですが、イラン革命以来米国との関係が悪いことから、欧米製の兵器の維持管理には相当の難があります。近年は整備部品を国産化しそれら欧米製兵器もかなりの程度稼働率を回復しており、またロシア製兵器の導入や国産兵器も開発しています(戦闘機については米国製F-5戦闘機をベースにした改造)。もちろん大量に保有する弾道ミサイルも自国開発のものです。とはいえ、ロシア製兵器については、ロシア自身がウクライナへの侵略でとうてい大量に供給できる状態ではないし、国産兵器についても、おそらく性能的には欧米製の兵国は及ばないものが多いと思われます。一方のイスラエルは、いうまでもなく世界トップクラスの軍事強国です。両者は国境を接しておらず、距離も離れているので、お互いの陸軍力は蚊帳の外ですが、現状はイスラエル側の圧倒的優勢です。先制攻撃を行ったイスラエルは、スパイ組織モサドによる諜報もあって、あっという間にイランの防空能力を破壊し、首都テヘラン上空も含めて空軍機が自由自在に飛び回って、ほとんど迎撃らしい迎撃を受けずに、目標とする核施設などを次々と攻撃しています。それに対してイランの唯一の反撃手段は弾道ミサイルですが、その多くは迎撃ミサイルに撃墜されています。ただし、それでも全弾を防ぐことはできないので、少なからずイスラエルの市街地等に着弾していますし、おそらくですが、迎撃に失敗した対空ミサイルや、時には迎撃に成功したミサイルの破片の落下等によっても、少なからず被害が出ているのではないかと予想されます。いずれにしても、純軍事的には現在のところイスラエルがイランを圧倒しており、ワンサイドゲームの様相を呈しています。しかし、この一方的展開が今後も続くのかというと、疑問を禁じえません。兵力や兵器の性能差による戦術的勝利が、戦争全体の戦略的勝利を保障するとは限らないからです。イランの弾道ミサイルももちろん無限に数があるわけではありませんが、イスラエルの対空ミサイルだって有限です。いつまでも迎撃し続けることかできるわけではありません。そして、イスラエルが掲げた攻撃理由は、イランの核兵器保有を阻止することですが、主要なウラン濃縮施設は地下深くに建設されており、空爆でも容易には破壊されないようになっているようです。また、前述のとおり、両国は国境を接しておらず、人口、兵員数にも大差があることから、イスラエルが陸路でイランに侵攻することは考えられません。これらを総合して考えると、イスラエルが目標として掲げたイランの核開発阻止を、この攻撃で実現できるかどうかは極めて怪しいと考えざるを得ません。もちろん大きな打撃を受けたことは確かですが、核開発能力を完全に喪失したわけではなく、多少時価を稼いだだけ、と考えざるを得ません。そして、重要なことは、イランが本気で核兵器を実用化しようと思えば、とっくに完成させる能力はあった、ということです。この攻撃の前、イランは濃縮ウランをどんどん製造していました。しかし、その濃縮率は60%であり、核兵器として使用する濃縮率90%以上には達していません。つまり、現段階では「いつでも核兵器は実用化できるんだぞ」とアピールすることが目的で、本当に核兵器をすぐに作る意図があったとは考え難いわけです。しかし、今回の攻撃で一方的に敗北することは、むしろイランを今後は本気で核兵器を完成させることに駆り立てる可能性が高いのではないかと思います。イスラエルが簡単にイラン本土を攻撃したのは、イランが核抑止力を持っていないからだ、ならば核兵器を持ってしまえばもう攻撃されないだろうーそのようにイランが考えてしまう可能性は高いからです。実際には、核兵器には核兵器に対する抑止力はあっても、通常兵器に対する抑止力は、まったく期待できません。そのことは、今回や2024年にイラン自身が証明しています。核兵器保有国であるイスラエルに対してためらうことなく弾道ミサイルを撃ち込む続けているのですから(第四次中東戦争、マルビナス戦争など、核非保有国が核保有国を攻撃した事例は他にもあります)。しかし、政策とはえてして理論ではなく感情で動かされることがあります。今回の敗戦を受けて、冷静な判断より過激な強硬論が幅を利かせることは、充分にあり得ます。そして、以下に圧倒的な航空優勢を確保して好き放題に空爆を行っても、それだけでイランを全面降伏に追い込むことは困難だろうと考えられます。米トランプ政権はイラン攻撃への参加を示唆しているものの、判断を迷っているようです。トランプのコアな支持層でも、イラン攻撃には賛否が分裂している(キリスト教右翼の福音派は賛成、草の根トランプ信者であるMAGA派は反対)と報じられています。イランは人口9千万人、国土面積160万平方キロという大国であり、もちろん産油国で、食料自給率も7割以上という農業国でもあり、かつ、工業技術力もかなり優れたものを持っています。この国を軍事力で全面屈服させるというのは、まずもって不可能というしかありません。核開発能力に限っても、それを完全に破壊することはイスラエル単独では明らかに不可能だし、米国が参加しても極めて困難でしょう。そしてもう一つ、米国がイラン攻撃に参加するということは、まわりまわって二つの影響が考えられます。第一に、それはウクライナにとっての死刑判決になる可能性があります。ウクライナのロシアに対する脅威的な抵抗は驚嘆に値しますが、それは欧米の支援がなければ不可能でもあります。元々トランプとゼレンスキーは関係最悪ですが、ここで米国がイランに攻め込めば、ウクライナを支援する余力は完全になくなります。そのことは、ロシアとウクライナの戦争には、決定的な影響を及ぼすでしょう。第二に、そのような全面戦争に至った場合、イランはあらゆる反撃を行う可能性があります。イランがもしペルシャ湾の封鎖を行ったり、イラン・イラク戦争当時のようなタンカー攻撃を行った場合、世界の石油供給は恐ろしいことになる可能性があります。日本とイランの関係は悪くありませんが、そのような事態に至った場合、イランは日本にも踏み絵を迫るかもしれません。とりあえず、イスラエルのイラン空爆に対しては、日本政府はイスラエル非難の声明を発しており、最低限の理性は保たれていると考えます。しかし、もし米国がイランに侵攻となった場合はどうでしょうか。1970年代末当時、自民党政権であっても、「反米」を旗印にするイラン新政権に対して「それはそれ、これはこれ」で、米国とは一線を画した友好関係を維持しました。しかし、現在の自民党政権だったら、そのような事態に至った時、果たしてどう対応するでしょうか。そして、その時、日本の生命線たる石油の供給は果たしてどういうことになるでしょうか。どうにも恐ろしい未来図しか描けません。
2025.06.19
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三宅島間の写真は先にアップしましたが、鳥(その他の飛ぶ動物も)の写真はまだアップしていませんでした。イイジマムシクイ。早朝に大路池にて。イイジマムシクイはあちこちで飛び回っていたのですが、暗くてブレない写真が撮れませんでした。アカコッコ。やはり暗くてピントが甘いですが、成鳥のちゃんとした写真は初めて撮れました。アカコッコアカコッコ、ここまでが大路池での撮影です。ウチヤマセンニュウ、サタドー岬に向かう途中、三池とサタドー岬の中間あたりです。ウチヤマセンニュウ。なぜこれがウチヤマセンニュウと識別できたかというと、さえずっていたからです。イソヒヨドリ、サタドー岬にて。見たことのない小鳥です。と、言いたいところですが、「ケキョケキョケキョ」と鳴いていました。つまりウグイスです。光の具合で茶色味が強く見えるだけのようです。ホオジロ、珍しくはありません。アマツバメ。盛んに飛んでいますが、速いので撮影は困難でした。ここからは帰りの橘丸からの撮影てす。トビウオ。鳥じゃないですが、盛んに飛んでいたので。トビウオ。主翼(胸鰭)、水平尾翼(腹びれ)、垂直尾翼(尾びれ)と揃っており、鳥よりも飛行機に近いかもしれません。オオミズナギドリ。橘丸からはオオミズナギドリしか見えず、数もそれほど多くはなかったのですが、比較的近距離で撮影することができました。オオミズナギドリ、全国の離島で繁殖し、近海では非常に数の多いのですが、陸には滅多に近づきません。東京湾内に入ってくることも稀です。オオミズナギドリ、飛び方は華麗です。オオミズナギドリ、腹は白いですが、背中は灰色から茶褐色です。オオミズナギドリオオミズナギドリ。ミズナギドリの仲間は、海面すれすれの非常に低い高度を飛びます。翼の先端を海面にかすりそう、というかたまに引っ掛けて飛んでいることもあります。13時半過ぎに乗船して、16時半まで甲板で粘りましたが、ついにオオミズナギドリ以外は出てきませんでした。海鳥観察にはよろしくないシーズンだったかもしれません。
2025.06.14
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林原めぐみがトレンド入り 「日本ザリガニが外来種に喰われちゃったみたいになってしまう」ブログに賛否両論声優の林原めぐみがトレンド入りした。ブログ記事「興味がない、わからない、知らない」が、賛否両論を呼んでいる。一部の内容は「以下変更」として、9日までに修正されたが、SNSでは「政治的な発言をして叩かれるのはおかしい」「排外主義」「まともなことを言っているだけ」などと、様々な声が上がった。「一部の海外留学生に無償で補助 日本の学生には奨学金(返さないといけないから平たく言うと借金ね)に繋がる曲がった真実 人任せじゃなく ちゃんと選挙に行かなくちゃいけない」などと指摘。~「そんな中 一部のマナーの無い民泊の人や 『譲る』を知らない海外観光客や 京都の竹削ってしまったりする 規制を持たないと、そこはしっかり取り締まらないと やばい」と主張した。続いて「日本ザリガニが あっという間に外来種に喰われちゃったみたいになってしまう。 ~「どこか特定の国を否定している訳じゃない」と断った林原は「日本の税金は『まずは』税金を納めた人達へ(納めた在日外国人は勿論含む)日本の[被災地]に 今日本を支えている学生に使って欲しいと思うのは排外主義と言われるのかしら 日本の中が疲弊したら[おもてなし]もできなくなる」と強く主張した。~---嫌いではない声優さん、と思っていたので、残念な発言と言わざるを得ません。人間をザリガニに例えるのはどうかと思いますし、そもそもそれを言えば、われわれ日本人の7割方は「縄文人を駆逐した弥生人」の血を引いているわけです。「一部の海外留学生に無償で補助 日本の学生には奨学金(~借金)に繋がる」とありますが、ものすごく優秀な海外からの留学生に給付型の奨学金を出す制度はどこの国にもあります。米国のフルブライト奨学金とか、ドイツのDAADなど。そして、あくまでも、その給付を受けられるのは留学生のごく一部です。この資料によると、日本にいる外国人留学生約27.9万人のうち、国費外国人留学生制度で奨学金を受けるのは約1.1万人なので、割合は3%余です。一方、日本での給付型奨学金の利用人数は、AIによる要約では、2025年度のデータによると、高等教育機関の学生363万人のうち、約117万人が利用というので、人数は外国人留学生の100倍です。利用率も、3人に1人というので、3%の10倍です。かつ、現在では住民税非課税かそれに準ずる世帯は、全員が受給できる仕組みになっています。「日本の税金は『まずは』税金を納めた人達へ(納めた在日外国人は勿論含む)」という発言にも疑問を抱かざるを得ません。そもそも、日本で何かを購入する人は、短期滞在者でもみんな消費税を(間接的に)払っていますが、とりあえずそれは度外視して考えると、税金の本質とは、払っている人から払っていない人への所得移転です。端的に言って、中学生までの子どもはほとんど税金を払っていませんが、学校教育で莫大な税金が投入されています。高校生大学生でも、アルバイトからの納税額より、投入されている公費の方が多分多いでしょう。あるいは生活保護、年金、健康保険、介護保険(これは40歳以上のみ負担ですが)、あらゆる税金や社会保険料は、すべて同じです。もちろん、社会全体で見れば、それは「これから税金を払う人、これまで税金を払ってきた人」に対する所得移転ですが※、それは外国人、外国に対する支援も同じです。それが回り回って日本の利益に繋がるから行われていることです。最近やり玉に挙げられている外国人絡みの問題、例えば「外免切替」(それ自体はやはり問題があろう、国際運転免許証でよいではないかと私も思いますが)なども、そのような利便性提供によって、多くの外国人が日本でお金を落とことを期待する側面はあります。※それに、社会全体で見ればともかく、個別に見れば、障害者などで、生涯税金を受け取りっぱなしの人もいますが、「日本の税金はまずは納めた人に」という言い方は、彼らを萎縮させるものでしかないでしょう誠に残念なことながら、日本はもはや、日本人だけで国内の活力を維持することなどできないのが現実です。外国人をもっともっと、大幅に受け入れろ、とは私も思わないのですが、外国人を排斥しては国内の経済も社会も回リません。好むと好まざるとに関わらず、そこに選択肢はないのです。
2025.06.12
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コジュリンとオオセッカを目指して過去4回浮島湿原に行っているのですが、全敗、一度も見られていません。今回もダメかなと思ったら、両方見られました。ただし、コジュリンはものすごく遠いので、豆粒みたいな写真ですが。今回は他にもバードウォッチャーが多かったので、目が多かったのが勝因かな。でも、実はオオセッカはさえずりの声を知らなかったので、今まで気が付かなかっただけで見ていたかもしれません。セッカ。アシ原を盛んに方向転換しながら「ヒッヒッヒッヒッヒッチッチッチッチッチ」と鳴きながら飛びまわっている小鳥です。セッカ。日本では留鳥ですが、霞ケ浦周辺や、手賀沼周辺などの広大なアシ原で繁殖し、冬場は都会近くの小さなアシ原にも出現します。鳴き声と、尾羽の裏側の黒い縞模様が特徴です。セッカホオジロ、やはり開けた草原などに多い鳥です。コジュリンはこのホオジロと近縁ですが、今回もなかなか見つかりません。ヒバリ、やはり上空をピーチクパーチクと鳴きながら飛びまわっていました。オオヨシキリ、ギョギョシ、ギョギョシと、仰々しく(笑)さえずっています。アシ原ならどこにでもいる、数の多い鳥です。オオヨシキリ。この類の鳥は、姿はみんな茶褐色で、よく似ていて、鳴かないと区別がつかなかったりします。鳴けばすぐに分かりますが。コジュリンがいた!って、どこにいるか分かります?コジュリン、ものすごく遠くて、豆粒です。私一人では絶対発見できませんでした。他に数人バードウォッチャーがいて、一人が見つけて教えてくれました。コジュリン。とんでもなく遠いので、これを「撮影した」と言って良いかどうかは謎ですが、頭か黒いので識別はしやすく、かなり遠方からでもそれと分かります。日本では、広大なアシ原に局地的に分布する絶滅危惧種です。関東ではこの霞ケ浦浮島湿原と、利根川下流、それに渡良瀬遊水池にわずかに分布するようです。またまたオオヨシキリ。豆粒みたいに遠いものの、ともかく目指す鳥コジュリンも撮影できたし、オオセッカは見られなかったけど、笛練習もして、そろそろ帰ろうかなと思い始めた、その時です。オオセッカ。実は撮影した時点ではオオヨシキリだと思い込んでいて、帰宅後に写真をパソコンに取り込んだときにオオセッカと気が付きました。で、これがオオセッカとは気付かないまま帰ろうとした時、探鳥会?の団体さんが十数人、車に分乗して到着したのです。で「オオセッカが鳴いている」というわけです。えっ、そうだったの??えっどこどこ?オオセッカ。その鳴き声がオオセッカとは気付いていませんでした。セッカの鳴き声のバリエーションだと思っていました。なんと、笛練習をしている間も、近くで鳴いていた鳥じゃありませんか(爆)オオセッカ。青森、秋田県の八郎潟、この浮島湿原と利根川河口域など、関東から北の極めて限られた、広大な湿原だけで繁殖する、国内ではかなり希少な鳥です。鳥に興味がなければ、何の変哲もない、ただの茶色い小鳥ですけどね。オオセッカ、盛んに飛び上がってさえずって葦原に降り立っていました。アシ原の下に潜ってしまうと姿が見えないのですが、時々葦の上の方に止まると、こうやって撮影できるわけです。オオセッカ。トリミングはしていますが、かなり近い距離で撮影できました。先のセッカと、昔は近縁だと思われていたのでその名がついたのでしょう。姿はよく似ていますが(ウグイス、ムシクイ、センニュウ、セッカの類はみんなよく似ています)DNAの分析からはそれほど近縁ではないことが判明しています。オオセッカ。飛ぶと尾がひし形なのが特徴です。ただし、止まっているときはひし形とは分かりません。ただ、尾が結構長いのは、止まっているときにも分かります。最後にオオセッカも撮影できて、
2025.06.09
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今年もまた、鳥撮影のため三宅島に行ってきました。諸事情により、結局夜行日帰りになってしまいました。(次は1泊したいです)朝5時に到着。三宅島随一の探鳥スポット大路池へ。しかし、この日は朝方は曇りで(その後は晴れましたが)、暗くて野鳥撮影は困難を極めました。(鳥写真は後日まとめてアップします)鳥写真に関しては、今回はやや不発気味でした。大路池の次はサタドー岬へ。何回か三宅島に行っていますが、まだ行ったことがない探鳥スポットだったので。アマツバメが営巣しているということでしたが、どうもみんな巣立った後のようでした。上空にはいっぱい飛んでいましたが(笑)でも、この辺りの景色はなかなかすごいものがあります。絶壁。海の青さが違います。サタドー岬入口の三宅一周道路にて、ハマカンゾウが植栽されていました。スカシユリもあちこちで咲いています。サタドー岬の灯台近く、検索したのですが、名前が分かりません。サタドー岬から1kmほどなので、七三山展望台まで行ってきました。小さいけど、立派な噴火口です。1962年の噴火口だそうなので、誕生から63年ということになります。この日の港は往路復路とも三池港でした。三宅島には3つの港があり、そのいずれに入港するかは波の状況によって毎日変わり、それが2時間前に決まります。このやり方のおかげで欠航率を下げている半面、2時間前にならないと入港先が分からないというのは旅程を組む上では厄介です。しかも、携帯の圏外になる場所が結構多いのです。人家のある場所と海岸沿い以外は、三宅島の幹線道路である宮家一周道路でも、つながらないところが多いです。最初に行った大路池は圏外だし、写真の七三山展望台も圏外でした。サタドー岬はギリギリ電波が入ったので、復路にもう一度サタドー岬によって入港先を確認しました。最近何日かは往復とも三池港に入港していたし、この日の往路も三池港だったので(でも、往路と復路で港が変わることもよくあります)今日も三池港の可能性が高いかなと踏んでいたら、予想どおりでした。サタドー岬から三池港までは、3.2kmしかなく、徒歩で行けます(それも考慮して、ここに行きました)。3つの港の中でメインの港はおそらく錆ヶ浜港で、観光協会があって、ホテルもあって食事ができ、「いきいきお魚センター」という魚屋があって魚も買える(東京に持って帰るには冷凍ものしか無理ですが)のですが、伊ヶ谷港にはまったく何もなく、三池港は両者の中間程度の設備という感じです。近くには三宅村役場はある(笑)食堂も1軒あり、お昼は食べられました(ハンバーグ定食が1700円、一瞬だけ「高い」と思いましたが、出てきた料理を見たら、ハンバーグがでかくて、お値段相応と納得)。でも魚を買えるお店はなかったので、家族に魚のお土産は断念。三宅島空港も目と鼻の先ですが、空港のターミナルビル(というのもどうか、という小さな建物)には飲料の自販機以外何もありません。ただ、空港の近くにもう一軒食堂があるようです。御蔵島と、こちらに向かってくる橘丸。三宅島最高峰雄山、標高は現在は775mらしいです(2000年の噴火により約40m山頂が低くなった)。山中近くに何かあります。小屋のようです。小屋があるんだから登山道もあるわけですが、2000年の噴火以来、登山はずっと制限されているようです。現在は、三宅島観光協会が実施する「雄山火山体験入山775」というツアーでのみ登山ができ、個人での登山はできないようです。いつか申し込もうかな。ほんと、海はきれいです。橘丸入港。さらば三宅島。今回、鳥に関してはやや不発でしたが(復路の海鳥もオオミズナギドリばっかりでした)、楽しかったです。船旅って楽しいですから。今回は波も非常に穏やかで、往復ともまったく揺れず、船上での海鳥撮影も波しぶきが飛んでくることはありませんでした。ただ、島内の小鳥類に関しては今が夏鳥シーズン真っ最中ですが、海鳥に関しては3~4月頃の方が色々な鳥が見られそうです。
2025.06.07
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4月末にPCX160に乗り始めて、1か月余り経ったところで、霞ケ浦の浮島湿原に行ってきました。先代のスクーターDIO110では、4回行っていますか、PCX160で行くのは初めてです。そして、PCX160で一日で100km以上の距離を走るのも、今回が初めてでした。前日の土曜日は雨でしたが、この日は曇り時々晴れの予報・・・・・でしたが、ごらんのとおり、朝方は到着直前まで雨が降っていたようで、路面は濡れていました。(走行中に雨に降られてはいません)結構寒くて、往路は上にフリースを着て走りました。そのうち日差しが出ると気温が上がって、復路はフリースはいりませんでしたが。ここでオオセッカとコジュリンを撮影しようと毎回来るわけですが、毎回フラれ続けて、今回が5回目です。今回はやっと、「1勝1引き分け」でしたが、鳥写真については後日に回したいと思います。東京近辺で、規模の大きな湿原は多くありません。ここは、関東でも随一の広さの湿原だろうと思います。霞ケ浦は日本で琵琶湖に次いで二番目に大きな湖沼ですが、この浮島湿原妙岐の鼻は、広い霞ケ浦の南東の端付近に位置します。鳥撮影と笛練習だけで終わってしまいますが、いつか1周走ってみたい・・・と思ったら、1周125kmもあるそうで、鳥撮影と笛練習の時間が無くなりそうなので、一周は無理ですね。広い湖です。水質は、まあ・・・・・・。で、もちろん笛も吹くわけです。後から考えると、すぐ近くでオオセッカがさえずっている、そのすぐ近くで何も知らずに笛練習していました(笑)笛一式と霞ケ浦フルートも持っていきました。先日調整したばかりなのでキーの動きがとてもなめらかです。帰路、新利根川沿いに走る道も、とても景色が良くて好きです。ただ、スクーターで走りながらだと、本格的に撮影はできません。これで納車以来のPCX160の走行距離は約600kmになり、ここまでの平均燃費はリッター49.6kmです。慣らし運転中ということもあって、かなり燃費走行を心がけていますが(それでも、霞ケ浦近くは道が空いていて、車の流れが速く、結構スピードを出さざるを得ない場面もありました)、リッター50kmに届きそうで届きません。この時期の浮島湿原までの往復は、DIO110ならおそらくリッター60kmを超えていたはずなので、燃費はリッター辺り10kmは燃費が悪いようです。ただし、それでも充分に燃費は良いですし、DIO110はタンク容量が4.9LでPCX160はタンク容量は8.1L(125もタンク容量は同じ)なので、航続距離はPCX160の方が長い計算になります。それにしても、目指せリッター50km(笑)前述のとおり、鳥写真については後日アップします。
2025.06.04
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あまり写真を撮る機会はありませんでした。5月5日石神井公園この日はこのあとお台場の「ラテンアメリカへの道フェスティバル」での演奏があったので、さっと行ってさっと撮影してパッと帰ってきたのですがサンコウチョウ尾羽の長いオスは初めての撮影です!が、ボケボケ写真サンコウチョウこんなに尾が長いのです。しかし粘る時間がなく、このピンボケ写真のワンチャンスしかなく、他にエゾムシクイとセンダイムシクイもさかんにさえずっていたのに、その姿は捉えられず、無念の帰宅でした。5月11日午前秋ヶ瀬公園オオヨシキリこの日も春の渡り鳥はフラれ、あきらめて笛練習していたら、近くにやってきたオオヨシキリです。オオヨシキリギョギョシ、ギョギョシ、とけたたましくさえずっっていました。午前中鳥撮影は不発だったので、午後は東京港野鳥公園へキアシシギキョウジョシギチュウシャクシギコチドリタシギ、ちょっと遠かったです。一通りのシギ・チドリを撮影しました。ササゴイチュウシャクシギそしてこれ以降は春の渡り鳥には振られ続けてシーズンが終わりました。5月25日葛西臨海公園、満潮の時間帯なので期待せずに行ったらキアシシギ満潮だけにわずかに水上に出ている岩の上にかたまって寝ていました。
2025.06.02
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