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南米全土が注目しているコロンビアの大統領の選挙、アルゼンチン在住のコロンビア人の投票所へ訪れました。2900人が投票の手続きを済ませ、1300人が投票所に向かったそうです。結果はMokus氏とSantos氏の決選投票となったそうです。 コロンビア人の剣道の生徒にバッタリ、バスの中で会い、興味津々、投票所の様子を見てきました。 周辺ではコロンビア名物の品物の数々が販売されていました。KUMISという濃いヨーグルトは美味しかった。コロンビアならではのMISANGAを生徒がプレゼントしてくれました。エクアドルに行ったら、最寄のコロンビア・彼の故郷CALIに寄るように、、日程にサホド余裕はないのですが、なんだかこの流れにのってみたくなりました。この投票所の前で多くのコロンビアの方と話していて、こころが洗われていくというか、、神聖なものを常に彼らとの交流で感じることができます。 コロンビアには2007,2008、2度、伺って多くの物語を重ねることができました。多くの親しいアーティストの友人、特にNathalie Gampert、つい最近アルゼンチンを訪れアルバムを制作して帰っていったVictoria Sur。彼女達とユックリ話して煮詰めたいプロジェクトがあります。 エクアドルから帰国したら即、ベネズエラの映画監督を迎えます。今、最終調整を行っているのですが5つの主要文化センターでの紹介が決まりました。エクアドル、コロンビア、ベネズエラの旗の色は全く同じ。日々深まっていく繋がりの深い、3つの国への思いをこめたMISANGAと共に旅立ちます。
2010.05.31
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昨年の終わり頃からアルゼンチンの経済事情は日々曇り空。物価が急騰したため皆が生活をきりつめている状況です。そんなときに最初に削られるのが文化、教養への出費。あれば潤う、なくてはならないものではない。生徒は日に日に減少していきました。支払うことができません、、という生徒。長く通っているものには、変わりに何かを手伝うことや、その他もろもろの交換条件で乗り切ってきました。払っているものと、払っていないものとの蟠りができないように、、気を使いながら、時には彼らに仕事を探すまでに至り、難しい状況は深まっていくばかり。我が教室だけではありません。使用しているスタジオも借り手がなくてガランとしています。様々な形で困窮していく文化土壌。近々国外のツアーに出発するため6月は丸々お休みの機会でしたが、その後も11月まで予定が詰まっています。一度一区切り、教室を閉じることを決めました。現在、通っている生徒の大部分は十分、基礎が身についています。後はソレゾレが各自で道程を探す時期。特に真面目で優秀だった一人は日本で段審査に向けて頑張っています。彼が帰国してから再度検討したいと思っていますが、防具を使用しない土曜日の剣道基礎はここまでで終了。我が事に集中することにしました。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.30
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予想以上のビックイベントとなった独立200周年記念祭。片付けは未だ続いているようですが、今回は南米館・エクアドルのサポートで思わぬ形で深く参加することとなりました。後片付けの終わるまで、、不眠不休。貴重な体験といいますか、クリエィティブな部分で刺激的でした。終わってみると少しむなしい気持ちになる出来事や事実に多々遭遇、純粋まっしぐらなのでガッカリ。そんなとき思わぬ元気速報。KAZEhttp://www.facebook.com/pages/Kaze/307604826485アルゼンチンで日本語の曲をカバーされる日は全く想像していませんでした。「Marcha Callejeros 通りの人へ」 アレンジが素朴で心に深く入ってくる歌声に感動しています。ページの下のほうに矢印のある音楽拝聴 みつけにくいかもしれませんが、、旅に出発する10日前、今回の旅の方向性を大きく変える出来事でした。ギターを持って旅に出ようと思っています。佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.28
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本当に物凄い観衆が200周年という特別な機会に、ブエノスアイレスで行われているイベントに訪れています。この特別な機会に参加している南米各国のパビリオンが大雨で水浸しとなり閉館に追い込まれました。その挽回策として、撮影を担当している館のビデオを編集しています。徹夜で音楽、映像を選択、早朝8時から5時間で編集、映像を届けてきました。思わぬ忙しさで200周年を祝うどころでなくなってしまいましたが、、今日25日はユックリ会場を見て回ることができそうです。佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.25
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ひさしぶりにノッシリとした心労が、、昨日の撮影でマイナスエネルギーを沢山、吸収してしまったようです。不思議なエネルギーの立ち込めた現場でした。深く疲労しているときは必ずマリオがピッタリと寄り添っていてくれます。何かを素早く察知するみたいで、ツブラナ瞳でジッ。。そして温かい足でポンやりと左肩にのっているマリオの重さ、暖かさ、、心のマッサージに感謝。なんでこんなことをしているんだろう、、ふと我に返る今日この頃。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.23
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とにかく勢いで満ち溢れていました。イベント大国アルゼンチン、さすがです。もちろん御馴染み土壇場に一気に仕上げる体制は相変わらずですが、、イベント会場の設営が間に合わない状態で、、思わず生け花の補助に参加してしまいました。予定外で会場に突然、アルゼンチン大統領が訪れたため、さらに大混乱。カメラを持って走り回っていたのですが、数センチ先におられる大統領のエネルギーは物凄く強いものでした。だからこそ上り詰められた、、シミジミと撮影を続けつつ、、終わってグッタリです。うちのめされたといっても過言でない物凄い迫力でした。イベント会場にはサッカーゲームがあったのですが、大統領のキック、物凄く上手でビックリしました。残り4日間、色々なことが起こるのだと思います。せっかく現場にいるので、名場面をできれば沢山おさえて、この歴史にシッカリ参加したいと思います。ただ現場の刺激が強いので4日間耐えられるかどうか、、少し不安です。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.22
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明日から5日間に渡って200周年フェスタが5日間に渡って、大通り9 de Julioにて行われます。テレビで色々報道されていたようですが、我が事に追われ、直前まで疎いまま過ごしていました。撮影を通じて一気に参加することになり、5日間ひさしぶりに報道体制で駆け回ります。故障中のカメラの代用品を中古でゲットしました。早速マリオと共に新しいカメラで記念撮影。本当に最近、仲むつまじく過ごしています。寒くなると本当にピッタリ寄り添ってきて左肩にのっしり。マリオと共に200周年の予定表をジックリ眺めていました。まさに博覧会モードでビッシリと予定が詰まっています。出演するアーティストは、ほぼお馴染みですが、、思わず外れている方々もいて、きっと熾烈な競争があったのでしょう。直前までベールに包まれていたのがうなずけます。個人的にはチャーリーガルシアの存在がないのが不思議、、。ソーダステレオのグスタボセラティがベネズエラで生死の淵で闘っています。快復を心より祈っています。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.21
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指導者の的確な指導がきちっと受けられれば、成長は物凄く速い。そうでなければ延々と遠回りしてしまう。一人一人チェックされていくなかで毎回、自分の場所にきて飛んでしまうチェック、、「あれ??」 結構ショックなのですが、クラスの邪魔にならないように見よう見真似で進んできた道程。 今日は初めて抗議してしまいました。「あらためて知りたいことが沢山があります、、でも知らなくていいのならクラスから外れます。迷惑になりたくないので、、」 目の前に迫っている多くの舞台の前、少しでも多くのものを的確に取り入れて舞台を成長させるためには黙っているわけにはいかない、、長い目で見ていられない時期であること。これが吉と出るか否かは、今日のレッスン次第。(写真・エクアドル2008 Diario HOY) 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.19
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今後の詳細が決定しつつあり、一気に集中力が高まってきました。もくもくと出来る限りのことを行うのみ、、駆け抜ける目前の木の枝にとまって考えています。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.17
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丁度、今日が剣道基礎講座4年目の記念日でした。文化交流と出会いの場所として穏やかに始まって、本当に様々な人々が通過していきました。あくまで防具を使用しない基礎講座としての運営なので、あるものは時を経て別の防具を使用した道場へ移行。あるものは大学や仕事が忙しく、あるものは経済事情、、この経済事情に関しては個人的に長期で通っているものには交換条件で乗り切っています。今日の交換条件者は、本を出版したため経済的に困窮してしまったという優れもの。基本的に繊細でアーティスティックな人物が多いのが楽しい。そんな彼の交換条件としての書類訂正には驚かされました。さすが作家だけあって、大いに発展させてしまう、、場所によっては素晴らしく感謝感激なのですが、あまりに大袈裟になっていて、ちょっとこれは、、と新たに訂正。でも、これは思わぬ棚から牡丹餅で、ダイナミックな広報レポートとなりそう。そんな生徒Augusto Carulliの新作El Lobo de Esparta マリオがお薦めしています!(Editorial Dunken) 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.16
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航空券が届きました。幼い頃から飛行機に乗り続けてきましたが、何度乗っても慣れることはありません。飛行機はチケットも含めて何時も新鮮でワクワクします。初めて行く国でないので、そういった意味では心穏やか、再会を待つばかり。報道関係者も含めて、多くの方が待ってくれている国、、純粋に仕事(作品)を届けていくのみ。そんな物語が重なっている特別な国、エクアドル。日々、活動の故郷となっていきます。6月11日 Eloy Alfaro 劇場 (講演)6月12日 野外劇場・Plaza Civica (踊るチャランゴ)6月21日 エクアドルCasa de Cultura Ecuatoriano (はちどりの和)6月6日ー27日まで滞在予定 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.15
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6月から8月にかけて、20を超える別々の場所で主催する機会を煮詰めています。広報も含めた様々な調整、各場所での内容を煮詰めるため、身動きを控えめにヒタスラ想像あるのみ。昨日、航空券の手配を終えました。いつも手配を終えた瞬間から心は雲の上へ離陸していきます。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.13
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作ること、生み出すこと、形にすること、そして届けることで精一杯。限られた時間を有効に、友好に使いたい。そのためにシンプルな生活に徹しています。届ける形を煮詰めることが好きです。作品を作るのと同じで、オーガナイズは現場関係者とのヤリトリ自体が創造的で、簡単でないほど、たどり着いた時の喜びが大きい。今年の8月は特別な月となりそうです。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.10
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1年に1度も話さないかもしれない、、でも仲が悪いわけでなく、マイペースで離れていて接点がないだけ。元気に仕事をバリバリ頑張っていると聞いています。きっと帰国したら何事もなく少しだけ話をする、、母、弟そろって来年は記念すべき歳になるので出来れば一緒にお祝いしたいと思っています。そのためにも今年は休まず頑張りたい。ブエノスアイレスは日々寒くなっています。写真は32年前、1978年。ブエノスアイレスで最初の誕生日。7歳の弟。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.09
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飛んだり、走ったり、、レッスンで当たり前のことが普通に出来る軽快さに喜んでいます。映画祭にのめりこんでいて、不足していたダンスに再び戻り、深まった心と共に新しい動きを探していけそうです。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.07
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五月広場の母のように闘うケニアの母を想像していたのですが、、本日上演されたドキュメンタリーは思い切り途中経過で、雑多なケニアの若者と母親、弁護士のコメントがざっザックバランに並べられているだけ、、それもそのはず未完成どころかイントロに近い発表。それもそのはず、現在ケニアの若者が次々と消されている事実があり、対応と変化への道程を提示したい監督の意向による作品でした。映画が終了してからの監督との討論では、カナリ熱い議論が交わされていました。監督が「ドキュメンタリーでは何も現実は変えられない」と言い切っていました。何故なら市民が闘って勝ち取ってきた歴史を持つ南米の土壌はアフリカには皆無、そういった団結は望めない、、文化の違いによるものなので仕方がない、、という監督自身の見解に会場から大きな反響、、特にコロンビア人によるFARCによってさらわれてしまう状況の中での現在の状況を踏まえてのコメントには会場一同、シーンとなって聞き入っていました。イタリア人の監督は所詮白人の僕らに出来ることはここまで、踏み入ることができない。国際的に援助できることができれば、、が討論の締めでした。途中経過の映画を見るのは、まるで今後の展開に参加しているような、、日々ハッと我にかえっています。明日はドキュメンタリー映画際、最終日。 DelHumALChttp://www.derhumalc.org.ar/festival/写真:五月広場の母、そして父by Mari Sano
2010.05.05
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引き続き映画祭へ足を運んでいるのですが、毎日のショックで疲労がたまって、、どんどんと研ぎ澄まされていく日々。アルゼンチンでは蒸発者の母、「五月広場の母」の活動がダントツに輝いていますが、、父親はどうしていたのだろう? という疑問から30周年追悼式典より、若い映画監督が蒸発者の父親を追いかけたドキュメンタリー「五月広場の父」が昨年完成。今回の映画祭で大きく取り上げられています。映画終了後、駆けつけていた登場人物の一人が訪れていた人々に貴重な話をしてくれました。 亡くなった17歳の息子さんは、スラム街で子供たちに文字を教えていました。ただそれだけで、、蒸発してしまった。そんな多くの社会奉仕活動家が軍より危険分子として見られてしまう時代。息子さんのプラカードを持ってデモ行進をおこなっていた際に、元スラム街で育った子供に「息子さんに助けてもらった」と挨拶されたそうです。時を同じくして来日している剣道の生徒の、広島を訪れたレポートを見ることができました。そして剣道教室を訪れてくれた記者の方がカンボジアを訪れていて、素晴らしいレポートを読ませて頂いています。カンボジア、広島、アルゼンチン、、ほぼ同じ時期に起きていた悲惨な出来事。暗黒の時代の悲劇の交錯、、もう2度と起きないように、、心に釘。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.04
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人権尊重映画祭にて、日々うちのめされています。http://www.derhumalc.org.ar/festival/ある日、自分が本当の息子でないことがわかり、しかも自分の両親を殺害したかもしれない人物の元、育てられているとしたら、、そのケースは極端な例ですが(実際あったそうです) 軍事政権時代に蒸発者の多くが収監されていた場所で妊娠していた蒸発者が産んだ子供は様々な形でひきとられ、何も知らずに育っている多くの子供達の発見への道程、、現在までに101名にのぼる子供が見つかって本当の家族との再会を果たしているそうです。五月広場の母と同じく、闘う「五月広場の祖母」と発見された孫のドキュメンタリー Quien soy yo ? ( Estera Bravo監督) 孫達のインタビューと本当の家族との再会の場面は涙なしには見れませんでした。ウルグアイのカンドンベの歴史と背景をダンサーMaria Fariasの人生、人となりを通じて描いたドキュメンタリー Memoria de una hija de Oshun (Maria Torrellas監督)、小学校の頃に見た連続ドラマ、黒人奴隷がテーマだった「ルーツ」を思い出していました。本当に今となっては考えられない、手錠をされ頭に木の板をはめられ、アフリカから奴隷として連れて来られ、とんでもない過酷な日々を強いられた人々、南米の素晴らしいアフロカルチャーは、そんな彼等が生み出してきた、、というよりも、だからこその音楽であり、ダンスであること。流行として楽しむだけに終わって欲しくない、、そんな監督の強いメッセージがこめられていました。メキシコの聾唖者の子供たちが制作したショート芸術作品。粘土の人形が演じているのですが、短くても少しずつ動かし、細かく撮影していく、、大変時間のかかる手法で見事、聾唖者の子供達の切なさを表現していました。コミュニケーションが遮断されている状態がドレホド不安で寂しく、そして危険なものであるか、、この映画を見たら手話を覚えようと心から思う作品でした。多くの映画監督や関係者に出会いました。考えたり、話したりするのは大事なことですが、実際に何らかの形で行動に移す人々。そんな人々の存在に大きく心動かされ、影響をうけています。今年の舞台、そして舞台周辺に纏わる旅や活動は、そんなことをテーマに模索していきたいと思います。出発前、風と陽の光で、心の調弦中。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.05.03
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