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2003年04月30日
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 蓄積ということについて昨日少し書いたが、いつだったか娘と一緒に料理を作ることになった時娘が「私の方がベテランだから私が作るわ」といったことを思い出した。「ベテランって、料理を作って何年くらい?」とたずねたら、「三年くらいかな」と娘。それなら僕の方が長いではないか、といいたくなるところだが、娘のそれまで生きた年月を考慮すると同じ三年でも重みが違うわけである。

 大人は年数で判断してしまうかもしれないが、単純に経験が浅いと判断できないケースも多々ある。むしろ古人がいったように経験は知者を作らないということもあるわけで、長く生き経験が豊富であれば知者であるとはいえないことも多いように思う。

 自分のことを考えてみると例えば高校生の頃は経験もほとんどなくもっぱら本を通じての知識しか持っていなかったし、先への見通しが十分でなかった分、考えが偏狭だったことは否めない。それでもその頃真理の一片なりとも獲得しなかったかというとそんなこともない。このところ、高校時代に読んだ『人生論風に』(田中美知太郎、新潮選書)を読み返している。高校の授業には宗教というのがあって三年間もっぱら釈尊の生涯について学んだが、その授業で使う教科書の中に田中美知太郎もエッセイがあってそれに惹かれたことがきっかけで読んでみようという気になったことを思い出した。アメリカの論文のように結論が最初に書いてあって、後はその結論の例証というような単純な構造ではなくて議論が進むにつれて前章でいわれたことが否定されていくという形式で書かれている田中の論文はむずかしい。きっと当時もむずかしく思ったはずだが、では今の方がよく理解できると手放しでいえないところが複雑な気持ちである。経験だけはたしかに重ねたのだし、哲学が五十歳からの学問であるとプラトンがいっていることも知っているが(年齢のことでいえばまだ僕にとっても哲学は早すぎることになってしまう)。

 ふと明日の講義があるのか気になって調べたら休講のようだが、自信が持てなくて学生の一人にメールで連絡を取ったらすかさず「学校はありますが授業は休みです」という返事が返ってきた。たしかに学校がなくなったら困る。

 SARS関連の記事が多い。日本大使館が在留邦人に帰国も含めた北京退去を検討するよう勧告したというニュース。帰国後無事日本で居場所がありますように。

 台湾の立法委員(国会議員)がSARSはChina Pneumonia(中国肺炎)という名称に変えるべきだという提案をしたという。元凶が中国であることをわからせるためということだが最初どこの国で発生した病気であれ、今となっては国を超えての協力体制を築いていくしかないだろうに。





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最終更新日  2003年04月30日 22時36分20秒
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