夜中に、ああ、肩が凝っているんだと突如として痛みを自覚した。だからといってどうしようもなくて悶々と眠れぬままに展転反側の夜を過ごすことになるのだが。夜が明ける頃(この頃の夜明けは早い)ようやく眠ることができた。長くて複雑な夢。要は(to make the long story short)前に借りたままになっていて返さなければならないものがあることを思い出して(F/B♭のホルン)、それが保管してある場所に行ったもののそこにはもうなくて別の場所に移されている、それをさらに探しに行ってようやく見つけたものの取り外せるようになっているベルの部分が紛失している…この大筋の中に僕が知っている女性が三人が登場(もう二十年以上会ってない人も。名前も思い出せない)。そうそう名刺を出す場面があった。記載されている肩書きが古くなっていて困っていた。二十年以上忘れていたのに突如として思い出して生活がそのことをめぐって動き出すところなど昔のトラウマを思い出したらこんな感じなのかもしれない、と夢の中で思っていた。