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2002年08月02日
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 息子の学校から成績表が届いた。僕宛てにきたので、僕は何も考えないで開封したところ、前期に行われた二回の試験の成績がコンピュータで打ち出してあった。それを見て、まだ息子から成績を聞いてなかったことに思い当たった。

 僕の卒業した高校は、親が毎学期成績表をもらいにいかねばならなかった。それを思えば郵送されるので親の負担がないのはありがたい。

 しかし、思うに、成績を親が知ってもあまり意味がないように思う。もしもどうしても成績を知りたいのであれば、本人は当然成績表をもらっているはずなので、親が子どもに見せてほしい、といえばいいのではないか。

 そんなことをいうと息子は、親に成績表を通知するなんて、ほんとに学校は生徒を信頼していない、という。でも君は見せてくれてないではないか、というと息子は苦笑した。君のような生徒がいるからやっぱり郵送しないといけないということだろう、といったが、正直見たところで僕が勉強するわけではないのだから、おおっ、という感じで成績表を見るだけである。教師が親に成績を見せることの目的はいったい何なのか? 成績が悪い子どもに親がはっぱをかけることを期待されているのだろうか。

 一つ気づいたのだが、ある科目の平均点が異様に低いのである。20数点である(もちろん、100点満点)。これはどう考えても試験が悪い。

 成績をつけることの目的は三つである。まず、生徒(学生)がどこが十分理解できてないかを知るため。次に、どこに教師の指導のどこに問題があるかを教師が知るため。最後に、教師の勤務評定。同じ試験をしても指導する教師によって成績が低いとすればその教師の資質が問われるわけである。

 生徒(学生)が、こんな成績ではだめだ、と勝ち誇っていてはいけないということである。自分に矛先は返ってくるからである。僕も教師として試験をするのは苦痛である。わかってないな、じゃなくて、自分の教え方がここはよくなかったな、ということに気づかされるからである。

 家にいられる日が増えるので本を読めるかと思って大学の帰りに本屋。池田晶子の新刊を見つけた(『ロゴスに訊け』角川書店)。いつもながら辛口だが僕は好きだ。





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最終更新日  2002年08月02日 00時59分13秒
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