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8月1日より始まる上映週間のポストカードが完成しました。デザインは御馴染み旧友フェルナンドくん。彼是8年に渡って様々な機会にて共演しています。公演では司会を担当してくれていますが、今回はイラストにおける彼の作品を上映週間のテーマにクローズアップ、虹色の鶴が空色の手のひらに収まっています。 直前のバックステージは激務ですが,,ふとした単純作業に癒されています。20年近く前に芸術活動を支える仕事として単純作業の派遣会社に登録していました。必要な日を自由に選んで仕事ができるので、全国ツアーの合間や時をみつけては様々な作業所に伺って単純作業に徹していました。新鮮に取り組む単純作業は健康的ですが、これが毎日の仕事だと別物。作業所には指をウッカリおとしてしまった方や、特別な雰囲気を持った方も沢山いて、、興味深々様子を伺っていました。紙を折ったり、きったり、箱を作ったり、ピンをさしこんだり、、普段当たり前に使用している物の数々に、こんなに人の手がかかっている。物を愛おしく思える貴重な仕事でした。バックステージはマイペースに時間をみつけてはポストカードを封筒に入れ、名前を入れ、自転車で届け、リストを作り、プログラムを作り、、あのときの単純作業のオーガナイズと手際が土台。コツコツとした一時の積み重ねで築かれていくもの、今週はソンナ日々が続いています。8月1日(日)16時半 Palais de Glace5日(木)18時 Centro Cultural Cooperacion6日(金)18時 Vicente Lopez cine York7日(土)18時半 Centro Cultural Recoleta8日(日)20時 Centro Cultural Borges9日(月)19時半 Centro Cultural Ricardo Rojas20日(金)20時 Centro Cultural Borges佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.29
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8月の集中した上映目前、いよいよ様々な手続きと準備で立て込んできているので、再び睡眠不足の日々が始りました。何度となく繰り返してきましたが、真冬のため寒さで目が覚め順調です。時折、一気に眠りに付くのですが相棒マリオが飛んできて一緒に眠ってくれます。彼の足は眠るとトテモ温かくなるので、まるでカイロのようにホカホカとしていて、手の上に乗っているので、お互い暖めあっているのですが、寝顔を見ていると本当に幸せな気持ちになります。 自転車で街を右往左往していると見覚えのある大きなポスターを発見、御馴染み恩師リリアーナ先生の劇団の大公演が本日よりエバペロン野外劇場で8日間に渡って行われています。担当した撮影の写真が見事にデザインに使用されていて嬉しかったです。早速、電話すると、どうも音響と照明がうまくいっていないようで、、サポートも含めて再び撮影の日々が始りそうです。大女優Eddaさんも近々出演された映画の公開日が決定、周辺も含めて俄かに芸術的な活気ある日々となりました。2010年は記憶に深く刻まれる特別な年になりそうです。 昨日ほぼ全ての手配を無事終了、後は広報を再度につめるのみ。日取りと時間の最終確認を終え、直前の打ち合わせでリハーサルの日程を確認。後は各施設との友好と良好なコミュニケーションに徹するのみ。今まで行ってきた自分の公演と違って黒子に徹しているのですが、文化施設、マスコミ共に何とか演奏の機会を作れないか模索されてしまうのですが、これはこれ、キッパリ、「演奏しません!」 一人でも多くの方が映画を見て頂けるように開演1秒前まで会場周辺で広報のため走りたい。3度の上映を終えて観客への浸透で、この映画の意味を深く理解することができました。友人が5年かけて仕上げてきた素晴らしい仕事、大画面と良い音響だからこそ伝わる部分が多い作品なので、この上映の機会にシッカリ届けます。この映画で世の中から明日すぐに戦争がなくなるわけではないことは百も承知。そんな願いと想いの結集した作品をわかちあう機会を届けることに汗を流すことができる役目を誇りに思います。出費は限りなく、生活は厳しく素朴で質素な日々が続いていますが、マリオの暖かさに感謝しています。佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.23
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3度目の上映を無事に満席で終了しました。寒い日々が続いているのでお誘いするのはテーマも含めて気がひけるのですが、、一つ一つを全力投球、直前の広報も含め、今までにないハードな仕事になりました。 Palaice de Glacehttp://www.palaisdeglace.gob.ar/kino/index.htmlpagina 12今日の上映の後、友人の写真家、映画監督と喫茶店で感想なども含め、様々な話をしていて最後「どんなことに1番腹が立つか、、」というテーマとなり一人一人コメント、「裏切りや嘘への憤る」とイタリア、シシリア系の友人。イタリアのマフィアの心意気とよくからかわれている彼女らしい、、コメントに苦笑。サラビアンキさんのドキュメンタリーを制作した映画監督は「やんわりとした仲間はずれ」、、何気ない、さりげない拒絶に腹がたつ、、とのこと、、そんな話をしていたら、みるみるうちに皆で憤っている気がして、、いざ自分の番になって話題を変えてしまいました。テーマを変えましょう「どんなときに1番喜びを感じるか」 再び自分の番がきて、、いろいろありますがフト思い出した出来事をお話ししました。 エクアドルに滞在していたときに、お世話になったEurariaおばさんのこと。彼女は70を超えた方なのですが、すごく周囲に気を配る方で、、一緒に歩いていてフト彼女が走り出し、何事かと思えば、、タクシーから降りようと苦戦している年配の女性を助けていました。Te ayudo.. その瞬間、その様子が今でも忘れられません。 そんな場面に多々遭遇するエクアドルを再び懐かしく振り返りつつ、、喫茶店を出る際にチップと共に持参していた鶴を2羽おいてきました。外から皆で様子を伺っていて、、店員さんが驚きながら大事そうに鶴をしまっている姿を見て皆で喜びました。映画監督が「実は正直、今日の寒さにココに来るのを苦戦したんだけど本当に今日、きてよかったって心から思う」 憤りよりも、ささやかな誰かの喜びをわかちあえる、、そんな日々を過ごしていけるように。そういった意味でもハードな上映の日々が数日つづきますが、最後までシッカリ務めてから、次の旅・メキシコへ出発します。昨夜は今回の音楽を一緒に制作したフランコルシアーニくんが駆けつけてくれて嬉しかったです。8月1日(日)16時半 Palais de Glace5日(木)19時半 Centro Cultural Cooperacion6日(金)15時半 Vicente Lopez cine York7日(土)18時半 Centro Cultural Recoleta8日(日)20時 Centro Cultural Borges9日(月)19時半 Centro Cultural Ricardo Rojas20日(金)20時 Centro Cultural Borges佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.18
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アルゼンチン各地で雪景色が広がっています。テレビをつけるとマルデルプラタの海辺が真っ白で、、この景色を撮影に使用した映画を見たいものです。雪の積もった海岸、、思わず即効で旅に出たくなりました。冷凍庫のように冷え込んだブエノスアイレス、マリオと寄り添って凍えています。今日は長いことでかけていて帰宅するとマリオが大騒ぎ、寒い中ほっとかれてオカンムリでした。「すいません」と謝りながら今日の特別な1日をマリオを肩にのせ、振り返っています。名・人形使いサラ・ビアンキさんが亡くなって1週間。今日は追悼記念式典がBotica de Angel で行われました。踊るチャランゴを最初に紹介した場所、最初にプッシュしてくれたベルガラ叔父さんが2年前に他界して以来、メディアでは多くの遺産相続などの問題が取り上げられ、閉じられたままの博物館はベールに包まれていました。が、今日おとずれてみると素晴らしく内装を整え見事に運営されていて、元スタッフと再会、博物館を巡りつつサラ・ビアンキさんの追悼式典が進行されました。多くのことを振り返る中で、二人に共通する長い人生で残した遺産、遺品、作品の数々が引き続き人々を楽しませる、、そんな偉業を成し遂げた人生。彼らの半分に満たない年齢ですが、シッカリ築き上げることの素晴らしさを心に刻みました明日は3度目の上映が行われます。7月17日(土)18時半Palaice de Glacepagina 12
2010.07.16
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アルゼンチンより御挨拶http://www.fmlatribu.com/shoutcast/index.htmlRadio Tribu Grabadoスペイン語ですが、、音声担当者ミゲル氏の音色がおすすめです。真冬アルゼンチン、冷え込んでいます。。
2010.07.13
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上映2日目が終了しました。とっても寒い1日で、直前にワールドカップが終了、スペインの優勝でスペイン系の方が多いブエノスアイレスでも、俄かにスペインの旗を振りかざし喜んでいる様子をオベリスク周辺で見かけました。延長戦で自宅で見入っていた方々から会場に向かうつもりが間に合わない、、との連絡が入り、厳しい状況でしたが蓋をあけてみると遅れて入場する方も含め、会場半分は埋まっていてホッとしました。入場者の中には話題の映画の監督もいらして、音声と編集が好評でした。今回の上映で監督の仕事の繊細さを日々感じています。場所は全て整えることができたので、後は何か記念として残るもの、パンフレットの制作を煮詰めています。舞台裏は厳しいこともありますが、出来る全てのことを今回の上映にこめ、平和の種を一粒ずつ埋めていくことができるように。耐力を養う機会となりそうです。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.12
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久しぶりに新しい曲を煮詰めています。エクアドルのエスメラルダの海岸、そこで見た景色、音、考えたこと、、そしてきょうまでの出来事の数々が音色になっていく、、サラさんとのお別れ、行っている上映における波紋、、そんな全てのことをプッシュしてくれた昨日、国営放送スタジオでみたチャンゴ・ファリアス・ゴメス氏の新しいプロジェクト、Los Amigos del Chango 久しぶりに深く心と頭を打たれました。実に刺激的な音色、なにより深いチャンゴ氏の歌声、参加しているミュージシャンの素晴らしいサポート、その上に全体でかもしだすコーラスワークは完璧なハーモニー、演奏して歌える個性的ミュージシャンの共演。必見、必聴、みのがせません。感動は制作のキッカケ、チャンゴ氏に感謝。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.09
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帰国して10日目、すねて遠巻きに過ごしていた相棒マリオが、やっと肩にとんできてくれるようになりました。再び寒いブエノスアイレスでピッタリと寄り添って過ごしています。繊細なマリオの暖かさに励まされ、やるべきことにシッカリ向かうことが出来ます。今週の日曜日に2度目の上映があるのですが、大きな変わり目となる大事な1日になりそうです。7月11日(日)20時Centro Cultural Borgeshttp://www.ccborges.org.ar/cine.htm今日は友人が引越しのため処分した本箱にペンキを塗って、青空本箱を2階の寝室・雲行きベットに設置しました。眠る直前にフト手に取る本が収まって満足な空間に喜んでいます。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.08
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名人形使いのサラ・ビアンキさんが7月6日、早朝に亡くなられ昨夜、お葬式に伺いました。1922年生まれ、88歳。ほんの1ヶ月前に自身の本を発表されたばかりでした。ワイン、サッカー、タバコが大好きで、最後までエネルギッシュ、鋭さを失わなず、太く長いアーティスト人生を全うされていました。2日前に病院に伺った際のサラさんの姿が頭に焼き付いて離れず眠れませんでしたが、昨日うかがったお葬式で棺桶に入れず、自身の人形劇場の舞台にポンチョにくるまれ、愛した人形に囲まれ横たわっている姿を見て、なんだか安心しました。彼女の訃報は全ての新聞がトップで取り上げています。本当に偉業を成し遂げた素晴らしい芸術家がまた一人旅立っていかれました。日々寂しい今日この頃ですが、、自分の現在の年齢の2倍以上の年月をフル回転で駆け抜けた、そのパワフルな人生、最後の佇まいは大きな目標として心に灯火。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.07
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映画上映のために折鶴を折っているところに入ってきた速報、名人形使いサラさんの病院に折鶴を届けてきました。肝臓機能が停止、肺機能が停止、次々と体中の機能が停止してしまったとのこと。ほんの2ヶ月前に88歳の誕生日を向かえ、その直後に自身の本を発表されたばかり。お元気な姿しか見たことがなかったのでおくの機会につながれた意識不明の姿を見てショックでした。奇跡を祈ります。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.06
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アルゼンチン優勝を思い描いていたのですが、残念ながら昨日ドイツに大敗。まさかの4失点、、正直、映画上映の後、サッカーで盛り上がる気分になれず、自宅で過ごそうかと思っていたのですが、、約束を果たすため早朝オリーボスまで出かけました。ブエノスアイレスの母、元国営放送ディレクターのカンポスさんより、「せっかくの機会なので映画館で観戦しよう」、、実は入場券は既に切れていたのですが、「日本人の特別ゲストを連れてくる」と特別入場許可をとっていらしたのです。自分がいかなかったらカンポスさんが入場できないかも? 奮い起こしていってきました。 もちろんカバンにはアルゼンチンのユニフォームと帽子、勝利への御守りにEXPO愛地球博フットサル大会優勝メダルを持参、行くとなったら思い切り戦闘体制を整え、張り切って映画館に到着。既に映画館の前には長蛇の列。皆さんソレゾレの衣装で張り切って並んでいました。その列を飛び越え特別入場、真ん中の素晴らしい位置を確保できました。テレビ中継が映画館の大画面に映し出されていて、始る前には突如、有名なマラドーナの応援歌、照明がフラッシュされ観客が皆で合唱、、派手な演出がとてもおかしかったです。大画面で見る選手の動きや表情は大迫力で、しかも音響が素晴らしかったのでボールを蹴る音、倒れる音など全てが超リアルで、まるでサッカー場に選手と共にいるような気分になりました。ところが、、開始直後2分ほどで早1失点。盛り上がっていた観客は静ま返り、、取り返し同点を願うも、後半戦であれよあれよと3失点。大画面で見る悲劇、観客の落胆と共にゲンナリと帰宅しました。それにしても今年のドイツチームは素晴らしい。佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.04
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前日は準備と心配で眠れませんでした。まずは初日の幕開けを良い形で終えることができてホッとしています。静かに穏やかに集中したい。そんなことを心に刻む一時でした。あくまで自分の主催してきた公演ではない全く別の機会としての責任とオーガナイズに戸惑いつつ、、エスメラルダで早朝に見た光り輝く海を思っています。大きな波を遥か彼方に、引き潮の波の音がトテモ心地よく、穏やかな暖かい海水に足をひたしていました。そんな一時がトテモ懐かしい。アルゼンチンは現在サッカー一色。今日の上映で街の流れと尚一層、距離ができてしまいました。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.03
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名人形使い師のサラビアンチさんが病気で集中治療室におられます。女優Eddaさんを通じて一緒に御食事をする機会が何度かあったのですが、本当に歳を感じさせない妖精そのものな佇まい、、どうか無事快復して、また元気にブエノスアイレスの劇場を右往左往、闊歩して頂けますように、、今日から始る上映に向けて準備した千羽鶴は、サラさんへ願いをこめてお届けします。初日 Palais de Glacehttp://www.palaisdeglace.gob.ar/kino/index.html 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.02
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帰国して3日目、ようやく落ち着いてパソコンに向かい肩には御馴染みマリオが佇んでいて、、何事もなかったようにブエノスアイレスでの日々に戻っています。とはいえ心の奥深くに刻まれた今までにない穏やかな灯火、、エクアドルのエネルギーはトッテモ特別です。今回は特に大事なものを見極めることができました。今週金曜日より始る映画上映に向けてユックリと煮詰めています。作品の舞台は整いました。後は自然で豊かな波紋を見届けたい。上映期間は、ユックリ新しい曲を作ることに集中したいです。初日 Palaice de Glacehttp://www.palaisdeglace.gob.ar/kino/index.html7月2日(金)18時半 Palaice de Glace11日(日)20時 Centro Cultural Borges17日(土)18時半 Palaice de Glace8月1日(日)16時半 Palaice de Glace5日(木)19時半 Centro Cultural Cooperacion6日(金)20時 Centro Cultural Borges7日(土)19時半 Centro Cultural Recoleta9日(月)19時半 Centro Cultural Ricardo Rojas20日(金)20時 Centro Cultural Borges 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.01
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