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次々と送別会へ、、2度目のエクアドル終了目前です。出発直前、お世話になった御家族に再びカレーを作ることになりました。本当に多くの物語を重ねることができ、次の予定もほぼ決定、2011年8月、エクアドルに戻ることになりそうです。再会が見えているほど、お別れは感動的です。2010年公演の写真をようやくもらいました。新しい出会い、アルゼンチンでの出会い、これまでの物語が全て凝縮された特別な一時でした。明日は再びブエノスアイレス、マリオに会えるのが楽しみです。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.27
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とにかく暑くて重い空気が立ち込めている街でした。街には映画館が一つもありません。暗い映画館内で度々強盗があり、人々は映画館に向かうことをやめました。日常における芸術的な機会がなくなってしまった街、、ブエノスアイレスで出会ったクリエィティブなエスメラルダ出身の多くの友人が何故ブエノスアイレスに住み続けているのか、移住したのか、、そんなことを思い知らされた旅でした。久しぶりの海辺の散歩と、海産物を無心に楽しみ、暑い場所ならではの大きな虫に驚きつつ、、予定を7時間早めてキトに戻りました。もちろん旅の醍醐味、交流は欠かさず、街の音楽学校にてオーケストラの皆さんと交流しました。子供達の純粋な太鼓とマリンバの音色が心地よかったです。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.26
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公演終了、、何時になく大きな節目となる刺激の強い一時でした。初めてカメラを忘れ(正確にはメディアがカメラに挿入されていなかった)当日の模様を紹介することができないのですが、、本当に豊かな公演になりました。参加してくださったアーティスト、ロシア出身のMarianna Akashwilyのバイオリンの音色が未だ耳に心に残っています。初めてチャランゴ奏者と舞台で共演しました。Mauricio Proanoの素晴らしいギターは常に光り輝いてて「ここエクアドルで再会できて嬉しい」と特別な演奏を披露してくれました。お客様が翌日、会場に感動のお便りと自身の詩作品、絵画を届けてくださいました。今日は再びGuayasamin氏の美術館、Hombre de Capillaへ。作品を空間めいっぱい使用した豊かな展示、、Guayasamin氏自身が演出する作品舞台。メッセージが深く心に響いて涙が溢れます。エネルギーを整えて旅に出ることを決めました。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.23
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本番直前フト、先日のフェスティバルの会場で飛んできて挨拶してくれた、ロシア人バイオリニストの女性を思い出しました。電話をしてみると早速、お昼に招待してくださり、そのままリハーサルに突入。3曲を一気に仕上げ、当日のスペシャルゲストとしての参加が決定しました。リハーサルを通じて御家族の方々と合流、実に素敵な方々で素晴らしい音楽の輪が再び広がっています。帰り道、大きな大きなハチドリと遭遇しました。6月21日(月)19時半映画 Amistad del Colibri 上映場所 Casa de la Cultura Ecuatoriana 映画館 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.20
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初めてGuayasaminの美術館に行ってきました。土器など古代の芸術作品、宗教画など自身が深く影響を受けたとみられる作品、コレクションの展示された館を経て、メインのご本人の作品、平和への願いを込めて描かれた作品の展示された1番大きな展示室に辿りつきます。入室した瞬間、あまりの激しさに圧倒され呆然、自然に涙が溢れてきました。 戦争による人々の苦しみ、悲しみ、、ホロコースト、広島、、多くの悲劇とそれを生み出した人々の肖像画。とても深い沈黙の一時、ショックと共に心が洗われました。映画公演まで後3日、、本人の誕生日当日に先日取材を受けた際の記事が掲載されました。新聞社の中にある庭に素敵な花畑があって、そこで撮影が行われたのですが、本当に素敵な写真で2010年、誕生記念の1枚として記事と共に深く心に刻まれる1日となりました。6月21日(月)19時半映画 Amistad del Colibri 上映場所 Casa de la Cultura Ecuatoriana 映画館佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.18
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6日よりエクアドルで大きなお屋敷で暮らしています。家主のEuralia Garalza さん79歳、、頭脳明晰でエレガント、本当に素敵な方です。6月15日、彼女の誕生日でした。同じ屋敷で暮らしている御家族の方と打ち合わせ、例のごとくカレーライスを作ることになりました。夕方から仕込み、お屋敷で暮らしているご家族の子供達と合流、楽団を結成、ハッピーバースデーを演奏、プレゼントはとっておきのマテ茶の入れ物。「今まで生きてきて1番の誕生日だった」とEuraliaさん、涙を浮かべ喜んでくださいました。ホテル滞在の予定が主催者に連れていかれた御宅は一般家庭、4匹の犬、猫、小さな子供が4人はしりまわっていて、、思わぬホームステイにどうなることやらでしたが、、スッカリご家庭に溶け込み、今となっては家族の一員としてトッテモ心地よくすごしています。このご家庭での来客滞在の歴史は深く、軍事政権時代にアルゼンチン人4家族をかくまって命を救っていました。そういったこともあってご家族は大のアルゼンチンびいき。それがトテモ嬉しいし心地よいです。2日後の本日、、エクアドルで本人も誕生日を迎えていますが、数日後に迫っている公演目前、今日はリハーサルもあるので、それどころではないのが正直なところです。6月21日(月)19時半映画 Amistad del Colibri 上映場所 Casa de la Cultura Ecuatoriana 映画館 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.17
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フェスティバルは盛況の元、無事終了しました。反響(フェスティバルCantos del Sur 2010)Mari Sano 最も拍手の大きい一時を演出が、舞台裏はオーガナイズが最悪で気が付くと音響スタッフ一員として走り回っていました。何時出番がまわってくるかわからない状況で、早い時間帯とラスト、2回に渡る出演、9時終了予定でしたが度重なるトラブルの連続で12時終了、、久しぶりに大きな疲労を感じる機会でした。今回のアンデス音楽フェスティバル・メインゲストで、取材の全てにおけるやりとりで必ず聞かれる「なぜ日本人がチャランゴ」、、何度応えても同じ話題となり先に進むことが出来ない。閉じられている視野を開くことの難しさと、切なさに滅入っていましたが、皆さんが喜んで下さっている姿を心に刻み、次のことに集中。本日ようやくオフィシャル招待状が完成しました。6月21日(月)19時半映画 Amistad del Colibri 上映場所 Casa de la Cultura Ecuatoriana 映画館 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.16
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昨日、キト南部の山の頂に位置する学校にて踊るチャランゴを紹介してきました。600人の在籍する小中学校で、いまひとつオーガナイズされていなくて、立ち上げには苦労しましたが、、子供達に驚いた表情、特に低学年のキャーという歓声が忘れられません。前回90周年友好公演の際に音響を担当していたDaniel Donosoさんがサポートしてくれました。伺うことは簡単ですが、よりよいレベルを保って届けることが大切。今後はソンナ機会を模索していきたいと思いました。今日はイヨイヨ本番。フェスティバル主催者との方向性の違いで正直、複雑な心境になることが多かったのですが、今後の展開を模索する良い機会となりました。冒険の大詰め、歴史を刻みたいと思います。昨日から始ったワールドカップ、エクアドルは出場していないので街の様子を見る限り穏やかですが、それでも開会当日の昨日は車通りが少ないと皆さんが話していました。お世話になっている家庭のEuralizaさんはマラドーナの大ファン、今日は我がアルゼンチン、ナイジェリアとの対戦です。エクアドルよりご家族とエールを送っています。6月12日(土)17時 Festival Cantos del Sur vol.3メインゲスト Danza del Colibri 場所 Concha Acustica (FlorVilla)6月21日(月)19時半映画 Amistad del Colibri 上映場所 Casa de la Cultura Ecuatoriana 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.12
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「踊るチャランゴ」についての講演をEscuela Inter Andinoにて行われました。公演ではなく、講演。一文字変わるだけで変わる、この大きすぎる違いに戸惑っていました。依頼された際にはMesaredondo討論会のような事を聞いていたのですが、、到着してからの打ち合わせで実は単独の講演であることがわかりました。翌日オフィスで打ち合わせ、予定表が今日アシスタントで付き添って下さる方に渡され、取材は5本、フト映画などで集中して行われるプロモーションを思い出していました。最後まで豊かな話題を保つため、全ての取材の話題を変えていきました。記者の方が喜んで下さるとき、豊かな時間を演出、役割を果たすことができた、、とホッとします。明日は学校で子供達に踊るチャランゴをお届けします。6月12日(土)17時 Festival Cantos del Sur vol.3メインゲスト Danza del Colibri 場所 Concha Acustica (FlorVilla)6月21日(月)19時半映画 Amistad del Colibri 上映場所 Casa de la Cultura Ecuatoriana佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.11
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3日目、エクアドルで再会を重ねる中で、新しい報告と共に新しい創作を頂いています。2年という年月は、あっという間ですが確実に日々重なっていく仕事の結晶が、結果としてついてくる。ここでは敢えて触れていませんが、常に舞台裏の困難とは背中合わせ。本番まで残り僅か、、フェスティバルへの一抹の不安を抱えつつ、その後の映画上映の準備のため徹夜で作業を続けています。今回のエクアドル滞在で気が付いたのですが、残念ながら治安が非常に悪化しているようで、、歩いていても人々の目の曇りというか、、変化を感じています。タクシー誘拐なども邦人に発生しているようなので、大使館で気をつけるようにと釘をさされました。新聞の記事でも殺人事件の犠牲者が365人に達しているとのこと。以前華やかだった文化施設もガランとしているような、、エクアドルに滞在していることを知った人々から仕事のオファーが山のように届いています。きっと皆さん職がないのかもしれません。何処となく憂いで満ちているエクアドル、、とにかく次の重要な予定の重なっているアルゼンチンへ「無事」なにごともなく帰国することに徹します。6月12日(土)17時 Festival Cantos del Sur vol.3メインゲスト Danza del Colibri 場所 Concha Acustica (FlorVilla)6月21日(月)19時半映画 Amistad del Colibri 上映場所 Casa de la Cultura Ecuatoriana 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.09
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日曜日に到着して既に本番、2日目の月曜日は社会が休日後、元気に始動しているので、早速行われた取材と共にエクアドルに御挨拶、その流れに乗りました。なにより感動的だったのは2008年に2ヶ月に渡って通いつめた芸術施設、Casa de la Cultura Ecuatorianaでのスタッフの皆様との再会。なにより楽しみにしていたのですが、1本目のテレビ局の取材が偶然、同施設内のディレクターのお部屋で行われたので、その足で親しい映画上映スタッフの方々のオフィスへ駆け込みました。突然、あらわれ帽子をかぶっていたので皆さん最初誰だかわからなかったみたいで、気がつかれた瞬間に大騒ぎ! ナンダカ故郷に戻ってきたような、、そんな暖かい気持ちに包まれる中で心身共に2日目、大きく馴染めました。御機嫌に喜んでいるのも束の間、次々と主催者から予定の指示が入ります。午後は地元のラジオ局 Radio Sol の文化情報番組に。規模の小さいラジオ局のためアナウンサーは音響ブースから機材を操りながらの取材、とても器用な人で、よくこんなに色々な事が生という本番の続く場所でこなせるな、、とシミジミ見入っていました。主催者の方と伺ったので、ここで初めてフェスティバルに思いを馳せる情熱を目の当たりにして、再び大きな責任を感じ気が引き締まりました。フェスティバルのメインゲストという役割は正直、初めてで昨日ポスターを見て少々戸惑っていたのですが、今日の取材で何を求められているのかが見えてきました。シンプルに新鮮な風を吹き込むこと、純粋に踊るチャランゴを紹介すると共に、参加されている多くのグループの皆さんとの交流に徹し、豊かな学びの機会として過ごすこと、、女性であること、日本人であることは常に柔らかい扉を開くことができます。きっと彼らにとっては思わぬ「宇宙人」の登場に近いものがあるのかもしれません。6月9日(水)18時 講演場所 Colegio Inter Andina6月10日(木)15時 Canal Vega18時 FM Fransisco Estreno6月11日(金)11時Introduccion Intyraimy場所 Colegio Quito6月12日(土)17時 Festival Cantos del Sur vol.3メインゲスト Danza del Colibri 場所 Concha Acustica (FlorVilla)6月21日(月)19時半映画 Amistad del Colibri 上映場所 Casa de la Cultura Ecuatoriana 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.08
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直前の感慨深い一時は早朝3時に自宅を出発した時点で、どっしりと現実に巻き込まれていき、6時半にアルゼンチンより飛び立ち、空の旅8時間を経て、無事お昼時にエクアドルに到着しました。飛行場に主催者が迎えに来てくれていて、そのままお世話になる御宅へ、、打ち合わせをしつつ御食事をしながら、見せてもらったポスターに驚かされました。思い切り大きくポスターのメインになっている「踊るチャランゴ」 早速なにはともあれ会場の下見にでかけたのですが、、会場はのどかに開けた場所で芝生がとても気持ちが良かったです。でも照明も含めて主催者の話とダイブ違う、、気もするので正直一抹の不安を抱えつつ、、なにより久しぶりのエクアドルの喜びは、高地における体調を整える厳しさに正直滅入っています。少し急ぎ足で歩くだけで心臓が沸騰してくるので、本当に全ての行動をセーブ・・確か前回は1ヶ月ほど身体がなれるまで時間がかかりました。後5日で舞台で踊れるまでなれるかどうか、、本当にどうなることやらの2度目のエクアドルは未知との遭遇です。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.08
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旅の始まりは衣装を調えることから始ります。この瞬間、マリオは異変をキャッチ。肩に乗っている足に力が入り始め、一時も降りないように踏ん張っています。腰をかがめ持って行くもののメモをとっているときも、バランスをとってしがみついています。そして鼻をつついては「どこにいくのさ」 残り2日、心身を整え、マリオと十分すごし、出発します。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.04
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ブエノスアイレス一気に冷え込んでいます。急に寒くなって200周年での色々で疲労していたので、ついウッカリ風邪ひいてしまいました。ブエノスアイレスの母、国営放送理事より「飛行機にのせてもらえないわよ」と緊急処置を教えられました。なんでも玉ねぎは殺菌効果大らしいです。部屋にゴロゴロ大きな玉ねぎを転がして、キウイをガブリ。母に言われたとおり乾いたタオルをストーブで暖め、口に含んで気管支を乾燥させ、御馴染み心配気なマリオがノッシリ胸元にのってきて看病体制。おかげさまで一晩でスッカリよくなりました。病院いらず、、というか我が家は常に戦場の救急病院のようです。それにしても玉ねぎってすごいんですね。なんでもボリビアのある村で悪質の風邪が流行った際に、玉ねぎを置いていた家庭は被害にあわなかったらしいです。お部屋のリビングに玉ねぎを飾りましょう。高校時代にバンドでコピーしていた爆風スランプ、、玉ねぎの歌があったような、、、。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.06.03
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