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2012-07-31(火)NY引け前のメモ。グルーポンがまた-10%ほど下げて、過去最安値に接近。ダウは -3.33ドル。------------------------------------------------------------------今夜のNY相場。●過去52週での高値更新銘柄はバイオジェン、VISA, Wal-Mart, P&Gライバルのコルゲートなど。●Consumer Staples sector指数はまた過去最高値更新。●Telecomと電力ガスセクター指数は4年ぶり高値。●天然ガスが7ヶ月ぶりの高値。 ハイテク株はどれも-1%ほどの下げ。Seagateは決算待ちかな。CitiのアナリストがGMは買いだというとオッペンハイマーのテクニカルアナリストは下に抜けてくるぞと言う。20ドル前後が底になってるけど、抜けてくると言う。17$へ。さっきCNBCで議論してたのは、「欧州の首脳は夏休みにいかないで8月もまじめに仕事せよ」というテーマ。 参考までに7月第4週と8月第1週が欧州の保養地の週間単位の料金が一番高い。今ホリデーにいく人は太陽を拝めるということと金持ちだという証明です。賢い人は避けるのが普通。
2012年07月31日
2012年 7月 29日(日)来週の相場ポイント:●来週の最大の相場変動要因は米雇用統計とFOMCです。●FRBは31日から2日間、米連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、会合終了後に声明を発表 します。FOMCのメンバーがいわゆる量的緩和として資産の買い取りで一致するかどうかに ついて、アナリストの間では見方が分かれています。●8月3日発表の7月の米雇用統計だ。今週はFRB、欧州中央銀行(ECB)、英中銀の イングランド銀行が政策決定会合を開催するため、シーズン終盤の決算発表は脇役となり そうです。 ●米経済指標の低迷が続けば、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加的措置への期待が 高まることが予想されます。 ●プルデンシャル・インターナショナルの首席投資ストラテジスト、ジョン・プラビーン氏は 「マクロ経済では問題が山積していたことを考えると、全体としては悪くない決算シーズン だった。しかし、一部の企業の業績予想は弱く、こうした企業は(市場で)お仕置きを受けた」と 述べまし。さらに、「今年下半期に入り、不透明感が強くなっている。『欧州疲れ』もあるし、 米国の選挙や財政の崖についての不安もある」とプルデンシャルのプラビーン氏は指摘。 このコメントは全体の状況をうまく説明してますね。●来週はファイザー、マスターカード、クラフト・フーズ、プロクター・アンド・ギャンブルが決算 発表を予定しています。 **********************************************************************海外市場( 7月 27日金曜)の結果です: (The Wall Street Journalから) NYダウ 13075.66 (+187.73) +1.46% ナスダック指数 2958.09 (+64.84) +2.24% S&P 500 1385.97 (+25.95) +1.91% ラッセル 2000指数 796.00 (+18.89) +2.43% (小型株指数) 原油 9月 先物 中心値 90.26ドル ( +0.87ドル) (引け値は90.13 ドル) 金 12月先物 中心値 1627.2ドル (+7.4ドル) (引け値は1622.7ドル) UK FT100指数 5627.21 (+54.05) +0.97% DAX指数(フランクフルト) 6689.40 (+106.44) +1.62% CAC40種指数(パリ) 3280.19 (+73.07) +2.28% ドル= 78.46 円 (前日: 78.45 円) Euro =1.2322 ドル (前日: 1.2320 ドル) フィラデルフィア半導体株指数SOXX 384.23 (+8.69) シカゴ日経平均先物9月限(ドル建て) 終値 8690 (+130) シカゴ日経平均先物9月限(円建て) 終値 8685 (+125) 大証日経平均先物9月限 終値 8560 ***********************************************************************NY株式市場: 大幅続伸しダウ1万3000ドル台、ECBの国債購入期待で NYダウ 13075.66(+187.73) / 前営業日終値 12887.93(+211.88) ナスダック 2958.09(+64.84) / 前営業日終値 2893.25(+39.01) SP500 1385.97(+25.95) / 前営業日終値 1360.02(+22.13) -----------------------------------------------------------------------概況:以下(詳細)
2012年07月30日
恐怖指数ウォッチャーによる5つの投資指南-下半期の波乱に備え3日ほど前の記事だけど。。。 1.ディフェンシブ株、配当株を買え 2. 金融セクターを避けろ 3. 欧州の回復を待て 4.国債投資は慎重に5.金は保持 -----------------------------------------------------------------------------------------【コラム】恐怖指数ウォッチャーによる5つの投資指南-下半期の波乱に備えマーケットウォッチ * 2012年 7月 25日 17:49 JST ウォール街は静まり返っている。それはニコラス・コラスにとって静かすぎる。 シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)でみると、株式市場のボラティリティーは過去3年で最も低い水準付近にある。コンバージェクス・グループのチーフ・マーケット・ストラテジストであるコラス氏は、嵐が起きつつあるが、それがやって来るのは市場関係者が最も予期しない時だろうと言う。その時、動じないでいるのは難しい。 「ボラティリティーを覚悟しておくべきだ。市場に何かが起こって恐怖を覚えるということは、準備と対策を怠っていたということだ。トレーダーならそう考える」とコラス氏は話す。 米市場には投資家の自己満足ムードが広がっているうえ、健全とは思えないという。 「上半期の米株は、欧州があまりにもひどかったので及第点をもらったようなもの」。今後は、再び米国に投資家の注目が戻り、現状が嫌気されるかもしれないとコラス氏は言う。 「2回目のリセッション(景気後退)に陥る可能性がある。循環要因重視の投資家が買いを入れるにはあまりにも障害が多い」 またコラス氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融システムへのさらなる流動性の供給がなければ、「株価が上昇に向かうとはとても言い難い」と付け加えた。 このためコラス氏は、米欧ともに株価については慎重な見方をしている。とりわけ米市場は、ファンダメンタルズよりもムードで取引されていると指摘。欧州は、当分、出口が見えない状況だと述べた。 もちろんコラス氏には株式市場の買い推奨リストがある。しかし、そのほとんどは基本的なものだ。ディフェンシブ株、収益を上げている消費関連株、金、米国債を買え。金融セクターと欧州への投資で「消化不良」に陥るのは避けよ。1.ディフェンシブ株、配当株を買え 配当戦略が極めて一般的となった今、多くのストラテジストは、伝説的な野球選手ヨギ・ベラの言葉「あんなに混雑する店に誰も行かない」をもじるまでになった。 しかし、コラス氏は違う。依然として彼は、ディフェンシブで収益力のある配当企業への投資を支持している。「グローバルなバランスシート・リセッションは収束に時間がかかる。我慢が肝心だ」とコラス氏は言う。 こういった時の投資の定番は、生活必需品関連株、特に、より質素な顧客を反映する企業の株だ。 「経済がバランスシート・リセッションに陥っても食事は必要だ。人々は食べ、タバコを吸い、中程度のレストランに行き、実用的な服を着る。つまり、いつも使う商品を生産している企業の株に注目すべきだ」(コラス氏) 2. 金融セクターを避けろ 金融株は景気拡大の恩恵を受ける。とりわけそれは景気回復の初期に顕著だ。今年上半期、金融は最高のパフォーマンスを示したセクターのひとつだったが、その背景には米経済が勢いを増しつつあるとの期待があった。 しかし最近、景気サイクルが一層読みづらくなっている。経済動向は不安定で、どこで止まるのか誰にも分からない。このため、コラス氏は、金融セクターを手控えている。 「景気サイクルのどこにいるのかわからなければ、金融株を保有するのは難しい」 また、米経済が失速する可能性があれば、金融株の保有はさらに難しくなるという。「上半期は、景気循環の初期の戦略通りだった。まったく筋が通っていた。しかし、景気回復が続かないとなれば、下半期に金融株を持つべきか否かというところに話が戻る」 「景気の追い風がなく、ダウンサイドリスクがある時、金融株がうまくいくとは思えない。投資家が景気の回復期待で金融株を買っているなら、景気が回復しなければ売るだろう」 3. 欧州の回復を待て 「ユーロ(Euro)」は4文字の「禁句」と化してしまった。しかし、コラス氏によると、多くの人が考えるよりも明るい未来がユーロにはある。 コラス氏は、欧州の金融当局は、債務問題の先送りを厳しく非難されてきたが、最後には政策立案者が現実に直面する時が来る、と話す。その時、欧州中央銀行(ECB)は、「積極的に金利を引き下げ、(FRBの戦略にならって)ソブリン債をオープン市場で買うだろう」 コラス氏は、ユーロがいつか、彼が「ユーロ2.0」と呼ぶ事態――1ドル=1.50ユーロで取引されるような「素晴らしく強い」通貨となると想像している。 しかし、欧州経済の回復が望めるのは悪化した後だという。コラス氏は、今年の秋、ユーロ圏に「大きなダウンショット」があると予想。「ECBが動くのはその時」で、「経済的困窮が新たなレベルに達し、ついにそうした大きな打開策にたどりつく」という。 その時、底値から大きく離れるのは最もリスクの高い資産だとコラス氏は言う。「もしリスクを試したければ、下半期はスペインの銀行が大きな取引になる」 4.国債投資は慎重に 米国債をこのような低利回りで買うには、世界経済がさらに減速し、米国が引き続き質の高い資金の投資先であると考える必要がある。その場合、米国債の利回りは下がり、価値は上昇する。 一方で、米国債の購入は、リスクが大きく、メリットは限られると考える市場専門家がいる。しかしコラス氏は、国債買いから降りるにはまだ時間があると確信している。 コラス氏は、「世の中には良い金融担保が不足している」と述べるとともに、買い手は、何が起きても価値が保たれる資産を欲しがっているとの見方を示した。彼によると、低成長が続いた場合、米10年物国債の利回りは年末までに1.2%となる可能性がある。20日時点での同利回りは、1.4%付近。 「米国債をここから買っても損はしない。リスクアセットを取り巻く環境が非常に厳しいなかで、元本を確保したうえで少し稼げる」とコラス氏は述べた。 5.金は保持 ゴールドラッシュは終わった。投機ではなく、安全が第一になった。そのうえ、代表的な2つの金の買い手、インドと中国の成長が鈍化していることも金の存在を遠くに追いやった。 しかし、コラス氏は意見を変えない。金は、またある時点で投機の対象となる可能性がある。金は「究極の」保険なのだと彼は言う。 「金は、ポートフォリオの大切な部分だ。政策立案者がひどい誤りを犯した場合、金は良い保険になる。政策が正しければ、(金を除く)ポートフォリオの90%にあたる部分は好調だろうから、金のことは気にすることはない」 -----------------------source:WSJ記者: Jonathan Burton 2012年 7月 25日 17:49 JST
2012年07月29日
NYダウ +100から +222へ、テクニカルにも上抜け 2012-07-28(土)午前3時ごろ NY時間、午後1時45分ごろから、さらに急上昇。ECBのドラギ氏がドイツ議会関係者と会うとか。ドイツ、ブンデスバンクのトップとアポを入れたとか、否定も肯定もしないとか、今怪情報がオリンピック開会式準備と同時平行で空をとびまくっているようす。Bloom英文相場解説見出しが「Draghi Said to Hold Talks With Weidmann on ECB Bond Buys」米金利上昇中。ECBに期待して FOMCにも期待。期待、期待で舞の海レポーターも舞い上がっているようです。NYも東京もショートカバーへ。JPモルガンのCEOダイモン氏の後継者候補が10人ほど、CNBCの画面で紹介。Facebookは寄り付き後は -14%ほど下げていたけど、その後 -10%前後か。 -------------------------------以下、日経のNY寄り付き後の相場解説。2012/07/28 01:41◇米国株、じり高 ダウ2カ月半ぶり1万3000ドル超、GDP堅調で【NQNニューヨーク=増永裕樹】27日昼過ぎの米株式市場で、ダウ工業株30種平均がじり高となった。一時1万3015ドル11セントまで上昇し、心理的な節目である1万3000ドルを上回った。取引時間中に1万3000ドル台に乗せるのは5月8日以来、約2カ月半ぶり。朝方発表の4~6月期の米国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回り、米景気が急減速しているとの懸念が後退。欧州が債務問題の解決に向けて動き出すとの期待も根強く、幅広い銘柄に買いが広がった。2012/07/27 22:39◇米国株、買い先行で始まる ダウ53ドル高、米GDPが予想上回り【NQNニューヨーク=増永裕樹】27日の米株式相場は買い先行で始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比53ドル65セント高の1万2941ドル58セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同13.96ポイント高の2907.21で推移している。朝方発表の4~6月期の米国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回り、投資家の景況観がやや改善。欧州が債務問題の克服に向けて動き出すとの期待も買いを広げる要因になった。 米GDP速報値は前期に比べて年率換算で1.5%増加し、伸びが1.3%程度になるとの市場予想を上回った。2%台後半とされる潜在成長率を大きく下回る水準ながら、米景気が急減速しているとの懸念が薄らいだ。 市場予想を上回る四半期決算を発表した医薬品のメルクと石油のシェブロンが上昇。インターネット小売大手のアマゾン・ドット・コムも高い。大幅減益となる決算を発表したが、収益成長への期待が上回って買いが優勢になった。パソコン大手のヒューレット・パッカード(HP)やマイクロソフトも上昇して始まった。 一方、交流サイト(SNS)最大手のフェイスブックは大幅安。4~6月期の最終赤字転落を嫌気する売りが広がり、上場来安値を更新した。収益予想を引き下げたコーヒーチェーン大手のスターバックスが売りに押されている。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスも小安く推移している。
2012年07月28日
ドラギ総裁:ECBはユーロ存続のためいかなる措置も辞さず これ26日の夜、世間を騒がせて相場を上昇させた張本人のお言葉。以下、やっと出てきました。欧州株式市場、米株式市場に影響。-------------------------------------------------------------ドラギ総裁:ECBはユーロ存続のためいかなる措置も辞さず 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は26日、欧州単一通貨ユーロを守るために必要なあらゆる措置を取ると表明。スペインとイタリアの国債利回り上昇がユーロの存続を脅かす中で、債券市場への介入も辞さない姿勢を示唆した。ドラギ総裁はロンドンでの会議で講演し、「これらソブリン債のプレミアムが金融政策の効果浸透の妨げとなっている限り、高利回りの問題はECBの責務の範囲内にある」と言明。「ECBはその責務の範囲内で、ユーロ存続のために必要ないかなる措置をも取る用意がある」と表明した。同中銀の行動が「十分」なことが判明するだろうとも述べ、ECBのユーロ防衛能力を疑う向きに対して警告した。 スペインの国債利回りはギリシャとポルトガル、アイルランドが救済に追い込まれた水準に達している。ECBがこれを押し下げるために行動するとの観測から、金融市場ではスペインやイタリアの国債、ユーロ、株式のトリプル高となった。ECBは昨年8月、債券市場プログラム(SMP)の一環としてスペイン債とイタリア債の購入を開始。もともと積極的な買い入れではなかった上に購入の効果も長続きせず、ECBは今年3月にプログラムを停止した。 大和証券キャピタル・マーケッツ・ヨーロッパの経済調査責任者、クリス・シクルナ氏(ロンドン在勤)は「ドラギ総裁のコメントは確かに、ECBによるスペイン債とイタリア債購入が再び議題に上ったことを示唆している」と述べた。「ただ、昨年の夏と同様に、ECBの債券購入が再開されてもそれはあくまで、他の政策が実施されるまでの一時的かつ限定的な措置だと考えている」と付け加えた。 ドラギ総裁の発言後、スペイン債の利回りは低下。10年債利回りは一時39ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の6.91%となった。今週は一時7.69%に達していた。ユーロも一時1ユーロ=1.2318ドルに上昇。総裁発言前は1.2118ドルだった。株式のストックス欧州600指数はこの日、2.5%高で終了。 ユーロ上昇には、空売り筋の買い戻しも影響している可能性がある。米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによるとトレーダーらは先週、ユーロ売りのポジションを増やしていた。 三菱東京UFJ銀行の金融担当チーフエコノミスト、クリス・ラプキー氏(ニューヨーク在勤)は「トンネルの出口の光がようやく見えた」として、「ECBが行動し終えた後には、ユーロを売り持ちにするトレーダーは1人もいなくなるだろう」と述べた。 一方、ECBが早急に大規模な行動を起こす可能性は低いとみるエコノミストもいる。ウニクレディト・グローバル・リサーチのユーロ圏担当チーフエコノミスト、マルコ・バリ氏は「ECBは政府の金がまず使われることを望むだろう。それが奏功しなかった場合に、ECBは自らの資金を危険にさらすだろう」と話した。 ECB政策委員会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁は今週、欧州の恒久的救済基金である欧州安定化メカニズム(ESM)に銀行免許を与えることに賛成する議論があると発言。25日のユーロ上昇につながっていた。銀行免許を付与されればESMはECBのリファイナンスオペを利用できるようになり、救済能力が高まることになる。 ドラギ総裁はかつてこの案を拒否していたが、この日は同案には触れなかった。代わりに市場での政策効果浸透が阻害されていることに言及しており、これは債券購入が議題として再浮上していることを強く示唆したものだと、ABNアムロのマクロ調査責任者、ニック・コーニス氏は分析した。 ECBは国債購入プログラムのSMPについて「常に、金融政策の機能を改善させるためだと説明している。従って、ドラギ総裁が示唆したツールがこれであることはほぼ間違いない」とコーニス氏は述べた。 ドラギ総裁は昨年12月1日にも、「財政協定」という目新しい概念を持ち出し、ユーロ圏各国の首脳らがこれで合意するならECBも危機対応の役割を拡大できると示唆し、市場の期待を膨らませた経緯がある。 この日の講演では、市場はユーロ圏が成し遂げた進歩を過小評価しているとし、通貨統合を逆戻りさせることはできないと言明。「赤字の制御と構造改革の取り組みの進展には目を見張るものがある」とし、「この歩みはもちろん持続させる必要があるが、そのペースはしっかり定まった」と述べた。 原題: Draghi Says ECB Will Do What’s Needed to Preserve Euro:Economy(抜粋) 更新日時: 2012/07/27 02:50 JSTsource:Bloomberg
2012年07月26日
7月25日付けで書いたものです。**********************************************************************エニグモ(3665) 4425(+450) マザース市場。メイン幹事証券の大和のアナリストレポートから●ソーシャルショッピングサイト「BUYMA」を管理・運営しており、海外ブランドレディースファッション中心に4,000 以上のブランドを取り扱っており、現時点ではファッションに特化したECサイトです。●「BUYMA」上の取扱高は順調に拡大しており、09 年1月期は前期比130%増の20億円、10年1月期は同86%増の37 億円、11 年1月期は同33%増の50 億円、12年1月期は同53%増の76 億円となった。●多くのファッションEC サイトがBtoC 型であるのに対し、「BUYMA」は個人同士が取引を行なうCtoC 型のマーケットプレイス。(B to Cは事業者対個人)(C to Cは個人対個人)●中期的には取扱商材の充実により業績拡大を図る●バイヤー(出品者)と購入者のマッチングを行い、成約時の手数料を出品者、購入者から受け取るCtoC 型のプラットフォーム型ビジネスである。バイヤー(出品者)は成約時に取引価格の5%~7%を成約手数料として支払う。一方で、購入者は、成約時に取引価格の5%を決済手数料として支払う。●今後は、認知度向上等によりアクティブユーザーの増加を背景に取扱高が増加する結果、2013年1月期は前期比41.0%増収、同95.1%営業増益を予想する。●12年4月現在、会員は約90万人であり、女性の比率が78%と圧倒的に多い。アクティブ会員数は08年1月には約2万人であったのが、12 年4月時点では、約20万人となっており、順調に拡大している。●12 年4月時点で年齢別では20 代:34%、30 代:42%、40 代:17%、50 代以上:6%であり、20 代、30 代で7割を占める。●商材はアパレルが大半であるが、会社側は、美容、子供用品、スポーツ用品、インテリア、メンズに領域を拡大し、業績を拡大させる方針。●2013 年1月期の売上高は前期比41.0%増の12 億円、営業利益は同95.1%増の4億円、経常利益は同94.2%増の4億円、当期利益は同2.4%減の2.4 億円を予想する。取扱高拡大に伴い大幅な増収増益を予想する。●2014 年1月期の売上高は前期比33.3%増の16 億円、営業利益は同62.5%増の6.5億円、経常利益は同62.5%増の6.5 億円、当期利益は同62.5%増の3.9億円を予想する。認知度の向上に伴い取扱高の増加が期待できることから業績拡大が続こう。●前期EPS 166円→今期は138円→来期 224.6円予想。来期 224.6円として、PER15倍で3370円、 PER20倍まで買うなら 4492円。本日の引けは4425円。(僕)僕が株を保有していたら、明日の寄り付きで成り行きで売ります。もう十分。 これ以上の上げは説明できない。上場人気であと2回ぐらい上げるかもしれないけど 買いは危険。どこかで急落するでしょう。 PER30倍で6738円。 **********************************************************************
2012年07月26日
225の8000円割れを想定しての投げ売りか 2012-07-25(水)日本を代表する主力株の下げがきつい。株価の下落率だけを見てると、投げてる感じがあるね。ここで投げるかと言いたいけど、もっと深い谷底を想定して、保有株を売って処分してるような株価の下落率。でも2時半現在の売買金額などを見てると誰も売ってないようなそんな感じ。いつもと同じ感じ。ならば誰もが保有してた株でみなが減らしたい株。処分してい株に集中した投げか。相場全体の下げのピーク。。個別銘柄の売りの完了。。タイミングは必ずしも一致しないと思うけど。それにしてもひどい堰場。投げるほど上げてない主力株。これが日本の実態なのかもしれないね。外人は夏休み。特定のファンドは交代で売買。外人も日本の機関投資家も同じ銘柄を外しているのかもしれないね。ならば売りが完了する前に買いをいれるとその買いは全部やられるということ。選別は難しいけど、気をつけたいね。
2012年07月25日
相場、だんだん沈んでいくね。2012-07-23(月)午前10時 欧州問題、地下から、周辺からも問題の種があちこちに。不安と不透明さのピークが円高のピークか。企業収益見通しにもケチがつきそうね。これから日本だけど、強気にはなれないね。 先週の新安値銘柄にはTOPIX銘柄多いよね。日本の企業が古くから保有してた株。TOPIX..国内、海外の機関投資家の運用成果の基準値。TOPIX指数に負けてるファンドはパフォーマンスの一番悪いものから外していくかもしれないね。下期の運用競争は10月の第2週あたりまでが勝負でしょうか。 電子部品は受注トレンドも大事だけど、株価の方向性を最後に決めるのは受注ではなく収益。うわべの数字だけで行動しないほうがいいね。背後の収益を確認して判断したいね。テクニカル? それは問題外。
2012年07月23日
NYダウ +42→ +20→ +13 ああしぼんでいく 2012-07-20(金)午前3時すぎ引けはマイナスになっちゃいそうな感じ。あちゃ、今ダウ +3.60TVではテクノ主導と書いてあったけど、今夜は素材セクターすごね。eBay +9.2%Freeprt-McMoran +5.1%, BHP Billiton +3%, US Steel +1.7%Cablevision +4.67%, Time Warner +0.9%IBM +3.96%Intel -0.5%Microsoft +0.6%Oracle +0.93%ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーS&P Technology +1.55%S&P Materials +1.04%S&P Telecom -1.74%S&P Utilities -0.44%S&P Healthcare -0.15%----------------------------------以上 日本時間 2:53am 20日金曜 -------------------------日経のNY寄りつきコメント 2012/07/19 22:52◇米国株、続伸で始まる ダウ25ドル高 IBM高い、雇用は重荷【NQNニューヨーク=川内資子】19日の米株式相場は3日続伸で始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比25ドル05セント高の1万2933ドル75セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同21.74ポイント高の2964.34で推移している。前日夕に四半期決算と同時に利益見通しの上方修正を発表したIBMが上昇し、相場を押し上げている。ただ、朝方発表の週間の新規失業保険申請件数が前週比で市場予想を上回る大幅増となったため、米労働市場の回復が鈍いとの見方が改めて強まり相場の上値を抑えている。 IBMは3%あまり上昇。1銘柄でダウ平均を約50ドル押し上げている。前日夕に発表した決算や業績見通しを受けて、先行きの収益拡大への期待が高まった携帯電話向け半導体大手のクアルコムも大幅に上昇。決算が市場予想を上回った電子商取引・決済大手のイーベイは急伸。5四半期連続の赤字決算ながら、赤字幅が市場予想ほど拡大しなかったフィンランドの携帯大手ノキアの米預託証券(ADR)も急伸している。 決算は黒字に転じたが1株利益が市場予想に届かなかった保険大手トラベラーズはもみ合い。 一方、四半期決算で特別項目を除く1株利益が市場予想を下回った金融大手モルガン・スタンレーは下落。決算で売上高と1株利益がともに市場予想並みとなった通信大手のベライゾン・コミュニケーションズは利益確定売りに押されている。総収入から利払い費を引いた純収入が市場予想ほど伸びなかったクレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス(アメックス)は大幅に下落している。
2012年07月19日
**********************************************************************ツガミ(6101)19日午後 503(+38) 現在の予想連結PERは7.2倍。予想配当利回りは2.58%(ここからは売られにくい)信用倍率は3.9倍。信用の売りも買いも先週から急増。大和のテクニカル分析でも買いシグナルが8本以上。(RSI, サイコロ、25日乖離率、75日乖離率、ボリンジャーバンドなどから買いゾーンのメッセージ)●営業利益の過去のピークは55億円、今期見通しは88億円●経常利益の過去のピークは55億円、今期見通しは84億円。●税引き後利益の過去のピークは55億円、今期見通しは52億円。●過去の利益ピーク前後の株価のピークは2006年1月の994円。 今期の利益水準か過去最高利益に対して94.5%の位置。 2006年の高値の994円の94.5%は939円。 今年2012年の高値は3月28日の900円。(僕の結論) 今期の業績は ほぼ織り込んでしまった感じがしますね。 問題は今期下期がさらに上方修正になるかどうか。 来期は60億円以上の利益がでるかどうかですね。それ次第でしょう。 7月13日の日経記事。会社の話で、5月以降は受注が減速しており「8月以降も生産規模は徐々に減らす方針とみられる」といい、下期以降の業績は慎重に見ているという。信用取引の買い残を売り残で割った信用倍率は4倍強と、買い残が目立つため戻り局面では売りも出やすい。株価が本格上昇に転じるには「今秋にも発売されるとみられる米アップルの『iPhone5』が増産体制に入ることが必要。(僕)確かにiPhone5の発売時期とか仕様について最近情報がいろいろ出始めました。やはり増産情報でしょうね。ただその増産情報はプロのアナリストやファンドマネージャーのほうが情報が早いので出来高急増で上がり始めたときがそのときかもしれません。そう考えるなら、今後、1,2ヶ月の安い場面で仕込むのがいいかもしれません。できたら470円以下で仕込みたいですね。**********************************************************************
2012年07月19日
NYダウ +80から+104を行ったり来たり。テク主導の上げ。2012-07-19(木)午前3時半 NYダウはいまのとこ昼過ぎに今日の高値。その後横ばい。予想よりよかった決算をきっかけに売られまくったハイテク主導の上げでしょうか。IBM, インテル、ハネウェル、HPなど。。通信用半導体のクアルコムも+2.8%の上げ。IBMは+2.4%の上げ。過去最高値更新銘柄は会員制小売りのコストコ、P&Gの永遠のライバルのコルゲートパモリーブ、CVS CAREMARK, EQUIFAX. DAVITAなど。過去数年の高値更新銘柄にはジョンソン&ジョンソン、4年ぶりの高値更新。薬のファイザー、バイオのアムジェン、そしてベライゾンとAutomationなどでした。PER4倍まで売られたHPは買い推奨で反発。+2.6% CNBC, CIAの心理分析担当官が6月20日のバーナンキの議会証言を分析。それを本にしたみたい。 ----------------------------------------------------------以下、日経、NY寄り付き後の相場解説 2012/07/18 22:59◇米国株、まちまちで始まる ダウ30ドル安 金融安、インテル上昇18日の米株式相場は高安まちまちで始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比30ドル50セント安の1万2775ドル04セントで推移。一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同2.50ポイント高の2912.54で推移している。朝方に四半期決算を発表した米銀大手バンク・オブ・アメリカなどを中心に金融株が下げている。一方、前日夕発表の四半期決算で1株利益が市場予想を上回った半導体大手インテルが買われ、相場の下値を支えている。 バンカメは4~6月期に黒字に転じ、1株利益は市場予想を上回ったものの売りが先行。JPモルガン・チェースやシティグループ、ゴールドマン・サックスなど金融株が全般に安い。前日夕発表の決算で実質売上高が市場予想に届かなかったインターネット大手のヤフーが軟調。売上高が減少した鉄道大手CSXも売られている。 半面、インテル株はダウ平均で上昇率首位。四半期決算が増収増益だった機械大手ハネウエル・インターナショナルも大幅高。前日夕に発表した4~6月期の売上高が市場予想以上だったコンピューター外部記憶装置(ストレージ)大手EMCにも買いが膨らんでいる。18日の取引終了後に決算を発表するIBMも上昇している。 6月の米住宅着工件数が前月比6.9%増と市場予想以上に増えたのを手がかりに、KBホームやトール・ブラザーズなど住宅建設株も買われている。
2012年07月18日
ソフトバンク上げの背景、その資金が次に向かう株は、 2012-07-17(水) 過去に何度もこういう上げを見せてくれた。ITバブルのときはジェットコースターみたいに乱高下したこともあった。あのときソフトバンクを保有してなかったファンドの責任者達はみな解雇されました。あの実績があり、名門Baring Investmentのチームもほとんどクビになった。投資尺度で説明できない株がどんどん説明できないレベルまでどんどん上がっていった。今、ソフトバンクを保有してないファンドには地獄でしょうね。自分が間違っていて市場が正しいとするなら、すぐに反省して少しでも買うというタイプ。。最後まで買わないという意地を通すプロ。人生いろいろ、プロもいろいろでしょう。最近の上げは前者のように、このままでは負けてしまうとどこかで相場終了、ソフトバンクの上げ相場の終了で暴落の可能性すらないとはいえない。それでも市場の動きに少しでも自分が責任あるファンドを連動させたいと思うプロが日本にも海外にもいるのでしょうね。だからこの株は上げ続けるのかなと思います。 世界が揺れ動き、景気も心配で景気敏感株は買えないし、日本のハイテクは全滅。オリンパスは腐っていることがわかったし、シャープもソニーもルネサスもぼろぼろ。電力会社も全部も崩壊に近い。。とうとうNECまで危ない状況。パナではもうどうでもいい。 世界の市場でディフェンシブセクターとして通信株のパフォーマンスが相対的にいつもいいし、先週の欧州で通信株の投資判断引き下げが相次いだしね。。 ここからさらに上げると信じて買いたい人は買えばいいし。 ソフトバンク上げ相場の初期に買った人、ここまで上げる途中で飛び乗った人はみな儲かってるわけだし。相場終了で、これらの資金がどこに向かうか。。 これを想定して、その次の銘柄に資金を投資しておきたいですね。 さてその銘柄は何でしょう。 僕の答えは会員向けのブログ、メルマガで書いて配信しますね。
2012年07月17日
2012-07-17(火)14:25pmNYで相場急反発してるときからプリンターのレックスマークは連日の下げ。二日で30%近い下げは異常な下げだったよね、ここのプリンターの半分以上は船井電機のOEMでしょう。急落続いてるよね。でパソコン最大手のHPも連日の過去数年の安値更新中。HPのプリンターエンジンの大半はキャノンが納入契約してるはず(確認必要ですが)。キャノンのプリンター関係が落ち込んでいるならインク関係も落ちてるはずだし、HPやレックスマークのプリンターが売れてないなら、エプソンのプリンターも売れてないかもしれないし(エプソンは日本のプリンターの輸出の3分の一)、ならさらに欧州、ロシアで有名なドットプリンターのスター精密のプリンターまで売れてないかもしれないよね。やや厳しいね。こうなってくるとオフィス用の複写機まで気になって来るね。リコー、コニカミノルタ、理想科学などもダメかもしれない。連想だけどね。売りと買いは自分で確かめてやってくださいね。プリンター関係みな売りpickにしたけど。。キャノンは安く寄ったのであとで外したけど。。今心配なのは、ニコンの叩き売り。 まだ世界のファンドで売ってないとこが事情確認したうえで、順番に売って処分しそうで怖いね。ニコンの買いは気をつけたいね。インテル決算前のTDK, イビデン、新光電気、東京エレク、など株の売買は予想できないから怖いね。今日いっぱい下げてるけど。
2012年07月17日
オフィスにはもう外人投資家はいないよ。2012-07-17(火)先日の日記で書いたように、7月第2週でイギリスと欧州のファンドマネージャーの半分以上が夏休み入り。一般社員も同じ。オフィスはがらんと空洞化。誰もいない。残ってる半分のうち自分が担当してる国の企業取材ででかけてる人も多いし、マジでオフィスに残ってる人は勝手にファンドを動かせないし、動かさない。自分が担当してるファンドを少し動かす程度。今はどこもチーム合議制で運用してるしね。で、これから夏休みに入る順番を待ってるひとはもうそのことしか考えてない。同じようなオフィスでの順番待ちをしてる証券会社の営業担当者たちとホリデーの話ばかり。要するに誰も仕事をしてないのが今の状況。これが9月第3週まで続きます。最後の夏休み入りグループが9月第1週と第2週にでかけるのが普通。全員集合は9月第3週。でも9月後半の2週間はみなで夏休みの話ばかり。誰も相場のことを考えてない。 10月、11月に来年度の運用方針作成があるから、それまでに全員、地球の各地でかけて担当地域の景気、産業動向、政治動向、企業収益など調査にでかけます。 8月のお盆に為替が短期急変するだけでしょう。
2012年07月17日
バフェット氏、「ユーロは破綻する運命にある」2012-07-15(日) 週末の米金融誌バロンズ誌の特集は「1ドル=1ユーロにすべし」です。それもバフェット氏に言う”崩壊に至る途中”の話でしょう。崩壊するものってはいつか暴落局面があるということだけど、今暴落の最中か。ならすべてはその延長線通りで時間軸の読みだけか。このバフエット氏の認識はPIMO首脳とほぼ同じ認識ですね。バフェット氏、先週木曜、金曜のCNBC(マリアがインタビュー)とBloombergTVで何度もインタビューを受けていたのだけど、オリジナルの英文も日本語記事もほとんどない。見つからない。月曜日もう一回探してみるけど。今見つかったのが下の二つの記事。バフェット氏の認識も重要だけど、彼には毎日100人以上(信頼してるのは10人から20人として)の世界のトップエコノミストやストラテジストからの情報が入っているはず。だからバフェットのそういう見方には耳を傾けたいですね。自分の頭で考えないと先に進まないですが。。 ----------------------------●米資産家ウォーレン・バフェット氏はユーロは破綻する運命にあると述べ、ユーロ圏諸国が通貨 同盟を維持したいのであれば単一通貨を根本的につくり直す必要があると述べた。 バフェット氏はアイダホ州サンバレーでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、 「現在の規則の下ではユーロが生き残れないことを、欧州は学びつつある。問題は、基本的に やり直す方向でユーロ圏17カ国が団結できるかどうかだ」と続けた。 ●バフェット氏:地方自治体の破綻、増加の可能性-抵抗感後退 7月13日(ブルームバーグ):米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイを率いる資産家ウォーレン・バフェット氏は、地方自治体の破綻が今後増加するとの見通しを明らかにした。カリフォルニア州ではわずか数週間で自治体の財政破綻が3件起きている。 人口約21万人のカリフォルニア州サンバーナーディノ市の市議会は10日、破産法の適用申請を決めた。数週間前には、同州の人口29万2000人のストックトン市が破産法の適用を申請している。同市は米国で破産法を適用した市としては最大規模。 バフェット氏は13日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「カリフォルニア州のストックトン市やサンバーナーディノ市といった比較的大きな市が破産法適用申請の前例となることで、汚名だと抵抗を感じる度合いが恐らく薄れてきている」と指摘し、「これらの市が行うということがその可能性を高めている」と語った。
2012年07月15日
NYダウ +202 2012-07-13(金)のNY相場。引け前1時間。たまに上げるときはこのくらいは上げないとみっともない。JPパソコンのHP、プリンターのLexmark(船井がかなりOEM供給)はここ何年かの安値更新。Lexmark株は -16%の下げ。今夜はJPMorganショーといった感じ。 日本時間の午前4:05am現在、JPMorgan +5.8%Citigroup +5.1%ゴールドマン・ザックス +3.7%バンカメ +3.7%Wells Fargo +3.3% さっき、小売りのCOSTCOの話。ダントツの強さ。株価は過去最高値更新かな。いいチャートしてるね。上げ続けるようなチャート。アナリストはいつでも買いだと豪語。それしか見てない感じのおっさんだった。 今CNBCでWells FargoのCFOがゲストで登場。住宅ローンではダントツのトップかな。 まじめな人ね。勤続30年の市役所勤務のおじさんみたいだ。 新聞社の株も急騰。またバフェットおじさんが買い占め(買い増しかも)を狙ってるとかの市場の噂。 ==============================以下、日経のNY寄り付き後の相場解説。 2012/07/13 23:22◇米国株、一段高 ダウ上げ幅166ドル、銀行決算で景況感改善【NQNニューヨーク=増永裕樹】13日午前半ばにかけての米株式市場で、ダウ平均が一段高になった。上げ幅は一時166ドル超に達した。市場の関心が高かった大手銀のJPモルガン・チェースの4~6月期決算が市場予想ほど悪化せず、個人・企業向け商業銀行部門など本業の収益力改善を示す結果になった。同業のウェルズ・ファーゴの四半期決算は大幅増益となり、投資家の景況感が改善。金融株を中心に短期的な戻りを期待する買いが広がった。 午前10時15分時点で、ダウ平均は前日比142ドル29セント高の1万2715ドル56セントで推移している。 2012/07/13 22:39◇米国株、買い先行で始まる ダウ50ドル高、JPモルガン健闘で【NQNニューヨーク=増永裕樹】13日の米株式相場は買い先行で始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比50ドル41セント高の1万2623ドル68セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同12.44ポイント高の2878.63で推移している。市場の関心が高かった大手銀のJPモルガン・チェースの四半期決算が市場予想ほど悪化せず、投資家心理が改善。最近の相場下落により短期的な戻りを期待する雰囲気もあり、幅広い銘柄に買いが広がった。 JPモルガンの4~6月期はデリバティブ取引の損失により最終減益となったが、不良債権処理コストの減少など本業の回復を示す結果になった。同業のウェルズ・ファーゴの四半期決算は大幅増益となり、米金融機関の本質的な収益力が回復しているとの見方が広がった。 世界経済をけん引してきた中国の4~6月期の国内総生産(GDP)が景気減速を示す結果となったが、市場予想に沿った内容として相場の反応は限られている。大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがイタリア国債の格付けを引き下げた影響も目立たず、米大手銀の決算での健闘を評価する動きが吸収している。 JPモルガンとウェルズ・ファーゴが上げ、同業のバンク・オブ・アメリカやシティグループにも連想買いが波及。非鉄のアルコアや化学のデュポンも上昇して始まった。 一方、収益予想を引き下げたプリンターのレックスマーク・インターナショナルは大幅下落。パソコン大手のヒューレット・パッカード(HP)や、小売り世界最大手のウォルマート・ストアーズが売りに押されている。
2012年07月13日
NYダウは-112から+6に浮上。住宅株と薬品に買い2012-07-13(金)朝の4時から4時半のNY引け前1時間までの相場メモ。韓流ドラマの「崖っぷちの女たち」を見るのに忙しくってNY相場まじめに見てなかった。3人の女性が登場して、オフィスでぺちゃくちゃ。心のなかでぺちゃくちゃ。一人は人妻なんだけど、彼女のファッションセンスはすごいね。チェ・ジウに勝ってるかもね。話はオフィスでの男性心理と女性心理の読み。。この話ばかり。頭が空っぽになってくるよ。==話をNY相場にもどして。上げてるのは薬品と住宅株。ダウが -112をつけたのは現地の朝の10時半ごろでしょうか。右肩上がりで戻していった。米政府がイランへの制裁いじめを強化。これで原油も金相場もダウの上昇とともに上げていった。イランを原油相場操作の道具にしてるね。米債券市場は今日も活況。5年、10年、30年債しっかりね。どこまで下げる米金利。昨夜などウォルマートなど過去最高値更新してたけど、Safewayは今日は叩き売られているね。同じ小売りでも勝ち組と負け組の株価の差別もはっきりしてる。米株式市場で上げてるのは住宅株。薬品株とトイレタリー。KB Home +5.08%, Lennar +4.37%, Standard Pacific +4.1%メルクは+4.4%, P&Gが+4.3%, マクドナルド +2.6%, ファイザーは+1.8%, ジョンソン&ジョンソンは+0.09%, 今夜はまたテクノロジー株が足を引っ張ってる。S&P technologiesはまだ下げてる。インテル -2.46%, HP -1.8%, Microsoft -1.92%, Cisco -1.65%銀行、証券株はまちまち。今夜の大事なポイントは:●ユーロはこの2年で初めて1.22ドルを下回った。●S&Pテクノロジー指数が200日移動平均線を下に突き抜けた。------------------日経のNY寄り付き解説2012/07/12 22:52◇米国株、売り優勢で始まる ダウ一時110ドル安 世界景気を懸念12日の米株式相場は売り優勢で始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比83ドル71セント安の1万2520ドル82セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同26.59ポイント安の2861.39で推移している。世界景気の先行きや欧州債務問題に対する根強い不透明感を背景に売りが出ている。前日に米連邦準備理事会(FRB)が公表した6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受けて、追加の量的金融緩和への期待が後退していることも相場の重荷。アジア・欧州株がほぼ全面安となり、米株もつれ安している。ダウ平均の下落幅はその後110ドルを超えた。 朝方発表された週間の米新規失業保険申請件数が35万件と市場予想(37万件)より大幅に改善したが、寄り付き時点では反応は限られている。 前日夕に発表した四半期決算で売上高が市場予想を下回ったホテルチェーン大手のマリオット・インターナショナルが下落。前日夕発表の決算が減収減益だったうえ、無配転落を明らかにしたスーパーマーケットチェーン大手のスーパーバリューは急落している。 一方、4~6月期の業績が1~3月期と比べて改善したようだと発表した石油大手シェブロンは小高い。骨粗しょう症の新薬の臨床試験で有効性が実証されたと発表した製薬大手メルクが高い。4~6月期の売上高が前年同期比で18%増になったもようと発表したドイツのソフト大手SAPの米預託証券(ADR)にも買いが膨らんでいる。
2012年07月12日
NY午後2時から急降下。NYダウ -115に。 2012-07-12(木)午前3時半(NYは午後2時半)日本時間の午前3時からNY相場が急落。 NYダウで-41から -95ぐらいまで下げた。FOMC議事録の内容に失望かな。今、また下げて ダウは -115.さっき、PIMCOトップのビルグロスがいつものようにCNBCのゲストに。10分ほどしゃべってましたね。 以下、6月20日のFOMC議事録のオリジナル。 ------------------------------- Press ReleaseRelease Date: June 20, 2012For immediate releaseInformation received since the Federal Open Market Committee met in April suggests that the economy has been expanding moderately this year. However, growth in employment has slowed in recent months, and the unemployment rate remains elevated. Business fixed investment has continued to advance. Household spending appears to be rising at a somewhat slower pace than earlier in the year. Despite some signs of improvement, the housing sector remains depressed. Inflation has declined, mainly reflecting lower prices of crude oil and gasoline, and longer-term inflation expectations have remained stable. Consistent with its statutory mandate, the Committee seeks to foster maximum employment and price stability. The Committee expects economic growth to remain moderate over coming quarters and then to pick up very gradually. Consequently, the Committee anticipates that the unemployment rate will decline only slowly toward levels that it judges to be consistent with its dual mandate. Furthermore, strains in global financial markets continue to pose significant downside risks to the economic outlook. The Committee anticipates that inflation over the medium term will run at or below the rate that it judges most consistent with its dual mandate. To support a stronger economic recovery and to help ensure that inflation, over time, is at the rate most consistent with its dual mandate, the Committee expects to maintain a highly accommodative stance for monetary policy. In particular, the Committee decided today to keep the target range for the federal funds rate at 0 to 1/4 percent and currently anticipates that economic conditions--including low rates of resource utilization and a subdued outlook for inflation over the medium run--are likely to warrant exceptionally low levels for the federal funds rate at least through late 2014. The Committee also decided to continue through the end of the year its program to extend the average maturity of its holdings of securities. Specifically, the Committee intends to purchase Treasury securities with remaining maturities of 6 years to 30 years at the current pace and to sell or redeem an equal amount of Treasury securities with remaining maturities of approximately 3 years or less. This continuation of the maturity extension program should put downward pressure on longer-term interest rates and help to make broader financial conditions more accommodative. The Committee is maintaining its existing policy of reinvesting principal payments from its holdings of agency debt and agency mortgage-backed securities in agency mortgage-backed securities. The Committee is prepared to take further action as appropriate to promote a stronger economic recovery and sustained improvement in labor market conditions in a context of price stability. Voting for the FOMC monetary policy action were: Ben S. Bernanke, Chairman; William C. Dudley, Vice Chairman; Elizabeth A. Duke; Dennis P. Lockhart; Sandra Pianalto; Jerome H. Powell; Sarah Bloom Raskin; Jeremy C. Stein; Daniel K. Tarullo; John C. Williams; and Janet L. Yellen. Voting against the action was Jeffrey M. Lacker, who opposed continuation of the maturity extension program.
2012年07月11日
ダウ -43ドル、グルーポンが上場来の安値更新 2012-07-12(木)午前2時半ごろからのメモ。FOMC議事録は日本時間の午前3時15分かな。NYダウは -30から -40ドルへ。あまり動きがないね。アップルのさげがハイテク指数の下げに寄与。銀行株はしっかり。さらに航空会社株の上げが目立ってますね。買収ターゲットだと。グルーポン。この株の相場終わった感じね。本業がよくないみたい。客は満足してないようですね。米国債の入札すごかったみたいね。僕の聞き間違いかもしれないけど、債券担当のリックサンテリー氏が「こんなの見たことない」叫んでいたね。彼はスペインの新VAT(消費税)はおかしい、問題だと指摘。 ここ最近、トウモロコシなどの高騰で今日のCNBCでまた話題に・農産物価格高騰と食品メーカーの収益への影響、株価の予想。。 今日は大型食品メーカーの株は買われたね。今日は砂糖以外は下げてるけどね。農務省の収穫予想と在庫データで安心したからかもね。 CNBCゲストにRichard Madigan氏。JP MorganのPrivate Bank のCIO (chief Investment officer)資産8300億ドル?とんでもない金額だけど。。、彼のグローバル投資戦略について、いろいろ言ってました。切れる感じね。年末の予想はと聞かれて、僕らはいつも12ヶ月単位で考えてるから1年後でいいならとうまく質問をかわして、数字を言ってたね。 -米国及び世界の景気で二番底形成になるとは予想していない。-欧州で景気沈滞があっても回復するというシナリオ。-ドイツ、スイス、優良国際企業への投資にチャンスがありそうと。 Direct TVとバイアコムとの交渉が決裂。この事件が今夜の一番の話題かも。カリフォルニアの一部地域はテレビが何も映らないみたい。 ==================日経のNY寄り付き後の相場解説。 2012/07/11 23:01◇米国株、続落で始まる ダウ22ドル安 米企業業績に警戒感11日の米株式相場は続落して始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日比22ドル93セント安の1万2630ドル19セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同7.40ポイント安の2894.93で推移している。今週発表の米主要企業の決算内容や業績見通しが総じて低調なため企業業績の改善期待が後退し、売りが出ている。6月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を午後に控え、様子見ムードも強い。 前回のFOMCでは、米連邦準備理事会(FRB)が金融緩和策の一環である「ツイスト・オペ」の半年延長を決めた。追加緩和について当局者がどのような議論をしていたかに市場の関心が集まっている。 個別銘柄では、航空機のボーイングや化学のデュポン、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスなどが下げている。英株式市場で高級ブランドなど消費関連株が下げたのを受け、皮革製品のコーチや宝飾のティファニーなどがつれ安している。 アップルに売りが先行。アナリストが投資判断を「買い」に指定したと伝わったが反応は乏しい。英国の無線通信関連会社を買収すると発表した米事務機器大手のゼロックスも小幅安。 一方、米銀大手JPモルガン・チェースが買われている。5月に発表した巨額損失に絡み、関連幹部に報酬の一部を返還するよう求めると米紙が伝えた。モザイクやCFインダストリーズ・ホールディングスなど肥料関連株が高い。穀物価格の上昇で農家の利用が増えるとの見方が出ている。 朝方発表の5月の米貿易赤字は486億ドルと前月から縮小した。市場予想にほぼ一致したため、現時点では株価に目立った反応はみられない。
2012年07月11日
2012-07-11(水)朝4時ごろ、引け、前1時間の話。いやな下げですね。下げ続けているももいやだけど、寄り付き後に80ドル以上上げて、後場から100ドル以上の下げに。午後3時半ごろから深く沈みだした。日中足のチャートを見ると、転がるように下げてますね。欧州株は+0.6%ほど上げて終了。インテルはASML出資(15%取得)報道で上げたあと、反落。Advanced MicroDevicesやApplied Materialsにまで波及。半導体関連は弱い。セクターではS&P工業株指数が -1.85%の下げ。ここが一番のワーストセクター。キャタピラーが -4.33%の下げ。戦車のエンジンも作ってるカミンズは -10%の下げ。確か売り上げ見通しを下方修正だったかな。需要不足で。ひどいね。比較的ましだったのがUtilities電力ガス、小売りなど消費関連の一角。このままいくと、ダウもSP500も4日連続安。ここ数年の新高値銘柄はレイセオン、ターゲット、PulteGroup,新安値にJC Penney、過去最高値更新銘柄がすごいね。タバコ。フィリップスモリス、アルトリア、さらに小売り世界最大のウォルマート、そしてHershey, Kimberly-Clarkでした。米議会の金融調査委員会かな。バークレイ銀行のLIBORがらみで米銀行、証券もかな。2007年から2009年までのすべての関係書類の提出を求めたとか。聞き間違いだったらごめんね。CNBCの米議会担当のベテラン記者は「臭い話が何か本当にあったのでしょう。匂うよ」と以上、日本時間 4時すぎから半ごろまでの話。引けは確認してくださいね。=========================================日経のNY寄り付き後の解説:2012/07/11 00:10◇米国株、下げに転じる ダウ16ドル安 伊首相発言がきっかけ【NQNニューヨーク=大石祥代】10日午前の米株式市場で、ダウ工業株30種平均が一時下げに転じた。イタリアのモンティ首相が記者会見で、欧州の金融安全網である欧州安定メカニズム(ESM)によるイタリア国債の買い支えが将来必要になるかもしれないとの認識を示したと伝わったのを受け、外国為替市場でユーロ売りが拡大。原油先物など商品先物相場も下げており、投資家が運用リスクを回避する姿勢を強め、米国株にも売りが波及した。午前11時(日本時間11日午前0時)現在のダウ平均は前日比16ドル46セント安の1万2719ドル83セントで推移している。↑↑2012/07/10 23:10◇米国株、反発で始まる ダウ平均86ドル高、スペイン支援を好感10日の米株式相場は反発で始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比86ドル13セント高の1万2822ドル42セント、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は同18.82ポイント高の2950.59で推移している。ユーロ圏17カ国の財務相がスペインに対し銀行再建のための資金支援や財政赤字削減目標の達成時期の1年先延ばしなどの支援内容で大筋合意した。欧州債務問題への警戒感がひとまず後退し、主な欧州株価指数が上昇。米国株も素材株など景気動向に敏感な銘柄を中心に買いが先行している。 ユーロ圏財務相が大筋合意したのは7月末までの300億ユーロの資金支援。財政赤字を国内総生産(GDP)比3%に抑えるという欧州連合(EU)の財政ルールを守る期限は1年延ばし、2014年とする。スペインの10年物国債の利回りは6%台後半に低下(価格は上昇)し、市場の警戒感をやや和らげている。 個別銘柄では、前日夕に発表した2012年4~6月期の決算内容が市場予想ほど悪化しなかった非鉄のアルコアが上昇。多機能携帯端末(タブレット)「iPad(アイパッド)」の最新型機を中国で7月20日に発売すると発表したアップルも小高い。 半面、前日夕に4~6月期の売上高見通しを引き下げた半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)に売りが膨らんでいる。オランダの半導体製造装置大手ASMLに最大41億ドル投資すると発表した半導体世界最大手のインテルは下落。ASMLは大幅高となっている。業界環境の悪化を理由にコロラド州のソーラーパネル工場建設を一時中止したと伝わったゼネラル・エレクトリック(GE)も小安い。
2012年07月10日
ストラテジスト相次いで目標引き下げ2012-07-10(火)午前3時頃 Morgan StanleyのEquity ストラテジスト 今は警戒すべきと。UBSのグローバルストラテジスト。企業業績の下方修正を受け、SP500のターゲットを1475→1375に。(今年末の予想) SP500は今 1352ぐらいだから進歩がないということか。 UBSがVISAとマスターカードを売り推奨。ヘルスケアと銀行株がしっかり。ボーイングもしっかり。素材関係が弱い。 トウモロコシが暴騰相場になってるね。この1ヶ月。他の農産物も引っ張られてるね。小麦とか。 ↓ 「航空機リース大手エア・リースから75機を受注した」と発表した航空機のボーイングにも買いが。と書いてあるけど、このリース会社の社長が英ファンボロー空港、航空ショーの場所からNY証券取引所のオープニングベルを鳴らした人でした。=============================日経のNY寄り付き解説: 2012/07/09 22:51◇米国株、小動きで始まる ダウ17ドル安、景気懸念もM&Aが支え9日の米株式相場は小動きで始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前週末比17ドル79セント安の1万2754ドル68セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同2.05ポイント高の2939.38で推移している。世界景気の減速に対する警戒感や欧州の債務危機への懸念からエネルギー株など業績が景気に左右されやすい銘柄を中心に売りが先行している。一方、企業のM&A(合併・買収)の発表が相次ぎ、潤沢な企業の手元資金が株式市場に流入するとの期待が相場を下支えしている。 中国の温家宝首相が週末に「中国経済は総じて安定的だが、下押し圧力は依然強い」と指摘した。世界経済のけん引役である中国経済の減速が意識され、米雇用の回復力の鈍さとともに世界景気の先行き不透明感を誘った。 9日開催のユーロ圏財務相会合で、スペインの銀行部門への支援で具体的な進展を得るのは難しいとの見方が広がっていることも投資家心理に影を落としている。欧州債券市場でスペインの長期金利の指標である10年物国債利回りが「危険水域」とされる7%を再び上回る場面があった。 通常取引終了後に米主要企業に先駆けて2012年4~6月期決算を発表する非鉄大手アルコアには売りが先行。石油大手シェブロンや化学のデュポン、IBMも安く始まった。未公開株ファンドから食品大手を買収すると発表した缶スープ大手キャンベル・スープは小幅安で始まった。 相次ぐM&A発表が好感された。管理医療サービスのアメリグループを買収すると発表した医療保険大手ウェルポイントに買いが先行。アメリグループは急伸している。外国為替証拠金(FX)取引システムを手掛けるFXアライアンスを買収すると発表した金融情報大手トムソン・ロイターも上げ、FXアライアンスには買いが膨らんでいる。 航空機リース大手エア・リースから75機を受注したと発表した航空機のボーイングにも買いが先行した。エア・リースも小高い。特許を巡る裁判で和解し、インターネット広告やコンテンツ配信で提携すると発表したネット検索大手ヤフーとSNS(交流サイト)世界最大手のフェイスブックはともに上昇して始まった。
2012年07月09日
2012年 7月8日(日)来週の相場ポイント:いよいよ米企業の決算シーズン入り。4-6月決算の実績。そして7-9月見通しが重要。売り上げも大事ですが収益が伸びたかどうか。日本企業の4-6月決算もその後でてきます。松下、ソニ-、シャープ、ルネサス、NECなど意味不明の計画よりも、赤字拡大のリスクありで、その上場子会社や取引先の部品会社にも波及しそうですね。収益の柱が一本も見えない株には手を出せません。●6月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回ったことに加え、スペイン 10年債利回りが再び7%を突破したことから、投資心理が悪化したこと。●米雇用の伸びの減速は、リセッション(景気後退)が終わってから3年たつ米経済に、弾みが ついていないことを示しています。欧州債務危機に関連した全般的な不透明感や、来年の 大増税と歳出削減の可能性や、先進諸国の成長が減速する兆候が足かせになっているの でしょう。 ●欧州の景気悪化のせいでしょうか。プジョーの急落。ディーゼルで定評のプジョー。 欧州でトラック販売が悪化してるのかもしれないですね。 ●ユーロは対ドルで1%下落し2年ぶり安値となる1.2264ドルをつけ、その後、値を戻し 前日比0.77%安の1 .2296ドルに。週間ベースでは3%下落し、9月11日終了週以来の 大幅な下落率になりました。 ●ロンドンのLIBOR金利操作疑惑でバークレーズ銀行がバッシングを受け、今度は世界最大の 銀行でもあるドイツ銀行まで捜査が始まってドイツ銀行の米上場株が急落。複数以上の 銀行が関与してるもようで、欧米では銀行株の急落がまだありそうです。●週末の日経記事。日本の主要産業界の7-9月の天気予報図。少し晴れ間が見えると 改善見通しが一つありました。工作機械です。株価反発場面がありそうです。 半導体と電子部品は土砂降り継続のような、暗雲継続の絵になってました。 よほどいい材料の株でないと買えないですね。●野田政権は尖閣諸島、国が買い取り方向で気合いが入ってきました。 いよいよ、日中激突方向に行き、緊張感が高まりそうですね。中国関連株は秋には 景気対策で買われ、尖閣諸島事件で売られそう。トレードのポイントですね。●WTIの原油は先日反発のしすぎですね。NY株式市場が今後も上げていくなら 87ドルに復帰でしょうけど、今の景気情勢から、再び79ドル台から82ドル付近に戻るのでは ないでしょうか。原油と連動する国際石油帝石の買いは少し控えたい。●シカゴ日経平均先物9月限(円建て)終値は 8995 (‐25)円。 ●次の週末はオプションSQです。火曜から相場の乱高下の可能性ありで注意です。
2012年07月08日
NYダウ -91から -11まで浮上、強いね。 2012-07-06(金)午前4時ぐーすか寝てたら風景が変わってたね。ナスダックはプラス。NY寄り付き後、ダウが下げてるとき、CNBCなどの画面には”ドラギ発言”で下げたとか書いてあったけど、これかな? ↓↓(添付) 過去最高値更新はウォルマート。アルトリア、ベリサインなど。フィラデルフィア住宅指数は2008年9月以来の最高値に。SP500採用銘柄で上げてる株には小売り株が多い。今4人のエコノミストがドルvsユーロ予測で対談やってますね。日本バッシングで出てきたアメリカンエンタプライズの人も。あそこは共和党系深紅タンクね。そしてあのCOSTCOのチャート分析。COSTCOはすごい会社だよね。全米を代表する会社の一つ。いい意味で。Barclays 前CEOのBob Diamondの会見での発言はほぼデタラメだね。外人は日本人の1万倍ウソをつくという僕の見方は死んでも変わらんね。100万倍に変更しようか。今、CNBCでBarclays問題について激論やってますね。今ダウは -33, (大引け 23分前)次の話題は、Appleのスティーブジョブスが生きていたら、次にどんな商品を出すだろうか。もう寝ないとね。------------------------------------------------ドラギECB総裁:ユーロ圏全域の景気減速が利下げを正当化した 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は5日、ユーロ圏の債務危機が域内全域の景気減速をもたらし、経済が最も堅調な国にすら打撃を与えているとの認識を示した。広範な景気減速が域内全体に及ぶとのECBの懸念が現実化し、主要政策金利を過去最低に引き下げることが正当化されたと、ドラギ総裁は述べた。定例理事会後の記者会見で「一部加盟国だけでなくユーロ圏全体に対してこの措置を講じたと、本当の意味で言える」と語った。ECBが実施した域内銀行部門への巨額の資金注入については、まだ十分な効果が表れていないとの見方を繰り返した。ただ、借り入れと投資を奨励するための手段はECBに残されていないため、金融政策の限界に達している可能性もあると警告した。 「現在、信用は主に需要が主導しており、その需要が弱ければ力強い信用拡大は期待できない」とした。 また、ユーロ圏加盟国政府がECBに域内銀行監督の権限を与えれば、ECBの機能の仕方に大きな変革があるはずとの見方も示した。ECBは物価安定の確保を唯一の使命としており、欧州の各機関から最低限の監督しか受けていないが、同中銀が域内市中銀行の死活にかかわる権限を掌握した場合、この状況は一変せざるを得ない。 「新たな任務はより高い民主的説明責任を必要とする」とドラギ総裁は指摘した。また、欧州委員会と欧州理事会が計画の詳細を詰める必要があると警告する傍ら、尊重する必要のある一連の方針を示した。 「監督領域での新たな任務は、金融政策関連の任務から厳密に切り離されるべきだ。これら領域間での汚染は許されない」と述べた。 ECBが各国の監督機関の専門知識に大きく依存し続けることはほぼ不可避との認識も示した。 ECBはこの日の定例理事会で、予想通り政策金利を0.25%引き下げて過去最低の0.75%とした。オーバーナイト物預金金利も0.25%引き下げてゼロとした。利下げ決定は全会一致だったとドラギ総裁は述べ、ドイツ連邦銀行(中央銀行)総裁を兼務するバイトマン理事などのタカ派メンバーですら緩和措置に賛成したことを伺わせた。 今回の決定で、政策金利はリーマン・ブラザーズが破綻した2008年の金利をも下回った。ただドラギ総裁は、経済情勢が当時ほど悪くないのは「明らかだ」とした。 この日は英イングランド銀行と中国人民銀行も金融緩和に動いた。これについてドラギ総裁は、両中銀とは景気循環、経済情勢、海外需要などに関する見解を通常通りやりとりしたものの、それ以上の協調はしていないと語った。 ーーーーーーーーーーーーーーー日時:07/06 01:12 DJ
2012年07月06日
外人(英、欧州)はとっくに夏休み入り 2012-07-05(木)アメリカは知らんですが、イギリス、欧州の機関投資家はすでに夏休みモード入りです。6月末で生保本社が密集するスコットランドでは学校が夏休み入り。いっせいにフランスやカナリア諸島などに休暇にでかける人多いですね。一部は株主総会の終わった東京に行き日本企業の取材旅行にでかける人も。でもオフィスは完全に夏休みモード。売買はほとんどないですね。少し入れ替えか、株価の上がったものに利喰いを入れる程度。イングランドが夏休みに入るまでに戻ってくることを考えてる。料金激安だしね。フランスなど、6月ならまだ混雑してないし、ゆっくり休めますから。(ただフランスの6月初めはイカンです。梅雨で毎日雨だから) ロンドンの機関投資家はどうかというと、イングランドの学校の7月第2週で授業終了。従って子供さんのいるファミリーは7月13日か14日に休暇先に車、フェリー、飛行機などで移動でしょう。あと2週間あるって? たぶん誰も動かないでしょう。ロンドンの機関投資家は7月第3週と4週に休暇に行く人多いのではないでしょうか。 休暇の宿泊先の料金は週単位で値段が1年以上前から決まっていて、夏のピーク料金は7月第4週と8月の第1週。ここが高い。ここをいかに避けるかがポイント。 8月第3週からは太陽に力がなくなるしね。 機関投資家の役員クラスは暑いのを避け、混雑を避け、料金の高いのを避けるので、9月第1週にキプロスの美しい保養地にいくのが流行。でも今年はギリシア危機がキプロス(発音はサイプロス)にまで及んでいるのでどうでしょうか。
2012年07月05日
NYはたまに急反発するけど、この3週間、今年後半の相場見通しで強気論をぶったストラテジストは皆無ですね。誰もまともに言えるような状況でもないし、言う自信もないのでしょう。 今夜のNY, CNBC報道あんまりおもしろくなかったね。特にさわぐほどの材料は何もなかった。(まじめに見てなかったせいもあるけど) 今夜のCNBCの話題:●ウォルマートがいかに米国の雇用に貢献しているかという話。●超暑い地域の影響について、ビール、トウモロコシ、どんな銘柄に影響しそうかという話。●下期の相場見通し。(CNBCのベテランキャスターが今年はフラットで終了すれば 御の字ではないか。つまり年初来の相場パフォーマンスがマイナスで終了しなければ、 それで最高なんじゃないか)●7-9月の医薬品セクターの業績見通し。●Union PacificのCEOが登場。会社設立150周年。リンカーン大統領が署名してスタート。●Best Buyが今日は+6%の上げ。●先日のオバマ医療改革の憲法判定以降、ヘルスケアセクターのパフォーマンスがよくないけど どれも-2%から-4%ほど下げてますね。 ●CNBCのアンカーのマリアは明日、IMFラガルド総裁(?)にインタビュー------------------------------------------------以下、日経のNY寄り付き後の/07/02 23:14◇米国株、下値模索に ダウ一時75ドル安、景況感指数の悪化で【NQNニューヨーク=増永裕樹】2日午前中ごろにかけての米株式市場で、ダウ工業株30種平均が下値模索になった。寄り付き直後は小高い場面が目立ったが、下げ幅を一時75ドル超まで拡大した。米サプライマネジメント協会(ISM)が午前10時に発表した6月の製造業景況感指数は前月比3.8ポイント低下の49.7だった。52程度との市場予想を下回ったほか、景気の拡大・縮小の目安となる50を割り込み、投資家の景況観が悪化。幅広い銘柄に目先の利益をひとまず確定する目的の売りが広がった。 午前10時5分時点で、ダウ平均は前週末比62ドル13セント安の1万2817ドル96セントで推移している。 2012/07/02 22:47◇米国株、一進一退で始まる ダウ7ドル高、景気の不透明感が重荷【NQNニューヨーク=増永裕樹】2日の米株式相場は一進一退で始まった。ダウ工業株30種平均は午前9時40分現在、前週末比7ドル42セント高の1万2887ドル51セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同6.00ポイント高の2941.05で推移している。欧州が債務問題の解決に向けて動き出したとの期待が続く一方、世界経済の先行きを見極めたいとの雰囲気も強い。売り買いが交錯し、前週末終値を挟んだ値動きを続けている。 ユーロ圏首脳が欧州安全網から域内金融機関に資本を直接投入する仕組みで合意し、欧州問題克服に向けた具体的な一歩として前週末の相場を押し上げる原動力になった。連休が明けてもその余韻が残っており、運用リスクをとる動きが続いている。 ただ、景気の先行き不透明感を背景に上値も重い。世界経済のけん引役である中国製造業の6月の景況感指数が前月から悪化。ユーロ圏17カ国の5月の失業率も上昇した。米国ではサプライマネジメント協会(ISM)が取りまとめる製造業景況感指数の6月分が午後10時に発表を予定し、投資家の関心を集めている。 バイオ企業アミリン・ファーマシューティカルズの買収を発表した医薬品のブリストル・マイヤーズスクイブが小じっかり。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが上げ、航空機・機械のユナイテッド・テクノロジーズや、航空機のボーイングが高い。 一方、ソフトウエア会社の買収を発表したパソコン大手デルが下落。買収による財務面への負担を警戒する売りが広がった。ゼネラル・エレクトリック(GE)や石油のエクソンモービルが下げ、大手銀のバンク・オブ・アメリカが小安く推移している。
2012年07月02日
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