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2002年07月28日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 大阪で基礎講座。学校の講義とは違って聴きたい人が集まる講座なので質問が(しかも鋭い質問が)飛び交うので、そんなふうには見えないかもしれないがかなりの緊張が強いられる。口もきけないくらい疲れる。しかし貢献感があってもっとも楽しい仕事の一つである。

 今日は勇気づけと上手な自己主張についてレクチャー。今回は後半なので前半の講師がしっかり講義された後なのでやりやすい。勇気付けが伝統的な育児、教育とどこが違い、どういうことなのかを具体的な実例を多数交えて説明。後半は、感情的にならずとも感情を使う目的さえわかればそれに代わる方法を用いればやがて感情を使わないですむようになるという話。

 わかるというよりは率直に疑問点を提示してもらえるのがありがたい。最近の集中講義の90分モードが頭にあるものだから、休憩を入れる回数が少なかった。

 求めて学びにくる人たちばかりなので研修会などで経験するような反発はあまりなくて議論にはなるが雰囲気はきわめて友好的である。しかし、とある人が質問されたのが、「現実」の世界はこんなものではなくて、敵がいて競争がある社会である、としたらわれわれが子どもたちと接する時に競争から離れたところで接し、叱ったりほめたりしないことは子どもたちにどんな影響を及ぼすのか、と。

 協力ということを最終的に子どもたちに学んでほしいのだが、協力をしっている子どもたちは必要があれば競争するだろう、しかし、逆は真ならず、である。競争はしても自分のことにしか関心がない子どもでは困る。

 このグループの中では安心感があって(初めからそうだったわけではないだろうが)、外の世界ではそうではないとしたら、ひょっとしたらこのグループの方が、その中で感じられるこの感覚があるが故に「現実」かもしれないという話をした。

 講座では具体的にどんなふうにするかを学ぶ。先週も木曜日に新大阪駅でこんなアナウンスを耳にした。他の音にまぎれて全部を正確に聞けなかったのでまちがっているかもしれないのだが、なんでも今社会を明るくする運動をしている、ついては「社会が明るくなるようにご協力をお願いします」というアナウンスだった。どうすればいいの? どうすることが社会を明るくすることがをいわなければ無内容のメッセージである。

 同様に、子どもに寄りそってあげてくださいというようなことも実は内容がないスローガンでしかすぎない。僕はいつも可能な限り具体的な話になるよう努めているつもりなのだが、はたして聴講生はどう受け取ったことか。

 今日も六時間講義。





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最終更新日  2002年07月28日 01時11分27秒
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