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*********************************************************************日興の吉野テクニカルアナリストの2013年予測。(12月28日の日経CNBC午後4時の番組)結論3つ:1)円が主要通貨に対して全面安。来年も継続する。 1971年から2012年までの円ドルチャートで2011年10月31日の75.35円が大底。 円高はそこで終了した。チャート上の円安ピークから円高まで過去40年で4回の 50%近い(ドル安から円高への変化率)を実現したこと。 来年の円ドル相場は85円から89.70円をめざし、その後 93.01円を目指すだろう。 ユーロ円は来年春以降に121円から128円を目指す。 2)日本株が上昇基調に転換。 短期的な過熱感あるが上昇はまだ始まったばかり。 2013年の株式市場は上昇加速して2010年の高値(11339円)を超えていく展開になると予測。 来年1月には500円から700円ぐらいの下げ調整はあるかもしれないが、徐々に上げていき、 2013年末には日経平均は12445円ぐらいまで上げていくと予測。 (参考までに:リーマンショック時の下げからの半値もどしの水準は12658円) 2011年11月25日の日経平均 8160円で大底形成、今年6月に接近したが割らなかった。 2012年の12月相場で今年の高値 3月27日につけた10255円を超えてきた。 底入れは確認された。上昇のエネルギーはたまっている。 長期上昇サイクルに入った可能性が高い。12年サイクル、 20年サイクル、 60年サイクルで みても、長期上昇サイクルに入った可能性があると判断している。 3)日米の長期金利低下の終焉。 日米の長期金利は現在大底圏にある。今年は為替のトレンドは変わったが、金利のトレンド はまだ変わっていない。 米金利は1981年の米10年債15%から以降、30年間低下を続けてきた。 米金利は2013年年初から上昇に入る。それにともなってドル円の円安が加速する。(補足でNY株式市場については来年前半は上昇基調を保つだろうけど後半は失速すると 予測) **********************************************************************
2012年12月30日
*********************************************************************三菱UFJ証券の11月の台湾のハイテク業界の直近事情。(12月21日付け)●液晶パネル、DRAM 関連に改善の動きあり。●ハイテク17社の売上高は2ヵ月連続で今年最高を更新した。DRAM は価格指数が前月比 で急落したが、数量増でプラス成長を確保し、26 ヵ月ぶりに前年比プラス成長を達成した。 12 インチウエハ工場の処分等による供給サイドの生産能力の整理が着実に進められている。 ファンダリー関連は不需要期から前月比でマイナスとなったものの、前年比で7ヵ月連続 二桁増収を達成した。TSMC は2013年売上高見通しで2割近い増収の見方を示した。●DRAM価格指数は12月に入り、DDR3 の2G-DRAM価格の値戻しもあり、反転上昇して おり、12月19日現在で、10月末の水準まで回復している。●液晶パネル関連も大型パネルを牽引役に4 ヵ月連続で前年比プラスとなった。液晶パネル 関連はクリスマス商戦向けの大型パネルの拡大。数量ベースで大型パネルは前年比、 前月比ともにプラス成長を達成。 パネルとタッチ操作機能を統合したワン・ガラス・ソリュー ション(OGS)製品が中小型パネル(スマートフォンやタブレット端末向け)や大型パネル (ノートPC)向けで拡大。液晶パネルは前年比で4 ヵ月連続、前月比でも1 ヵ月ぶりのプラス 成長を達成。●パソコン関連は二極化しており、クラウドコンピューティング向けサーバーに注力する動きが 散見された。●好調なアスーステックは12月3日開催のグローバル戦略会議で、2013 年の出荷目標数字 として、ノートPC で2,400 万台(前年比7.6%増)、タブレット端末で1,200万台(同90%増)、 スマートフォンにタブレット端末を組み合わせた携帯端末「バッドフォン」で100万台(数倍増) を設定することを決めた。ノートPC とタブレット端末合計で3,600万台とし、米国のアップル に次ぐ出荷量世界第2位を目指す計画。●一方、エイサーも研究開発要員の増員により、従業員数を現在の約1,000名から3年後には 1,700名に増やす計画。 **********************************************************************
2012年12月30日
**********************************************************************2013年の半導体業界見通し。みずほ証券の調査レポートから:●2012年の半導体市場成長率を従来予想の前年比1%減から同2%減とし、2013年は同3%増の見方を継続。●2012年の半導体設備投資額予想も従来予想の前年比5%減から同20%減とし、2013年は同10%減から同5%増とする。●ARM系プロセッサに関するファウンドリーのシュリンク投資は高水準が見込まれるが、MPUの投資減少懸念が残る。みずほ証券では、2013年後半のメモリ需給改善による投資増加を考え始めている。●動向: 2013年はメモリ半導体の需給に注目:2013年は、タブレットPCの需要拡大とスマートフォンの表示画素数の拡大によってDRAM市場全体の約4割がモバイルDRAMに変化するタイミングである。特に、2013年後半はDRAMメーカーの供給能力を超え始める可能性がある。●NAND Flashメモリに関しては、微細化の難しさなどから2014年には一年を通じてタイトになる可能性があり、2013年の後半には次なる設備投資を必要とする可能性があろう。結論:●半導体製造装置セクターの中で、メモリ投資の恩恵を受けやすいのが東京エレクトロン、日立国際電気、アドバンテストなどであり、それぞれ「中立」の投資判断を継続。また、後工程系のディスコは「買い」を継続。**********************************************************************
2012年12月30日
**********************************************************************2013年の為替ストラテジー~ドル円は円高から円安へ。トレンド転換を想定~大和の為替チームの予測:●2013年のドル円は90円台を目指そう: (←野村の池田FXストラテジストも同じ。)2013年は円安・ドル高の展開を想定する。世界景気の回復を背景とするリスク選好の円安に加え、日米の金融政策や金利などの相対関係から見て円安が進行すると考えられる。2007年から11年半ばにかけて、ドル円は趨勢的な円高・ドル安が進行した。米FRB は自国の景気見通しが悪化するたびに、大規模な量的緩和や、低金利政策の強化など、金融緩和を加速してきた。米国の量的緩和を通じたマネー供給量が日本を大きく上回ったことや、日米金利差の縮小が円高・ドル安要因となった。しかし、11 年半ば以降は、日米マネー供給量の差が縮まり、日米金利差も縮小余地が乏しくなり、円高・ドル安の流れに歯止めがかかった。2013年は金融政策の方向性の違いや、金利差の拡大からドル円は2010年6月以来の90円台回復を目指すのではないか。●金融政策の方向性の違いが円安に:2012年12月のFOMCでは当初450 億ドル/月のペースで米国債を新規に買入れする方針が示された。ツイスト・オペの代替策だが、新規の買入れは市場にマネー供給を伴うため金融緩和の強化と言える。ただし、その一方でFRB は“異例の低金利”政策の解除時期を明確にした。失業率に目標達成が設定されており、早期に実現すれば金融緩和の解除時期が(FRBの従来想定よりも)早まる可能性がある。米国景気は住宅市場などを牽引役に回復が見込まれる。金融緩和の強化よりも、緩和解除の見方を強めていくと考えられる。一方、日本は更なる金融緩和の強化が見込まれる。新首相に就任する安倍自民党総裁の要請もあって、日銀は1 月21・22 日開催の金融政策決定会合で、12年2月に設定した「物価安定の目処1%」を「物価目標2%」へ引き上げることを検討する。これを採用すれば、日銀はより一層の金融緩和強化が必要となろう。日銀がFRB よりも積極的な金融緩和を進めることで円安・ドル高となろう。●実質金利差の拡大が円安に:実質金利差(米実質金利-日実質金利)の拡大が見込まれることも円安・ドル高要因となろう。実質金利とは、名目金利から期待インフレ率を差し引いた金利。名目金利が一定と仮定すれば、期待インフレ率の上昇は実質金利を低下させる。現状、日本の期待インフレ率(5年物)は「物価安定の目処1%」を下回る水準にある。日銀の方針が「物価目標2%」に変更され、金融緩和が強化されれば、期待インフレ率は上昇が促されよう。一方、米国の期待インフレ率(5 年物)は、FRB のインフレ目標である2%をやや上回っており、日本に比べて上昇は見込み難い。日米の景気が回復し名目金利が上昇しても、日本の実質金利は米国に比べると上昇が緩やかとなろう。日米実質金利差が拡大し、円安・ドル高要因となろう。-------------------------------------------------------------シティバンクの高島修チーフFXストラテジストは●来年の円安のピークは2月ごろでその後、10月まで円高が続き、円高のピークは10月。その後ゆっくりと円安へ。というシナリオ。三井住友銀行の宇野大介チーフストラテジストも●来年の円安のピークは2月を想定。その後年末まで1ドル=73円ぐらいの円高トレンドへの回帰を予想してます。この二人の円安2月ピーク説でいくなら東京株式市場は来年2月に高値をつけて、そのあとはサヨウナラ相場となり、再び、8500円前後でちんたら相場にもどります。**********************************************************************
2012年12月30日
財政の崖、交渉難航、膠着状態を嫌気でしょうか。ダウは昼に向けて深く下げていき、午後1時ごろに -148ドルほ下げて、そこから-110ぐらいまで戻して、そこでもたもた。最近金融株の上げが目立っていたから、バンカメ、シスコ、JPモルガンなどが-2%ほど下げてるね。JCペニーがまた叩き売られてる。-7%, 円ドルはとうとう86円台にのっかったね。大納会はどんな展開になるのやら。寄り付きが一番高いっていうのは惨めな相場。ちょっと調子にのりすぎ、いやもう悪のりしちゃってるから、少し冷やしたほうが長続きするよね。明日の相場の一番大事なとこは、相場が上げようが下げようが、じっと中身を見ないといけないね。2013年前半の柱になる銘柄を見つけることでしょうか。動意づき初めてるだろうから。初期の動きなら、その銘柄だけ仕込んでおきたい気もするね。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2012/12/28 01:06◇米国株、ダウ一時100ドル超安 民主党総務が協議進展の鈍さ警告 【NQNニューヨーク=川内資子】27日午前の米株式相場は下げ幅を拡大している。ダウ工業株30種平均の前日比の下げ幅は100ドルを超える場面があった。減税失効と歳出削減が重なる「財政の崖」を巡り、クリスマス後も与野党協議に目立った進展がみられないことを嫌気している。 民主党のリード上院院内総務がこの日午前、「(共和党の)ベイナー下院議長は議員をワシントンに呼び戻すべきだ」と述べ、事実上クリスマス休暇から明けていない下院の対応の鈍さを批判したと伝わった。「我々は財政の崖に陥る方向にあるようにみえる」とも警告した。交渉期限とされる年末までに、崖の回避に向けた部分的な合意も成立しないのではないかとの警戒感が株式の売りにつながっている。 午前発表の12月の米消費者信頼感指数が前月から大幅に低下し、市場予想も下回ったことも相場の重荷になったとみられる。 ダウ平均は午前11時5分現在、前日比70ドル89セント安の1万3043ドル70セントで推移している。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2012/12/27 23:59◇米国株、小動きで始まる ダウ16セント安 「崖」協議再開で様子見【NQNニューヨーク=川内資子】27日の米株式相場は小動きで始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比16セント安の1万3114ドル43セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同4.67ポイント安の2985.49で推移している。減税失効と歳出削減が重なる「財政の崖」を巡る与野党協議がクリスマス休暇を経てこの日から再開する。協議の動向を見極めたいとして、積極的な取引を見送るムードが強い。 週間の米新規失業保険申請件数が市場予想に反して前週比で減少した。米雇用情勢が順調に回復していると受け止められたが、いまのところ相場の反応は限られている。 個別株では、コンピューター外部記憶装置(ストレージ)関連技術の特許侵害で多額の賠償金を支払う陪審評決を受けたと伝わった半導体のマーベル・テクノロジー・グループが安い。ダウ平均構成銘柄ではネットワーク機器大手シスコシステムズや、映画・娯楽のウォルト・ディスニーが下落している。 一方、2013年にサンフランシスコなどで小売店舗を開設すると発表したIT(情報技術)のマイクロソフトは小動き。追加の自社株買いを発表した銃器製造最大手のスミス・アンド・ウェッソンは上昇している。
2012年12月27日
明日は上げるだけ上げて終了したりして 2012-12-27(木)14:40pm僕の独断と偏見に満ちた”明日の相場の読み”だけど、みなさんのご意見は?明日の相場の読みのシュミレーション。日経の懸賞論文です。(ウソ) 1)明日は思いっきり上げるだけ上げて今年の大納会を派手に終了する。----これ確率 25% 日経平均は2011年の高値奪回を視野に始動開始。引けは +250から+350ぐらい で終了。なら今日買っておくのが賢明になるけど、怖いよね) 2)最初日経平均が+100円ほど上げて、引け前にみないっせいに売って処分 ----この確率 35% するだろうからとそれを見込んだ先回りの売りで失速。引けは今日の 引けぐらいで終了。 3)大納会終了は年末年始何が起こるかわからないし、寄り付きから売りを ----この確率 40% 浴びて、引けは -150円で終了。 4)その他。想像を超えた展開になって終了? この確率 10%
2012年12月27日
ローソンの売り方 2012-12-25(火) MFSインベストメント・マネジメントというファンドがローソンを11%保有。(1110万株+少し)最近 その0.2%ぶん減らした。 値がさ株のローソン(2651)本日の引けが 5860(+70) 出来高22万株。きっと4000円前後で買って5800円台で自分で相場を崩さないようにそっと売ってるのでしょう。4000円で1100万株取得なら440億円の投資。→5800円で1100万株の売り。638億円。つまるとこ、この投資で200億円ほど儲かったのでしょうね。 ローソン保有株を売ると決めたならば、ローソンの株価はもう上がらないということかもしれないね。どこかでっかいファンドが長期の買いに入るなら上がるだろうけど。。下げてきたら、他のファンドも売ってくるでしょう。←ここが大事だよね。だから手持ちの株数を極秘にして売りたいだろうに、でももうばれちゃった。 発行株数の11%から→5%ぐらいまで減らすつもりなら、半分の500万株から600万株ほど売りたいのでしょう。売り注文を出すときは1日の出来高の半分を超えて売らないのが正しい売り方。この出来高。たったの22万株。なら1日 10万株づつ売るとして、保有株を半分にするのに2ヶ月はかかるね。全部売るのに4ヶ月。だからでかいファンドは運用するの大変ね。運用成績がはでかいファンドだろうが、小さいだろうが、運用期間のパフォーマンスがすべて。小さいファンドとの競争がいかに大変か、わかるよね。 この会社、運用総資産額 2,444億ドル(約20兆円)仮に日本株投資が全体の3%として約6000億円。もし5%なら1兆円。1兆円の日本株ファンドを100銘柄に集中投資するなら、1銘柄 100億円。MFSインベストメントはローソンに400億円投資してるから、日本株の運用は3兆から4兆円のサイズかもしれないね。ならでかいね。1銘柄で400億円はきついね。1つのファンドに200銘柄もぶちこんだら、運用にならないね。index運用にしたほうが早いかもね。なら頭はいらないことになる。(ちなみに、ロンドンのJPMorganの日本株ファンドは推定で6000億円ファンド。) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2012/12/25 16:055%ルール報告25日 ローソン(2651)――保有割合の減財務省 12月25日受付(提供者、共同保有者合計保有株券等の数・保有割合、カッコ内は報告前の保有割合)★発行会社:ローソン◇MFSインベストメント・マネジメント株式会社など11,105,173株 11.07%(11.28%) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーMFSインベストメント・マネジメントを調べてみると、。。 米国本社:マサチューセッツ・ファイナンシャル・サービセズ・カンパニーMassachusetts Financial Services Company創立 1924年(大正13年)本社所在地 111 Huntington Avenue, Boston, Massachusetts 02199 USA最高経営責任者 Robert J. Manning運用総資産額 2,444億ドル(約20兆円)親会社格付 S&P AA-(サンライフ・フィナンシャル)従業員数 約1,700名ウェブサイト> www.mfs.com2011年6月末現在 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーMFSが米国ミューチュアル・ファンド(オープンエンド型投資信託)の“歴史の扉” を開いたのは、1924年。以来、ミューチュアル・ファンドの歴史は、MFSの歴史ともなりました。米国最古の投資信託であるMIT(マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト) は、今日に至るまでなお、一貫した運用を保っています。
2012年12月25日
さきほど会員向けに、2013年の米株見通しと為替見通し。そして我々の投資戦略について配信。金曜の新高値銘柄の分析も入っています。今日のメルマガは2m近い長さですね。-----------------------------------------------来年の円安のピークは2月か年末の12月か 2012年12月23日(日)夜来年の為替のことはみんかぶの鬼瓦さんとか、専門家の人に聞かないといけないのだけど、証券会社の調査レポや雑誌エコノミストの記事から:予想をみてみると、 ●野村(池田FXストラテジスト):2013年の年末までにドル円は90円台を目指す。 ●大和の為替チーム:2013年のドル円は90円台を目指す。 この2社の見通しなら、来年は年末まで上昇相場になって最高の年になりそうね。 (大和証券調査部OBの武者氏は直近のエコノミスト12月25日号の 84ページ参照。 来年の日経平均はほぼ45度の角度で大晦日まで一直線で上昇を続けていくという予想。 年末は15000円まで上げると予想。日経平均3万円予想を言わないだけ、武者氏と しては控えめですね。今回は。) ほいで、「2月に円安ピーク」説がある。 シティバンクの高島修チーフFXストラテジストは●来年の円安のピークは2月ごろでその後、10月まで円高が続き(円高のピークは10月), その後ゆっくりと円安へ。というシナリオ。 三井住友銀行の宇野大介チーフストラテジストも●来年の円安のピークは2月を想定。その後年末まで1ドル=73円ぐらいの円高トレンドへの 回帰を予想してます。 この二人の円安2月ピーク説でいくなら、東京株式市場は来年2月に高値をつけて、そのあとはサヨウナラ相場となり、再び、8500円前後でちんたら相場にもどることになりそう。
2012年12月23日
会員向け配信はこの週末、そして次の配信あたりで2013年の相場見通しと、根性を入れた来年の勝負銘柄を書いて配信予定です。今からでも会員になっていただければ、間に合いますよ。どなたでも大歓迎です。2012-12-22(土)株式市場が、ここからまだまだ上げちゃうかもしれない、いくつかの要因を整理してみると:●長期円安トレンド入りで、まだまだ円安になる。そうなってくると、国内、海外のプロに とって、これはもう買って買って買いまくりたくなる相場。証券会社の株を全部買っちゃえと いった雰囲気。銀行株が上げるなら、大手銀行株を全部買っちゃえとこうなります。 ●日経平均は今年の高値までやってきました。個人が儲かってる人が多いはず。回転が効いてる。 この上昇過程で個人は売りまくってきた。そのキャッシュが再び株式市場に向かうかも。●世界の海外投資家は日本株をほとんど買っていない。買ってるのはほんの一部の投資家。 これだけ東京が上がって、もうびびりまくっていて、そろそろ爆発するかもしれない。●国内機関投資家は売りまくっていて、相場の変貌から、売りを控え、もっと上で売ろうとする。 金融機関の一部では売りから買いに変更するとこもでてきそう。●債券投資ばかりやってる国内機関投資家が債券相場で儲けられず、株式を買うしか ないような状況が今後やってくる可能性がでてきたこと。●これだけの強い上昇相場。投信大手が動き出して、新規設定、募集し買い出す可能性あり。**********************************************************************2013年の円安見通しについて:前に少し紹介した野村證券の国際金融為替マンスリー 2012年12月号(11月22日付け)●2013年度は1ドル=90円台も視野に●円安が持続可能な3つの理由: ドル円相場が、上昇(円安)トレンドを鮮明にしている。相場をけん引しているのは投機勢で あるとみなし、「今年2-3 月の円安と同様、長続きしない」との指摘もある。しかし、今回の ドル円上昇には以下の3点から、持続性が備わっている公算が大きい。 1)第一に、早期の政権交代がありえる中で、日銀の金融緩和姿勢が抜本的に強化される可能 性が出てきている. 2)第二に、「野村円需給インデックス」が示唆するように、実需フローは震災後に円売り超過へ の歴史的転換をむかえ、引き続き拡大している。 3)第三に、米国金利の低下、欧州情勢の極端な悪化による「消去法の円買い」のリスクも低下 している。●野村では今年7月以来、2013年3月末を1 ドル=83円と予想してきたが、実現の可能性は 高まっていよう。来年度については、実需の円売りがけん引する形で、1 ドル=89 円まで 一層の円安が進むと予想している。さらに、米金利が持ち直すという追い風が吹けば、今年度 内に85円、来年度は90円台に到達するシナリオもあり得る。野村のレポートでおもしろい部分があって。。【バーナンキ議長と白川総裁の緩和競争?】と題して、【QE3 拡充に対抗するには30 兆円の追加緩和が必要】FRB は、オペレーション・ツイストが年末に終了するタイミングで、QE3 の追加を打ち出し、財務省証券の買い入れペースを保つ公算が大きい。すると、FRB のBS 拡大ペースは月間900億ドルまで加速することになる。仮に、日銀が追加緩和で「対抗」し、その影響を中和しようと狙うのであれば、2013年末までの資産購入を30 兆円程度追加する必要が出てくる。国債買い入れ年限の延長によって国債買い入れ余力が高まれば、そのような実現可能性も高まってこよう。**********************************************************************
2012年12月22日
2012-12-22(土)午前4時 大引け2時間前CNBCの相場解説を聞いてても退屈そのもの。酒でも飲んで食べてテレビでも見てたほうがましという相場。●不安定な状況続きそう。CBOE volatility index 18.61(+1.01) +5.7%●ダウ30銘柄すべて下げ●S&P500の10業種すべて下げてて、そのうち6業種の指数が -1%以上の下げ。●マーケットはクリスマス休暇入りだけど、What Happens Next? の読み。●今のテーマは「議員達は”財政の崖”を避ける気があるのかどうか」 CNBCのスタジオのキャスターとホワイトハウス担当記者と大げんかやってるよ。 ●イケメンでベテラン解説者のボブピサーニ氏がホワイトボードに3つのことを書いた。 一番相場を見てる男だから説得力がある男。 相場急騰のリスクあり:(Upside Risk) 1)週末にでも急に交渉成立する可能性がある。(議会は休みじゃないのかな? 2)米景気はゆるかやかに改善している、 3)大晦日までの、あと6営業日で米株式市場は急騰する可能性がある。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今夜のNYの引けが ダウ-130なら、金曜の東京で織り込んだ可能性が高い。ボブのシナリオが正しいなら、月曜の寄り付きか、月曜の午後のだれたとこで午後1時半ぐらいか、大引けが一番安いなら、そこでなんぼか仕込むのがいいのかもしれないね。大晦日までNO Dealなら。。これが最悪のシナリオだなあ。共和党の保守党幹部の発言、態度の変化などの情報収集が大事か。月曜24日がクリスマスイブ。。 北朝鮮の金ちゃんが核実験したりして。
2012年12月21日
2012-12-21(金)NY大引け1時間半前のデータ相変わらず、共和党下院議長はオバマを非難してる状況。記者会見でもみなあきれかえった。NYは一歩前進二歩後退のような状況。進もうにも薦めない。 日本でも有名なHeabalifeの株価が -10%以上下げていて、空売りの本尊みたいな人(あるファンド)CNBCが単独インタビュー。 その影響で同じく有名なニュースキンの株価は -3%の下落。(ニュースキンなどモルモン教の故郷出身会社多いね) ハーバライフを空売りしてる男が言う。「あれはピラミッド組織でネズミ講だ。顧客のデータすらないのではないか。 この空売りで儲けるつもりはまったくない。どこかの施設に寄付するつもりだ。 僕としては、真実を明らかにしてほしいだけだ。」 全米ミューチュアルファンドのヴァンガードの運用トップが引退するのでCNBCにゲスト出演。彼の運用資産は100兆円ぐらいか。この業界を離れるにあたって視聴者に3つのことを残していった。そのあと、こんなことを言った。 今年のミューチュアルファンドの新規資金はどうも過去最高になったようです。「アメリカはボンドバブルだ。この状態はすぐには壊れないだろうけど、いつまでも続くとは思わない。」
2012年12月20日
2012-12-19(水)午前4時半。NY大引け1時間半前までのデータ。●銀行、証券株がまた上げてます。来年の相場の柱は金融株かもね。●過去2-5年の高値更新銘柄:バンカメ、Citigroup, NYメロンバンク。 Tenet Healthcare, Pulte Group, Tyco, Adt ●Bank of America, Head of Commodities and Derivatives Researchの Francisco Blanch氏が2013年の予測。(超有名男。元ゴールドマン・ザックスの原油予測担当) 彼が今後24ヶ月予測で「原油相場が50ドルまで下落する」 -北米のシェールの産出量が急増する見通し。 -北米からの原油輸出等に関する規制は特に変更なしになりそうなこと。 Goldの予想では2013年半ばまでに2000ドル達成。 2014年末までに2400ドルまで上昇する。●住宅株が今夜も高い。住宅建築会社の景況指数は 2006年以降の最高値。 Toll Brothers +1.3% KB Home +2.3% D.R. Horton PulteGroup +3% Lenner Beazer Home +4.55% Rylang Group +4% Standard Pacific +3.7% Hovnanian Group +2% Standard Pacific +3.7%●今夜のCNBCで 今年のWorst CEOは誰か、議論。 JC Pennyとジンガと。。。●銃のSmith & Wesson が -10%の下げ。Sturm Rugerも -8%の下げ。
2012年12月18日
2012-12-18(火)NY大引け前1時間半。今夜のNY相場 +80ドルから +65ドルぐらいまで下げてきたけど、材料など何もなし。オバマ大統領とベイナー共和党下院議長達が45分椅子に座っていたとうだけど、「交渉進展期待」となり、それで上昇。CNBCのボブが怒った。「椅子に座ってDo Nothing! あきれてモノが胃炎!」 住宅株みな5%以上上昇。大手銀行株も4%ほど上昇。アップルも+2%ほど上昇。Dellまた下げてたね。どこかの新聞記事でDellやパソコンビジネスのことでいろいろ悪く書かれたのが理由のようです。 CNBCでは乱射事件のことを10分おきにしょうがないからという感じで取り上げてた感じ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2012/12/17 23:56◇米国株、買い優勢で始まる ダウ40ドル高 財政協議の進展期待【NQNニューヨーク=横内理恵】17日の米株式相場は買い優勢で始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前週末比40ドル75セント高の1万3175ドル76セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同6.56ポイント高の2977.89で推移している。大型減税の失効と歳出の強制削減が重なる「財政の崖」回避に向けた米政府と議会の交渉が進展するとの期待から、買いが先行している。 前週末にオバマ大統領と会談した共和党のベイナー下院議長が富裕層向け増税を一部容認する内容の財政再建案を提示したと伝わり、財政の崖の回避へ歩み寄りの機運が出てきているとの見方につながった。 日本の衆院選での自民党圧勝を受けた東京株式相場の上昇も市場心理を支えている。一方、12月のニューヨーク連銀の景気指数が市場予想に反して前月から悪化し、やや相場の上値を抑えている。 個別銘柄では、通信大手スプリント・ネクステルが上昇。高速無線通信会社クリアワイヤへの買収提案価格を引き上げ、完全子会社化することで合意したと発表した。ダウ平均の構成銘柄では化学のデュポンや保険のトラベラーズが上げている。 半面、アナリストが投資判断を引き下げたと伝わったアップルが安く始まった。クリアワイヤは下落。買収価格引き上げを予想した買いが事前に膨らんでいたため、売りが優勢になっている。
2012年12月17日
2012-12-17(月)沢井製薬(4555)――大量 大量取得報告で、ニュートン・インベストメントが91万株取得。80億円の投資。これはロンドンのファンド。そんなに大きいファンドじゃないね。昔は運用成績で上位にいつも顔をだしていた会社だったけど。今リーダーは女性の人で最近は上位には顔をだすことがなかったとこ。日足チャートでは底で買ったように見えるけど、週足は下降気味。月足では一番高いとこで高止まり。今の相場でなぜこの株に投資したのか疑問が残るとこだけど、何かあるのかもしれないけど、きっと何もないのはないか。景気は下降気味で見てるのかもしれないね。この株がここから3割上がれば、悪くない投資になるよね。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2012/12/17 17:155%ルール報告17日 沢井製薬(4555)――大量財務省 12月17日受付(提供者、共同保有者合計保有株券等の数・保有割合、カッコ内は報告前の保有割合)★発行会社:沢井製薬◇ニュートン・インベストメント・マネジメント・リミテッドなど911,500株 5.75%( -%)
2012年12月17日
2012-12-14(金)午前5時 NY大引け1時間前ダウは今 -82ドル、今夜のNYの下げの理由のほとんどは財政の崖に対しての議員の発言のいくつか。それがすべて。みな聞いてて唖然としちゃったのではないか。BlackRockの社長がゲストで登場。なかなか冷静、貫禄のある人だった。欧州情勢にはまだ懐疑的だったね。でもブラックロックの欧州担当者は欧州のボンド買いまくってるのではないか。(前日にゲストで出てた)-----------------------------------「2013年ダウは 20%下げる」という男が現れた。Citi FX Technical Global HeadのTom Fitzpatrick氏がCNBCでゲスト出演。マイケルダグラスの親父に似た男だった。暗い奴。彼の2013年相場見通し ●NYダウは来年 -20%の下落となるだろう。(1973-1977と2006年から現在までのチャートを比較)●金は2400ドル/オンスをつけにいく(世界中で紙幣を刷りまくってるから)●失業保険申請は上昇していく●原油のブレントは過去最高値をつけにいく。 -----------------------------------------過去のチャートを現在にあてはめると、今後12ヶ月 から24ヶ月にかけて下落基調をたどるという分析のようです。機械的すぎるけど、そうなるかなあ。 このシナリオってには欧州危機再燃悪化、中国景気一段と悪化。米景気の自動車、住宅などの景気も終了でやはり財政問題などから景気が深く沈んでいくシナリオか。 不況に突入でイランに巡航ミサイルを1000発ほどぶちこむつもりか、北海油田は前のイラク戦争前にピークつけてるからね、でもこんな暗いシナリオなら金も暴落しそうな気もするね。
2012年12月13日
2012-12-11(火)午前4時半。NY大引けまであと1時間半。今夜は半導体、パソコン関係の株はみな上昇してるね。ネット関連はみな下げてる------------------------------------------------------------------雪は今 30cmぐらい積もってますね。サテライトのアンテナも雪の下。受信状況が悪くて昨日の午後からの録画は全滅だった。失敗。スカパー!のデジタルチューナーが届いたから、古いのと交換。その後は好調。アンテナは同じなのに、デジタルだと受信レベルが急によくなったみたい。気のせいか。今夜のNYはあまり語ることはないというか動きなしだよね。●アップル。ジェフリー証券のアナリストが目標を900→800$に引き下げ。今528.73 ( -4.52$)●HP。どうも買い占め屋のアイカーンが動き出したといった噂が市場に流れたました。●Google +0.1%上昇。それって意味ある?●全米で個人向けアドバイスで5本の指に入る有名な男、Mr Yoshikami氏が 何を買っていいかわからなければ、コストコ、ディズニー、クアルコムみたいなのがいいと推奨。●中国の自働車向けバッテリーの会社をめぐる救済事件? アメリカの極右学者とCNBCの温厚な自動車コラムニストが大げんか。彼が怒るの初めてみた。 アメリカにおける中国企業はすべて危険かどうかの議論みたいだった。●オバマ大統領はデトロイトのメルセデスの工場でスピーチかな。うまいねぇ、彼は。
2012年12月10日
サムスン次世代スマホ、「割れないスクリーン」で勝負か 2012-12-08(土)→→有機ELディスプレーは、ガラス基板の代わりにプラスチック素材を使うことができるだから。 ギャラクシーの今年1月ごろに買った古いのしか持ってないんだけど、いいとこを書くと、●スマフォの液晶画面の正面下に「戻る」というボタンがついていること。●フタを開けて電池交換できるし、記録メディアを出し入れできること。●夕刊フジの記事をevernoteに貼り付けて保存できること。iPhoneでは不可能。---negative材料は●電話が使い物にならない。相手もこっちも声が不鮮明。ボケテル。ひどい。●アプリはどれも3流が覆い。ゲームなどひどすぎる。数は多いけど。●ニュース記事をコピー、保存がほとんどできない。(これは決定的ね。仕事する人には)●アプリ不正。個人情報流出、悪用事件多発。これ最悪ね。(iPhoneでは聞いたことがない) =============================================〔焦点〕サムスン電子次世代スマホ、「割れないスクリーン」で勝負か 12/12/07 17:13 売上高で世界最大のハイテク企業となった韓国サムスン電子 005930.KS は、スマートフォンの旗艦機種「Galaxy(ギャラクシー)」の次世代モデル発売に向けた準備を加速させているようだ。次世代機には、画期的な「割れないスクリーン」が搭載される可能性がある。 同社は現在、携帯部門の責任者J・K・シン氏のイニシャルをコードネームに取った「プロジェクトJ」を進めており、アナリストやITブロガーによると、早ければ来年4月の「GalaxyS IV」発売を目指している。 各社から発売されるスマホの外見がますます似てくるなか、次世代Galaxyに「割れないスクリーン」が搭載されれば、2000億ドル規模のスマホ市場で米アップル AAPL.O と熾烈な争いを繰り広げる同社にとって大きな差別化要因となり得る。 次世代Galaxyは大型化し解像度も向上したディスプレーのほか、クアッドコアプロセッサ、1300万画素のカメラも搭載するとみられる。画素密度を表す1インチあたりのピクセル数(PPI)は、現行機種「GalaxyS III」の306から441に上がり、「iPhone(アイフォーン)5」の326も上回ることになるという。 UBSのアナリスト、ニコラス・ゴドス氏は「2013年上期に目を向けると、サムスンが次世代GalaxySのリリースを5月から前倒しする可能性が高い」と指摘。「割れないプラスチック素材を使ったディスプレーの大量生産に向けた準備は続いているとみている。上期にはハイエンド機種で強力な製品展開があると予想する」としている。 サムスンからのコメントは得られていない。 有機EL(OLED)ディスプレーを推進するサムスンは、割れないスクリーンの開発で先頭に立っている。有機ELディスプレーは、ガラス基板の代わりにプラスチック素材を使うことができるだからだ。将来的には、割れることのない高い柔軟性を持った携帯端末が登場する可能性もある。 スタンフォード・バーンスタインのアナリスト、マーク・ニューマン氏は「GalaxySは次世代(IV)か次々世代(V)で、割れないだけでなく、柔軟かつ折り畳むこともできるディスプレーを2014年までに搭載するだろう」と予想している。 <法廷闘争再び> 割れないディスプレーの搭載は、他社の技術やデザインをいち早く模倣するという評価が定着したサムスンにとって、流れを変える切り札にもなり得る。 特許侵害をめぐり米カリフォルニア州サンノゼの連邦地裁で争っているアップルとサムスンは6日、同地裁の公聴会に召集され、法廷で再び顔を合わせた。 アップルは、特許侵害があったとするサムスン製品の販売差し止めを求めたほか、8月に同地裁の陪審団が認めたサムスンの特許侵害による賠償金10億5000万ドルの支払いを主張した。一方、サムスンは同社の特許侵害を認めた8月の評決が覆されることを望んでいる。 8月に米連邦地裁で下された評決以降、サムスンの株価は約14%上昇して上場来高値を更新。一方、アップルの株価は、地図アプリの不具合やiPhone5の供給不足、携帯端末市場での競争激化を背景に約20%下落し、株式時価総額は1200億ドル以上が吹き飛んだ。 米国での判決にからむ追加コストがなければ、サムスンの今四半期業績は、部品事業の利益回復などを背景に5四半期連続の過去最高益を計上するとみられていた。 スタンフォード・バーンスタインのニューマン氏は「サムスンの強みはクールな製品の枠を超えて拡大しており、これら機器の背後にある技術のリーダーでもある」と指摘。「スマホでの成功が続き、半導体やディスプレーも回復することで、サムスン株はさらなる上振れが予想される」としている。 UBSは、「GalaxyS III」と「GalaxyNote II」の出荷台数について、2012年10─12月期は、7─9月期の2000万台を上回る2250万台と予想。サムスンの携帯部門責任者は先月、「GalaxyS III」の販売台数は年内に4000万台に達するとしていた。 サムスンにとって最悪のシナリオは、米連邦地裁のルーシー・コー判事が、サムスンからアップルに支払う損害賠償額を3倍に増やす可能性だ。サムスン敗訴が決まった8月の陪審評決では、サムスンがアップルの特許を「故意に」侵害したと認定していた。 これについて、ウリ投資証券のアナリスト、ヨン・パク氏は「そうなればサムスンのファンダメンタルズや投資家心理には大きな打撃となるが、最も可能性の高いシナリオではない」と語っている。 reuter ソウル発 (Miyoung Kim記者、翻訳:宮井伸明、編集:本田ももこ)
2012年12月08日
2012-12-08(土)NY大引け1時間半前までのデータです。注意してね。消費者マインド指数がよくなかったので雇用統計でいい数字がでても喜び半減。これでダウも+50程度だったのでしょう。共和党も、民主党もお互いに責任をなすりつけながら、こう言いました。「彼らはまた一週間無駄にしてしまった。彼らのせいで」CNBCのワシントン担当の記者は「一歩前進、二歩後退」という表現で今週の経過を説明していました。いったい彼らはやる気あるの?と。もう全員があきらめモード。アップルは今 -2.3%の下げ。少し戻したね。ダウは上げてもナスダックは今日も沈んでいたね。シスコ システム -1.1%インテル -0.33%マイクロソフト -1.07% Facebook +1.3%今日は主力の銀行株がどれも +0.5%ほど上げてるね。US Aiways 後場急騰。---------------------------------------今週の業種別パフォーマンス金融 +1.4%工業株 +0.6%エネルギー関連 +0.3%テクノロジー -1.7%素材 -2.1%ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2012/12/07 23:51◇米国株、続伸で始まる ダウ52ドル高、予想上回る米雇用を受け【NQNニューヨーク=滝口朋史】7日の米株式相場は続伸で始まった。ダウ工業株30種平均は、午前9時35分現在、前日比52ドル59セント高の1万3126ドル63セントで推移している。11月の米雇用統計を受け米雇用情勢の回復鈍化に対する警戒感がやや後退し、業績が景気に左右されやすい金融や素材株を中心として幅広い銘柄に買いが先行した。 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、同9.37ポイント高の2998.64で推移している。アップルやインターネット検索のグーグルなど主力株の一角が上昇している。 11月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数が14万6000人増と、9万人前後を見込んでいた市場予想を大幅に上回った。失業率も7.7%と10月から横ばいの7.9%程度だった市場予想より改善し、2008年12月以来の低水準となった。 10月分の増加幅は17万1000人から13万8000人に引き下げられたが、10月末に米東部を襲ったハリケーン「サンディ」が米雇用の改善ペースを鈍化させたとの見方に反した内容だった。米労働省は発表資料で「サンディは雇用統計にほとんど影響しなかった」とコメントした。 一方、大型減税の失効と歳出の強制削減が同時に起こる米国の「財政の崖」を巡る議論を見極めたいとの雰囲気も根強く、積極的に上値を追うような買いは限られている。ドイツ連邦銀行(中央銀行)が12年と13年のドイツの経済成長率見通しを下方修正し、欧州経済の先行きに対する警戒感が広がったことも買い手控えを誘っている。 アナリストの投資判断引き上げが伝わった外食のマクドナルドに買いが先行。DVDレンタル・動画配信のネットフリックスも上昇。リード・ヘイスティングス最高経営責任者がSNS(交流サイト)最大手の米フェイスブック上に投資判断に関わる情報を投稿したことが、情報開示規制に抵触するとして米証券取引委員会(SEC)から訴追対象の事前通知書を受け取ったと伝わったが嫌気した売りは目立っていない。 一方、製薬大手ファイザーやメルク、マイクロソフトなどに売りが先行している
2012年12月07日
NY相場、今日も膠着泥沼。しかしアップルは反騰開始前夜か2012-12-06(木)JIN(3046)今日の新高値は3385円、引けは 3205円。僕の会員向けのメルマガで配信したときの株価はたったの360円。買った人もう高級マンション買えてるのではないか。ほとんど10倍株になったね。これからもガンガン書いていくね。今月末までに、2013年相場の勝負銘柄を書いて配信しますね。ぜひ会員登録して読んでくださいね。どなたでも大歓迎です。いつでも大歓迎です。----------------------------------------------------今日の相場。証券株が出遅れてるね。野村も大和もまだまだ上げそう。今日はSBIに、マネックスが金融セクター上位。相場が上昇波動にはいるとき、必ず上位5に入るのは証券株。証券株が上がらない上昇相場などないね。ただこの程度の相場全体の上げだと、まだまだ証券各社の収益改善までいかないだろう。だからいましばらくは上げてもすぐ売られそうな不安があるね。そして銀行株。本当の相場の上昇相場では必ず上位トップ5にはいる。でも今はまだ重い。。日経平均がもし、この上昇波動が続いて、15000円をめざしていくなら、そうなる。不動産、その他金融セクターも続く。過去30年の上昇期の東証33業種のパフォーマンスデータを調べるとわかるよ。、乃村工芸。まだ人気ないけど、あとで上げそうね。===================================今夜からアップルの反騰開始になるのではないか;。アップルをシラン奴がアップルだめだと言ってるにすぎない。アップルが本当に売りというのはこんな時でしょうか。↓↓ この24時間いろいろ悪材料がいろいろでてきたけど、アップルの商品の価値はいささかも凹んじゃいないよね。今夜のCNBC番組。きっと朝まで何度も、アップルは買いか売りか。のテーマで激論になりそうね。サムスンが世界のシェアを拡大しそうがアップルファンにとってはどうでもいい話。アップルがいいものを作り続けるかどうか。次にどんなエクサイティングな製品を出してくるのか、それだけでしょう。無論、株価には収益がすべて。今後12ヶ月、24ヶ月の収益見通しがすべてでしょう。販売が想定以下だとしたら、それは確かに心配ね。でも今株価が下げてる一番大きな理由はシェアとか販売が想定以下とかではないのではないかという気がするね。 でもそろそろ何か材料がでてきそうな感じもするね。これからクリスマスに向けて爆発的に売れるのではないかという予感もする。「スマフォでのインターネットTVの革命」を起こす製品かも。 本当にアップルを売らないといけない時というのはサムスンがアップルよりいい製品を作ったときでしょう。あと10年は無理でしょう。 アップルファンでサムスンに負けたと思っている人は世界では皆無ではないか。 アップルのアプリでサムスンに勝ってると思うモノは100個ぐらいある。専用アプリで不正事件とか聞いたことがないしね。 でもサムスンでアップルに勝ってるアプリって、三つぐらいじゃないの?僕がアンドロイド不要だから解約しようと思ってできなかったことが一つ。夕刊フジの記事をevernoteで保存できるのはアンドロイドのスマフォだけ。アップルでは残念だけどできない。元に戻るというボタンがついてるのもなかなかいい。アップルはないからね。アンドロイドスマフォは危険。グーグルのOSでのアプリは社会的事件続発だし。 これがアップル反騰の基本ベースでしょう。と僕は思う。
2012年12月06日
ダウ +130/ 米証券の来年末のSP500指数の予想リスト ダウ +130, バンカメ、HP, Citi、トラベラーズ主導の上げ,かな。 大手証券のSP500の2013年末のターゲットは? (今 SP500は 1414)一番の強気はCiti証券 1615バンカメメリルリンチは 1600ゴールドマン・ザックス 1575オッペンハイマー証券は 1585 ドイツ銀行は 1500Morgan Stanley は 1434 UBS 1425ウエルズファーゴのグローバル・ストラテジスト達、相変わらず暗い。今より低い 1390。 ↑同社の美女ストラテジストが登場、彼女(ジーナ)(Gina Martin Adams)の来年の相場見通し:●US economy will flirt with recession●Fiscal policy biggest market game-changer●Slowdown in US job growth●Weaker consumer in first half of year
2012年12月06日
ダウ +114 突然上昇開始 日本時間の12月6日(木)午前3時頃の話。でもね、アップルがひどい。 -4%以上の下げ。。今、CNBCでアップルは買いか売りか、激論やってますね。高値から -20%の下げを越えてきたから売り加速してるようです。Apple 553$ -22ドル 要するにiPhone5は最強。アプリも最強。でもミニPadとお尻パッドは収益率が低いから、ミニiPadが大量に売れるというのはアップルの収益全体からすれば、やはり収益率悪化になる。、だからみなで売りまくった。相場全体も下げたしね。ナスダックのヘッジというのは即、アップル売ればいいのだし。気の毒な株です。今PER12倍かな。アップルのよさは使ってる人のおそらくは90%以上が満足してて次買うときも必ずアップルでしょう。アンドロイドは悪いけど問題外だと思う。話にならん。サムスンのアンドロイドのいいとこはみんかぶサイトへのアクセスがiPhoneより早いことでしょうか。 Citi 株 +5.8%急騰。 11000人の首切り発表評価か。えげつないね、クリスマス前に。家族はどうするの? みなで泣いてクルシミマス。株主達はこの程度の人員削減ではモノ足りん、もっと切れと圧力をかけてるらしい。第2弾、第3弾の解雇の嵐になりそうだよ。 人員削減というのは企業にとって来年の予算を効率的にやる。やれよということなんでしょう。彼らが「来年のバジット(予算)」という言葉を使うときは、裏で「解雇」の響きアリだよね。決算はカレンダーベースの1-12月だから。 バンカメ 今 +3.94%の上昇。 NYの上昇は続かないと思うなあ。さてどうなるやら。
2012年12月06日
2012-12-05(水)午前4時半。(書き出したとき、大引けまであと1時間半)NYダウは -10から +10の間をうろうろ。NYは政治と同じ。膠着状態。おそらく、もうしばらくしたら、市場はこの膠着状態に怒って売り警告で急落するのではないかと僕は勝手に思うけど、それでも共和党は1cmも妥協することはないのではないか。もしそうなら、市場が怒って下げたとこは買いでもなんでもなく、やはり売りになるのかもしれないね。今夜は特に何も書くことがないね。Mater Card 今年のパフォーマンスは +27%VISAの過去2年ぐらいのチャート、すごいね、美しい文句なしの右肩上がりチャート。この株を保有してないファンドは負けちゃうね。無人スパイ機撃ち落としで若干ボーイング他、防衛関連が上昇。昨夜のCNBCで航空機エンジンのプラット&ホイットニーの社長が防衛予算削減は本当にきつい。これでアメリカの安全を守れるのか!と怒ってた。いや泣いて視聴者に訴えた。すると辛口のCNBCのキャスターが「金をかけたら、アメリカは安全になるんか!」?さらに、In what ways? と。こういう聞き方は答えを用意してない奴に言うとうろたえる。Debateのテクニックね。CNBCのベテラン解説者のボブピサーニの今夜のメッセージは●米小売株指数が歴史的高値に接近してるから、保有株を減らしていくのがいいかも。 今夜の米小売セクターの株はどれも下げていたね。Bob:Cracks in Retail:●Short Interest Increasing●Weather Unseasinably Warm (今の季節、意外と暖かくで冬物が。。) ●Q1 2013 Tough Comps (来年1-3月が正念場) ● Consumer May be more Hesitant (消費者はもっと節約的になり財布のひもを固く。。) 世界最大の債券ファンド、PIMCOのビルグロスがCNBCのゲストで登場。彼のInvestment Outlook:picks:●Commodities like Oil and Gold●U.S. inflation-Proteced Bonds●High-Quality Municipal Bonds●Non-Dollar Emerging-Market Stoks薬品がしっかり。ワシントンでも子供の感染症が拡大してるのかもしれないね。専門家が様子がおかいいなら学校に行かせるなと警告。===============================日経のNY寄り付き解説2012/12/04 23:52◇米国株、小動きで始まる ダウ12ドル高、欧州株高も「崖」が重荷【NQNニューヨーク=川内資子】4日の米株式相場は小動きで始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比12ドル67セント高の1万2978ドル27セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同5.01ポイント安の2997.19で推移している。欧州債務問題への警戒感の後退を背景に欧州株式相場が高く推移し、米市場でも投資家が運用リスクを取って株式を買う動きが出ている。一方、米国で財政が急速に引き締められる「財政の崖」を巡る不透明感の根強さが相場の重荷となっている。 四半期決算で売上高や1株利益が市場予想を大幅に上回った住宅建設のトール・ブラザーズが上昇。証券仲介のナイト・キャピタルが小高い。ナイト買収に名乗りを上げている値付け業者バーチュ・ファイナンシャルの陣営に投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントが加わる検討をしていると米紙が報じ、買収価格がつり上がるとの思惑を誘った。ダウ平均構成銘柄ではインテルやヒューレット・パッカード(HP)などIT(情報技術)株の上昇が目立つ。 一方、四半期決算で売上高が市場予想ほど増えなかった自動車用品店チェーンのオートゾーンが下落。2013年5月期通期の業績見通しの下方修正を発表した外食のダーデン・レストランツが大幅に下落。四半期配当の実施日を当初予定していた来年1月2日から今年12月27日に変更すると発表した高級皮革製品のコーチは小安い。
2012年12月05日
大引けまであと2時間だけど、今、NYダウ -39 。NY時間の午後1時50分ぐらいが一番深いとこだね、引けはどうなるやら。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーさっき、CNBCのベテラン解説者のボブ・ピサーニとキャスターの会話:女性キャスター「今日の下げも財政の崖の交渉進展がまったくないことに失望しちゃってるのかしら」ボブ「今日の下げ要因はむしろISM製造業指数でしょう。テクノロジーセクター指数のみが上げて、ダウ輸送株、素材セクター、工業株セクターなど景気サイクルと密接なとこがみな下げてるし。」ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー追記。S&P小売セクター指数が高値更新かな。クリスマスだしね。今のCNBCの議論は、「投資家は財政の崖にはびびるべきか。」 ====================================================米ISM製造業景況指数:11月は活動縮小、受注や雇用が低下 12月3日(ブルームバーグ):米供給管理協会(ISM)が発表した11月の製造業景況指数は予想外に活動の縮小を示した。受注が3カ月ぶりの低水準に落ち込んだほか、輸出も減速した。11月のISM製造業景況指数 は49.5と、前月の51.7から低下し、2009年7月以来の低水準となった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は51.4だった。同指数で50は製造業活動の拡大と縮小の境目を示す。調査会社マリア・フィオリニ・ラミレスの米国担当チーフエコノミスト、ジョシュア・シャピロ氏は「製造業の実態は弱い」と指摘。「米国の最終需要が軟調で、在庫調整が必要なほか、輸出も減速している。それらすべてが製造業セクターの弱さにつながっている」と述べた。項目別に見ると、新規受注 は50.3と前月の54.2から低下。一方、生産は53.7と前月の52.4から上昇した。輸出は47(前月48)と6カ月連続で縮小圏にとどまった。雇用指数は48.4と前月の52.1から低下し、09年9月(47.8)以来の水面下に沈んだ。仕入れ価格指数は52.5と前月の55から低下。入荷遅延は50.3と前月の49.6を上回った。在庫は45(前月50)、顧客在庫は42.5(49)にいずれも低下した。原題:Manufacturing in U.S. Unexpectedly Shrank as Orders Slowed(2)(抜粋)更新日時: 2012/12/04 02:02 JST====================================================2012/12/04 00:32◇米国株、伸び悩む ダウ平均は一時下げに、ISM指数低下で【NQNニューヨーク=増永裕樹】3日午前の米株式市場で、ダウ工業株30種平均が伸び悩んでいる。前週末比変わらず近辺まで水準を切り下げ、小幅ながら下げに転じる場面もあった。午前10時発表の11月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は前月比2.2ポイント低下の49.5だった。景気の好不況を判断する上での目安である「50」を下回り、51程度との市場予想も下回った。米景気の先行きを慎重にみる雰囲気が強まり、目先の利益をひとまず確定する売りの勢いが増した。 午前10時半現在、ダウ平均は前週末比91セント高の1万3026ドル49セントで推移している。====================================================2012/12/03 23:46◇米国株、買い先行で始まる ダウ53ドル高、ギリシャ懸念が後退【NQNニューヨーク=増永裕樹】3日の米株式相場は買い先行で始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前週末比53ドル03セント高の1万3078ドル61セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同18.28ポイント高の3028.52で推移している。財政問題に直面するギリシャへの懸念が後退し、市場心理が改善。幅広い銘柄に買いが入った。 ギリシャが国債を買い戻す方針を発表した。国際通貨基金(IMF)は国債の買い戻しを同国への金融支援を実行する上での条件に掲げており、ギリシャ支援に向けた重要な一歩を踏み出したとの見方が浮上。一報を受けて欧州株式相場も上昇しており、投資家が運用リスクをとる動きを強めた。 中国の物流購入連合会(CFLP)が1日発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が3カ月連続で改善し、景況判断の分かれ目となる50を2カ月連続で上回った。世界経済のけん引役である中国の景気が持ち直している証左として、米市場でも投資家心理を強気に傾ける一因になった。 パソコンのヒューレット・パッカード(HP)が上昇。有力金融機関が投資判断を引き上げたと伝わった同業のデルの値上がりが目立つ。航空機・機械のユナイテッド・テクノロジーズや半導体のインテルも高い。UBSが小じっかり。従業員がロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正に関与したとされる問題で米英の当局と近く和解すると伝わり、買い先行で始まった。 一方、飲料のコカ・コーラが下落。インターネット検索の米ヤフーも下げている。メキシコの裁判所が契約不履行があったとして27億ドルの支払いを命じる判決を下し、財務体質の悪化を警戒する売りが広がった。英ヴァージン・アトランティック航空株の譲渡についてシンガポール航空と交渉していると伝わったデルタ航空は小安く推移している。
2012年12月03日
2012-12-02(日)夜詳細な週末レポートは会員向けに配信完了。みなさんには一部だけでも読んでみてね。週末の海外市場関係者のコメント: 週末の海外市場関係者のコメ、今回は警告が入ってますね。例の米財政問題での共和党との交渉。僕が思うに、タイムリミットの1秒前まで絶対妥協しない。妥協した奴が負けという感じでゲームをやってる感じがしましたね。金曜のCNBCで共和党のベイナー下院議長の態度、話し方を見ててそんな印象もちました。その態度があとでどんな結果を市場にもたらすかの読みでしょうか。 以下、例によって前後、縦横無関係。ちと読みづらいけどごめんね、 ナナメ読みしたんですが、さっき日記で少し紹介した週末の米バロンズ誌で一番読まれた記事が財政の崖と相場の警告の話。その意味が以下のコメントから少しわかる感じがします。よかったら読んでみてください。 円安で調子に乗ってるとアメリカのほうから相場急落場面があるかもという話。================================================ NY株式市場の先週の相場についてのコメント ●RBCグローバル・アセット・マネジメントの米株トレーディング責任者、ライアン・ラーソン 氏(シカゴ在勤)は、「この日の引けにかけて見られたボラティリティの多くはMSCI指数 の銘柄入れ替えによるものだ」と述べ、「それ以外は財政協議をめぐる政府や議会指導部 の発言を材料にしている」と続けた。 ●ING米国インベストメント・マネジメントの主任市場ストラテジスト、ダグラス・コート氏は、 「統計内容は望ましくない。個人所得・支出はいずれも予想を下回った。サンディを 理由にしているが、エコノミストはサンディが起きたことは知っている。つまりサンディに よる影響を織り込んだ上での予想だ。これは懸念すべきことだ」●ウェッジウッド・パートナーズのデービッド・ロルフ最高投資責任者(CIO)は「財政の 崖問題に振り回されている状況を踏まえれば、相場の底堅さは意外」と指摘。「年末まで 財政の崖以外に大きな手掛かりはない見通しであることから、相場の実力が試される だろう」と述べた。 ---------------------------------------------------来週のNY相場についての市場関係者のコメント:●モルガン・スタンレー・ウェルス・マネジメントの世界投資部門のマーケティング・ディレクター、 アンドリュー・スリモン氏は「今後数週間は懸念が高まるのは避けられない」と述べた。 スリモン氏は昨年夏に連邦債務の上限引き上げ問題をめぐる論争が続き、株価が16%減落 したことを念頭に置いて、今回の交渉を見守っている。財政の崖をめぐってさらに論争が続けば、 12月中に株価が5%下落することもありうるが、昨年夏には政治家の内輪もめから株を売り、 やけどした投資家があまりにも多かったことから、5%を大きく上回る下げはないとみている。 ●スリモン氏は現在のオバマ大統領、共和党、民主党の交渉がまったく前進せず、今後 1、2週間経過してもこの調子なら、市場は極端に売りに傾くだろう、と警告する。●リバーフロント・インベストメント・グループの最高株式責任者、ダグ・サンドラー氏によると、 悲観論は既に株価に織り込み済み。従って、財政の崖問題が解決するかしないかについては 投資家が自ら見極め、政治家の発言は気にしないほうがいい、とサンドラー氏は勧めている。 「何かしらの歩み寄りがあるという兆候はある」とサンドラー氏は述べた。 もし、歩み寄りが見られず、交渉が決裂して、来年1月1日に6000億ドルの増税と歳出削減 が実施されれば、市場はある時点で政治家に決断を迫るだろう、とサンドラー氏は述べている。 ●「すぐに危機的なパニック状態に陥り、市場に影響するだろう。それが政治家を動かす一の 方法だ」とウェルズ・ファーゴ・アドバイザーズの上級株式ストラテジスト、スコット・レン氏は 話す。そうした状況に陥っても、政治家が一時しのぎの対策を講じるため、株価の下落率は 10%を超えることはない、とレン氏はみている。●レン氏はシンプソン・ボウルズ委員会の提案を採用した増税と歳出削減でなんらかの妥協が 成立するとみているが、それも年内ではないと予想している。レン氏は市場は今週、政治家 の発言に反応すると予想、何も起こらなければ出来高は非常に低調になると話した。 ---------------------------------------------------ロンドン株式市場からの市場関係者のコメント:●キャピタル・スプレッズの市場ストラテジスト、アンガス・キャンベル氏は、11月は米大統領選挙 の後に大きく下げるなどボラティリティーが高かったと指摘。ただ、「米 『財政の崖』の回避に 向けた取組みが進められ、米経済のハードランディングは避けられるとの兆しは出ている」と 述べた。 ----------------------------------欧州株式市場関係者の意見:●コメルツ銀行の株式市場ストラテジスト、アンドレアス・ハーカンプ氏は「多くの投資家は ギリシャがユーロ圏脱退を迫られることを懸念していたが、そうした暗い結末の可能性はこの 2週間で著しく低下した。当社では、ドイツが来年9月の総選挙まで可能な限りのギリシャ支援を 行うと考えている」と述べた。●モンテーニュ・キャピタル(パリ)のファンドマネジャー、アルノー・スカルパシ氏は「債券市場に 緊張が戻りつつある」とし、「米国の経済指標にもがっかりさせられた。相場は少し調整している」 と述べた。 ●ソシエテ・ジェネラルの指数アナリスト、ジョン・カーソン氏はメモで、この日の日中株価と更新 された暫定的なフロートを基に、リシュモンがフランステレコムに代わって構成銘柄に加えられる 可能性があるとの見方を示した。 ----------------------------------外為市場関係者の意見:●BNPパリバの為替ストラテジスト、バシーリ・セレブリアコフ氏(NY在勤)は電話取材で、 「少なくとも今週を通じて見られたのは、欧州をめぐるセンチメントの改善だ」と指摘。「ドイツ 議会によるギリシャ救済パッケージ承認は前向きな動きだ」と続けた。 ●ミラー・タバクの経済担当チーフストラテジスト、アンドルー・ウィルキンソン氏(NY在勤)は 電話取材に対し、「欧州は投資先としての安心感が増してきているようだ。ユーロ上昇という 動きにそれが表れている」と述べた。 ●みずほコーポレート・バンク(NY)の為替営業部門バイスプレジデント、ファビアン・ エリアソン氏は、今後の円相場について「市場は12月16日の(衆院)選挙に備える動きを 見せている」と指摘。追加緩和への期待が強まるなか、選挙結果が予想通りであれば ドルはさらに上値を伸ばし85―87円まで上昇する可能性があるとの見方を示した。 ----------------------------------原油相場、市場関係者の意見:●トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)のアナリスト兼ブローカー、ジーン・ マクギリアン氏は「シカゴ購買部の数字は予想よりもやや良かった」と指摘。「在庫が減少しつつ あるほか、財政協議は合意に至る可能性が高いため、原油は90ドルを上回って今年を終えそう だ」と述べた。 ----------------------------------金相場関係者の意見:●インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズ(シカゴ)のヘッドディーラー、フランク・マギー 氏は電話インタビューで、「財政の崖に関する不安で、投資家は様子見の姿勢を続けている」 と述べた。
2012年12月02日
超巨大ファンドの1000万株の買い注文を執行するトレーダーの心理その銘柄のVWAP(出来高加重平均価格)を見ながら、個人ディトレの人も戦いましょう。 2012-12-01(土)夜今日の話。「板」と「VWAP」の活用で個人のディトレに利用できるかと思います。証券会社のディーラーが注文だすときはできるだけ、板に出さない。板を見てミサイルのように狙い撃ちしていくのが普通。板の売りサイド、買いサイドにその注文は出てこない。注文が見えるように出して待つときは、誘導のためのカモフラージュか、売り物を待ってるときでしょうか。ワケありの時のみ。 以下のまとめはその証券ディーラーのとはまったく別の、国際部の客の大口注文執行のトレーダーの話。この大口注文の執行に関して、立場によっていろいろ思惑があります。 ファンド、証券会社の営業の立場。トレーダーの心理をまとめてみました。---- 1)でかい注文を出す側のファンドマネージャーの立場。 ●出す注文は基本的にはからい注文。英語ではディスクレ注文といって 証券会社とトレーダーに任せるという注文 ●あと多いのは3000円 or betterの買い注文といった注文が多い。 (3000円以下で買う、日数は条件なしが多い) ●値段よりも株数優先。買いきること。売りきることがもっとも大事。 ●買いならVWAP(1日の出来高加重平均)を下回ること。 ●売りなら執行平均価格がVWAPを上回って終わること。 ●自分の買い注文で値段を上げ、コストを上げることをいやがる。 だから無理して買いを執行したトレーダーに文句を言うことがある。 ●その銘柄の1日の出来高の半分以上は買いたくないというのファンドが多い。 ●その銘柄の動きが急変したとき、負けないで追い掛けてほしいという プロと、事態が急変したときは、無理な執行はしないで中断してもいいというプロに別れる。 ●イギリスや欧州の年金ファンドなどは東京のザラバで執行条件を変更することは ほとんどないですね。 ●トレーダーの相場感を完全無視、むしろ害悪と考えるプロは証券会社経由でその トレーダーにこう支持する。5分おき。10分おきに機械的にチュモンだせ。 思惑はるな、思惑でトレードする奴はクビにすると脅す。(最近はこれが多いね) 2)客から注文を受けた営業マンと証券会社の立場。 ビッグバン以降、大口注文の手数料率は激減で証券会社はとても苦しいはず。 ●手数料の極大化行動をとろうとする。注文執行完了までの日数を伸ばそうとする。 ●1000万株の注文がでたら、三日で完了するとこをできたら一週間かけてほしい(例) 1日伸ばすと手数料が100万円以上追加で増えていくから。 ●次の注文につながるような執行であってほしい。 ●昔、千代田証券でしたか、ロンドンの客が買い注文を出すと、翌日、売りから入ってたね。 プロの世界のすさまじい戦いの話でした。(実際にシュローダーのロンドンが出してた) 3)トレーダーの立場。 ●買いならできるだけ安く買いたい。VWAPは何がなんでも下で買おうとする。 大引けで注文の残りを全部出して引けピンで上げて、かっこよく終了するときがある。 ●売りならできるだけ高く売ろうとする。VWAPの上でいつも売ろうとする。 大引けで最後の残りの注文を全部だして売りたたいてかっこよく見せようとする。 ●トレーダーの中には寄り付きで1日の注文を30%だしちゃうとこがあるので(中小証券に多い) 注文を出す側が気をつけないといけないね。相場全体とその銘柄に対して トレーダーの勝手な相場感で執行しちゃうトレーダーは客に嫌われる。 極端なことをいうと、相場が崩れそうになると、前場で売り切ってしまう。 買いなら、前場は買いを控えて後場からどっと買うとか。 4)巨大注文だでたとき、悪質な証券会社はそれに便乗する。 ばれたら終わりだけどね。 たとえば、 ●でかい買い注文を受けたら、注文執行後にその銘柄のキャンペーンをする。 ひどいのは執行完了前、でてる最中にキャンペーンを開始する。 (客の買いコストがあがる。) ●500万株の買い注文がでたら、便乗して650万株買い付けて、 客に500万株渡して、残りの150万株を一部、自社の金庫に。残りを 中東やロンドンで引け後に売りまくる。残ったのはさらにNYで売る。 ●上昇銘柄は明日の営業に使えるということであり、 引けピンで終わらせることで、コストを安く仕入れた銘柄は値段を ふっかけることができるし、良質の客には引けより安く売って、 別の百万株単位の注文にむすびつけることが可能になることもあるからです。 恩を売る行為ですて。自社の推奨株を買ってやられてる客にやったりする。 状況が変われば、ロンドンの証券会社どうしの市場で売って処分する。 ========================1銘柄を1億株も買うでかファンドのことを書いたけど、株の営業の世界で生きる人間なら一生にいっぺんでいいから数百万株の注文を取ってみたいというのが夢でしょう。でもあのデカファンド、1%買い増しで1000万株の注文出すのだから、注文を受けた営業マンor 営業ウーマンは人生観が変わるだろうね。その上司も毎晩、宴会やりたいくらいでしょう。ただね、調査内容がしっかりしてて1銘柄でページ以上のレポートを普通にだしてる証券会社だけが最初の審査対象でしょう。注文だしてもいいという証券会社のリストに載るのに最低でも5年かかる。客から質問が出たら、24時間以内に英文で返事が書けないといけないしね。前置きが長くなった。 で個人ディトレの人に役に立てばと思って少し書いてみますね。でか注文と自分の売り、買いがぶつかったときに、うまく利用してほしい。
2012年12月02日
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