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2003年11月26日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 三重県の阿児町の神明小学校で講演。講演は一時間半だったが片道は三時間半、帰りは乗り換えがあって四時間かかった。それでも前回、三重に講演に行った時は電車の中で校正をしたが今日はその必要がなくて電車の中ではゆっくりすごすことができた。ただ前の日いささか(かなり?)愉快でないことがあってなかなか眠れず(こんなことで眠れないのがいやだったが)少し寝た後はぼんやりしていた。

 講演では、子どもを叱らない育児について話してほしいということだったので、叱らない、ほめないで、子どもを勇気づけて関わることについて話した。大人の対応で子どもが変わるかはわからないし、子どもを(大人の思うように)変えるために変わるというのはまちがっているが、子どもを変えるという発想から脱却し、子どもと親の課題を区別し、その上で、必要があれば子どもたちを援助し協力して生きていける関係を作りたい。そのようなことを伝えるために具体的なケースをあげながら、講演に充てられた時間を全部使った話した。講演後に学級懇談会が予定されていたので一時間半話した後、質疑応答の時間を取ることができなかったが、職員室に何人かの保護者がこられ質問を受けた。僕の話の意図をよく理解してもらっていることがわかってよかった。教頭先生は別の機会に僕の講演を聴いてくださっていたし、校長先生も何冊も本をあらかじめて読んでおられ、好意的に迎えてもらえてうれしかった。帰る時に、講演の時に出された水と、校長室で出してもらった和菓子とみかんを、帰りの電車の中で、といただいた。

 本は製本をなっている。全国500の書店にFAXによる注文を受けつけたところ、早速注文が集まっているとのこと。僕の仕事が終わったところから出版社の仕事が始まる。

『不幸の心理 幸福の哲学 人はなぜ苦悩するのか』(唯学書房)
四六判 上製 256頁 定価 1800+税

 装丁がかなりこっていてこの価格では採算が取れるかと危ぶまれたのだが、唯学書房の村田さんは、できるだけたくさんの人に読んでほしい、と考え、定価をこの価格に設定することになった。世の中を変えたいという僕の思いを社長に理解してもらえたことが何よりもうれしい。

 電車の中でよしもとばななの『日々の考え』(リトル・モア)という本を少し読んだ。ゲラを見るのはつらいという話があって共感してしまった。校正の人が書いている疑問に答えるのは、書き終えたばかりでその作品に疲れ果て、一刻も早く逃亡したいと思っているとものすごくつらい、とあるのはそのとおりだと思う(p.143)。自分の書いたものについてはよく知っているのだが、よしもとの場合はどんなことがゲラに書いてあるのか興味をもった。「この表現、幼すぎでは?」とか「さっきといっていることが違います」というようなことが書いてあるというのである。僕の担当の編集者はここまでは書かなかったが、なかなかシビアで、疑問をクリアするのは精神的にはこたえた。誤字脱字については僕も含めて複数の人がチェックすると次第に少なくなるが、内容的な指摘については僕しか改めようがないのである。





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最終更新日  2003年11月26日 23時26分20秒
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