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前回続きです。先程は曇天下のミネウスユキソウでしたが、今度は晴天の下のミネウスユキソウです。青空の下で根子岳山頂に間もなく到着。山頂に着きました。12時40分少し前。所要2時間半はかなり時間がかかっていますが、途中雨での引き返しと待機がなければ1時間50分程度で登れていたはずです。・・・・・それでもあまり速くはありませんが。眼前に四阿山。ホタルブクロ雨上がり直後の山頂だったので、山頂に登山者は少なかったです。着いた時には2人いましたが、私が昼食を食べている間に四阿山に向かって出発したので、山頂独り占め状態になりました。笛吹き放題タイムの到来です。・・・・・まあ結局、最後の曲を吹いている間に、今度は四阿山から2人の登山者がやってきましたが。眼下に菅平が広がっています。ただ、この辺りから再び雲行きが怪しくなってきました。キキョウ科の何か。イワギキョウと思いましたが、分かりません。ヤナギランダケカンバ帯を下って行きます。東屋まで降りてきたところで、また雨が降り始めてしまいました。一時はあんなに晴れたのに。雷も鳴っていましたが、今度は遠かったので、特に待機はしませんでした。もうここまでくれば、登山口まで下りは徒歩10分余りですから、雨でも問題ありません。登山口に売店があり、そこに駆け込んで、こんなものを食べてしまいました。前回入山料が100円値上がりしたと書きましたが、実はその代わりに入場券にこの売店での商品100円引き券が付いていました。売店前にヤナギランが咲いていました。根子岳の上の方よりきれいに撮影できました。まだちょっと雨が降っていましたが、下っていくうちに雨の上がり、また晴れ間が出てきました。途中もう一度笛を吹き、菅平からバスで上田に下ったら、途中渋滞で新幹線の乗換えに間に合わす、予定より1本後の新幹線で帰りました。と言っても、自由席だったので問題なかったですが。バス停でバスを待っている間に四阿山から下山してきた十数名の団体さんは、帰りの新幹線を予約していたそうで、間に合わずに大変だったみたいです。
2025.07.31
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先週土曜日ですが、根子岳に登ってきました。何度も登っている山です。東京を朝発で、新幹線で上田へ、そこからバスで菅平に向かいましたが、渋滞で10分ほどですが定刻から遅れました。菅平墨所の入山料が、以前は200円でしたが300円に値上がりしていました。10時過ぎに登山口に到着、根子岳に登り始めます。アザミウツボグサキイロスズメバチがいました。20分くらい登って東屋に到着。隣の四阿山には東屋はなく、根子岳には東屋があるわけです、ややこしい(笑)晴れています。シラカバの明るい樹林を登っていきます。ツリガネニンジンですかね。次第に怪しい天気になってきました。まだ午前中、11時40分過ぎなのですが、もう雨雲レーダーは雷雨の接近を告げていました。ミネウスユキソウ。いよいよ雨が降り出しました。急いで雨具を着こみますが、かなり近くで雷が鳴り始めたので、登りは中止していったん樹林帯まで下山します。雨の中のツリガネニンジン何度も登っている山だし、このまま下山することも考えましたが、新幹線でここまできて撤退はもったいないのと、絶対雨は上がるだろうと考えて、しばらく樹林帯で待機。案の定雨が上がったので、登りを再開します。もっとも、この写真のときは、晴れ間が広がり始めていたものの、まだ雨は降っていたのですが。すぐに快晴になりました。やったー!しかし、40分ほど時間を消費し、この時は12時20分。以下次回に続きます。
2025.07.30
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「石破さんしか頼れない」異例の“石破辞めるな”デモ、参加者が明かした参加理由…周囲からは冷ややかな声も参院選で与党過半数割れの大敗を喫した結果責任を問われ、与野党から“退陣要求”が噴出している石破茂首相。そんななか、7月25日に石破氏の“続投”を求めるデモを首相官邸前で開催するという告知が、Xを駆け巡った。~そんななか、7月23日にあるXユーザーが、首相官邸前でマイクやスピーチを伴わない石破氏の『激励』デモを開催すると告知。この投稿が立ちどころに拡散され、25日夕時点で1万近“いいね”が寄せられる反響を呼ぶことに。これまで“辞めろデモ”が行われたことはあったが、“辞めるな”と訴えるデモは極めて異例だが――。「デモに賛同を示したユーザーのなかには、野党支持者も多くみられています。石破首相が消費税減税など多くの野党が公約として掲げた政策に否定的だったことを考えると、矛盾しているように見えますが、次の総裁候補筆頭に保守色の強い高市早苗氏があがっていることから、その流れに抵抗を抱くリベラル層を中心に石破首相を再評価する動きが強まっているのです」(前出・政治部記者)~デモに参加した女性はプラカードを手に持ちながら、こう話す。「石破さんが辞めちゃうと、右派色の強い人が出てきてしまうことが心配。参院選では、参政党のような政党も台頭しましたし。ガラッと空気が変わり始めて、排外的な動き、改憲に向けた動きも加速しそうで。次の世代の子たちのためにも、絶対に食い止めたい。立憲民主党の野田さんでは役不足だから、今は石破さんしか頼れる人がいないと思う。“消去法”とでも言うんでしょうか」(以下略)---わたしとしては、さすがに「石破辞めるな」とは叫びたくありません。ただ、少なくとも自民党が政権に復帰して以降の、安倍、菅、岸田のどの政権より、石破の方が、良いとは言いませんが、「マシ」ではあると私も思います。さらに、石破が辞職した場合に予想される高市とか、小林鷹之とか、小泉などの政権と比べても(神谷宗幣などはいうまでもなく)マシであると思います。だから、前述のとおり辞めるなと叫ぶ気にはなれないものの、「石破は退陣しろ!!」と叫ぶ気もありません。ただし、です。引用記事によれば、このデモの参加者に自民党支持者はほとんどおらず、野党支持者が中心だったようです。一方で「岩盤保守層」(ネトウヨ層)は、日々石破に対する非難を繰り返しています。では石破辞めるなと叫んでいる(少なくとも思っている)のは左派、リベラル派ばかりなのかというと、そうではなさそうです。「石破首相辞めるべきだ」41% 「必要ない」47% 朝日新聞社世論調査朝日新聞社が26、27の両日に実施した全国世論調査(電話)で、か尋ねたところ、「辞めるべきだ」が41%で、「その必要はない」の方が47%とやや多い結果になった。よいと思う政権の枠組みとしては、自民、公明両党の連立政権に「野党が加わる」が56%を占め、(以下要ログイン)---会員登録していないのて前文は読めませんが、グラフを見れば一目瞭然です。参院選の結果を受けて石破茂首相が辞めるべき41%で、「その必要はない」が47%、やめる必要はないと思っている人の方が多いのです。更に、自民党支持層では、辞めるべき22%でその必要かないが70%にも達しています。つまり、ネット上で「岩盤保守」の連中が勇ましく叫んでいる内容は、自民党支持者の代表的意見というわけではないわけです。岩盤保守(ネトウヨ)層もまた、自民党支持層の一部でしかない、ということなのでしょう。かつての安倍元首相への狂信的支持などから、「岩盤保守」が必要以上に過大評価されているだけのことです。そして、自民党の敗北は石破が悪かったせいかというと、これには他ならぬ自民党で「最後に当選した人」が異論を言っています。“ド正論”指摘の鈴木宗男氏「裏金議員はどう受け止めるのか」自民内の石破おろしの動きをけん制鈴木宗男氏は「執行部の責任を問う前に、(旧派閥政治資金パーティーをめぐる)裏金問題のけじめをつけないと党の再生はない。責任は全員にあり、執行部だけに矢を向けるのはフェアじゃない」などと指摘していた。~「鈴木さんの言っている裏金議員に対する処分の甘さが昨年10月の衆院選挙、6月の都議会議員選挙結果となり、今回の参院選挙にも大きく影響したと思います。鈴木さん、自信を持って。裏金議員が選挙敗北の大きな要因で、石破さんに責任を押し付けるのは卑怯です」と言った声が寄せられた。わかる人はわかっていると納得した次第だ。(以下略)---鈴木宗男のこれまでの行動や主張に賛同はできませんが、この言い分については「もっとも」と思わざるを得ません。自民党内で石破に反感を募らせる裏金政治家たちは、おそらく「安倍元首相の目が黒ければ裏金問題なんかおおごとにさせないでくれただろう。石破がきれいごとを言いやがったばかりに」という思いを、保守イデオロギーで化粧しているのが実態であろうと思います。確かに、安倍元首相が健在なら、裏金騒動で安倍派大量処分で派閥解体、なんてことはさせなかったでしょう。ネトウヨ文化人を総動員して「裏金なんて問題じゃはないんだ、正しいんだ」キャンペーンを張って、問題の矮小化に努めたでしょう。しかし、それで、この問題についての国民の怒り、不信感が消えたはずはありません。不十分ながらも石破首相が見せた対応すら行っていなかった場合、参院選の結果は自民党にとってさらに厳しいものだったと私は思います。というわけで、私は別に石破を支持なんかしませんけど、でも自分たちの責任を棚上げした裏金議員たちが「石破辞めろ」と唱和している姿を見ると「こいつらの言うとおりにすれば、自民党はもっと支持を減らすだろうな」としか思えません。
2025.07.28
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先週の3連休は、諸事情により20日に出勤したため、3連休にならず、最終日の21日だけ出かけました。奥多摩湖!が、目的地ではなく、そのさらに先へ。海抜1472mの柳沢峠まで行ってきました。現時点では、スクーターで到達した最高標高地点てす。本来の目的は鳥撮影のはずだったのですが、前日の仕事の疲れであまり早起きができず、到着が10時を過ぎる状態だったので、鳥はほとんど撮影できず。大菩薩嶺の比較的近くみたいですね。山歩きのつもりではなかったので、登山靴ではなくジョギングシューズだったのですが、問題のない登山道だったので少し登ってみました。峠が1472mで、そこから少し登ったので、標高1500mを超えているはずです。登山前提ではなかったのと、雨雲レーダーが夕立の発生を告げていたので(まだ午前中ですが)、途中で引き返して笛練習。フルートも持っていきましたよ。調べたところ、登山道より並行する林道の方が鳥撮影スポットみたいなので、そちらも歩いたのですが、何も出てこず。昼近い時間なので仕方がありません。峠には茶屋があります。お昼をいただきました。雨雲の接近がなければもうちょっと鳥撮影にアタックしたかったですが、やむを得ず帰路につきます。しかし、途中で雨にあってしまい、とりあえず「道の駅たばやま」に逃げ込みました。少し雨宿りすると雨が上がって晴れたので(というか、日差しはずっとあって、天気雨状態でしたが)再び走り出したのですが奥多摩湖につく辺りでまた雨雲に追いついてしまい、再び雨。雲が低く立ち込めて、路面にガスがわいています。写真だと一見ミストっぽくて涼しそうですが、もわっとする湿気と暑さでした。先ほどの柳沢峠は標高が高くて涼しかったですが、奥多摩湖はずっと標高が低いですから。この後再び晴れ、それ以降は雨に降られることなく帰宅できました。片道約100km前後、往復で200km前後を走りました。次に行くときは、鳥撮影にするか山登りにするか、どちらにしてもあと1時間半早く出発する必要がありそうです(それでも到着は8時過ぎかな)。今回は到底そんな時間に起きられませんでした。
2025.07.23
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「この県(くに)を愛して何が悪い」ぐんまちゃん、Xで参政党応援の匂わせ投稿して炎上→削除して謝罪群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」のX公式アカウントが7月13日、参政党を応援しているかのように受け取れる内容を投稿したことから、批判が殺到する事態となっています。問題の投稿には「この県(くに)を愛して何が悪い!!」というメッセージとともに、ぐんまちゃんと一緒にスタッフ2名がオレンジ色のパーカーを着て片手を挙げて応援しているような写真が添付されていました。パーカーはぐんまちゃんキャラバン隊の公式衣装ですが、写真を拡大しないと分からず、パッと見は参政党のイメージカラーであるオレンジの服を着て応援しているかのようでした。衣装は「ぐんまちゃんキャラバン隊」のもの。問題の投稿より衣装部分を筆者が拡大。また、文章そのものも「この県(くに)を愛して何が悪い!!」と愛国主義のような内容だったため、投稿に対して「排外主義だ」、「マスコットの政治利用は良いのか」、「ぐんまちゃんの利用規約に反している」といった批判が殺到し、炎上状態となりました。そして投稿から約5時間後、ぐんまちゃん公式アカウントは投稿を削除。その後は沈黙した状態となっています。(以下略)---このくにを愛してなにが悪い、ですか。(県と書いて「くに」と読ませたようですが、おそらくその含意は県ではなく国家を指しているのだろうと思われるので、以下はすべて「国」という前提で書きます)そりゃ、国を愛することは自由です。国を愛してはいけない、とは思っていないし、誰もそんなことは言っていないでしょう。しかしながら、歴史を紐解けば、「愛国心」を売り物にした連中が国家を牛耳った時、国は発展したり栄えたかというと、むしろ逆です。国家を破滅に至らしめたのは、たいていの場合、自称「愛国者」たちです。現在進行形の至近の例で言えば、米国ではトランプとその取り巻きが、「アメリカ・ファースト」を呼号して、関税の大幅引き上げなどを行っています。まだ、その経済的な成否は明らかになってはいませんが、常識的な経済観念から考えれば、あの高関税によって米国が経済的に得をするはずがありません。米国といえども、輸入なしで経済が回るはずがないからです。もちろん、米国の消費者が手にする輸入品の価格が大幅に上昇することになるのは言うまでもありませんが、それだけではなく、あらゆる工業製品も、その原材料のすべてを国内だけで調達しているわけがありません。主観的な「愛国心の発露」は、彼らの自尊心を満たす代償として、経済への深刻な悪影響を及ぼしています。ロシアもそうです。プーチンが、(本人の主観では)愛国者であることに疑いはありませんが、彼の行っていることがロシアの利益になっているでしょうか?私はウクライナは最終的にロシアには勝てないだろうと危惧していますが、ただウクライナの侵略の成否は別にして、それが成功したとしても、ロシアの国力と国際的地位に大きな傷を残していることは明らかです。これらは米国やロシアだけの現象ではありません。わが国では愛国心に満ち溢れた軍人たちが国の進路を誤らせ、無謀な戦争によって国中を焼け野原にしてしまったのは、八十数年前のことです。ドイツでは「アーリア人至上主義」を掲げた政党が独裁的権力を手にして、やはり国を破滅に導きました。もちろん、どちらの例でも自国が焼け野原になった以上に、近隣諸国や異民族に深刻な被害を与えたのですが。愛国心に限らず、愛は一般的に、人生においてとても重要なものですが、コントロールできなくなると極めて危険なものでもあります。そして、様々な愛の中でも、愛国心ほどコントロールを失ったときに危険が大きいものはないことは。まさしくこれらの例が証明しているところです。国を愛することは悪いことではありません。しかし、国を愛していることを売り言葉にして人々の支持を集めようとすることは、いささか危険です。「愛国心は悪党どもの最後の隠れ蓑」という警句があるではないですか。更に、「国を愛して何が悪い」になると、前述のとおり愛国心がコントロールを失っている状態と考えざるを得ません。そこには、愛国心を錦の御旗に掲げれば、何を言っても、あるいはやっても許されるべきだ、という「愛国無罪」の考え方が入り込んでいるからです。「お前は(あるいは誰それは)国を愛していないのか」「お前は(誰それは)売国奴だ」ここまで来たら、本当に猛毒です。自分こそが愛国心の程度を判定する全知全能の神、というわけです。国全体がそんな方向に流れてしまったら、80年前の破滅をまた繰り返すことしになりかねません。だから、私はあえて言いましょう。「国を愛することは悪くはありません。でも、『国を愛して何が悪いか』という言い方は、愛が暴走して国を破滅させるから悪いのです」と。
2025.07.19
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前回の続きです。熊野岳山頂付近は平坦てす。左遠方に蔵王ハイラインの終点(山頂レストハウス)と、刈田岳が見えます。そして、熊野岳から蔵王ハイライン側は登山者がさらに多いようです。熊野岳の一角にコマクサの群生地がありました。こういう他の植物が生育できないような砂礫地に生え、高山植物の女王とも言われます。御釜の底が見えた!蔵王の御釜。蔵王連峰の火口にできたカルデラ湖てす。神秘的なエメラルドグリーンの水ですが、PH3.5という、お酢に近い酸性で、生物は何も生息していないということです。カルデラの縁を少し歩いて、先ほどとは離れた地点から御釜を撮影します。言うまでもなく蔵王は火山で、現在の出のところ最後の噴火は1940年だったようです。近年、何度火山性地震、火山性微動が観測されています。蔵王ハイライン終点近くから熊野岳を撮影。平らな山です。ハイラインの山頂レストセンターの少し向こうに刈田岳の山頂がありますが、ハイライン終点からだと徒歩10分もかからない至近距離です。刈田岳付近から、また御釜を撮影。熊野岳と御釜。ハイライン終点から熊野岳も至近距離です。往復で1時間半しかかかりません。しかも、見てのとおりのなだらかな山容ですから、そりゃ登山者が多いのも分かります。登山というより、ほぼ散歩。熊野岳ハイラインの山頂レストセンター。御釜を見物するだけなら、ここからほとんど歩かずに見ることができます。山頂レストセンター前から見た御釜。確かに素晴らしい景色ですか、人も多いです。ハイライン終点にはバスは山形側と宮城側(夏期のみ)いずれも1日1往復しかありません。下山のバスはどちらも13時発。これに乗って帰りましたが・・・。途中、往路の終点だった蔵王温泉バスターミナルで途中下車。山中でも少し笛は吹いたのですが、前述の13時発のバスの時間の関係であまり時間を取れなかったので、改めて笛吹きタイムです。(蔵王温泉バスターミナルからは1時間に1本バスがあります)そして、せっかく蔵王温泉まで来たんだから、お風呂に入らない手はありません。実は、標高差500m程度の比較的軽い山登りだったし、地蔵山から熊野岳までは寒くて長袖を着こむくらいだったので(熊野岳から先は再び晴れて、上着は脱ぎましたが)、そこまで汗だくにはならなかったのですが、やっぱり温泉には入っておきたいので、笛吹きタイムのあとは入浴。で、山形まで戻って、復路は山形新幹線で帰宅しました。車両故障による機材繰りの関係で東京まで直通のはずの新幹線が福島乗換えになってしまいましたが。ともかく座って帰れたのでよしとします。
2025.07.16
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昨日、夜行日帰りで蔵王に行ってきました。人生初の山形県です。3月に家族旅行で蔵王に行きましたが、その際は宮城県側だったので、今回初めて山形県に足を踏み入れました。夜行バスで山形駅へ。乗り換えて路線バスで蔵王温泉バスターミナルへ。そこから徒歩5分くらいの蔵王中央ロープウェイで鳥兜山まで登ります。蔵王はスキー場が多いので、リフト、ロープウェイがいくつもあります。スキーシーズン以外はリフトは営業していないようですが、ロープウェイは運行しています。始発(8時30分発)に乗ったのですが、晴れた日曜日にもかかわらず結構ガラガラで、登山者が私を含めて3~4人と中国人(か台湾人)の観光客家族3人しか乗っていませんてした。鳥兜駅です。なかなか穏当ではない名前(笑)ですが、山頂駅の位置が「鳥兜山」なので仕方がありません。トリカブトがいっぱい生えているんですかね。鳥兜駅は標高1387m。まだギリギリ落葉広葉樹林帯みたいです。周囲はブナ林でした。アザミが咲いていました。前述のとおり、乗客はガラガラで、他の登山者はとっとと行ってしまったので、やや遅れて一人で歩き始めました。最初は舗装道路、やがて登山道はスキー場のゲレンデを歩いたり、時々そこから外れたり。どうもこのルートを歩く登山者は少ないようで、指導標が少なく、他の登山者ともほとんどすれ違わず(途中2人だけ)、ゲレンデではない場所が登山道になっているところは、こんな状態で下草狩りもしていません。ここではゲレンデが登山道になっていますが、わたしの経験則では、スキー場のゲレンデが(営業期間外の無雪期とはいえ)そのまま登山道にしている場所は少ないので、本当にこれが登山道なのか、どうも不安を感じながら歩いていきます。営業期間外のリフト終点に十数人が集まっていました。服装から登山ではなさそうだと思ったら、トレイルランの人たちだったようで、ここから一斉に駆け下っていきました。周囲はいつの間にかオオシラビソの亜高山帯に入っている・・・・・はずですが、肝心のオオシラビソが軒並み枯死しています。蔵王と言えばオオシラビソの樹氷が有名ですが、そのオオシラビソがかなり枯死しているようでした。蔵王ロープウェイの地蔵山頂駅に到着。だいぶ登ってきたところでこのロープウェイ駅に到着したことでわかるように、この山頂駅は海抜1661m(途中に1回乗換えあり)で、私が乗った蔵王中央ロープウェイよりも200m近く高い標高まで行くことができます。なのに、なぜそのロープウェイを使わなかったかと言えば、これを使ってしまったら、もはや登山ではなく散歩に近い領域になってしまうからです。でも、どうやら大多数の登山者はこちらを使うみたいですね。というのは、このロープウェイ駅から先は登山者を頻繁に見かけるし、登山道もそれらしくちゃんと整備されていたからです。地蔵山への登り。山頂は目の前です。やはりオオシラビソの枯死が目立ちます。地蔵山に到着。海抜1736m、つまり先ほどのロープウェイ山頂駅から登ったら、標高差は70m余りかない、ということです。地蔵山山頂からの眺め。写真右寄りの青緑の屋根が、乗ってきた蔵王中央ロープウェイの鳥兜駅だと思います。その左下に蔵王温泉の市街地があり、左遠方は山形市周辺の市街地です。遠方の月山が見えます。あちらはまだ残雪がたっぷりです。地蔵山までは雲が多めながら晴れでしたが、そこから蔵王の最高峰熊野岳に向かうと、ガスがかかって日差しがなくなりました。ここまで半袖Tシャツで登ってきましたが、寒くて上に長袖を着ました。ハクサンチドリが咲いていました。熊野岳山頂に近づくと、再び視界が開けます。そして、登山者が一気に増えてきました。熊野岳山頂神社に到着。熊野岳山頂。1840mという記述と1841mという記述が同居していますが、どっちが正しいのでしょうか(笑)昭文社の登山地図にも両方の数字(1841mと1840.3m)が出てきますが、読み解くと、おそらく最高地点は1841mだが、三角点の標高は1840.3m、四捨五入して1840m、ということみたいです。以下次回に続きます。
2025.07.14
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1週間前になりますが、神奈川県宮ケ瀬ダムの上流、早戸川林道に行ってきました。PCX160で行きました。朝早く出発できず、8時前とだいぶ遅かったため、公務は結構渋滞にはまりました。天気が若干怪しく、一時小雨が降りましたが、それ以上の降りにはなりませんでした。これで走行距離が1000kmを超え、また燃費が(燃費計の表示によれば)リッター50kmを超え、現在50.8km/Lとなっています。DIO110であれば、夏場なのでリッター60km近いところまで達しているはずなので、リッター辺り10kmほど燃費は悪いようです。が、一般的に言えば「相当に燃費が良い」ということになるでしょう。ひたすら急加速と急ブレーキをつけ、スピードを抑え気味に走った結果ですが。ここから先は車両は入れないので歩きます。日差しはほとんどなかったですが、湿度が高くて、蒸し暑かったです。走っている間は涼しかったですが。この橋から、カワセミを狙ったのですが、残念ながらフラれました。小一時間粘ったところで、雨が降り出したので撤収してしまいました。(冒頭に書いたとおり、結果として小雨以上の降りにはならなかったんですけど)来たのは3回目ですが、肝心の鳥は、実は毎度フラれて一度もヤマセミ(その他の珍しい系の鳥も)を撮れていません。今回も、キビタキのさえずりが聞こえたのですが、姿を捕らえることはできませんでした。鳥撮影スポットとしてしか来たことがありませんが、実はかなり景色もよいところです。帰りに笛練習してから帰りました。
2025.07.12
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コムアイ、参政党に言及「オーガニック志向だし」「わかるよ?わかるけどさ!」自身の支持政党明かす「水曜日のカンパネラ」の元ボーカルでアーティストのコムアイが、インスタグラムのストーリーズで参政党について言及した。コムアイは「参政党否定ばっかりしてきたけどさ」「私かなり参政党支持層と近い好み持ってるんだよね」「こんなこと書いたらこっちきなよって言われそうなくらい笑」と切り出した。「ワクチンなるべく打ちたくないし(子どもの頃からずっと嫌い)」「オーガニック志向だし」「抗生物質も五年に一度くらいしか飲まないし(腸内環境を維持するため)」「国内ではないけど自然出産だし」「日本の伝統文化に誇り持ってるし習ってるし」と参政党と親和性が高い点があることを認めつつ、「わかるよ?わかるけどさ!って気持ち」「でも私にとって、たとえば野菜は在来種食べたいことと日本人ファーストって言えちゃうことは全然話が違う」「外国人やLGBTQを条件付きで受け入れようとする姿勢も差別的で無理!」「新憲法内容も無理なもの多過ぎて吐きそうで省略するけど」と性的少数者や外国人を受け入れる姿勢を見せない参政党にNOを突き付けた。「政治思想は趣味志向と別で育ててきたものなのかも?と気づく、同じと思ってきたんだけどな?」「ナチスが最初聞こえがよいことで支持を集めたその内容をふわっふわっと思い出すんだよね」「だから無理!ってセンサーが働く」と支持を伸ばす参政党をナチスになぞらえた。「でも私の周りではこの政治思想と趣味志向の組み合わせの人 結構いると思ってて」「自分でねじれに思うのも変なことだし リベラル側がいろんな人たちを取り込んで来れなかったことを考えないと長期目線では否定ばっかじゃ進めないというか面白くないなと思う」と既存のリベラル政党が広く支持を集められてこなかった点にも言及し、「新党じゃないと無理?」「でもとりあえず批判大事!」とつづった。続けての投稿では「~私が今回共産入れるけど社民もありだと思う」と共産党へ投票することを明言し~た。---なるほど。コムアイと言えば、私にとっては(元々は森口博子の持ち歌ですが)この曲です。水の星に愛をこめて(機動戦士ガンダムThe Origin・エンディングパーション)リベラル志向の方だとは、まったく知りませんでした。考えて見ると、元々は少なくとも日本ではオーガニック志向、食品添加物懐疑といった傾向(最近の言い方だと「意識高い系」になるのでしょうか)は、左派、リベラル派との親和性が高いとみなされていました。反ワクチンも、コロナ騒動の最初期には、左派系、リベラル系の主張というイメージ(実態はともかくイメージだけは)がありました。で、実際のところ、左派系でそのようなイメージをある程度体現しているのかれいわ新選組であろうと思います。参政党という、極右側からオーガニック志向、食品添加物懐疑、反ワクチンなどを叫ぶ政治勢力が出てくると、それまで登り調子だったれいわ新選組がかなり支持率を減らす事態となっています。れいわの支持層の一部が参政党に移ってしまったことが示唆されています。れいわも、若干政治的左右が明確ではない要素があるものの、基本的には左派、リベラル派勢力に属すると思いますが、その支持層は、必ずしも左派、リベラル的な側面を全面的に支持していたわけではなかった、ということなのでしょう。なので、コムアイ氏が「こんなこと書いたらこっちきなよって言われそうなくらい笑」と書くのは、なんとなく分からないこともありません。実のところ、私の相棒もやや反ワクチン的(私や子どもがワクチンを打つことに反対するような狂信的タイプではありませんが)だし、オーガニック志向、スピリチュアル志向、やや陰謀論的な側面など、世の平均値よりは強めに持っています。そんな相棒は、今も熱心に共産党に票を投じています(「れいわ」に入れたときもあるようですが)。私自身は、何度か書いているように、松竹氏除名騒ぎで共産党に対して醒めてしまい、もはや「たまに投票することがある」という以上の熱意は喪失していますが、相棒の方はいまだに熱意を維持しているようです。でも、参政党の主張を見ていると、なんとなく、相棒の志向と「紙一重」とまでは言いませんが、相通じるものがなくはないな、と思えてしまうのです。もちろん、相棒は極右的価値観には一切親和性がないので、相参政党支持に鞍替えするようなことはないと思いますが。れいわ支持層があっという間に参政党に流れてしまったというのも、そういうことなのかなと思います。そして、「 リベラル側がいろんな人たちを取り込んで来れなかった」というコムアイ氏の指摘は、そのとおりだろうと言わざるを得ないでしょうね。
2025.07.09
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参政党の神谷代表「高齢の女性は子ども産めない」 公示第一声で言及参政党の神谷宗幣代表は3日、東京都内での演説で「高齢の女性は子どもが産めない」と述べ、若い女性が子どもを産みやすくなる社会の実現を訴えた。YouTubeの公式チャンネルの動画では、発言の該当部分が視聴できない状態になっている。~「申し訳ないけど高齢の女性は子どもが産めない。だから日本の人口を維持していこうと思ったら、若い女性に子どもを産みたいなとか、子どもを産んだ方が安心して暮らせるな、という社会状況を作らないといけないのに、働け働けとやり過ぎた」と主張。「だから少しバランスを取って、大学や高校を出たら働くこともいいし、家庭に入って子どもを育てるのもいい」と述べた。---「高齢女性は子どもが産めない」を「事実を言っているだけ」と叫ぶ人たちがいます。しかし、そもそも「高齢」の定義は何か?「高齢出産」は35歳以上を指しますが、普通に子どもが産めます。わたしの相棒は37歳で子を産んだ。それとも、65歳以上の高齢者を指すのでしょうか?それなら、確かに子どもは産めないというのは、事実ではあります。でも、事実なら何を言ってもよいのか。例えば「高齢者はすぐ死ぬ」「神谷だって必ず死ぬ」「自衛隊は人殺しの組織だ」・・・・・「事実」というなら、それらは事実ではあるでしょう。でも、事実だからオブラートに包まず何でもかんでも公言して問題ないのか、ということは、普通は考えるものです。男性が女性に対して「子どもが産めない」を公言するのは、あまりにデリカシーがない。まともな良識ある男がすべき発言ではありません。そして、この言い方(というよりその後の文脈)は、言外に「若い女性は仕事なんかするより出産育児に専念して」という言外の含みがあるのは明らかです。そもそも、「若い女性に~働け働けとやり過ぎた」と言っていますが、私の体感する限り、観念的、主義主張的な意味で「専業主婦は悪だ、女性は結婚してもフルタイムで働き続けよ」と強いるような空気、あるいは教育は存在しません。むしろ、「三歳児神話」(子供が3歳になるまでは母親は子育てに専念すべきであり、そうしないと成長に悪影響を及ぼすという考え方)なんてものもあって、専業主婦を是とする空気感の方が強いのではないでしょうか。しかし、観念的、イデオロギー的な理由とは無関係に、男だって女だって、学校を卒業して社会に出たら、働かなければ食っていけないし、結婚しても夫の一馬力だけで家族を支えられる時代ではなくなっています※。※そもそも、専業主婦なんて、歴史的に見れば、武士や貴族階級のごく一部を除けば決して一般的な存在ではなかったことは、何度か当ブログでも指摘したところです。戦後の高度経済成長期だけ、ある程度一般化していたに過ぎないものです。参政党が魔法の杖でも持っいて、若い夫婦が結婚して、妻が専業主婦になってもまったく生活に困らないくらい所得を引き上げられる(言い換えれば日本をものすごく豊かな国にできる)なら、「じゃあ専業主婦になるか」と考える女性も少しは増えるかもしれませんが、誰もそんなことが可能だとは思っちゃいないでしょう。そうである以上は、こんなことをいくら叫んだって、「そのとおりだ、私は専業主婦になります」なんて女性は現れません。それに、現在の人手不足の状況で女性が労働市場から離脱したら、参政党が憎悪する外国人労働者にさらに頼らないことには社会が回らないですが、それが望みですか?結局こんな言葉を並べ立てたところで、少子化が解決することはない、ということに尽きます。
2025.07.06
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日本沈没”の予言日まで「あと3日」…減便の航空会社まで現れた 地震予知の専門家の見解は1999年に出版されたコミック本の中で、2011年3月の「東日本大震災」を“言い当てた”として話題になった女性漫画家・たつき諒氏。そのたつき氏が2021年に出版した著作の中で、「東日本大震災の3倍の津波が押し寄せる」と“予言”した2025年7月5日が刻一刻と迫っている。その根拠はたつき氏が21年7月に見た夢だそうだが、既に香港の航空会社が日本への定期便の減便を発表するなど、影響が――。地震予知に詳しい専門家の見解は? 「“何月何日何時何分”と特定の日時を指定した地震や火山噴火の予測は、現在の科学では絶対にできません。これは地震学者・火山学者の共通認識です。観測網の高密度化により、10分〜1時間前など直前に異常な電磁気現象など、何らかの前兆を観測できることはありますが、数ヶ月や数年先の日時を指定する予知はできません」「たとえば、甚大な被害を及ぼす可能性が指摘されている『南海トラフ巨大地震』も、平均して100年に1回程度は起きています。前回が1946年の『昭和南海地震』です。今後20年で必ずそうした地震が起きるというわけではありませんが、起きる確率が日に日に高まっている状況です。政府も30年以内に80%の確率で起きると言っています。ですから、7月5日に大地震が起きる可能性自体はゼロではありません。しかし、それはもはや確率論の話で、仮にその日に本当に地震が起きても、結果論的な偶然と言うほかありません」---この人の本の広告を、地下鉄の車内などで見かけますが、こんなものの宣伝に公共交通機関が手を貸していいのかな、と思わないではありません。まず、「7月5日に大災害が起こる」という話がデマであることは論を待たないでしょう。引用記事にある長尾教授の発言「何月何日何時何分と特定の日時を指定した地震や火山噴火の予測は、現在の科学では絶対にできません。」これに尽きます。根拠に欠ける予言なるものは、デマと呼んで差し支えないものです。2011年3月に大地震ょ予言したという話もそうです。わたしもその現物の記述を見たわけではありませんが、例えば下手な鉄砲数うちゃ式に、いろんな予言をばら撒けば、その1つや2つは当たることがあるかもしれませんが、それは偶然としか呼びようがないものです。しかも、更に腹立たしいことに、では7月5日に大災害が「起こらない」と断定できるかというと、これまた引用記事にあるとおり、「何月何日に大災害が起こる」と日時を限定した予想が絶対不可能なのと同じく、「何月何日には大災害が起こらない」と断定することもまた不可能なのです。例えば、南海トラフ地震は前回(1944年と46年)から約80年を経過しており、これから100年以内(つまり前回から180年以内)には100%確実に次の南海トラフ地震は起こります。実際には70年以内に99%起こるでしょう。と考えると、25000分の1から36500分の1の確率、言い換えるなら宝くじで1等に当たるよりはよほど高確率で、7月5日に超巨大地震が起こることは、「あり得なくはない」ということしか言えません。実際には、7月5日でなくても7月中にでも災害が起こった日には「当たった」と言われるであろうことは想像に難くないので、そう考えれば800分の1から1000分の1まで発生確率が上昇しますが、これも「ありえなくはない」以上のものではないでしょう。「予言」を振りまく方は、科学的な装いを纏う必要もないので、どんな無根拠な断言でもできてしまいます。しかし、それを否定する側は、科学的知見に基づけば、どうしたって「絶対にない」という言い方はできません。その非対称が、この種のデマをのさばらせることになるわけです。でも、改めて言います。科学的根拠が示せない予言(当然ながら将来南海トラフ超巨大地震が起こるであろうことは明白に科学的根拠がありますが、何月何日に起こる、と特定することに科学的根拠はありません)はデマです。千分の一、万分の一でそれが当たったとしてもただの偶然です。親しい家族、友人の間だけでの与太話なら仕方がないですが、これを書籍販売という形で商売の種にすることには、言論の自由があるので禁止しろとは言いませんが、より多くの批判的な言説があってしかるべき、と思います。
2025.07.03
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先月は、霞ケ浦と三宅島以外はたいして鳥撮影はしていません。6月29日東京港野鳥公園ミサゴがいました。ミサゴ。距離100m余り、というところでしょうか。猛禽類としては比較的近距離での撮影となりました。ササゴイ。名前のとおりサギ科、ゴイサギによく似ていますが、より小型です。ササゴイ。海をずーっと眺めています。ササゴイ。水面をじっと眺めているのは、思いにふけっている・・・からではありません。ササゴイ。水面をじっと眺めて、魚を捕らえたのでありました。写真の数は少ないですが、6月の鳥写真はここまでです。
2025.07.01
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