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早朝、電車で移動していて乗り換えの金山駅には、既にホームに多くの防具を背負った人々が・・道着を着て移動している人も・・ そんな人々の流れについていき、枇杷島スポーツセンターに到着、本当に大勢の高校生や中学生のグループが勢ぞろい、、 場違いな場所に来てしまったかも?・・ ふと何十年前の日々を思い出し、少し振り出しに戻ってきたような気もしました。 全ての夢の始まり・・ 高校の時、出場することが出来なかった「個人戦」 当時は足を使った非常に個性的な剣道で「負けなし」の先鋒を担当。明確に特異な技があり、自信満々試合に臨んでいました。個人でどこまでいけるか、、一度挑戦したみたかったのですが、学校代表には選ばれず、選ばれそうな時も水疱瘡になってしまい・・「一度は個人戦に挑戦してみたい」 その願いが体育大学に進むことにまで繋がったのですが、九州を中心とする全国から集まった名門校の名選手、総勢50名にのぼる強者の中で、夢は尚一層はるか彼方へ。 それから30年後、ふと気が付いたのです。個人戦というものは、個人で申し込みをすれば参加できるものがあることに・・ それが例え僅か30秒の瞬間的なものであったとしても、試合会場に1人、どこまでいけるか・・という挑戦の場所に立つことができ、長年の「夢」がアッサリと叶いました。参加されている方は個人戦とはいえ、皆さん団体でいらしています。中学、高校、大学、企業、、始まる前に揃って練習をされていて・・ 速い、力強い、迫力、その物凄さに圧倒されました。 見学に伺った全日本女子剣道選手権の予選会で「剣道の進化」を目の当たりにしましたが、それは既に中学生、高校生で明確。 才能と実力さえあれば、世代を超えて勝ち取ることができる機会。そこに1人で来て、防具をつけるも相手はなく1人練習・・ さて、この試合のために購入した紅白のタスキはどうやってつけよう・・ 実はそれが一番のシンプルな不安でした。 会場の係の方にお願いしようかと掲示板の前で佇んでいると、周囲の雰囲気とは違った参加者の方2人が声をかけて下さいました。 一瞬で意気投合「試合が勝ち進んだらタスキかえますから言ってくださいね。動画もとりますよ」 再び交剣知愛な出会いの一時。とても親切な剣武館・婦人剣士のお二人はチャレンジとして個人戦に参加されているとのこと。この段別選手権大会は非常に良い体験の機会となるそうです。息子さんが応援に駆けつけていることが尚感動的。同じく試合で現役バリバリの若人女性剣士の打ちを受け、剣道の現在を体感できました。 お相手は某高校の剣道部主将の方で、私との対戦後3回勝ち進んでいらして、素晴らしい剣士でした。しかも今回お世話になっている先生の教え子さんが教える高校の生徒さん。素晴らしさは保証済。総勢550名に登る参加者で埋め尽くされた会場。開会式の愛知剣道連盟会長の御挨拶では「私が剣道を始めたころは女性剣士は、ゼロでした。年々増えて今日はこれほど多くの人がいるだけでなく、練習を見ていると男子と変わりない剣道をしている。そして今後も成長は続いていく」 サッカーも同じくマラドーナの時代とメッシの時代は全くサッカーが違います。比べることはできません。そして既に新しい世代19歳のエムバペが新しい時代を築こうとしている・・ 試合剣道に関しては剣道も同じく・・閉会式までジックリ見せて頂いて新しい剣道時代を体感。その場所に、進化したどころか昔のまま、しかも体力的にも「退化」した状態で現れたことは、「参加することに意義がある」に尽きるのですが、この一区切りによって「心残り」が解決、これで二度と振り返らず前進することができそうです。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.06.30
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早いもので6月最終・・新しい世代に突入してから引き続き、剣道と共に新鮮な日々が続いています。再び春日井の「誠武館」に伺わせて頂きました。女子剣道の「和」の中、幸せで有意義な稽古を重ねさせて頂いて「交剣知愛」な日々。こちらの「日常取材活動」がばれてしまったので、剣道の話題は気兼ねしますが、素敵な機会は何時か振り返るためにも残したいと思うので Dont mind.. この日は皆さんに「忍者」についての考察を御相談。本当に・・海外で1番聞かれる質問の一つで、剣士と忍者の関わりって正統派と個性派ではないかと思っているのですが・・先生のお話によるとスパイとしての集団剣士とのこと。松尾芭蕉も実は忍者だったという話もあるそうで・・剣道家のような、真似っこではない本当の「忍者家」の方に御会いしてみたいものです。非常に蒸し暑い1日でした。久しぶりの日本の猛暑にバテバテで・・ それでも自分より目上の方々が凛々しく動かれている姿を見ると「これはいけない」と思いつつ・・ しみじみ「おばあちゃんはX段の剣士」とかって、孫には誇りすぎると思います。 ふと思い出したのですが日本最高齢の居合道の先生(女性)が愛知万博で演舞をされたとき、取材に伺ったのですが・・あの時と同じ感動を体感中。今週は1カ月に1度おこなわれる、春日井の特別な女性稽古にも伺わせて頂きました。場所は春日井総合体育館。とっても素敵な巨大施設で・・文化とスポーツに力を注ぐ春日井市の勢いが満ち溢れています。彫刻やメッセージに釘づけ(大ファンのサッカー中田英寿選手の写真も発見)・・すっかり春日井ファンとなりつつある今日この頃。 中高年剣道大会で御会いした方々とも再会、そんなアクティブな春日井女性剣士の皆様の先頭を切る女性剣士・中村先生に教わることができました。「お話をした後に爽やかな気持ちになる」という噂を伺っていましたが、噂通りのお人柄と剣道に衝撃。この貴重な機会と1日は一生、忘れないと思います。そんな爽やかで清々しい1日の終わり、日本VSポーランドの試合を観戦。祝・ニッポン決勝進出!! とはいえ先日と違って複雑な心境です、、 ブーイングもカナリ起こっていましたが、、お金を払って試合会場に見に行ったら、パスをまわしているだけの試合は見たくない・・ 一瞬たりと面白くない時間を過ごしたくない・・ とはいえ学生時代に団体戦で絶対負けられない場面で、つばぜり合いを繰り返し、引き分けで終わろうとする場面を見たことがあります。剣道でもありました・・ 現在の規則では反則をとられると思いますが・・ 今度の稽古で女性剣士の皆さんに御意見を伺ってみたく思います。 再び土曜日は試合出場予定・・ 挑戦はちどりの巻佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.06.28
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20年という時の流れがどれほどのものなのか、、 全ては多くの時を経て形になっていくので、生きているものは一目瞭然な時の流れを確認できますが、亡くなった人は、ピカピカだった墓石が多少くすんできていることや、コケが生えたり etc 風情はでてきたり、物質的な変化はあっても、あの日のまま・・動かない事実「1998年6月25日没」。20年後の命日に、白アジサイの美しさが収まりました。帰国して1カ月間、そんな動かない事実との対話を進めてきました。景色の中に、資料の中に探し求めてきましたが、未だ多くのことは想像の域。きっとこういう気持ちだったのだろう、、きっとこんな景色を見ていたのだろう、、後僅かの滞在で少しでも明確な「事実」に触れることができれば・・ そんな父の「メキシコ物語」が、メキシコ国立大学で出版される本に加わろうとしています。父だけでなく共通点のある方々の物語と共に「1968年物語・50年後の告白」メキシコに、わかちあえるより良い結果を持っていけるように、残りの滞在で前進できますように・・墓前に御約束。 帰り道、親しくなったネコさんが素敵に見送ってくれました。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango</a
2018.06.25
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既に続々と16強が決まりつつある今日この頃・・ 注目している各国代表の試合開始を待っている間に、チャンネルを変えて何となくテレビを見ていると、耳を疑うトンデモナイ「歌詞」を歌う女性グループが登場。これって公共放送でオンエアして良いものだろうか?・・というのが先ず驚きの第一点。 それから他のチャンネルに変えてみると、全て同じようなグループが、同じような笑顔とリアクションで出演中・・ 帰国する度に理解できないことに遭遇しますが・・ふと空を見上げると月が満月に近づいていて素敵に輝いていました。電車の中では常に皆が携帯を眺めている状況ですが、必ず1人か2人、車内で本を読んでいる人を見かけるとホっとすることを思いだしつつ・・ テレビを消して本を読もう・・図書館の資料室で北川民次さんの「メキシコの青春」を借りてきました。これが実に目の覚めるコラムで・・ 冒頭の民次さんの御挨拶に「この国(メキシコ)にはちょっとやそっとでは変動しないものが底に根を張っていて、この動かない根にかじりついていたのは、それが本物だからです」とあるのですが、「動かない根」はメキシコだけでなく日本もあるはずで、剣道もそのひとつではないか・・とシミジミ。そんな周波数の一致と研究を兼ね、再び週末に様々な機会に伺ってきました。大須駅の最寄りにある中スポーツセンターへ。栄駅から歩いていったのですが、この近辺は道端に素敵な表示が沢山、素敵な神社も沢山、名古屋観光ハチドリ To be continued.. 特に白龍神社のことをメキシコの学生に伝えたい。 「居合道段別選手権大会」が開催されていました。ビデオでは何度か見たことがあるのですが、生で見るのは距離があっても体感できるものが大きく違います。集中した熱気と風を切る真剣・・しかも、そこには少年、少女の姿もありました。これこそ本当のサムライワールド。剣道のように剣を交えることは不可能なので、審判はどちらのレベルが勝っているかで勝敗が決まっていきます。剣道形のように、間違いがなく、美しく、、そして多くの審査基準があるそうです。試合前、剣道連盟会長の「日常生活を正しく生きることが一番大切な修行」というお話が心に刻まれました。きっと「形」には日常が現れてしまうんですね・・ 少なくとも今後アニメNarutoを見て剣に憧れた海外の方には居合道をお薦めしたく思いました。 翌日は「中高年剣道大会」。こちらは出場できる年齢制限があり、男子は60歳、女子は50歳から参加できます。とうことで・・年齢に達した記念と個人的な「夢」を叶えるために参加させて頂きました。 多くの特別な審査員の方々の目の前で行なう勝敗のない試合、、非常に緊張するシチュエーションが「半端ない」状況。 海外向け御挨拶と御報告(映像)https://youtu.be/NvkHZseTbLI表彰された方々の記念撮影模様、、厳しさの中、暖かな場面を目撃する度に「交剣知愛」の愛知県で剣道ができることの幸せを実感します。今日も素敵な出会い・再会に恵まれました。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.06.24
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サプライズの続くワールドカップ、毎日3試合が夜9時から明け方まで・・ 再放送もありますが、やはり歴史的瞬間は実況中継に限ります。 メキシコ勝利興奮の翌日、再び劇的な日本の勝利。渋谷センター街での賑わいや、各地での大スクリーンでの応援模様を垣間見ていて、日本からメキシコに本田選手の試合を見るために訪れていた方々を思い出していました。 試合会場で取材させて頂いた皆様は、もしかしたらロシアまで行っているのかも・・ 取材を通じて情熱的な多くの日本サッカーファンの皆様にお会い出来ました。初戦コロンビアを想定して行った特別取材が直前に掲載されました。取材1年間の集大成ともいうべき流れだったので「無事終了」ほっとしています。コロンビア代表として先発メンバーとして活躍しているパチューカの名デフェンダー、オスカルムリージョ選手に直撃。親しい現地記者と共に特別な機会の演出に至りました。https://www.nikkansports.com/soccer/russia2018/news/201806190000122.html引き続きパチューカに所属することが決定しているオスカル選手の活躍を願うパチューカ。一方、パチューカを退団することが決定している本田選手にはやや冷ややかでしたが、得意のコーナーキックからのアシストが見事決まったところでは、お馴染みなパチューカファンから「戻ってきてHONDA」などの反響があがっています。コロンビアvs日本。先発で出場していたオスカルムリージョ選手、この日はパスミスなど失敗も多く、やや精彩に欠いていたようですが・・ワールドカップ直前の親善試合に負傷したオスカル選手、怪我の方は完治されたのでしょうか・・ 取材時には「応援ダルマ」を「転んでもすぐに起き上がる元気の御守りです」とプレゼント、喜んで頂けました。強豪国が次々と思わぬ敗戦、苦戦を重ねる日々・・メッシPK外しも然り、ハメス選手も負傷中のためイマヒトツ。 一方、予定通り、それ以上の活躍を確実に見せるポルトガルのロナウド選手。 日本での「和」なサッカー鑑賞レベルに驚かされます。解説に岡田監督や元代表選手、的確なコメントと試合内容の説明は勉強になりますし、世界各国のチームを楽しめる体制が整っていて、本屋に並ぶ多くの雑誌は選手1人1人の解説や各国の説明が素晴らしく、決して自分の国だけに固執しない報道が素晴らしい。「サッカー愛」が日々高まっていく日本。ワールドカップは始まったばかりですが、出来る限り全ての試合をきめ細かいワールドワイドな報道と共に生で目撃したく思います。昔はマルデ戦争のような各国の勝敗のみに囚われた状況でしたが、現在は各国の健闘を称え、選手の素晴らしさを楽しむことができる、そんな平和サッカーの土台となる報道の「和」をメキシコサッカーで学ぶことができました。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.06.20
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話は前後するのですが・・ワールドカップが始まってから、毎晩のように半徹夜で物凄い試合を目の当たりにする毎日。興奮と感動でアドレナリンもヒートアップ。疲労蓄積に気が付かず、今日は稽古中に「足をつる」という初体験でリタイヤ・・ それにしても本当にメキシコvsドイツの試合には興奮しました。司会者一同、呆然とする思わぬドイツ敗戦・・メキシコの歴史的な勝利に地震が起こるほど盛り上がったメキシコ。試合中、試合後にメキシコの皆さんと交信し続けています。そんな劇的な試合の翌朝、女子審判講習会で遭遇した長沼先生の御紹介で、春日井の剣道場「誠武館」に伺いました。この間、辿り着けなかった弥冨の試合会場のようなことにならないように・・今回は念入りに下調べしたところ、名鉄バスで最寄りにいける模様・・ 初めて訪れた春日井駅には、改札を出たところに大画面が設置されていて、ここでワールドカップでも観戦するのではないか、、という近代的な佇まい。駅前のバス停よりスムーズに名鉄バスにも乗車できました。しかも、停留所・下原元町は道場の「目の前」・・という感動的な場所でした。父の墓にも刻まれている「誠」という文字に惹かれます。広々とした道場に女性剣士の方二人が既に到着されていて暖かく迎えて下さいました。続々と訪れる女性剣士の皆様、、(その数15名前後)毎週火曜日は「婦人部稽古」ということ。素敵な先輩な熟年女性剣士の皆様が揃っていらっしゃいました。基本稽古がジックリと研究しながらできる非常に貴重な機会に感動。終ってからの交流会で防具を外された皆さんは、マルデ別人。和やかな輪に入れて頂いて感激。今日もメキシコ「鹿の目」をお届けしつつ、頂いた「皇室チョコレート」をメキシコに持っていかせて頂きます。皇居で草取りボランティアに参加された方がいらっしゃいました。60歳の記念に剣道を始められ既に2段を取得されている方の物語など・・ 女性剣士の皆様の青春Forever、日々鍛錬な素晴らしさに触れ、50を迎えたばかりの若造は反省しきりです。 今日はイヨイヨ、日本VSコロンビア。本田選手を通じて1年間ワールドカップ目撃に照準を合わせてきて、メキシコ代表選手のことも自然に深めることができ、ドイツに勝利したメキシコの試合終了には一緒になって涙。メキシコの皆さんと交信、分かち合う一時・・そんなメキシコからは続々と日本・大阪地震への御見舞いメッセージが届いています。昨年9月に大地震に見舞われたメキシコは世界の地震情報に注目しています。未だ警報機が度々と鳴りハラハラと過ごしている今日この頃。 ニュースを追いかけていますが、関西の多くの方が避難生活を送られているとのこと・・ 日本選手も大阪チーム所属の方もいますし、本田選手も摂津市ご出身。何かできることを模索、そしてこれ以上の余震がないことを祈るばかり・・ 佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.06.19
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南米各国では重要な一区切りとされる年齢は、成人式にあたる15歳、、そして次に50歳(半世紀としての意味でしょうか)に盛大な御祝いが用意されます。そしてメキシコでは年齢に拘らず早朝、マリアッチ音楽「マニャニータ」という偉大なテーマで目覚めの「朝一番」に祝うことを縁起が良しとするそうで、朝から楽団を呼んで高らかに歌い、そして踊る皆さんに驚かされます。メキシカン音楽が好きだった父もメキシコ留学後、こんな写真を撮影していました。(マリアッチの衣装Charro)今日は50回目の父の日となりました。この日は瀬戸武道館で朝10時から日曜稽古に参加させて頂きました。尾張地区の合同稽古もあり、14時まで濃厚な稽古の一時。体重が以前より増えていること、跳躍力も含めて以前と状態が大きく変わってきて、、年齢追加と共に更新される心身にアラタメテ気が付く機会。出来ること、出来なくなってきていること、、前回は無理をして怪我に繋がったので、今回は特に冷静に様子を見ながら、調整と研究、何よりも剣道を通じたよりよい交流の日々となりますように・・ 稽古の後、父の日ご挨拶。夕方の墓地は涼しく特別な景色が広がっていました。多くの方が父の日に寄せて訪れたのでしょう、、真新しい花が活けてある場所が沢山。今日は母庭に咲く白いアジサイと新作の羽ばたきと共に御約束。あと数日ですが、引き続き煮詰める日々を送り、成果をメキシコに持って帰り、バトンを繋げたく思います。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.06.17
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今週は体調が悪く大人しくしていたのですが、瀬戸の放送局ラジオサンキューを聞いていて、どうしても尾張瀬戸へ行きたくなりました。 ラジオでは瀬戸商店街の方々へのインタビューや地元の声が非常に深く暖かく紹介されていて、メキシコからも時折インターネットで聞いているのですが、きめ細やかな取材が魅力的。まずは瀬戸市の老舗楽器店・ハヤカワ楽器へ。 メキシコで関わっている学生舞台制作の音楽担当者がオカリナを探していて、陶器製のものも良いのですが、自分が普段使用しているプラスチック製が長丁場となる舞台で割れることもなく、安心できるものになるのでは、、とはいえ現在使用しているものはアマリに愛着があり、思い出もあるので同じものを日本に帰国した際に手に入れようと決めていました。 膨大なアコースティックギターと「ココならでは」の品揃えの楽器の数々・・ 時は流れ、楽器類は大きく縮小され、お履物が中心になっていました。(それでも驚きのエフェクターの数々は健在)オカリナは貴重なセラミック製のものはありましたが、以前ここで手にいれた独特のプラスチック製のものは既になく・・ 万博の頃までの膨大なギターの並んでいた頃の御店を懐かしく思い出しつつ・・末広商店街へ。「古き良き」佇まいで溢れる店並。品物も老舗感タップリ。文房具屋・双葉屋さんの軒先に素敵なツルが飛んでいました。その下に並ぶ友禅和紙に釘づけ。優しい色合いの品のいい模様の和紙の数々。品揃えの豊富さと親切なご対応に感動。メキシコでの「羽ばたき計画」のお話なども聞いて頂きつつ、「鹿の目」と「願い星」を交換。これから通い詰めてしまいそうです。 大力屋さんで衝動買いをした「ういろう」も今まで食べたことのない柔らかな弾力感と優しい甘さで最高。そして瀬戸ノベルティー倶楽部で個性的な招き猫を発見。瀬戸の末広商店街の魅力に釘づけ・・商店街を後にしてフト、もっと奥に進んでみたくなり・・瀬戸川を辿ってみると陶祖公園に到着。あまりに有名な場所なのですが実は初めての訪問でした。なんとそこではサルが飼育されていて、しかも名前がソックリ我が家族と一致していてビックリ・・そんな感動的な一時を映像に・・ https://youtu.be/1s6KE9R31-M瀬戸市出身ですが、発見と学びの一時を日々重ねることができる街に感謝。いつか何かの機会にお役にたてるように日々精進。そんな次の世代に入る直前の約束な一時。 ワールドカップが始まり熱戦の続く興奮の日々。ここ数年見続けているスーパースターの皆さんの最期のワールドカップ。様々な変化を目の当たりにしつつ.. 時代は巡り、目撃を重ねながら、日々黙々と前進あるのみ。双葉屋さんの友禅和紙で新作が誕生、柔らかな手触りで気にいっています。新たな飛翔を模索します。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.06.16
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日曜日に愛知県の道場対抗試合が開催されるとのこと。審判の勉強も兼ね、試合を見学することを楽しみにしていました。場所は十四山スポーツセンター。地図で検索すると弥富町という三重県よりの場所にあるらしい。 名古屋駅で近鉄線に乗り換え、一番最寄りと思われる佐古木駅へ・・ 駅からはバスで行けるかも・・ とにかく全ては「駅に着いてから検討」という無理のある状況でしたが、やはりこれは無理がありました。まず駅員さんにお尋ねするも「聞いたことがない、どこですかそれ」 今まで誰もスポーツセンターに駅から向かう方はいなかった模様。思った以上に愛知県は車社会なんですね。タクシーも駅前に停まっていないので電話で呼ばなければいけないという、、とはいえ周囲には公衆電話はありません。(帰国する度に公衆電話が減っていきます) 駅員さんはトッテモ親切な方で、このお初な質問にワザワザ駅を出て調べて下さり「唯一コミュニティーバスが近辺を通るのですが1日に1本で4時間後に出発です」 仕方がないので少し大きめの隣駅に移動することにしました。富吉駅に到着・・タクシー乗車の場所はありますが、貼り紙があり「止まっていることもありますが、コチラに御電話をお願いします」公衆電話もありました。電話で事情を説明すると、タクシーが駅にくるまで30分程かかり、現地までは2000円ほどかかるそうです・・ まずは休憩。駅前のシャッターの閉まった多くの店、そして時計のオブジェなどを撮影(秒針がユックリと周る素敵な時計)コミュニティバスは一日2本、福祉センター行きのみ、、人の賑わいが去ってしまった場所の模様。 予定を変更、「名古屋駅へ戻り歩いて栄駅まで行こう」。再び乗車した近鉄で「置き鶴」をしながら決めました。(今思えばコレは予兆だったのかもしれません)久屋大通りを歩いていると「平和行進がやってきます」という車が登場。原子爆弾のない世界を訴えていました。まるでJulio Martinezくんの作った映画「広島のビジョン」の世界にタイムスリップしたような状況が・・ 暫くすると多くの方が名古屋方面から本当に歩いていらっしゃって、思わず持っていたカメラで撮影。 スタッフの方にお声をかけつつ、お話を伺いつつ、、御一緒に暫く歩いていると、反対側からも別の行進が訪れ合流、そこでお別れして栄に向かいましたが、いつかユックリお話を伺えれば、、と思います。8月ではなく6月のこの時期に行進されている方々がいらっしゃる。栄オアシスでは多くのアーティストの方々が絵を描いていらっしゃいました。実演販売、、その数100人。100 artists live point こんなに才能豊かな方がひしめいている・・という、切磋琢磨な厳しい状況を目の当たりにしたような・・圧倒される光景でした。 暫くすると会場には何とプロレス興行が登場・・ 鈴木みのるさんという魅力的なレスラーの方が中心となった鈴木軍の皆さんがタッグマッチを展開。会場には多くのファンが全国各地から訪れていらっしゃいました。プロレスが終ってから即、ご本人が直々グッズを販売されていて、ファンの方々と交流の一時。日本で見る初めてのプロレス、、ファンの方々の様子も含めて興味津々。後から調べていて・・鈴木みのるさんと生年月日が全て一致とわかり感動。 インターネットで情報は手に入りますが、実際に街を歩いたり、出かけてみると、心に深く刻まれる事が沢山・・ 試合会場に辿り着けなかったのは残念ですが、今後もめげずに冒険を重ねたく思います。 余談ですが名古屋駅のナナちゃん・・健在でした。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.06.10
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土曜日の午前中、早めに伺った瀬戸武道館で待っている間に思い切り大掃除に至ってしまいました。気が付くと3時間、待てど暮らせど誰も現れず・・ 落ち着いて壁にある貼り紙を確認したところ、稽古は土曜日ではなく日曜日でした..。 道場の掃除はトテモ楽しかったのでよしとして・・(壁にかかった瀬戸市民憲章が素敵でした) その影響でこの日は「お掃除日和」とばかり、父のお墓も大掃除。刻まれた「誠は人の道なり」をシミジミ。UNAM大学で制作したものを見せながら多くの質問が浮かびます。 聞きたいことは盛り沢山、かといって生きていたら応えてくれたでしょうか・・Bowing in the wind 答は風に舞っています・・父のメキシコ時代の写真はドレも輝いていて素敵です。(娘ばか)本当にUNAM国立大学が好きだったことが伝わってきます。特にこの中央図書館・・つい先日ココで授業を行ったとき、父も一緒にいる気がして仕方がなかった。お墓には人ゾーンと犬猫ゾーンがあり、本物の猫さん達もくつろいでいて非常に絵になる光景が広がっています。この日は人ゾーンよりも多くの方が犬猫ゾーンに御参りに訪れていました。家族の大事な大事な一員であった犬猫さん達の存在感の大きさを想います。我が家の猫・トラさんとクロさん、カモのPancho Poncho、はちどりPachu、、疑いも迷いもない純粋な愛の交信の日々は貴重。瀬戸の大自然の緑が爽やかで、至る所で聞こえる水の音に癒されます。山から流れてくる湧き水が川となり、水田となり、蓮を浮かべる池となり、、自然のキレイな水で溢れる瀬戸市。 水音に囲まれて過ごす日本での日々・・お墓に向かう途中に人が1人だけが通れる細い赤い橋がありました。100mほどありそうな長い橋。結構なにげに風で揺れていますし、きっとこの辺り夜は真っ暗になるのでしょう・・「夜間の一人歩きに注意」とのこと。 とてもじゃないけど1人で夜、ここに来ようとは思いませんが実に不思議な佇まいです。ちょっとしたサプライズスポットかも..。気が付くと、いよいよワールドカップ目前ですね・・佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.06.09
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久しぶりに試合に参加させて頂くにあたり(実に32年ぶり.. 高校以来)フト必要なものがないことに気が付きました。当時は部活を通じての試合だったため、当たり前のように使用していた学校の紅白タスキは個人で用意しなければならないし、竹刀も試合に相応のものを・・ 最寄りの武道具店を検索、ナゴヤドームの傍に著名な剣道具店があるらしい・・大曾根駅から徒歩15分ほどの場所にある「伊藤繁吉商店」お店HP に到着。膨大な竹刀の品揃え、、全てのサイズが揃っていて、男子用、女子用など、わかりやすい表示。様々な竹刀を実際に持ってみてコレホドの大きな違いがあることを実感。握りが太めで、重心が手元にあり、すごく一体感を感じた「撫子」という竹刀、そして一度ためしてみたかった短めのもの「天狗」を一本。(37竹刀、合同稽古の際に「身長が低いのだから規定に添わなくても短めのものが合うかもしれない」とセンパイに言われたことを思いだしました) そして既に竹だけ持っていた「宗則」の3本に、柄皮など全てをセットして頂きました。特別な機械も使用してシッカリ創って下さいます。創業100年の歴史ある剣道具店。メキシコからの御土産「鹿の目」をお世話になった御礼にお届けすると、お店の特性「てぬぐい」をくださいました。折りたたむと「道着」になるという感動的な手拭い。「また御縁がありますように」と丁寧に見送って下さって、、忘れられない竹刀3本の思い出を胸に試合へ、そしてメキシコに向かいたいと思います。伊藤繁吉商店さま、ありがとうございました。個人的には・・今回は特に父のことも想っているので(20回忌)辰年な革製の鍔も購入。お供えしつつ、竜と共にハチドリ飛翔の巻。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.06.08
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メキシコサッカーで常に話題となっていた審判の問題。審判の間違いや横暴で試合が180度転回してしまうようなダメージを受ける機会の数々・・最近では各国でVARが使用される事となり腑に落ちない件をジックリ確認した上で判定できるようになりつつあります。それでもメキシコでは試合のリズムを失わないように etc 未だ導入には至っていません。日本で野球の試合を見ていて、監督の抗議でビデオを確認する場面がありました。バントをしようとしたバッターがデットボールなのか、バント失敗なのか、、という場面。(結果デットボールになりました)野球界でも導入されているビデオ判定。 今回はメキシコからサッカーボールを持ってきて家の前に時折ボールを蹴っては、見てきた様々な試合を思い出しつつ、間近なワールドカップを楽しみに待つ日々。帰国して即、剣道審判講習会に参加しました。 剣道界ではビデオ判定はありませんので、講習によって質を高めるにつきます。剣道だけでなく武道はキット今後もビデオ判定ではなく、審判道として切磋琢磨する方向性が相応しいのでしょう・・と想像、この日は女子のみでの審判講習会でした。「結果は試合者が決める」という前提。その一言が心に刻まれました。審判はあくまで試合者の決める結果に忠実に従う上での判定。素晴らしい基本方針だと思うのですが、間違ってしまっては元も子もありません。そんな紛らわしい機会の数多くを、実際に行われる試合を通じて確認。クリエィティブな皆さんは試合の中で演技も織り交ぜ、場外反則などのケースにも対応。より美しく正しい審判を目指すために、旗の上げ方や、まき方なども厳しく指導を受けました。体験を重ね、審判道を磨く機会は極めて少ないと思うので、これはヒタスラ試合に伺って見て学ぶのみ。Youtubeなども利用しつつ、マイ審判旗を買わなければ.. 「愛と知性で、楽しく明るい剣道を・・」 4年ほど前に初めて参加した女子合同稽古で剣道連盟の方が話されていました。 その一言にトッテモ感動したのですが、この日も多くの女性剣士の皆さんの佇まいに、愛知県で育まれている女性剣士のモットー、「剣道友好の和」を感じます。素敵な方々に出会える機会に感謝。佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.06.06
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今回の帰国本命の一つ、調査研究に欠かせない「剣道」 早速まずは見学からスタート、東山公園駅最寄の千種スポーツセンターで開催された全日本女子選手権の愛知県予選に伺いました。試合を通じて武道館やスポーツセンターに伺うことで、行ったことのない愛知県の様々な場所を巡ることができるのですが、スポーツ施設の地域における意義や人の流れに興味深々・・貫禄のある多くの強者が集う状況に興奮。企業や大学、警察に所属する方々、、皆さん学生の頃から代表や主将として剣道を背負ってきた方々ばかり。まさにエキスパートとはこのことで、鋭い攻めと意表をつく技の数々に圧倒されました。 特に「突き」や「左銅」が女子の試合でコレホド繰り出されるのは見たことがなく、女子剣道が日々更新されていることを実感。決勝戦は女子も男子も警察官の方同士、皆さん敗戦の後は帰宅されるので、ほぼ警察官の方々のみの表彰式でした。 駆けつけて下さった地元剣道のセンパイと御一緒に観戦させて頂いて、感想なども分かち合いつつ、貴重な機会。終ったあと即、日進へ。アーティスト伊藤ちづるさんの「メキシコスペシャル」な食展、そして最新の個展に間に合いました。日々発信されるアート推進な場所が各地に存在していますが、そんな隠れ家的な場所「日進木箱商会」、素敵な発信者の方々が集って賑わっていました。 http://nisshin-kibaco.com/メキシコから持ってきた「羽ばたきプロジェクト」の即報とベースとなる模型をお届けしつつ、嬉しい再会と新しい出会いの一時。 いつも出会いが何時の日か、特別な「機会」として開花する日を夢見ています。それはきっと今は妄想でしかないのかもしれませんが・・長い長い年月を経ていく中で、ある日パッと閃く流れに身を任せ、前進あるのみの煮詰める日々 to be continued... 佐野まり http://www.facebook.com/danzacharango
2018.06.03
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