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安倍首相、軟弱地盤認める=辺野古の埋め立て地域安倍首相は30日の衆院代表質問で、米軍普天間飛行場の移設を予定している名護市辺野古沿岸部の埋め立て予定地域の東側に、軟弱地盤があることを認めた。その上で、工事を進めるには地盤改良が必要だとの考えを示した。政府が軟弱地盤の存在を認めるのは初めて。政府は今春にも地盤改良工事のため設計変更を行う方針だが、玉城デニー知事は移設阻止へ変更自体を認めない構えで、対立が激化することが予想される。ーーー当ブログでは既報のとおり、辺野古の米基地建設予定水域には、「マヨネーズ並」「豆腐並」ともされる軟弱地盤があります。その厚さは少なくとも40mくらいには達するようです。当然、予定していた工法では建設できないので、地盤改良工事が必要です。そのためには設計変更が必要ですが、そのことを政府は認めてきませんでした。しかし、さすがに隠しきれなくなってというか、すでに周知の事実になってしまったものだから、これを認めたわけです。しかし、土砂の投入開始まではこの事実を頑なに認めず、土砂の投入が始まって、つまり工事が後戻りできない(と、思わせる)状況までいってから認めるとは、全く手口が卑劣と思わざるを得ません。別報道によると、辺野古基地移設費用は、沖縄県の試算では2兆5000億円、工事期間は13年になるとのことです。これも、おそらく、そう的外れな数字ではないでしょう。というより、防衛省の試算である建設費2405億円という見積もりの方が、よほどあり得ない数字です。新国立競技場の建設費用が2000億円3000億円と言うのに、それよりはるかにでかい基地を海上に作るのに、そんな額で済むはずがないのは分かりきった話です。ちなみに、辺野古基地と似た海上の飛行場建設で、かつ軟弱地盤が問題となった関空の一期工事が1兆5000億円かかっています。中部セントレア空港は6000億円弱ですが、こちらは軟弱地盤を避けた場所に(それでも多少はあったようですが)建設されています。そこから考えても、建設費の見積もりがいかにでたらめかは明らかでしょう。そして建設期間13年、結局、その間は普天間基地はなくならない、どころか、辺野古に基地は作ったが普天間の海兵隊は居残る、という事態さえ、あり得なくはないと思います。海兵隊にとっては普天間基地の方が居心地がよいだろうからです。こういう、最初は安そうな見積もりを示して工事をはじめ(必ずしも建設工事に限ったことではないですが)、もう後戻りができなくなった段階で本当の実態が明らかになる、こういうやり口は、辺野古に限らず、公共事業であまりにもよくある現象です。いい加減、そんな状況を許し続けてはいけない。もちろん、そうでなくても、辺野古基地移設が沖縄の民意に反していることは言うまでもありませんが。
2019.01.31
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1月の鳥の写真はこれで最後です1月26日、高尾山に行って来ました。わたしは嘘つきの女です・・・・・・・つまり、ウソのメスです。なお、オスはもっと嘘つきです。オスはほっぺたが赤い、一部の亜種は、ほっぺたに留まらず、腹まで赤いのです。真っ赤なウソ・・・・・・。残念ながら、このときはハイペースで歩いていたため、いざ写真を撮ろうとしたら、メガネが雲って、視界が真っ白。肝心なときに何も見えず、何とか見えたと思っても、夜明けからそんなに時間の経っていない北斜面なので、暗くてピントが迷い、シャッターチャンスを逃しました。なんとかまともに写ったのは、今回アップしたこの3枚だけ。全部で3羽いたのですが、メスのこの個体しか撮影できませんでした。それでも、初めて写真に収めた鳥です。(見たことは、過去にもありますが)わたしはウソではありません、嘘つきなんていったら、怒るぞ!!というわけで、こちらはイカルです。イカルは、一昨年、家族旅行で富士見高原に行ったとき撮影したことがありますが、そのときは悪天候の上に遠くて、かすかに写っていただけなので、今回の方がはるかによい写真が撮れました。頭が黒いところはウソに似ています。実際どちらもアトリ科(カナリアの仲間)で近縁同士です。イカル。二十三区内の大きな公園でも、冬場に見られることはあるようです。イカルイカルクロジ!!と思って写真を撮ったのですが、帰宅後によく写真を確認すると、尾羽の両端が白い。お尻のあたりも白いようです(尾部が隠れていて、尾羽が写っている写真はこれ1枚だけ)。つまり、どうやらこれはアオジのようです。かなり灰色だから、クロジだと思ったのになあ、こんなに黒いアオジもいるのか。アオジ。ところで、山頂からは富士山がよく見えたのですがよーく見ると富士吉田口からの登山道周辺は地肌が出ています。風で雪が飛ばされている面もあるけど、そもそも雪が少ないのではないでしょうか。太平洋側は降水が少ないですからね。朝もやの中の新宿高層ビル群。これもまた幻想的な風景です。
2019.01.29
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1月の鳥の写真の2回目です。1月19日葛西臨海公園、この日は色々な猛禽が見られました。2羽のタカが飛んでいます。上の大きいほうはミサゴです。下の小さいほうは、その場ではわかりませんでした。翼の形から、ハヤブサかな、と思ったのです。小さいほうが大きいほうのミサゴを追いかけているように見えます。小さくて、ピクセル等倍でも判別が非常に難しい。ハヤブサに違いない、と思ったのですが、頭の模様から、オオタカかハイタカのようです。ミサゴとの大きさの比較からは、オオタカほど大きくなさそうで、多分ハイタカです。小さいほうのハイタカ?は、そのまま飛び去ってしまい、ミサゴだけが近付いてきました。ミサゴ。これはチュウヒです。日本語のチュウヒという名前は鳥が好きな人しか知らないかもしれませんが、英名は多分日本語の名前より知名度があります。チュウヒ、英語の名前はハリアー、英国が開発したVTOL戦闘機と、トヨタの車の名前で有名です。ミサゴも、日本語の名前より英名オスプレイの方が知名度があるかもしれません。でも、兵器よりは鳥の名前のほうがわたしは好きですけどね。チュウヒ。色合いは茶色っぽいのでノスリに似ていますが、尾が長いので体型はオオタカに似ています。ハイタカ。先ほどミサゴと一緒にいた写真はハイタカかも知れませんが、豆粒みたいな大きさです。今度は至近距離でバッチリ撮影できました。ハイタカ。オオタカとの識別は意外と難しく、というのは、大きさには差があるのですが(オオタカはカラスと同大、ハイタカはハトと同大かやや大きいくらい)、並んで飛んでいればともかく、1羽で遠くにいると、大きさの差は意外に分かりにくいものです。一番の差は、下面の縞模様の密度、特に腹の縞模様が、オオタカはきめ細かく、ハイタカは粗いことです。ハイタカ。♪夕闇迫る雲の上、いつも一羽で飛んでいる、鷹はきっと、悲しかろう・・・・・・(「テルーの唄」より)「ゲド戦記」の主人公ゲドの通り名である「ハイタカ」はこの鳥です。まあ、このときは夕闇迫る時間帯ではなく午前中でしたけど。ハイタカ。体を傾けて旋回するところが、かっこいい!!そして、夕方に葛西臨海公園に行く機会がありました。ミサゴが大きな魚をゲット。今晩の夕飯はこれで決まり!だいぶ重そうです。おっと、落としそう・・・・・・、でも、実はミサゴは爪が釣針状になっていて、一度掴んだ獲物は絶対に離さないようになっているそうです。自分でも外すことはできないため、まれに、大きすぎる魚に飛びついて、そのまま水中に引き込まれて溺死するミサゴがいるといいます。このときも、獲物を落とすことなく飛び去っていきました。さて、今月は鳥の写真その3があります。
2019.01.27
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厚労省統計不正、アベノミクスで景気回復していなかった可能性…政策の大幅見直しも厚生労働省が発表する国の基幹統計である「毎月勤労統計調査」の不適切な方法が大きな問題となっている。政府統計は、政策を決定するための重要なベース。それが不正確であれば、政策そのものが揺るぎかねない。だが、政府統計の不適切な調査は「毎月勤労統計調査」だけではない。「毎月勤労統計調査」は国の基幹統計のひとつ。従業員500人以上の事業所については全てを調査対象とし、賃金や労働時間の実勢を把握する。その結果は、雇用保険や労災保険の給付額の算定基準となる。しかし、東京都分では2004年から15年間にわたり調査対象となる約1400のうち、3分の1しか調べていなかった。その際、賃金の高い大企業を除外し、中小企業を調査対象としたため、統計では賃金が実際より低く算定され雇用保険と労災保険の過少給付が生じている。特に、2018年分からは勝手に統計を「修正」するという杜撰な実態が明らかになっている。過少給付の総額は約540億円にのぼり、影響は延べ約1970万人に及ぶと見られている。不正はこれだけではない。昨年、「毎月勤労統計調査」で発表される2018年1月以降の賃金伸び率が急激に上昇し、それまでの統計データとの明らかな乖離が問題になった。同月からの統計で、従業員に支払われる「現金給与総額」(名目賃金)の前年比増加率が昨年の平均0.4%を大きく上回り、8月に発表された6月の同調査では、労働者1人当たりの現金給与総額(名目賃金)の平均が、速報で前年同月比3.6%増を記録(確報では3.3%)となった。「毎月勤労統計調査」では、調査対象事業所のうち30人以上の事業所については2~3年ごとに無作為抽出した事業所に総入れ替えしていたが、2018年1月分の調査から約半数を入れ替える方式に変更。この際、賃金の高い企業を中心に入れ替えたため、“いかにも賃金が上昇しているかのような”結果となった。通常、統計のベースとなる取得データを変更した場合には、変更に合わせて過去の統計を修正・改訂するのが当たり前。厚労省は、それすら怠っていた。ーーー統計的には、全数調査でもサンプル数を3分の1にしても、大差のない数値がでるはずです。だから、大したことはない、問題ないという主張が、一部のネトウヨ層から出ているようですが、とんでもない話です。第一の問題は、サンプルの抽出が無作為ではなく、給料の高そうな企業だけを外すという恣意的抽出であったことです。ために、この調査に基づく雇用保険の額が不当に安く留められています。第二の問題は、この不正が厚労省の内部的に発覚した際、それを発表せず、それまでのデータの補正も行わず、黙ってデータの「復元」(全数調査に戻した訳ではなく、恣意的な抽出による3分の1データを単に3倍しただけ)なる行為を行ったため、統計上は、まるで賃金が急上昇したかのように見えたこと。それがアベノミクスの成果であるかのように宣伝されました。この操作による賃金伸び率の誤りは、1ポイントにも満たないわずかなものだといいますが、そもそもこの間の賃金伸び率が非常に低いので、公表された賃金伸び率の数値に占める不正の割合は、かなり大きなものです。不正が始まったのは2004年ですから小泉政権の時代ですが、不正に気がついてもそれを隠蔽して、それどころか賃金上昇の統計を作り出す材料としたのは、まさしく安倍政権下のことです。それによって「アベノミクスの成果」を誇ったのだから政治的責任は免れ得ません。責任云々を措くとしても、アベノミクスの成果なるものは、データのねつ造で得られたら根拠のないものであって、実際には成果などなかった、ということです。それにしても、ことは賃金統計だけに止まらず、名目GDPの信憑性にも関わってくるそうです。少し前に、中国の経済成長が顕著になり始めた頃、中国の経済統計の信憑性を疑う人もいました。しかし、何のことはない、日本も変わらない、ということになってしまいました。統計の信憑性は知りませんが、今や中国の経済力が日本をはるかに越えている(国民一人当たりでは、また異なりますが)ことを疑う人は少ないでしょう。一方の日本は、「正確さ」という美徳すら怪しくなってきた現状です。
2019.01.25
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「市民の迷惑なんだよ」元山さんに浴びせる大音声 水と塩だけの5日間、ドクターストップ沖縄県名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票に不参加を決めている5市に投票実施を求め、「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎代表が宜野湾市役所前で続けていたハンガーストライキが5日目となる19日午後5時ごろ、ドクターストップで終了した。水と塩だけの摂取で挑んだ元山さんのハンストは105時間に及んだ。元山さんは記者団に「5市長がまだ参加を表明しない悔しさはすごくあるが、県議会で動きがあるのを期待して、自分のハンガーストライキという抗議は終えたいと思う」と発表した。19日午後3時ごろから、市役所前の道路に日章旗を掲げた街宣車が停車。拡声器を使い「宜野湾市民の迷惑なんだよ。早く解散しろ」などと主張し、パトカーが出動するなど現場は騒然とした。午後4時半に医師の診断を受けた元山さんは、2日前より血圧が急激に下がり、このまま続けると「危険な状態になりかねない」と中止を求められた。元山さんは続行の意思を示したが、サポートメンバーとの協議の末、終了が決まった。その後、疲労がたまった様子の元山さんはメンバーに肩を担がれて車に乗り、病院へ向かった。(以下略)---元山さん、直接的な知り合いではありませんが、お会いしたことはあります。昨年5月22日、足立区北千住で、千住九条の会他主催の「奴らを通すな!ノー・パサラン」という集会で演奏させていただいたとき、ゲストの一人が元山さんでした。実は、その翌日5月23日から県民投票条例の制定を求める署名が始まる、という日に東京に来て、集会で講演してくれたのでした。その元山さんが代表となった県民投票の会の踏ん張りで、条例制定の直接請求に必要な有権者の1/50(約2万3千筆)を大きく上回る9万筆以上の署名が集まり、県議会で県民投票条例が可決されたのは、周知のとおりです。ところが、その県民投票条例を、保守系の首長をいただく5つの市町村が、予算の否決を理由に実施しない、という騒動が起こっていることも、周知のとおりです。条例によって成立した県民投票を一部の自治体だけ実施しないことで投票の機会を奪うことはもちろん大問題ですし、更に彼らの地方自治法第177条の法解釈自体も、きわめてヤバイ代物であることは、以前の記事で指摘したところです。本来から問えば、住民投票はイエスかノーの2択しかありえません。その結果を現実の政治にどう反映させていくか、という局面においては、なかなか2択というわけには行かないものですが、「是非を問う」住民投票は、選択肢は二つしかありません。それを3択にしたり4択にするのは、ノーの数をすこしでも減らそうという姑息な策に過ぎません。が、しかし、前述のとおり、現実の政治はなかなか2択というわけには行かない、残念ながら住民投票実施の可否もまた、その例に漏れません。私は、住民投票を実施しない自治体の住民が民事裁判に訴えた場合、その請求がとおる(少なくとも、保守系首長のよりどころとする地方自治法177条の法解釈が裁判所に否定される)可能性は高いのではないか、と思います。そのくらい、この法解釈はヤバイものだし、そもそも、県民投票妨害を煽った自民党の宮崎政久議員自身も、この法解釈が問題ないものだとは考えていないようです。問題はあるかもしれないが、例えあとで裁判に負けたとしても、そのときには県民投票は終わっている-ということです。とんでもない理屈だし、長期的に見ると、このようなやり口が横行することの弊害はきわめて大きく、自民党政権自身にもその弊害が返ってくることになるんじゃない?と思いますけど、短期的には、やった者勝ちという状況であることは否めません。そういう状況の中で、2択という住民投票の原則を取るか、すべての自治体で県民投票を実施させることを取るか、苦渋の決断だとは思いますが、県民投票をすべての自治体で実現するために、3択で妥協する、という方向に県民投票の会も沖縄県政与党も舵を切ったようです。やむをえないことだと思います。私自身は沖縄に一度も行ったことがない人間ですから、まったくの想像でしかありませんが、県民投票の会代表として元山さんが果たした役割は、ものすごく大きかったのではないかと思います。もちろん、1人だけの力によっているのではないのは言うまでもありませんが、若干27歳の若者の行動力に、私などは脱帽するばかりです。その元山さんに対して、政権の息がかかった連中やネトウヨの中傷は凄まじいものがあるようです。引用記事にも、右翼の街宣車がハンガーストライキを中傷、妨害に来た話が触れられています。それは、それだけ彼の活動が安倍政権やネトウヨにとって目障りなものである、つまり、辺野古基地に反対する人々にとってはよい仕事をしている、ということの証明でしょう。「敵に嫌われるのはよいことである」とも言います。これからも、頑張ってください。応援しています。
2019.01.23
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JOC疑惑 日本では違法じゃない! フランス当局は手も足も出せずそもそもフランス当局は、ドーピング疑惑の捜査の過程で、今回の不可解なお金の流れを発見した。これは賄賂なのではないかとして、竹田会長を事情聴取までしている。しかし、日本の法律では竹田会長を逮捕したり、強制捜査したりすることはできない。日本の刑法の中に国外犯規定というのがある。これは外国で日本人が悪いことをした場合でも捜査はできるけれど、日本の刑法の「贈収賄」は、日本の公務員限定。海外のお役人に賄賂を渡したとしても日本の刑法で処罰することはできない。外国公務員に対する賄賂を処罰する法律も、日本にはある。これを「不正競争防止法」という。ただしこれはビジネスに関する賄賂だけ。今回はオリンピック誘致に関することだから、ビジネスに関わることではない。外国の公務員とは、その国のお役人や政治家、きっちりとした国際機関の人たちが対象になる。IOCの委員は「公務員」や「みなし公務員」に当たらない。だからそういう人にお金を渡しても、それは賄賂には当たらないというのが、今の日本政府の見解なんだ。フランスでは民間人から民間人への賄賂は処罰できる規定がある。だから今回は、最初に、フランス当局が東京地検特捜部に、竹田会長を事情聴取をしてくださいと2年前に要請が来ていた。けれども、竹田会長が日本国内にいる限りは、フランスは手も足もでない状況じゃないか。しかし、仮に、竹田会長がドイツに行ったとする。そうするとフランスはドイツに対して身柄を拘束して引き渡してほしいと、お願いする。EUは一つの国のようなものだから、竹田会長がドイツに入国した時点で、おそらく身柄を拘束される。ということはEUにはまず行けない。あとは、かつてフランス領だった国にも行けない。そうすると、竹田会長が世界を股にかけてオリンピック活動をするのは困難になる。日本のオリンピックの代表者みたいな人なのに、日本から外に出られない状況になる。そうしたら竹田会長は役職を全うできなくなる。そうすると、辞めなきゃいけなくなる状況になるだろう。(要旨)---引用記事の見出しは、竹田の行状は日本では違法ではない、フランスは手も足も出ない、と「勇ましい」のですが、記事を読み進んでいくと、とても竹田が「潔白だ」などと言える状況ではないことが歴然としています。IOC委員は公務員ではない、オリンピックはビジネスではない、いずれも、日本の裁判所や検察の公式見解がそういうことなら、確かに竹田は日本の外に出ない限り身柄を拘束されることはないのでしょう。でも、それは(日本の)法律の盲点を突いただけのことであって、「巨大な犯罪ほど合法的である」、という本多勝一氏の警句の正しさを立証しているとしか思えません。それに、日本では「合法」でも、一歩日本の外に出たらそうではなくなります。引用記事が最後に認めているように、いくら竹田が日本国内にいる限りフランス当局に逮捕されることはないとしても、日本国外には出ることができないJOC会長では、会長としての職務は果たせません。そうなれば、結局辞任するしかなくなるでしょう。それにしても、片方ではオリンピックのためにボランティアを大動員して、方や億単位の裏金が飛び交う。竹田自身のJOC会長としての報酬額も、月130万円、年間1560万円だそうです。あまりに酷い矛盾であるように私は思います。オリンピックが営利であること自体は、一向に構わないと私は思っています。プロ野球、Jリーグ、大相撲、米国の4大スポーツ・・・・・・、世の中には商業スポーツが沢山あるのだから、オリンピックだけが商業スポーツであってはならない、などという理由はありません。ただ、実態は商業主義なのに、都合のよいところだけ「アマチュアリズム」を振りかざす、商業主義のつまみ食いは最悪だと、個人的に思っています。営利なら営利で、労働の対価はきちんと払う前提でなければおかしい。ボランティアという名のタダ働きに労働力の多くを依存して利益を出して、その利益に一部の企業が群がる、そのような構造は、「収奪」としか私には表現できません。そのような、オリンピックの歪んだ姿の象徴が、竹田を巡る疑惑なのではないでしょうか。
2019.01.21
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今月の野鳥写真第1弾です。まず、お正月早々1月3日に三番瀬海浜公園に行きました。特に珍しい鳥はいませんでしたが、定番のシギチドリ類が沢山いました。ハマシギハマシギの群れ。寒いので体を膨らませて、頭を羽の中に突っ込んでいます。まんまる太郎のシロチドリミヤコドリも沢山いましたが、みんな頭を羽に突っ込んで休憩中でした。ダイシャクシギ。葛西臨海公園では何度もダイシャクシギを見ていますが、三番瀬で見るのはこのときが初めてでした。ミユビシギ続いて1月6日葛西臨海公園。鳥類園のブログでキクイタダキがいるとの記事を見て、早速行ってみたら遭遇しました。ただし、動きが早い上に、明るいところに出てこないので、まともな写真はほとんど撮れませんでした。キクイタダキ。日本で最小の鳥の一種です。(もう1種、ミソサザイも同大)キクイタダキ。私はてっきり「木喰い叩き」だと思っていたら、何と全然違って「菊頂き」なのですね。頭のてっぺんが黄色いことから、頭に菊の花がある、ということです。キクイタダキ。メジロと入り混じっていて、しかもすばしっこく動き回ります。メジロもキクイタダキよりわずかに大きいだけで、日本最小級の鳥ですし、シルエットが似ているので、両者をパッと見分けるのはなかなか難しい。1月14日葛西臨海公園。タシギ。タシギホオジロガモ。初めて撮影した鳥です。葛西臨海公園でも三番瀬海浜公園でも、何度もフラれて、やっと撮影できました。でも、ホオジロガモというのに、頬は全然白くないですねえ、おかしいですねえ・・・・・・実は、ホオジロガモの頬が白いのはオスだけで、これはメスなのでした。ホオジロガモ。というわけで、ホオジロガモは初めて撮影しましたが、次はオスのホオジロガモを撮影したいなあ。そして、今日1月19日、またまた葛西臨海公園です。カワセミ。今日も4人くらいの方が撮影していました。ヨシガモ。公園となぎさの間の水路にいました。ハジロカイツブリ。同じ水路にいました。アオジ。目の前に出てきました。今日は、猛禽類が沢山飛んで、ミサゴ、チュウヒ、ハイタカなどの写真も沢山撮りましたが、それについては後日「その2」で紹介します。
2019.01.19
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県民投票を封じる「抜け穴」を自民議員が伝授? 沖縄で広がる混乱沖縄県で2月24日に実施される、米海兵隊普天間基地の辺野古移設をめぐる県民投票。普天間基地がある宜野湾市をはじめ、実施をしない自治体が相次いでいる。参加できなくなる有権者が、3割を超える可能性もあるという。現段階で不参加を表明しているのは、宜野湾、沖縄、宮古島、石垣、うるまの5市。有権者は計36万人、沖縄県全体の約32%となる。このままでは「県民投票」といえど有権者が7割を切り、沖縄市に住民票のある玉城知事自身も、投票できなくなってしまう。不参加を表明している5人の市長は、いずれも安倍政権に近い保守系だが、なぜ県条例で定められた県民投票の実施を拒否できるのか。実は、「抜け穴」があった。投開票事務の一部は市町村が実施するが、経費は県が全額負担することになっている。問題は、市町村議会が、県から交付された経費の予算計上を否決した場合だ。その場合、首長は地方自治法に基づき、議会に「再議」を求めるが、再議でも否決された場合、同法177条2項にある通り、首長が予算計上「できる」とされている。《議会の議決がなお同号に掲げる経費を削除し又は減額したときは、当該普通地方公共団体の長は、その経費及びこれに伴う収入を予算に計上してその経費を支出することができる》県民投票を拒否する自治体は、「できる」を主張の「裁量」と捉え、不実施の意向を示しているのだ。これが、「抜け穴」だ。県側の見解は違う。「できる」という言葉は「権利等を与えられていると同時にその権利等を一定の場合には行使する義務をも負う、という意味も含む」「市町村の長に裁量権を付与したものではない」としている。こうした「抜け穴」を指南する文書を、弁護士の資格を持つ自民党の宮崎政久衆議院議員(比例九州)が作成していたと、琉球新報などが報じた。それによると、「県民投票条例への対応について」「県民投票条例への対応に関する地方自治法の解釈」などという文書が、保守系市町村議員らの勉強会で配布されたという。前者には、「予算案を否決することに全力を尽くすべき」などと記され、後者の資料には、地方自治法177条の法的解釈も記されていたという。琉球新報は以下のように指摘している。《市町村議員が議会での予算案を巡る反対討論や反対の意見書で指摘した内容は、宮崎氏の主張と一致している。現在、投票事務を拒否している市長らの見解とも重なっている》(要旨・以下略)---この動きには、唖然とします。あまりに浅はかなやり口です。もちろん、条例によって成立した県民投票を一部の自治体だけ実施しない、つまり投票の機会を奪う(言い換えれば、意思表示の場を奪う)というやり口自体が、法の下の平等や、ひいては民主主義の基本原則に反しており、きわめて問題であることは言うまでもありません。しかし、問題はそこだけではありません。この地方自治法の条文解釈自体が、きわめてヤバイものです。ありていに言えば、無政府主義的解釈ともいえます。問題の177条の規定は、こうなっています。第177条 普通地方公共団体の議会において次に掲げる経費を削除し又は減額する議決をしたときは、その経費及びこれに伴う収入について、当該普通地方公共団体の長は、理由を示してこれを再議に付さなければならない。一 法令により負担する経費、法律の規定に基づき当該行政庁の職権により命ずる経費その他の普通地方公共団体の義務に属する経費二 非常の災害による応急若しくは復旧の施設のために必要な経費又は感染症予防のために必要な経費2 前項第一号の場合において、議会の議決がなお同号に掲げる経費を削除し又は減額したときは、当該普通地方公共団体の長は、その経費及びこれに伴う収入を予算に計上してその経費を支出することができる。(以下略)(正文は漢数字)今回は、沖縄県が、政府の意向に反して制定した条例に基づく県民投票の予算の計上が論点になっています。だけど、この条文を見れば、問題はそんなレベルでは済まないことが分かるでしょう。「法令により負担する経費~普通地方公共団体の義務に属する経費」を(議会が否決した場合)予算計上「できる」という規定を「しなくてもよい」と解釈するのは、明らかに論理矛盾です。「法令は守らなくてもよい、義務は無視してよい」と言っているのと同じになってしまうからです。このような法解釈がまかりとおるなら、こういうことも可能になります。県民投票ではなく、国政選挙、あるいは近い将来あるかも知れない改憲の国民投票を、うちの自治体だけ実施しません。うちの自治体では住民票制度のために予算を支出するのはやめます。戸籍制度のために予算を出すのはやめます。国民健康保険はやめます、生活保護制度はやめます・・・・・・つまり、議会と首長が結託すれば、日本国の諸制度の枠外で、実質的な独立状態になれる、ということです。「国家解体の危機」みたいなフレーズで危機をあおるのは、ネトウヨの専売特許ですが、こんな法解釈を是とするなら、それこそ「国家解体の危機」になるのではないでしょうか?なにしろ、都道府県レベルでこれをやれば、警察も事実上無力化できるのてす。警察は直接的には都道府県庁の指揮下にはありませんが、予算は都道府県が支出しているからです。予算を計上しなければ、警察官の給料も払えない、何もできず、機能停止に追い込めます。それでも、こんな珍奇な法解釈を是とするのでしょうか?だとすると、目先の「県民投票つぶし」に目がくらんで、それよりはるかに重大な、とてつもなく大きな地雷を踏みつけていることに気が付かない、実に浅はかな行動と言うしかありません。というわけで、この件については、宜野湾市を相手に損害賠償を求める訴訟や、沖縄市に行政不服審査を求める動きもあるそうで、それは是非やってほしいです。こんなトンデモな法解釈は、きっちりと法廷の場で決着をつけるべきでしょう。
2019.01.17
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「なぜ暴言、罵声…」筒香がスポーツ界を変える決意未来の子どもたちを思うからこそ、温かくも、厳しい言葉だった。DeNA筒香嘉智外野手が14日、自身もかつて所属し、17年からは小学生の部のスーパーバイザーを務める堺ビッグボーイズの体験会に出席した。野球チームに所属していない子どもたちとの触れ合いで満面の笑みを見せる筒香 昨年はスポーツ界全体で、よくない問題点が浮き彫りになりました。アメフトの悪質タックル、体操、ボクシング…。時代は明らかに違う。スポーツ界全体が変わらないといけない。子どもたちのため。変わっていく必要がある。昨年には、自らある少年野球チームの様子を見学。自分の目で子どもたちを取り巻く環境を目で確認した。「そこでは指導者の方が、指導というよりは暴言、罵声、事細かい指示が行われていました。子供たちはできないのが当たり前。なぜそれに腹を立てて怒っているのか」と語気を強めた。(以下略)---時々鳥の写真を撮りに行く場所に野球場があって、少年野球チームが練習していることがあります。その脇をとおるとき、この記事と同じことを感じていました。指導者が頻繁に口汚く怒鳴り散らしているのを、何度か目撃したことがあるからです。正直なところ、赤の他人として脇を通り過ぎるだけでも、不快の念を禁じ得ませんでした。あの言葉や態度を、職場や家庭でとれば、パワハラであり、DVです。なぜそれが、少年野球の指導でだけ許されるのか。あるいは、表沙汰になっていないだけで、彼らは今の時代でも職場や家庭でああいう言動を続けているのかもしれません。そういう会社、そういう家庭は、今でも少なくないでしょうから。いずれにせよ、子どもの教育上、よい影響はどう考えても皆無であろうと思います。親としては(うちの子が野球をやることはないですけど)、まるで軍隊の新兵いびりのような、ああいう環境に子どもを置きたくないです。
2019.01.16
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前回の続きです。五竜岳鹿島槍ヶ岳と五竜岳南アルプス八ヶ岳と、その向こうにうっすらと富士山も見えます。八方尾根は森林限界が低く、リフトの終点から先はまとまった樹林はほとんどありませんが、わずかにダケカンバ林があります。ここでテントを張っている人もいました。何となく、こういう景色がすきなのです。不帰ノ嶮を右に見ながら登り続けます。ここまで、風もほとんどなく登ってきましたが、この先ではかなりの強風が待ち受けていることが、雪煙から伺えます。またまた白馬三山八ヶ岳と富士山。こちらの標高が上がっているので、富士山も先ほどより麓のほうまで見えます。丸山ケルンへの登り。写真では雪煙は先のほうに見えますが、この登り斜面て゜、すでに急激に風が強まりました。さっきまでの無風がウソみたいです。丸山ケルンのその先。ビュービューと風が吹いています。気温も急降下してきて、登りの最中でもフリースなしでは薄ら寒い感じになってきました。丸山ケルンから少し進んだとこで、相方の要望でいったん引き返して小休止。どうするか相談しましたが、もうちょっと先まで進むことにしました。フリースを着たのですが、風が強いため、ゴアテックスの雨具をいったん脱いでフリースを着るにも慎重さが必要です。うっかりすると飛ばされちゃいますからね。フリースや雨具自体もそうですが、手袋もそうです。で、結局同行者の意向もあり、写真中央の小ピーク(人が1人立っているところ、実際にはピークと言えるようなものではない、ただのコブです)で引き返すことになりました。この写真だと左側、人が3人いるところです。引き返し地点で撮影。風はすさまじく(と言っても、冬の北アルプスとしては、まあまあ標準程度ですが)、写真を撮るために外した手袋は、飛んでいかないようにアイゼンで踏みつけていました(笑)念のため、手袋の予備は持って来ましたが、オーバー手袋は予備がないのです。気温もかなり下がり、早朝朝焼けの撮影は10分素手でいても全然平気でしたが、このときは素手では1分でも耐えられない状態です。先のほうのアップ。このコースで一番厳しいところです。と言っても、特段危険ではないのですが、前回来たときはほぼ無風だったので、まったく何事もなく通過したものの、こんなに風が強いと、さすがにちょっと厳しいかな。そして、登ってきた道のり。結構登ってきたなあ。後で地図を確認すると、水平距離では全行程の8割程度を登ったようです。標高も、おそらく2500mから2550m辺りなで、リフト終点から700m登って、残り150mくらいと思われます。冬季未踏だったら、少し未練が残るところですが、4年前に登っているので、それほどではありません。ちなみに、八方池山荘を出発したのが6時40分頃で、この引き返し地点は、写真のデータによると9時52分ですから、所要3時間、このまま順調に山頂まで行ったとすると、おそらく10時半過ぎに山頂に着いただろうと思います。登山地図によると、標準タイムが3時間50分(もちろん、無雪期の標準)なので、冬山にもかかわらず、それと同じペース(しかも、あちこちで写真を撮っていた時間も含めて)で登ってきたようです。下りは早い早い、途中の小休止も含めて、おおむね1時間半で八方池まで下ってきました。で、八方池でまたも笛吹き。誰もいないところを見計らって吹き始めたら、外国人がいっぱい寄ってきて、ガンガン動画を撮られました(いや、撮っていいよ、と言ったんですけどね)。ただし、冬山なのでサングラスをかけており、かなり怪しい笛吹きになっています(笑)。12時過ぎに八方池山荘まで戻ってきました。ここで昼食、そしてリフトで下山しました。その間にガスが沸いてきて視界がなくなり、雪まで降り始めました。山頂まで行っても、おそらく帰路にガスにまかれて視界がなくなっていただろうと思われるので、丁度よいタイミングで引き返しました。山頂を断念した分、下山が早くて、下山後に入浴する余裕がありました。山頂まで行けなかったとはいえ、我ながら最高の景色を堪能できて、大満足でした。なお、往路は特急あずさで中央線・大糸線経由で白馬まで来ましたが、帰路は同行者が別ルートを発見。白馬からバスで長野に出て、新幹線で帰宅しました。中央線経由より交通費は少し高いものの大差はなく、所要時間はずっと短い。それにしても、八方尾根も外国人が多かったです。狭い意味の登山者(山スキー山スノボではない)は、大半が日本人だったのですが、山スキー山スノボは半分近く、ひょっとすると過半数が外国人ではないかと思われる状態です。そして、白馬から長野へのバスの乗客は、日本人は我々を含めて数人。乗客の7~8割は外国人でした。前述のとおり、冬の唐松岳は2015年2月にも登っているのですが、そのときも既に訪日外国人は急増中でした。八方にも外国人は多かった記憶はありますが、当時はリフトの終点より上で山スキー山スノボをやる外国人は、数人程度しか遭遇しませんでした。おそらくほとんどの外国人はスキー場で滑っていたのでしょう。それが、今やゲレンデの外にまで外国人が押し寄せるようになっているんですね。ただ、山スキーで遭遇した外国人は欧米系だけで、中国人と思われる人には遭遇しませんでした。リフト乗り場には居たので、スキー場で滑っている中国人はいるようですが、山スキーまでは、まだ進出していないようです。それも時間の問題でしょうかね。
2019.01.14
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高校の同期の仲間と2人で、北アルプスの唐松岳に行って来ました。昨年の怪我以来、初めて12本歯のアイゼンを使いました。先日の根子岳はワカンしか使わなかったので。行きの特急あずさから撮影した八ヶ岳。全然雪がありません。八方尾根には、さすがにこれよりずっと積雪がありましたが、それでも、例年に比べるとかなり少ないとのことでした。白馬駅から八方尾根をゴンドラ・リフトを乗り継いで八方池山荘を目指します。リフトを乗り継ぐ途中より。戸隠、火打方面でしょうか。で、リフトの終点の目の前に、この日の宿である八方池山荘があります。3連休の初日だけに、満員とのことでした。(予約してありました)で、さっそく、八方尾根を途中まで行ってみることにしました。白馬三山。左から白馬鑓か岳、杓子岳、白馬岳。五竜岳鹿島槍が岳。北アルプスには、槍ヶ岳があって鹿島槍ヶ岳があって、更に白馬鑓ヶ岳まであるのです。この場所で、例によって・・・・・・例によって例のごとく、笛を吹きました。今回もケーナとサンポーニャ1組ずつしか持って行きませんでした。(いや、4組も抱えて山に登るほうがどうかしているのですが)眼下にリフトと、八方池山荘。この日は、ここまでで、八方池山荘に引き返しました。そして、今日。朝は素晴らしい天気でした。朝食は6時、6時半過ぎには山荘を出発し、昨日撮影した場所まで登って行きます。アルプスの夜明け。鹿島槍ヶ岳五竜岳。真っ赤に染まる白馬三山。時刻は7時6分でした。白馬三山を少し広角で。雲海に浮かぶ天空の城のようです。1月の早朝だから、すごく寒い・・・・・・と、言いたいところですが、異常に暖かくて、写真を撮るには右手の手袋を外すのですが、この場所で10分以上撮影していて、特に冷たいとは感じませんでした。服装も、フリースは、着ていると明らかに暑いので、登り始めの時点で脱いでしまいました。もちろん氷点下ではあるのですが、マイナス2~3度?この時期のこの高さ(八方池山荘は標高1800m、この撮影場所はそこから100mか150mくらい登ったところ)の早朝とは思えない気温です。真っ赤な朝焼けは急速に終わり、今度は金色に輝く白馬三山です。不帰キレット不帰キレットを含む不帰ノ嶮日が登って行きます。次回に続きます。
2019.01.13
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性的少数者 LGBT「知っている」68% 同性婚合法化「賛成」8割 電通調査広告大手・電通は11日、同性愛者やトランスジェンダーら性的少数者(LGBTなど)に関する調査結果を発表した。LGBTという言葉を知っている人の割合は約7割に達し、前回(2015年)からほぼ倍増した。同性婚についても約8割が「賛成」と答えた。 性的少数者に当てはまる人は8.9%だった。前回の7.6%よりわずかだが増加。同社は「LGBTに関する情報が増えたことで、当事者が気付くケースが増えたのではないか」とみている。18年10月、インターネットで全国の20~59歳の6万人を対象に調査し、うち6229人を抽出して本調査を実施した。体の性別、性自認(心の性別)、好きになる相手の性別を質問し、「異性愛者で、出生時の性別と性自認が一致する人」以外である「LGBT層」が8.9%だった。「『LGBT』は性的少数者の総称の一つと知っているか」を問う質問には、「知っている」「何となく知っている」と回答した割合が合わせて68.5%(前回37.6%)に上った。同性婚の合法化については「賛成」「どちらかというと賛成」が合わせて78.4%を占めた。LGBTではない人たちでは、男性より女性、また年代が若いほど賛成の割合が多かった。一方、本調査で「LGBT層」589人に対し、「LGBT当事者であることを他者にカミングアウトしているか」を尋ねた質問では「誰にも伝えていない」とした人が65.1%に上った。「近年周囲の人にカミングアウトしやすい環境になっていると感じるか」という質問にも、そう感じない人が69.5%を占めた。 ---調査手法による多少の誤差はあるでしょうが、LGBTの割合は1割に満たない、私の推測よりは、若干多い(せいぜい5%程度と思っていました)ものの、圧倒的な少数派であることに変わりはありません。前回調査より少し増えていますが、この先これが1割を超え2割3割になるかと言えば、そういうことはありえないでしょう。何度も書いているように、性的な指向は、人間の本能に根ざしているものであり、環境や教育とか主義主張で変わるようなものではない(せいぜい、偽装するだけ)からです。この問題を度々取り上げている私自身からして、1点のくもりもない異性愛者であり、仮に周囲にどれだけ同性愛者があふれかえろうとも、同性と結ばれようとは思いませんから。LGBTが全人口の5割6割になったら、「国が潰れる」の心配は分からないではありませんが、人間が生物の一員である以上、そういうことは起こり得ないのです。1割に満たないLGBTによって、国が潰れる、なんてことはあり得ません。むしろ、少数者(LGBTに限らず、様々な分野の)に対して、一方的に忍従と我慢を強いる状況の方が、少子化にはよほど影響が大きいものと思います。それにしても、同性同士の結婚の合法化に8割近くが賛成とは、この問題に関しては日本人一般の意識は、案外開かれているようです。開かれていないのは、政治の世界だけかもしれません。
2019.01.12
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第7回八王子フォルクローレフェスタ2月9日(土)開場10時20分・第1部10時35分-13時10分・第2部13時50分-16時20分会場 北野市民センター・ホール(京王線北野駅北口徒歩1分)出演グループ 第1部 ロス・マルテス/八王子フォルクローレ同好会/ロス・トマドーレス/アンデスの風/ケーナサークル・コンドル/コンフント・サルー/ソニアドーレス/青と碧第2部 日野ケーナ教室/うっちーず/エストレージャ・アンディーナ/UKS/フロール アマリージャ/セニシエンタ/ロス・ボラーチョス朝から夕方までのコンサートですが、inti-solは、第2部「エストレージャ・アンディーナ」午後2時28分ー47分(予定)の一員として演奏します。4曲を予定。入場 無料エストレージャ・アンディーナ---2月23日(土)夜フィエスタ・バイラブレ「キラ・ウィルカ」で1ステージ30分前後演奏します。ボリビアのダンスパーティーです。入場料・会場・時間は後日お知らせします。前回、昨年4月の同じイベントでの演奏よりキラ・ウィルカ
2019.01.11
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辺野古工事停止へ署名20万突破 米記者「米市民は知らない」「工事を止めるまで絶対に諦めない」―。吐息が白くなる寒空の下、県系4世のロブ・カジワラさんや平和運動家、遠方から駆け付けた沖縄県出身者らの思いがホワイトハウス前で結束した。ロブさんが提起したホワイトハウスの電子署名は8日現在、約20万筆に達した。沖縄県内でも米国での集会に合わせて在沖米軍司令部のある北中城村のキャンプ瑞慶覧石平ゲート前に市民ら約200人が集まり、新基地建設反対の声を上げた。~集会には在米県出身者らも駆け付けた。ミネソタ大学の島直子准教授は「翁長雄志知事の死後、居てもたってもいられず行動する機会が増えた。新基地建設工事は絶対に止めなければ」と熱い思いを語った。一方、集会の取材に訪れた米メディアは1社のみ。米誌ネイション記者は「アメリカでは話題になっておらず、米市民は知らない。工事が進む状況下で、どんな効果が見込めるかは未知数だ」との見方を示した。カジワラさんは昨年12月8日、請願サイト「We The People」で、埋め立ての賛否を問う2月24日の県民投票まで、工事の一時停止を要請した。ホワイトハウスは署名開始から30日以内に10万筆以上を集めた請願に対し、60日以内に回答する規定となっており、何らかの回答をする見通しだ。署名は米政府が回答するまで継続される。---私も、署名しました(多分、できていると思います・・・・・・)。https://petitions.whitehouse.gov/petition/stop-landfill-henoko-oura-bay-until-referendum-can-be-held-okinawa本当のことを言えば、辺野古基地建設問題について、米国で署名というのは、情けない話だと思います。本来それは日本政府が決めるべきことだからです。いくら米軍基地と言っても、米国が日本政府の意に反して建設しているわけではありません。だから、署名すべき相手は米国政府ではなく日本政府であるはずです。が、残念ながら日本政府は聞く耳を持たない。しかも、このように署名に対して何らかの回答を行うというシステムは日本にはありません。であれば、日本政府の宗主国である米国に対して、このような運動に出るのは、次善の策としてやむをえないことです。それにしても、30日間で10万筆が条件でしたが、その2倍の20万筆とは集まりました。モデルのローラさんが発言したことも大きかったかもしれません。ただ、この署名で工事が止まるかというと、残念ながら難しいだろうと考えざるを得ません。回答の義務があると言っても、どうせ木で鼻を括ったような回答しか返っては来ないでしょう。なんといっても、あのトランプですから。そこに何の期待も抱けません。その意味では、署名は米国政府に対するものというより、世界に対するアピールと言えます。世界にこの問題を知らしめていかなければ辺野古基地建設の阻止は見通せません。そして、移設是非を問う県民投票に大いに注目です。東京から、移設反対派を応援しています。一方、われらが首相は、こんなことを口走っています。辺野古埋め立て 首相が「あそこのサンゴは移植」と発言したが…実際は土砂投入海域の移植はゼロ米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に伴う埋め立てに関し、安倍晋三首相は6日に放送されたNHKのテレビ番組「日曜討論」で事実を誤認して発言した。安倍首相は「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは移植している」と述べたが、現在土砂が投入されている辺野古側の海域「埋め立て区域2―1」からサンゴは移植していない。埋め立て海域全体では約7万4千群体の移植が必要だが、7日までに移植が終わっているのは別海域のオキナワハマサンゴ9群体のみにとどまっている。(以下略)---東京オリンピック招致演説の際の「アンダー・コントロール」発言と同じく、公開の場で、その場限りの明らかなうそをつく、信じがたいことです。そもそも、仮に安倍の言うことが事実になったとしても、移植=解決、ではありません。例えば、私は明治神宮や葛西臨海公園に鳥を見に行きますが、もしも明治神宮を潰して何か別の施設(基地でも巨大高層ビルでも何でもよいですが)を作る、などという話になった場合、園内の樹木を移植すれば、問題ないのでしょうか。明治神宮の森は、都心にそういう環境があることが貴重なのであり、個々の樹木が絶滅危惧種というわけではありません。そこを自然とかけ離れた施設にするとしたら、それは大問題であり、樹木を他所へ移植することは何の解決でもありません。それに、移植にはリスクがあり、上手くいかずに枯れるものが相当出てきます。それは辺野古の珊瑚も同じでしょう。辺野古は、アオサンゴとジュゴンの分布北限とされます。アオサンゴ自体も絶滅危惧種ですが、とりわけ辺野古は「北限の地のアオサンゴ」だから重要なのです。それを、もっと南に移植することに、何の意味があるのか。そして、移植しても死滅するサンゴがかなり出てくるであろうことも、樹木の移植と同じはずです。まして、そこにいたジュゴンはどうするのか。移植した、という言葉自体も嘘ですが、それが問題の解決になるという発想自体が、何も分かっていないのです。こんな人物が、まだまだ首相の座に止まりそうだ、ということに、私は絶望的な気分になります。
2019.01.09
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「LGBTばかりなら国つぶれる」 自民・平沢議員 集会で自民党の平沢勝栄衆院議員=写真=は3日、山梨県内で開かれた集会で「性的少数者(LGBT)ばかりになったら国はつぶれる」との趣旨の発言をした。平沢氏が5日、取材に対し事実関係を認めた。平沢氏は取材に「日本の少子高齢化問題についての文脈で発言した。LGBTの方の権利を守るのは当然だと思っている。存在を否定する意図は全くない」と説明した。LGBTを巡っては、自民党の杉田水脈衆院議員が昨年「生産性がない」と月刊誌に寄稿し、批判を浴びた経緯がある。---もっともらしく、「心配」して見せていますがLGBTばかりになる」などという事態がそもそもあり得るのでしょうか。マイノリティ(少数者)という言葉は、差別、非差別関係を表すので、必ずしも物理的に少数派のみを表すとは限りませんが、少なくともLGBTが人数において圧倒的に少数派であることは、論を待たないでしょう。過去に何度も指摘していることですが、同性が好き、異性が好きというのは本能に根ざす部分ですから、趣味や嗜好、信念とは異なった次元であり、他人が指図したってどうにもならないことです。弾圧したり糾弾したり教育すれば、同性ではなく異性を好きになる(あるいはその逆)、なんてことが、あるとでも思っているのでしょうか。まして、LGBTが世の中でもてはやされれば、同性愛者が増える、などということはあり得ないでしょう。そして、人の圧倒的多数は、異性愛者なのです。生物としての本能に根ざしての志向ですから、大筋ではそれは変わるものではありません。世の中がLGBTばかりになったら、などということは、つまりあり得ないのです。あり得ないことを「心配」するのは勝手ですが、何か対策が必要なことではないし、「天が落ちてこないか」という類の自然現象ではない、人に対するこの種の無用な「心配」を不必要に公言することは、差別でしかありません。そんな心配をするなら、「世の中みんな政治家ばかりになったらどうする」という心配をしなければならないでしょう。政治家は必要な職業ですが、世の中の5割も6割もが政治家になったら、おかしなことになるでしょう。しかし、実際にはそんな心配をする必要がないことは言うまでもないでしょう。もし、少子化を心配するなら、世の中には、より直接的に因果関係のある問題点がいくつもあるでしょう。例えば母親の社会的孤立、保育園の不足、子育てするには将来の見通しが立たない不安定雇用の増大等々。それらの問題をすっ飛ばして、「LGBTばかりになったら」とか、要するに具体的な策は面倒だけど少数派叩きは楽だからやっている、としか私には思えないのです。
2019.01.07
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高校同期の山仲間と、何故か山に登らず、川越の七福神めぐりに行って来ました。かつて、東上線は頻繁に利用していましたし、川越の先まで毎週通っていたこともあるのですが、どういうわけか川越で下車したことはなく、今回初めて行きました。小江戸と呼ばれていることは知っていましたが、こんなに観光客が多いとは、思いもしませんでした。たしかに、古い町並みは魅力的です。妙善寺(毘沙門天)天然寺(寿老人)各寺には「水琴窟」があります(見つけられなかったお寺もありましたが)。地中の甕に水が滴り落ちると、反響がきれいに聞こえる、のですが、最初の二つのお寺はそれがとてもよく聞こえたのですが、だんだん聞こえにくくなって、マイクを仕込んでスピーカーで音を増幅して流しているお寺もありましたし、聞こえるような、聞こえないような・・・・・・というお寺もありました。喜多院(大黒天)成田山(恵比須天)蓮馨寺(福禄寿)丁度昼食時になりました。小腹が空いたので・・・・・・(昼食は、このあとこれとは別に食べましたが)小江戸、というように、確かに古い町並みは魅力的です。古い町並みは魅力的ですが、道路、歩道の広さに対して観光客が完全にオーバーフロー。それなのに車の交通量は結構多く、その点はなかなか大変そうです。平日は空くのでしょうが。着物のレンタルがあるようで、着物で歩いている人が結構います。で、七福神に戻り見立寺(布袋尊)そして最後の7番目妙昌寺(弁財天)写真は略しましたが、これ以外にも熊野神社と氷川神社にも行っています。更に・・・・・・ききざけ処ですって。もちろん入りましたとも。そんなには飲んでいませんが、美味しくいただきました。今回は、高校同期の中で川越在住者がおりまして、彼が全部コーディネートしてくれました。おかげで何も準備せず、ただ付いて行くだけで、七福神めぐりが楽しめました。
2019.01.05
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トルコ原発 日本、撤退へ 輸出戦略白紙に政府は、三菱重工業とトルコで進める新型原発建設計画について、トルコ政府に大幅な負担増を求める最終条件を提示する方針を固めた。安全対策費の高騰から採算性が悪化したためだが、トルコが受け入れる可能性は低く、事実上の撤退となる見通し。日立製作所が進める英国への原発輸出も実現困難な情勢で、両事業が頓挫すれば国内外とも受注案件はゼロとなり、安倍政権がインフラ輸出戦略の柱に掲げる原発輸出そのものが白紙に戻ることになる。政府と三菱重工が進めているのは、トルコ北部の黒海沿岸シノップの原発建設計画。安倍首相とエルドアン首相(現大統領)が2013年、原発建設での協力を盛り込んだ共同宣言に署名。だが、11年の東京電力福島第1原発事故後、世界の原発の安全対策費は増加していた。さらに予定地周辺に活断層の存在が指摘されるなどし、三菱重工が昨年7月末にまとめた事業化に向けた調査では、事業費が当初の2・1兆円程度から2倍超の5兆円規模に膨らんだ。また昨夏以降、トルコの通貨リラの下落で採算性が悪化した。このため、政府は近く、トルコに事業費を回収するための売電価格の大幅な引き上げなどを求めることにした。価格引き上げはトルコ国民の負担増に直結するため、トルコが受け入れるのは難しいとみられ、実質的に撤退に向けた協議となる。一方、日立は英国で2基の建設計画を進めてきたが、中西宏明会長が昨年12月、事業費増加を受けて「もう限界だと英政府に伝えた」と述べ、現計画は実現困難との認識を示した。政府は安倍首相のトップセールスで原発輸出を推進してきたが、有力視された両国の建設計画が相次いで頓挫しかかっている。---日本国内で原発を増やすなどもってのほかですが、それは海外についても同じであると私は思います。勿論、地震のリスクによって原発の危険性は変わりますが、トルコの予定地域には活断層がある、つまり地震が起こる可能性があるというのでは、論外といわざるを得ません。引用記事には、2011年の福島第一原発事故以降、世界の原発の安全対策費は増加した、とあります。当然の話ですが、トルコへの原発輸出は2013年に決まった話です。ということは、逆の言い方をすると、福島第一原発の事故から2年も経っているのに、安全対策費の増加を見込まないで輸出を計画した、ということになります。小手先程度に対策を考えたのでしょうが、「世界標準」にはほど遠かった、ということなのでしょう。あの事故からの教訓を、当事国である日本は(他国と比べて)あまり汲み取ろうとしなかった、というわけです。そのような原発輸出は大問題であり、それが頓挫したことは朗報というほかありません。経団連の会長も、新年の記者会見で、原発について、「国民の反対が強いのに、民間企業が作ることはできない」と言っています。経団連の中西会長は、引用記事でイギリスへの原発輸出に「もう限界」との発言が伝えられている日立製作所会長でもあります。要するに、もう原発事業では採算がとれそうにない、撤退したい、ということなのでしょう。これによって日本の原発輸出は、すべて失敗の公算が高いようです。輸出して、事故を起こして大きな被害を出して失敗するよりは、輸出そのものに失敗する方が、傷ははるかに浅く済むというものです。言い換えれば、過酷事故の対策をきちんととった場合、原発はとても採算がとれるような代物ではない、ということなのでしょう。日本が自らの判断で原発輸出を断念したのではなく、他力本願で結果的に輸出相手から断られて余儀なくそうなったのは、少し残念ですが、ともかく結果として日本が原発を輸出しないことは、年の始めからのよいニュースであると、私は思います。
2019.01.04
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毎年、もう今年で最後か、と思いつつ、まだ実家で家族集まっておせち料理が続いています。ほんと、来年もできるかどうかわからないですけど。我が家から持っていったものも少し混ざっています(練物の一部)重箱のひとつ(煮物)はだいたい母の手作り、もうひとつ(練物)は既製品です。最近、実家で何かやるときは、たいてい子どもが料理の手伝いに行っています(もう、母が独力で全部を作るのは難しい)。しかし、おせちに関してはまったく手伝っておらず、母が一人で作っています。だから、母の得意料理の多くは、うちの子も作り方をマスターしているのですが、おせちはダメですね。母が作れなくなったら、そこで終わりになるでしょう。すべて既製品を買ってきてまで食べたいものでもないので。2~3品ならいいですけど。こちらの皿は、手作りと既製品が半々です。お雑煮。これだけは、今後も続くでしょうね。もっとも、相棒の作る雑煮と実家の雑煮が、また全然違うのです。雑煮。今年初練習もしてきました。というわけで、毎年変わり栄えのしない新年ですが、かわり映えがするときは、たいていろくなことになっていないので(誰かが山で転んで足を折ったあとの新年とか、父が元旦の朝に入院した新年とか)、かわり映えのしない新年が迎えられる、ということ自体が、とても幸せなことである、と感じる今日この頃です。来年もできるといいなあ。皆さん今年もよろしくお願いします。
2019.01.01
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